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メタルサーガ METAL SAGAのエロパロ その6

1 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/06/15(日) 01:48:56 ID:z9VI3EbI
メタルサーガ METAL SAGAのエロパロ その6

ここは「メタルサーガ・シリーズ」のエロパロ作品を投稿したり語ったりするスレです。

砂塵の鎖、鋼の季節の他、旧作「メタルマックス」シリーズ(1・2・R)も許容範囲です。
ところでそろそろ新作が待ち遠しいですね。

◇◆◇ 注意事項 & 推奨事項 ◇◆◇

・書きながらのUPはやめましょう。一度ローカルで書き上げてから一度にUPお願いします。
・余裕があれば名前欄に 現ページ数/総ページ数 の記載を推奨します。
・当スレでの主人公名は「はんた」がデフォルトになっていますが、強制ではありません。
・内容に偏りがあると思われる場合、傾向を予告しておくと無用なトラブルの回避になります。
(グロ・スカ・強姦・SM・女人化・ボーイズラブ等、読み手を選ぶと思われる作品は要予告!)
・アップローダーを使用される場合、作品の紛失事故に備え、作者は原版を大事に保管して下さい。

◇◆◇ 参考までに ◇◆◇

・エロ成分が圧倒的に不足しています。煩悩を忘れてはいけません。開放しましょう。
・扱うキャラに偏りが出ています。シャーリィやメグ達も愛してあげて下さい。
・当スレの過去作品は、リンク切れした(流れた)作品を含め、下記保管庫にて保管して頂いています。
管理人様に感謝です。

前スレ

メタルサーガ METAL SAGAのエロパロ その5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178159055/

保管庫

ttp://mseroparo.schoolbus.tv/
2 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/15(日) 03:40:30 ID:HlzEeg7K
   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>   ゆっくりしね!!!         <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
3 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/06/15(日) 09:01:28 ID:Xk9NVNcu
なんやそれ!!
4 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/06/15(日) 09:02:29 ID:Xk9NVNcu
くひゃぁぁぁぁ!!
5 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/15(日) 17:34:25 ID:Rzs86c0O
萌えないし、幼馴染じゃない。
なのに乳だけはある。
シャーリィってのはずっとそうだったわけヨ
仲間の連中もむつかしーコトは言わねえアホーばっかで
ルージュフラッグイベントで本気の仲間になって、家購入イベントで貢ぎ可能なキャラにチェンジ
ある意味シャーリィはソコが頂点なのヨ
あの頃マジにトリカミにもキャノンエッジにもシャーリィ以外の女ソルジャーはいなかったから。
服を着せられるようになってもっと良くなったが、もうアルファがいるワケだろ
もうシャーリィは突出したカンジじゃあないのヨ
なんかくやしいわけヨ
幼馴染やロボ娘にナメられちゃイカんのヨ
シャーリィ命って奴は世の中に まァ ゴマンといるが
ことシャーリィがヒロインとして最高と思ってる奴は少ないと思うヨ
年増だとかホルスタインとか
みーんな自嘲的に笑ったりしてナ
で 他のヒロインに乗り換えた時気づくのヨ
アレよかったって。
そして戻れる奴は再びシャーリィを仲間にするし、
事情が許さず戻れない奴も、ずっと忘れないキャラになるのヨ
突出していたのはシャーリィの乳だけじゃなく
その存在そのものなんだったと気づくのヨ
6 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/06/16(月) 01:06:51 ID:vb8N7Xba
↑弾丸ミッドナイトw
7 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/06/18(水) 23:12:11 ID:dwHCeGjP
砲手
8 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/06/20(金) 21:44:05 ID:47S9I6J5
アルファ シャーリィ禁止令発動 ラシードとおともだち

てなわけで保守

9 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/21(土) 16:30:43 ID:g5e7LP9U
過疎で、投下のない現状なんか
忘却の彼方へ葬り去りてぇ。
…誰しも眠れない夜を体験するものさ。
そんな時はhokankoに来な。
READING ALL LOGS TOGETHER!!

というかこのペースだと即死するんじゃないかい?

大丈夫?
10 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/21(土) 21:37:42 ID:bhMZh5fF
>>9
そのときは立てるまでよ!
11 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/06/21(土) 22:25:46 ID:MSNIGfVx
何度でも蘇るさ!
12 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/22(日) 02:08:25 ID:ujCl0NsF
ドクターミンチがいるって!
13 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/22(日) 04:28:33 ID:y9bZ9fj1
何じゃこのスレは! まだ生きとるじゃないか!!
14 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/22(日) 13:58:53 ID:uUnr0GgK
前スレ轟沈
15 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/06/22(日) 18:09:09 ID:iQCdSZKY
前スレ完結してない...
16 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/22(日) 18:46:51 ID:t6oSTrnx
TEXT容量が一定を過ぎて、その後一定期間レスが無かった場合、
スレ途中でも落ちてしまうものなのだ! そうらしいのだ!

俺も先日知ったばかりだぜ…へ へへへ ぐふっ!

17 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/22(日) 19:15:35 ID:GmW5on6T
>>9
まさか俺以外にもYOKOHAMAの住人がいるとは…
18 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/22(日) 22:31:20 ID:yVLJ2387
てめぇ ひとりかッつ〜の!
オレラ、「R」スレ住人 From 家ゲー板だッ!夜露死苦!!

……とにかく スジは通したッ!!

娑婆羅!!
19 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/23(月) 00:03:25 ID:M1/r6/3Q
↑桜木町GTよりも愛羅武勇(みなとそふと)思い出した俺は負け組orz
20 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/06/25(水) 20:37:55 ID:0bkdzy86
保守w
21 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/06/26(木) 18:27:31 ID:/y9ttG27
再び秋葉原で事件が起きました
男がナイフで警官を切りつけるということがありました
22 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/26(木) 23:15:01 ID:AkCs3Ftd
あれだけの大事件が既に風化しつつある今日この頃…

東北大地震・漁船沈没・ガソリンの更なる値上げ・

北朝鮮テロ支援国家解除・グッドウィル廃業・
いよいよ現実味を伴ってきた地球温暖化と食糧危機…

日本が、世界が音を立てて崩れていくようで怖い…

大破壊の日も近いのだろうか?

