IPnuts取り合えず外へ
取り合えず外へ
器材用意
- フレッツ編(YahooBB等では一部設定方法が違うようです)
- テスト環境はNTT西日本 Bフレッツ・ファミリー100です。
(公式の過去ログを見るとBフレッツでPPPoEが上手くいかない場合があるようなので、あえて環境を書かせて頂きました)
- 追記
NTT東日本フレッツADSL+OCN-IP8でも動きました
- テスト環境はNTT西日本 Bフレッツ・ファミリー100です。
- ハード構成(PCが1台の場合)
LANカード 2枚
LANケーブル 2本(モデム-ルーター間、ルーター-PC間用 各1本)
※ケーブルの種類を自動で判断する「AUTO MDI/MDI-X」機能がLANカードに無い場合、ルーターとPCの間はクロスケーブルを使用する必要があります。
- CD-ROMからの起動の場合、保存ファイルはFDにされます。準備としてCD-ROMのFDをFDにコピーして置きましょう。
また、PCによってはFDの次にUSBデバイスを探すようです。そちらに保存することも出来ます。
接続
ブロードバンドモデム又はONU(回線終端装置)とPCルーターのLANカードをケーブルで接続します。
殆どの場合、カードが2枚だとPCIスロットの番号が若い方(通常CPUに近い方)がWAN、次のスロットがLAN用になります。
※ただし、計3枚以上のLANカードを挿した場合、LAN側の番号は入れ替わる場合が有ります。
IPnutsにDevice「eth0」と認識されたLANカードからしか、ブラウザを使ってWebadmin(WEB管理ツール)にアクセス出来ません。
自分で設定出来ない?のでケーブルを繋ぎ変えるなどして対処して下さい。
カードの番号振りは自動ですが、LANカードのメーカーが違う場合は、モジュールの読み込み次第で番号も変わるようです。
- その他
殆どのモデム(ONU)にはAUTO MDI/MDI-X機能が付いていますが、手動でスイッチを切り替える製品もあります。
ルーター機能付きモデムは、ルーター機能を無効にして下さい。モデムを新規に購入しなくても使いまわせると思います。
起動前の設定
- 使用するメディアに合わせ、起動する順番をマザーボードで設定しておきます。
FDD版ならFDD、CD-ROM版ならCD等に。
起動後の設定
Webadminにアクセス
- ブラウザ(IE6以上を推奨)のアドレス欄に192.168.0.1かhttp://192.168.0.1/と打ち込み、Webadminにアクセスします。
ダイアログが出ますが、初期設定は以下の通りになっています。
- ユーザ名 webadmin
- パスワード free
- ユーザ名 webadmin
※もしタブブラウザを使用していて、ページが正常に表示されない場合はIE等の非タブブラウザを使用してください。
PPPoE設定
- PPPoEのIDとパスワード設定
- 左の設定項目一覧からデバイス(Device alias group画面)からPPPoEに移動
- PPPoEの№1のチェックマークをクリック
- Nameに適当な名前(日本語以外)を入力
- PPPoE ethernet portを2 eth1-OUTに変更
- LoginIDにプロバイダから貰ったID(例 xxxx@excite.co.jpなど)を記入
- Passwordに同じくプロバイダから貰ったパスワードを記入
- (comfirmation)にもう一度パスワードを記入
- Use DNS from PPPoE ※通常はチェック済み(参考画像に注意)
PPPoEによって渡されるDNSサーバのアドレスを使用する場合はチェックします。
ここにチェックするのはポート番号を指定したPPPoEデバイス中で1レコードだけになるようにしてください。(マニュアルからの引用)
- Default Gatewayにする場合はチェックを忘れずに。通常はチェック済み。
[詳細設定]-[ルーティング]でも設定できますが、どちらか一方でのみ設定してください。
- 通信速度の上がるkernel mode(option)にチェックを入れる事をお勧めします。
ただしマルチセッションをする場合、チェックは1箇所にして下さい。
また、チェックを入れると入力したMSS値は無視され自動で設定されます。 最後にSaveボタンを押して、設定を保存します。
- 左の設定項目一覧からデバイス(Device alias group画面)からPPPoEに移動
- PPPoEの割り当て
- デバイス に戻ります。
eth1
selectedをOUTから<<ボタンをクリックし、selectedに何も表示しないようにします。
- pppoe0
device port numder(0-99)をno useから3に変更します。
その横、not selectedからOUTを選び>>をクリックしてselectedに移動させます
- pppoe0
画面下のSaveボタンを押します。
ネットワーク基本設定
左の一覧から基本設定をクリック。
IPnuts取り合えず外へ/040831-03.png
- IP Address of devicesのdevice eth1のstatic/dhcpをotherにし、Saveをクリック。
IPnuts取り合えず外へ/ネットワーク基本設定.JPG
- IP Address of devicesのdevice eth1のstatic/dhcpをotherにし、Saveをクリック。
DNSマスカレード
- 左の一覧からDNSマスカレードをクリック。
- 有効/無効欄の「□有効にするにはチェックしてください。」にチェックを入れます。(※1)
- ここで一度Saveボタンを押します。
同じ画面の上、「操作欄」の起動をクリック。(※2) IPnuts取り合えず外へ/040831-05.png
- Saveボタンを押します。
設定の保存
左の一覧から「設定の保存」を選び、設定をFDに保存します。
ネットワーク再起動
最後に左の一覧から「設定変更の実行」を選び、移動した画面で「ネットワークを再起動します。」をクリックして実行します。
切り替わった画面の一番下に「-- 終了しました --」が出れば完了です。
確認
左の一覧から「最初に戻る」を選び、DNSサーバーが表示されていれば、外に出られるハズです。