23 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/27(金) 03:46:48 ID:vAe0I1Iy
日本は元々地震国家
漁船は知らね、事故だろ
ガソリン値上げは、ぶっちゃけバブルだからそろそろピーク
北朝鮮は放って置くと何するか分からなくなったからエサ与えるんだろうし、
温暖化と食糧問題は今更過ぎる

まぁ、崩壊へ向かってるにしても大破壊って言う根拠にはなりえない

24 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/27(金) 11:11:24 ID:OTe5CzJ3
もし大破壊が起きたら何を相棒にするかで迷うな。
野バスにするかバンにするかアイラックにするか…。

で、投下マダー?

25 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/27(金) 23:29:24 ID:Kxw4zen/
相棒か・・・ 

まず犬だな


対戦車バズーカ背負ったチワワとか
攻撃的な面構えのポメラニアンとか

他にバイオペットがいたら欲しいな


大塚明夫声のジャンガリアンハムスターとか
釘宮理恵声のグリーンイグアナとかが
主人公の肩に乗って、戦闘時にアドバイスしてくれる

心強いアイテムも必要だ


ヴィットマン大尉の思考パターンをAI化したCユニットとか
飛騨の名工が鍛え上げた超圧縮タングステンの日本刀とか

オシャレグッズも欲しい


旧文明のジーンズ・皮ジャン
あと夕日に向かって一人奏でるクラシックギター

バイクも欲しいか


205mm砲を装備したサイドカー付きハーレーとか
迷彩塗装のヤマハV-MAX(勿論Vブースト付き)
V100コング搭載のスーパーカブもいいなw
26 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/28(土) 00:59:28 ID:mhJqz6gL
ヴィットマン大尉のCユニット>
めちゃくちゃ欲しいぞソレwww
27 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/28(土) 01:38:13 ID:saR8fK+R
楽器は欲しいな
バンピートロットの演奏が楽しいかった
28 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/28(土) 09:29:19 ID:v3ryEWr2
相棒は見た目からして頑丈そうで重い装備も搭載できる、アメリカンなトレーラーが欲しい。
後部さえ取り替えれば武装を変更できるし、ペイントのキャンバスとしてもデカいから十分使えそうだ。

…グレートホイールをとっ捕まえて自分のものにすればいいのか!


仲間はアルファさえいれば何も要りません。
Cユニットとして、ファントムクラッシュに出てきたような動物風の喋るAIは欲しいけど。
個人的な趣味としては1の毒舌タイプか2のツンデレ、もしくはハートマン軍曹タイプ希望。
29 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/28(土) 09:35:27 ID:saR8fK+R
実況タイプかわいいよ実況タイプ
30 名前:土浦在住[sage]投稿日:2008/06/28(土) 22:10:50 ID:kalrLy+r
んー、百里基地や陸自の補給所が近いから
クルマには困らんな(自分の生存率も低くなるだろうがw)

あとはつくばでSE等の入手だな!

31 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/28(土) 22:32:39 ID:oH+o/Tee
車だったら何でも戦車になりそうw
と、いまの愛車に機銃とかをつけるのを妄想しながら思った
32 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/29(日) 04:45:25 ID:ymOMREgk
股間の主砲、145mmマイムスコが火を噴くぜ!
みたいなネタはないのか?www

俺は顔面パーツが大破、かつ脂肪という装甲タイルがつきすぎで

彼女できたことないので、股間の主砲は未使用ですがorz
33 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/29(日) 05:02:51 ID:ymOMREgk
整備士が、彼女に穴あける改造するとか・・・
34 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/29(日) 06:12:31 ID:uIQi6TCo
>>31
しかしトラバントとかだと一瞬で火だるまになりそうな罠
もし大破壊がおこったらガチで消防車あたり入手したほうがいいかもわからんね。
空港用の科学消防車とかなら十分装甲厚は有りそうだし。

…と書くのに調べてみたら一番でかいやつは車重・馬力ともに戦車並みだった。

35 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/29(日) 20:49:47 ID:Tlzby7tx
>>25
いいセンスしてやがるぜ・・・
どれもこれもツッコミたくなるモンばっかりだ・・・
36 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/29(日) 22:49:25 ID:sEATmoJa
>>32
「理解しがたいオブジェクトですね」
37 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/30(月) 19:54:58 ID:FktDtTBO
ところでメグって誰だっけ?
ネバーランドの子供の一人?
38 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/30(月) 20:17:44 ID:cnbT7NYM
>>37
DS・鋼の季節に出てくる女メカニック。
ファンからは親しみを込めて「カトちゃん」と呼ばれている。
39 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/30(月) 20:27:29 ID:cnbT7NYM
>>26
Cユニット:
グローリィオブビットマン
最強の補助プラグラム、殲滅システム搭載

ところで、B2マンタレイにルーデルさんのAI積んだら…?

40 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/30(月) 21:51:56 ID:jLYAW67+
>>38
なるほどなー。

しかしマンタレイにんなもん積んだら誰も勝てないってw

ところで投下(ry
41 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/06/30(月) 23:01:17 ID:W6Y37t3i
投下予定はあるがいつとは言えない
そんな感じ
42 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/01(火) 06:27:40 ID:+e7CwVaI
>>41
  ____________
    ヾミ || || || || || || || ,l,,l,,l 川〃彡|
     V~~''-山┴''''""~   ヾニニ彡|       投下する・・・・・・!
     / 二ー―''二      ヾニニ┤       投下するが・・・
    <'-.,   ̄ ̄     _,,,..-‐、 〉ニニ|       今回 まだ その時と場所の
   /"''-ニ,‐l   l`__ニ-‐'''""` /ニ二|       指定まではしていない
   | ===、!  `=====、  l =lべ=|
.   | `ー゚‐'/   `ー‐゚―'   l.=lへ|~|       そのことを
    |`ー‐/    `ー――  H<,〉|=|       どうか諸君らも
    |  /    、          l|__ノー|       思い出していただきたい
.   | /`ー ~ ′   \   .|ヾ.ニ|ヽ
    |l 下王l王l王l王lヲ|   | ヾ_,| \     つまり・・・・
.     |    ≡         |   `l   \__   我々がその気になれば
    !、           _,,..-'′ /l     | ~'''  作品の投下は
‐''" ̄| `iー-..,,,_,,,,,....-‐'''"    /  |      |    10年後 20年後ということも
 -―|  |\          /    |      |   可能だろう・・・・・・・・・・ということ・・・・!
    |   |  \      /      |      |

こうですか><

43 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/01(火) 23:56:14 ID:u2TTiBnv
ハードなヤンデレものが読みたい
44 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/02(水) 18:27:11 ID:ZyJdiW1Z
ヤンデレなアルファを書いた事があるのだが、知人に異常者呼ばわりされたなぁ。
45 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/02(水) 22:30:10 ID:OJnSotkp
ヤンデレヒロインは、文章が書ければ結構簡単に作れます。
問題は野郎の側にあり、ヤンデレに屈したら「誠死ね」状態になり、
逆にヤンデレを振った場合、ヤンデレを導入した意味が無くなります。
最悪の場合、エロがグロになりかねない危険性も孕んでいます。

キャラの印象を悪くしないという枷を設けた上で、

更にヤンデレ物語を書こうとすると、案外難しいものなのです。

夢オチとか、反則技を使えば、簡単なんですけどねw

『デジャヴ(or夢)⇔現実』のスパイラルで、
周回を重ねるごとに選択肢が増えて、
何周後かに初めてHAPPYENDのフラグが立つとか…

どこのエロゲでしょうかねえw

46 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/02(水) 23:54:41 ID:wwahEbi+
>>39
ビットマンといえば電球頭のビットマンをイメージする俺はこのスレにはいないほうが良いですか。そうですか。
47 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/03(木) 19:58:03 ID:h21fDUHb
『デジャヴ(or夢)⇔現実』のスパイラル>

食傷気味です…orz

48 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/04(金) 00:55:18 ID:R//+06R8
>>45 それが製作中のSSのヒントですね? わかります
49 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/04(金) 15:34:48 ID:f/lE96Dm
>>48
つまりヤンデレエミリがまた見れるってことですね、わかります
50 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/05(土) 22:42:05 ID:fGhCTHsX
ヤンデレ書くのは簡単なんですね、わかりません
51 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/06(日) 01:29:51 ID:fdf2AsqR
ヤンデレは病みデレよりヤンキーデレの方が好きだ
52 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/06(日) 22:20:39 ID:PsG8KArI
>>50 ヤンデレに主人公を慕う理由は要らないですから!

「だって好きなんだもん! 好きで好きで仕方ないんだもん!!

好きに理由なんかいらないもん!! 一緒にいられれば幸せなんだもん!!
二人だけでいいんだもん!! 他に何もいらないんだもん!!
周りが認めてくれなくてもいい!! 二人で何処か遠いトコロへ行けばいい!!
それが地の果てでも、地獄であっても構わない!!
おにいちゃん! わたしを抱いて! わたしと一緒に死んで!!」

これでヤンデレの骨格の出来上がりです。

あとは色々オプション付けてあげれば、その内SSになります。
53 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/07(月) 01:11:47 ID:kInRr9cj
それが地の果てでも、地獄であっても構わない!! >
相変わらず台詞回し上手いよなw
54 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 13:46:17 ID:of+4zZcq
メタルサーガMAX 第13話「消しえぬ過去へ」

「何ぃっ!? ノアシードを奪われただとぉぉっ!!!!」
イングリッドの声が、部屋に響き渡る。
イングリッドには、身体中に包帯が巻かれており、スレイプニル戦での傷が痛々しい。
右目を覆うよう斜めに包帯が走り、首から胸にかけてもグルグル巻きにされており、右腕はギブスで固められ、首から三角巾で吊っている。
下半身も両脚をピッチリと包帯で巻かれ、左脚もギブスで固められていて松葉杖をついていた。
本来であれば、生死を彷徨うほどの重傷のはずなのだが、そこは伝説のソルジャー超タフである。
ここは、クライムカントリー。
リオラド、レバンナの実家の二階である。
部屋の中には、エミリとセブン、イングリッドにオヤッさんとカレンがいた。
幻の渚からクライムカントリーに戻ってきたエミリとセブンは、イングリッドが居候している修理工場へと足を運んだ。
そこで、イングリッド達に幻の渚で起きた事を説明した。
エバ博士の事。
ノアシードを奪われた事。
そして、元凶ゼロの事を。

「すみません、私の力不足で、申し訳ありません」

エミリは、イングリッド達に頭を下げ、ひたすら謝る事しか出来ない。
「エミリを叱らないでくだサイ、叱るのでしたら私を叱ってくだサイ」
セブンが、エミリをかばう様に前に出る。
「叱りゃしねえよ、なぁ、イングリッド」
オヤッさんは椅子にドカッと腰掛けながら、イングリッドに視線を送る。
「あ・・・・あぁ、悪い、驚いてつい声をあげちまった」
イングリッドは、バツの悪そうな顔をする。
「スレイプニルの襲撃の時に、気がつくべきだったんだ。
 ノアシードを狙っている奴がいるって事にな、危険な目に遭わせちまってすまねぇ」
イングリッドはそう言うと、エミリに謝る。
「相手が悪かっただけの事だ、嬢ちゃんのせいじゃねぇ、気にするな」
「そうよ、エミリちゃんは悪くないわ、悪いのはその女の子よ」
カレンがそう言い、エミリを優しく慰める。
「・・・・・・・すみません」
エミリはもう一度、頭を下げた。

「しかし、バイアス・グラップラー軍団の首領『バイアス=ブラド』

 その娘『リゼル=ブラド』か・・・・・・・・やっかいな相手だな」
エミリからノアシード強奪の経緯を聞いたオヤッさんは、腕組みをして、むう、と唸る。
「親父が親父なら、娘も娘だぜ、頭のネジが2,3本ぶっ飛んでやがるっ!」
イングリッドが吐き捨てる。
「ノアを甦らせようとする人がいるなんて・・・・・・」
カレンは、信じられないといった顔をしている。
「たくっ、こんな時に、あの馬鹿息子は、どこほっつき歩いていやがる」
馬鹿息子とは、もちろん伝説のハンター、レバンナの事である。
一度はハンターを引退していたが、その後、現役に復帰し、今は放浪の旅の真っ最中との事。
「クリフさんとも、相変わらず連絡が取れないし」
カレンがため息混じりに呟く。
レバンナ、イングリッドと旅をして、共にノアを倒した伝説のメカニック、神の手クリフ。
彼も、今はメカニックの修行と称して各地を渡り歩いているらしい。
55 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 14:22:40 ID:of+4zZcq

「な〜に、任せなって、ノアの野郎が復活したところで、このあたしがもう一回ぶっ壊しに行ってやんよ」
イングリッドが拳を振り上げ息巻く・・・・・が。
「何言ってるのよ」
トンッ。
「ふごっふー!!!!」
カレンがイングリッドの脇腹を軽く小突くと、意味不明の声をあげて身体を丸まらせてしまった。
「イングリッドさん、大丈夫ですか!?」
「・・・・・・・・・・・・・何とも・・・・・・ねぇぜ」
心配するエミリに、顔をあげてみせるイングリッドであるが、その表情は脂汗に塗れ、必死に平静を装っていた。
(我慢してる、痛いのすっごく我慢してるよ)
「本当なら、ベットの上で絶対安静にしてなきゃいけないのよ」
カレンが呆れ顔で言った。

「ところで嬢ちゃん、ノアシードのある場所は分かるのかい?」

オヤッさんが、エミリに尋ねる。
「はい、ノアシードは、サンタポコの北、ヘルゲートの先にある建物、地球救済センターにあります」
「しかし、ノアシードの反応は消えてしまっておりマス、おそらくノアは既に外に出てしまっているものと思われマス」
エミリとセブンは、ノアシード探知装置の事を説明した。
「えぇっ!? それじゃ、ノアはもう復活しちゃったって事なの?」
カレンが驚きの声をあげる。
「いえ、エバ博士の話によれば、ノアシードから出たノアは、知識も何も持たない赤ちゃんのようなものだと言っていました。
 そのベビーノアに知識を与える事で、ノアは完全に復活するとの事です」
エミリは、エバ博士から説明された事を話す。
「・・・・・・ノアが完全に復活するのに、どれくらいの時間がかかる?」
オヤッさんが更に尋ねる。
「正確な時間はわかりませんが、余り長くは無いかと」
エミリは自信無さげに答える。
ノアシードの反応が消えてから、かなりの日数が経ってた。
いつノアが完全に復活してしまうのか?
ひょっとしたら、もう既に完全に復活しているのではないかとも考えてしまう。

「地球救済センターか・・・・・そうなるとアレは、そのリゼル=ブラド。

 今はゼロだったな、そいつの仕業と見て間違いねぇな」
オヤッさんは、ポケットからタバコを取り出すと、口に銜えながら呟く。
「・・・・・・? オヤッさん、何かあったんですか?」
エミリが首を傾げながら訊く。
「実は、モンスターの大移動があってな」
おやっさんは、タバコに火を点けながら答える。
「だ、大移動っ!?」
「あぁ、クライムカントリー全域のモンスターが一斉に、ある場所に集まりだしたんだ」
「・・・・・・そのモンスター達が集結した場所って言うのは、ひょっとして」
そう言いながら、エミリには、モンスター達の行き先に見当がついていた。
「ヘルゲートと、その向こう側・・・・・・地球救済センターだ」
オヤッさんは、タバコの煙を吐きながら答えた。
56 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 14:58:45 ID:of+4zZcq

「ゼロだ、間違いない」
エミリは、うめくように呟き、拳を握り締めた。
ゼロが、ノアの完全復活までの時間稼ぎの為に、モンスター達を呼び、鉄壁の布陣を引いている事は想像に難くない。
「どれほどの戦力が、集結しておられるのデスカ?」
セブンがオヤッさんに尋ねる。
「・・・・・・詳しい数はわからねぇが、サンタポコから北の荒野と砂漠地帯。
 そのほとんどが、モンスター共の支配下に置かれちまってるって話だ。
 ハンターオフィスの方でも事態を深刻に受け止めたみたいでな。
 通常の倍、賞金を懸けてモンスターを退治させようとモンスターハンターを集めてる。
 今、サンタポコには、モンスターを退治しようと、クライムカントリー全域から賞金目当てのハンターが集まってるって話だ」
オヤッさんは、タバコをプカプカさせながら、噂を話してくれた。

ばんッ!!!


エミリは勢いよくテーブルを叩いた。
「なら、ここでグズグズしてる暇はありませんっ!」
エミリは、そう言うと歩き出した。
「嬢ちゃん、何処に行く気だ?」
オヤッさんが目を細める。
「地球救済センターに行きますっ!」
エミリは怒鳴るように行き先を告げる。
「チョッ?! 待ってくだサイ、エミリ」
背後からセブンが、エミリにしがみつく。
「エミリちゃん、落ち着いて」
カレンも慌ててエミリの前に回りこむ。
「オヤッさんの今の話を、聞いておられなかったのデスカ?」
「相手は軍隊みたいな連中なのよ」
セブンとカレンが必死にエミリを説得をする。
「そうかもしれません・・・・・・・・・・・・それでもっ!」
セブンの手を外そうと、エミリはもがいた。
「あそこには・・・・・・・・地球救済センターには、ゼロがいるんですっっ!!!!!」
エミリは、力の限り、宿敵の名を叫んだ。

「どうすんだよ、オヤッさん、何か知らねぇがエミリの奴、火が入っちまったみてぇだ。

 ありゃ、止められないぜ」
エミリ達を見ながら、イングリッドはオヤッさんに囁く。
「・・・・・・やれやれ、まったく」
オヤッさんは、深くため息をつくと、短くなったタバコを灰皿に押し付けると席を立った。
「何処行くんだよ、オヤッさん?」
「野暮用だ、嬢ちゃんの事は、お前さんが頃合い見て止めておけ」
オヤッさんは、そう言うと一階へと降りていった。

「おいっ! ヤスッ!」

オヤッさんは、一階に降りてくると、メカニックの一人を呼び寄せる。
「はいっ! オヤッさん、何でしょうか?」
呼ばれたメカニックが、すぐさまオヤッさんの元へと駆け寄ってくる。
「このリストに書いてるパーツを、トランクルームから引っ張り出しておけ」
そう言って、オヤッさんは、ヤスにメモを手渡す。
「・・・・・・・・うえぇっ!? オヤッさん、良いんですかこれ?」
受け取ったメモを見たヤスが、驚きの声をあげた。
「いいから持ってこい、それと足らないモノは、トレーダーに連絡して持ってこさせろ、俺が許可する」
「わ、わかりました、至急、手配します」
ヤスは、そう言うと、近場にいた他のメカニックに声をかけ、大急ぎでトランクルームへと走って行った。
57 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 15:29:46 ID:of+4zZcq

「止めろって言ったってな・・・・・」
オヤッさんを見送ったイングリッドがチラリッと横目で見れば、エミリとセブンとカレンがドタバタと押し問答を繰り広げていた。
「しょうがねぇな」
イングリッドは、3人に近づく。
「姉さん、どいてくれ」
カレンの背後から、イングリッドが声をかける。
「どうするの?」
横に退いたカレンの横をすり抜け、イングリッドはエミリの前に立ち。
「・・・・・・少し、頭冷やそうな」
イングリッドはそう言うと、エミリの首筋に手刀を叩き込んだ。
首筋に衝撃を受けたエミリは、そのまま意識を失った。
「そこまでしなくテモッ!」
腕の中で気を失ったエミリを支えながら、セブンがイングリッドに抗議の声をあげる。
「悪いな、でも、おとなしくさせるには、これが一番手っ取り早いだろ」
イングリッドは手をヒラヒラさせながら、悪びれた様子も無く言う。
「まぁ・・・・・・そうですケド」
セブンも仕方ないと、肩の力を抜く。
「カレン姉さん、エミリに部屋を用意してやってくれ」
「もう用意してあるわよ、セブンさん、エミリちゃんをコッチへ」
カレンはそう言い、部屋のドアを開ける。
「わかりまシタ」
セブンは、気を失っているエミリを抱きかかえると、カレンの用意した部屋へと運び込んだ。

その日の深夜。

「・・・・・・ぅ・・・・・ん・・・・・」
うっすらと目を開いたエミリ。
窓からの月明かりが目に入ってくる。
「・・・・・・・・? ここは・・・・・・・?」
エミリはベットに寝かされていた。
瞼を擦り、上半身を起こす。
「・・・・・・・ッ」
首筋に軽い痛みが走った。
(・・・・? あぁ、そうだ、わたし、イングリッドさんに)
首筋を擦り、混乱する頭を整理しながら状況を確認した。
エミリはベットから起き上がる。
辺りを見回すと、そこは、以前リオラドに滞在した時に貸してもらった部屋であった。
テーブルの上には、エミリのリュックとゴーグル、メカニックキットの入ったサイドパックが置かれている。
エミリは、ベットの端に腰掛けると、首から下げているペンダントを握り締め、瞳を閉じる。
(エリックさん・・・・・・・・私は・・・・・・・・・私は・・・・・・・・・)
しばしの沈黙の後、エミリは意を決したように立ち上がる。
その瞳には、確固とした決意が秘められていた。
エミリは、リュックを背負い、サイドパックを身に付け、ゴーグルを頭に装着させると、音を立てないように注意しながら部屋を後にした。
58 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 16:11:51 ID:of+4zZcq

静まり返った工場を駆ける小さな白い影。
影の正体は、エミリであった。
本人は、目立たないように行動しているつもりらしいが、暗闇の中、白いツナギが妙に目立っていた。
エミリは、ドック内を抜けると、工場の裏手にある駐車場になっている建物の前まで来る。
そして、素早く建物のなかへと進入する。
駐車場のなかは、真っ暗で何も見えない。
エミリは、懐中電灯を取り出すと、スイッチを入れ、駐車場の奥を照らす。
ライトに照らし出された先には、エミリのエイブラムスが置かれていた。
エミリは、エイブラムスまで移動すると、ライトをハッチに向ける。
その瞬間。
「待っておりましたヨ」
「うわぁっ!??」
予想もしなかった展開に、エミリは完全に我を失い思わず叫び声をあげて、尻餅をついてしまった。
ハッチから、上半身を出したセブンがエミリを見下ろしていた。
「セブンッ!? 何でココに?」
エミリは呆然とセブンを見上げる。
「一人で地球救済センターに乗り込み、ノアとゼロを倒す気なのでショウ」
セブンの言葉に、エミリは声を詰まらせる。
図星であった。
「私を止める為に、わざわざ待ってたの?」
起き上がりながら、エミリはセブンを見据える。
「いえ、どうせ止めても聞きそうになりませんでしたからネ。
 私もついて行く為に待っておりまシタ。
 幻の渚の時の様に、置いてきぼりはごめんデスヨ」
幻の渚でエミリの力になれなかった事が、セブンにとってかなり不本意だったのであろう。
表情は変わらないが、確固とした強い意志を感じる。
セブンは、戦車から飛び降りると、エミリの傍らに降り立つ。
「唯一つ、お聞かせくだサイ、何故、ゼロにそこまでこだわるのデスカ?」
「気づいてたの」
「無理に訊こうとは思っておりませンガ」
セブンの問いに、エミリは顔を伏せる。
しばしの沈黙の後、エミリがポツリと呟いた。

「・・・・・・・・・・・・ゼロが、私の大切なモノを奪ったの」

静寂の駐車場は、小さな呟きでも良く聞こえた。
「大切なモノ? ノアシードの事デスカ?」
セブンの答えに、エミリは首を横に振る。
「・・・・・・・・・・・・・・・・エリックさん」
消えそうなエミリの呟きを、セブンの高性能な聴覚センサーは拾い上げた。
「エリック? 彼が何カ?」
セブンはわからず、聞き返した。
「ゼロが言ってたの、私たちを襲ったスターリンは、ゼロの手下だったのよ。
 あいつが、あの女が、エリックさんを・・・・・・・・」
震える声で呟くエミリ。
その瞳には、涙が溜まっていた。
エミリの姿に、エリックがその後どうなったかを察したセブン。
「まさか、彼ガ・・・・・」
思いもしなかった事に、冷静なセブンも動揺した。
59 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 16:49:38 ID:of+4zZcq

「許せない、許せないよっ!!」
ドンッ!
エミリは、固く握り締めた拳をエイブラムスの装甲に叩きつける。
「こんな気持ち初めてなの、心の奥から噴き出してくるよ、どす黒い感情が胸いっぱいにっ!」
エミリには、ゼロへの殺意が芽生えていた。
「消えないのよっ! この憎悪がっ! 憎しみがっ!!」
エミリは、身体を怒りで震わせる。
狂おしいまでの衝動。
セブンは動けなかった。
「好きだった、好きだったのに・・・・・・・」
エミリの心の中には、ゼロへの憎しみが暗い炎となって渦巻いていた。
おそらくこれは、エミリがゼロを殺すまで消えないのだと、セブンは理解した。
エミリの悲しみは、それほどまでに深いものなのだろう。
人の中には、これほどの憎悪が眠っているものなのだろう。
「何故、相談してくれなかったのデスカ?」
セブンは遠慮がちに訊く。
自分はエミリに信頼されていないのかと思ったからだ。
「・・・・・・・これは、私個人の問題、セブンや他の人達を巻き込みたくなかったの」
エミリは、そこで一旦言葉を切り、涙を拭う。
「それに、以前、守るための力なんて偉そうな事言ってたのに、私はその力を復讐に使おうとしてるんだもん。
 ・・・・・・・・・・・・・・最低だよね、オヤッさん達に顔向けできないよ」
エミリが自傷混じりに呟いた。
その時、眩い光がその場に満ちた。

「!?」

天井から降り注ぐライトの光に、エミリは手で光を遮り目を細める。
「話は聞かせてもらったっ!」
聞き覚えのある声に振り返ると、駐車場の入り口に、オヤッさん、イングリッド、カレン、そして修理工場のメカニックの人達が立っていた。
「オヤッさんっ!? イングリッドさんに、カレンさん、メカニックの人達まで」
エミリは唖然となる。
「まったく、昼間の態度からして、何かしらの行動をするとは思ってたが」
オヤッさんは、肩をすくめてみせた。
どうやらセブンだけでなく、みんなにエミリの行動は読まれていたようである。
「そんな戦車で行ったところで、死にに行くようなもんだぞ」
エミリに近づきながら、オヤッさんはキッパリと言い放った。
そんな戦車と言うのは、エミリの愛車、エイブラムスの事である。
主砲も副砲も、武装と言う武装は腐食が激しく使い物にならない。
今のエイブラムスは、ただ動く鉄の塊に過ぎないのである。
「覚悟は出来ています、私はこの命に代えてもゼロを討ちます」
「エミリ、それほどまでの覚悟ヲ!」
セブンは、エミリの顔を見て、それが本気であると悟る。
エミリは、ゼロと刺し違える気でいると。
「丸腰で戦うつもりか?」
エミリの前まで来たオヤッさんは、エイブラムスを見ながら訊く。
「最悪の場合は、私ごとエイブラムスをぶつけてでも、ゼロを倒すまでです」
「そんなに死にてぇのかっ!」
エミリの言葉に、オヤッさんの大きな手がエミリの着ているツナギの襟首を掴み、一回りも身長差がある彼女の身体を、自分の前に引き寄せた。
オヤッさんの目に一瞬、本気の怒りが見えた。
60 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 17:24:04 ID:of+4zZcq

「私は死にに行くんじゃありませんっ!」
襟首を掴まれたまま、エミリはオヤッさんを睨み返す。
「戦いに行くんですっ!!!!」
心の底からの叫びであった。
「この・・・・・・・・・・・・・・馬鹿たれがっ!!!」
オヤッさんの怒鳴り声に、エミリは目をつぶり、身を固くした。
殴られる覚悟であった。
ドンッ!
オヤッさんは、襟首を掴んでいた手を離すと、エミリを突き放した。
「きゃっ!?」
「オット」
突き放されたエミリを、セブンが支える。
「一週間だっ!」
オヤッさんは、エミリに言い放った。
「え?」
エミリは、突然の事に、オヤッさんの言葉の意味が理解できなかった。
「一週間待て、一週間でこの戦車を最強の戦車に作り変えてやる。
 どうせ行くんなら、最高の状態の戦車に乗っていけっ!」
オヤッさんの思いがけない申し出に、エミリは驚いた。
「・・・・・・・・オヤッさん」
そして、オヤッさんの言葉に、エミリの瞳が潤んだ。

「エミリ」

声のした方を見ると、イングリッドとカレンが近づいてきた。
「まったく、先走り過ぎなんだよ、お前は」
イングリッドがエミリの頭を軽く小突きながら呆れ顔をしていた。
「ごめんなさいね、エミリちゃん、あぁ言ってたけどお父さん。
 本当は最初からエミリちゃんの戦車を改造する気でいたのよ」
それは本当であろう。
でなければ、こんな深夜にメカニックの人達を待機させてはいないだろう。
「オヤッさん、イングリッドさん、カレンさん、すみません、私・・・・・・私ぃぃ・・・・・」
エミリは、涙を流しながら頭を下げた。
「仲間がやられりゃ腹立ちもする、ましてやそれが、恋心を抱いてた相手となりゃマジに復讐だって考えるだろ」
オヤッさんは、うつむき涙を流し続けるエミリの頭を優しく撫でる。
「やれやれ、情は細かく業は深く、想いは一途にか・・・・・・・まったく、耐え忍ぶ姿にグッときちまったじゃねぇか」
オヤッさんは、そう言うとエミリに背を向けた。

「いいか手前ェ等、よく聞けっ!」

オヤッさんは振り返り腕組みをすると、メカニック達に声を飛ばす。
「俺はこの嬢ちゃんに肩入れするっ!
 この娘に最強の、どこでどんな相手だろうとも負けねぇ最高の戦車を作ると約束した。
 俺の顔に泥塗るような下手打つんじゃねぇぞ、わかったかっ!」
オヤッさんの激が飛んだ。
『『『オーーーーーーーーーーーーーーーッスッ!!!!!!!!!!』』』
メカニック達の声が揃う。
「良し行けっ! グズグズする奴ぁ、裏の池に放り込むぞっ!」
オヤッさんの号令の元、メカニック達が一斉に駆け出した。
そして、その日から、エミリの戦車、エイブラムスの改造が始まった。
61 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 18:13:34 ID:of+4zZcq

翌日。
ドック内では、メカニックの人達が徹夜の態勢で忙しく動き回っていた。
そんな慌ただしいドックの隅で、セブンはエイブラムスに新しく搭載されるCユニットの調整をしていた。
セブンは、Cユニットの電源を入れると、エミリから手渡されたディスクを差し込み、プログラム入力用のキーボードを叩き始める。
モスキートに積んであったデータディスクを基に、エミリに合った最適のプログラムを作っているのである。
「どうだい、そのCユニットは?」
作業している後ろから、オヤッさんがセブンに声をかける。
「すばらしいCユニットでス」
プログラム画面を見ながら答えるセブン。
その間も、その指は正確にキーを叩き続ける。
「よくこのような高性能のCユニットが手に入りましたネ」
セブンは感心したように呟く。
「クワトロホールって街で、改造屋を仕切ってる知り合いから送ってもらった代物だ」
オヤッさんはセブンに、得意げに語る。
「しかし、さすがは手馴れたものですネ、この調子なら本当に一週間で改造が終わりそうデス」
セブンはキーを叩くのを止め、ドック内を指さす。
「当たりめぇよ、ここのメカニックは全員、この俺が鍛え上げたんだからな」

エミリのエイブラムスは、装備品が全て外された状態になって置かれていた。

骨組みしかないシャシーには、何人ものメカニックがついており、あちこちからアーク溶接の火花が飛び散っている。
シャシーの補強である。
シャシーは、守備力アップの為の補強、弾倉の数を増やす為に拡張、それと機銃を積む為に、新たに穴が開けられている。
さらに、このエイブラムスのシャシーには、対レーザー用に『ミラーコート』が張られ、『電磁バリア』も装備される予定である。
これは、ゼロの機体、ブルーディスティニーのオメガレーザー対策であった。

「ずいぶんと都合良く、戦車のパーツがございましたネ」

「うちの馬鹿息子が置いていったパーツがトランクルームにタップリあるからな。
 倉庫に置いておいてホコロ被ってるより良いだろ」
伝説のハンター、レバンナが残していった数々の戦車パーツ。
その中から、オヤッさんが厳選して選んだ武器が積み込まれる予定になっていた。
ドック内を見回してみれば、主砲がクレーンから吊り下げられ、副砲が台座に固定され、メカニック達が整備に追われていた。
クレーンから吊り下げられている主砲は『195ミリバースト』
195ミリバーストは、一発目の砲撃の反動で二発目の砲弾を装填でき、連射が出来る変わった主砲である。
威力も十分であるが、何より複数の敵に有効な主砲である。
しかも、特殊砲弾の連射が可能なように改造が進められていた。
62 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 18:49:34 ID:of+4zZcq

台座に固定され、整備されている副砲は『22ミリバルカン』が2門。
破壊力では、サンダーストームやアサルトレーザー等の特殊兵器に劣る武装である。
だが、オールマイティーに、確実にダメージが与えられる事から、実弾系のバルカンが選ばれた。
堅実的なオヤッさんらしいチョイスである。

工場の奥ではS−Eの整備がおこなわれていた。

メカニック達が四角い箱の様なモノの中に、慎重にマイクロミサイルを積み込んでいた。
『レーンサイクロン』
大量のマイクロミサイルを同時発射する攻撃型S−E。
マルチロックオンシステム搭載で、敵が何台いようとも一度に対象をロックオンでき、全ての敵に大ダメージを与えられる。

そして、その隣では、何か丸い装置が整備されていた。

「あんなモノまであるとは、驚きを通り越して呆れまシタ」
「あれは昔、馬鹿息子が拾ってきた代物だ」
セブンは、その丸い装置を見て、それが何かすぐにわかった。
『サンバーンXX』
熱線レーザーを放つブラスター砲で、あらゆるモノを薙ぎ払う超兵器である。
その威力は、一発で戦車大隊を殲滅させる事が出来る程である。
だが。
「使えるのデスカ? 私のメモリーによれば、あれはエネルギーに関して欠陥があり廃棄されていたハズ」
セブンの言う欠陥。
それは、サンバーンXXに内蔵されているジェネレーターの出力だけでは熱線レーザーを撃てるだけのエネルギーを造り出せないのである。
「その問題は、増加ユニットとしてエネルギーパックを追加する事で解決した。
 それで、おそらく一発か二発は撃てるだろう」
「それは、不安要素が多いデス、チャージには時間がかかり、一発撃った後は、かなりの時間、冷却が必要のハズ。
 更にサンバーンXXのジェネレーターが暴走する危険性さえありマス、無理に取り付ける必要は無いのデハ?」
「軍隊と戦おうってんだ、そんじょそこらの兵器を凌駕する決戦兵器の一つでも積んでおかなきゃな」
セブンは一瞬、躊躇したものの、オヤッさんの言葉に頷かざるを得なかった。

「しかし、これだけの武装をすると、総重量も相当なものになりますが、エンジンの方はどうなさるおつもりなのデスカ?」

戦車とは、最終的にはエンジンの馬力がモノを言う。
どんなに武装した所で、エンジン馬力が無ければその重さで動けないのだから。
「エンジンは俺がチューンナップしてる、任せておけ」
オヤッさんは自信たっぷりに答える。
車両整備の神様とまで呼ばれるおやっさんが直々にエンジンを組むのである。
どれほどの高性能エンジンになるか、想像もつかない。
「そして、装甲タイルは、特別製のモノを使う」
「特別製? どのようなモノなのデスカ?」
「かつて宇宙船の外装に使われていたもので、特殊な分子構造で出来ているらしい。
 とても軽いが通常の装甲タイルの数倍の強度を持つ、おそらく世界でも最高レベルのモノだろう。
 そいつをシャシーの上に二重に貼り付ける」
「Cユニットと言い、特殊装甲タイルと言い、よく手に入りましたネ」
「伊達に長生きしちゃいねぇよ、トレーダーにもちょいと顔が効いてな。
 相手が相手だからな、手に入るモノで、最高のモノを積み込んでやるさ」
そう言うと、オヤッさんはニヤリと笑ってみせた。
63 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 19:50:46 ID:of+4zZcq
10
ドックの二階では、エミリとイングリッドが、地球救済センターの攻略方法を検討中であった。
「これは、私達が昔、手に入れた地球救済センターの見取り図だ」
イングリッドはテーブルの上に、地球救済センターの見取り図を広げてみせる。
「この施設のどこかに、ノアシードを接続する特殊な末端があるんですね」
見取り図を見ながら、エミリが呟く。
(そこにノアが、そして、ノアを守るゼロも)
エミリは、心の中でそう付け加えた。
「以前、ノアがいた場所はどこなんですか?」
エミリがイングリッドに尋ねる。
「え〜と・・・・・・・・・・・・・・・・ここだ」
イングリッドが見取り図の一箇所を指差す。
そこは、地下18階であった。
エミリは、イングリッドの指差した辺りを調べる。
周囲には、ノアに必要なエネルギーを送る為の大型ジェネレータに、学習用のコンピュータが設置されていた。
「ノアシードは、ここに運び込まれたと考えて良いですね」
「まず、間違いねぇだろ」
イングリッドが相槌を打つ。
「ここへは、どのように行ったんですか?」
「戦車に乗って行くんなら、地上から地下16階までの直通エレベーターを使うしかねぇな」
イングリッドは、見取り図の中心にあるエレベータを指差す。
「・・・・・・そうなると、4階にある中央管理室を占拠できるかどうかが鍵ですね」
「いや、無理に中央管理室を占拠しなくても、エレベーターを使うだけなら、コッチ、3階の第二管理室を使った方が良い」
厳重な警備がされている中央管理室よりは、第二管理室の方が多少ではあるが警備は手薄だろうと判断した。
「ずいぶん離れてますね」
「それでしたら、私が行きまショウ」
声に振り返ると、セブンが階段を上って来ていた。

「セブン、Cユニットの設定の方はもう良いの?」

「基本プログラムの入力は終了しまシタ、それより、第二管理室の制圧は、私が行きマス」
「セブン一人でだなんて、危険だよ」
「白兵戦の場合、私一人の方がやりやすでショウ」
確かに、エミリでは一緒に行った所で足手まといになってしまうだけであろう。
「・・・・・・・・・・・・わかったわ、管理室の方はセブンに任せるよ」
エミリは仕方なく、セブの案を受け入れた。
「了解デス」
「あとは、どうやって地球救済センターの施設内に侵入するか、それが問題ですね」
エミリの言葉に、イングリッドが見取り図の正面ゲートを指差す。
「ここが入り口だが、ここには頑丈なシャッターが下りているうえにバリアのオマケ付きだ」
「イングリッドさん達は、どうやって中に入ったんですか?」
「正面ゲートから、グルッと建物の裏に回った所にあった非常用のドアから中に入ったんだが。
 今回、さすがに敵もそこまで間抜けじゃねぇだろ」
「どこかに抜け道とかは無いんですか?」
「そういや、クリフの奴が地球救済センターの外壁を調べてたな、ちょっと待ってな。
 カレン姉さ〜ん、クリフの資料集知らねぇ〜」
イングリッドはそう言いながら部屋の奥へ移動した。
(待ってなさいゼロ、あなたの野望を撃ち砕き、私があなたを倒してみせます)
エミリは、窓から青い空を振り仰ぎながら、打倒ゼロを決意する。
この時、エミリは知らなかった。
エミリが見ていた空の遥か上空、この星の周りをめぐる超巨大な物体の存在を・・・・・・・・・。
64 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 20:40:01 ID:of+4zZcq
11
地球救済センター 管理室。
無数のモニターが並ぶ部屋は、一種の異常な空間となっていた。
本来であれば、たくさんの警備ロボが忙しげに働いている場所は、メイド姿のロボットに占拠されていた。
おびただしい数のシートに、それと同じ数のメイドロボがコンソールを操作している。
元々いた警備ロボは、ゼロの制裁と言う名の罰を受け破壊されてしまっていた。
そして、警備ロボの代わりに、警備ロボより優秀なメイドロボが配備されていた。
無数にあるモニターの大半に映っているのは、砂漠や荒れ果てた荒野の映像である。
ほとんどのモニターは、無人の荒野や砂漠を延々と無意味に映しているが、中には戦車同士の戦闘を捉えたモノもあった。
ここに映し出されている映像は、全て偵察UFOからリアルタイムで送られてきており、メイドロボがそれに合わせて守備隊に指示を送っていた。
そんな、管理室の全体を見下ろせるひと際高い位置に、フリルの付いた漆黒のドレスを纏った少女、ゼロが座っていた。

ゼロはモニターを見ながら、白く細い指先でキーボードを凄まじい速さで叩いていた。

モニオターには、普通の人間には理解不能な数字の羅列が刻み込まれていく。
「ゼロ様、ご報告がございマス」
ゼロの後ろから、一体のメイドロボが声をかける。
「何だ?」
振り返らず返事をするゼロ。
その間も、その指は凄まじい勢いでキーボードを叩き続ける。
「各地に配置しておりました、モニターサイボーグの情報で、サンタポコに大勢のモンスターハンターが集まっておりマス。
 近いうちに、何か大きな動きがあるかも知れまセン」
「構わない、放っておけ」
ゼロは、関心が無いと言った感じで言い放った。
「よろしいのデスカ?」
メイドロボが念を押す。
「奴らには、正義や、崇高な使命などと言うものは一切無い。
 奴らにあるのは、己の欲望だけ、つまりは金だ。
 わざわざ危険を侵してまで、ヘルゲートを越えようとする馬鹿はいないだろう。
 自分に不利益になるような、そんな割りに合わない事はしない。
 それが、モンスターハンターと言うモノだ」
ゼロはハッキリと断言した。
(もっとも、レバンナの様な例外もいるがな)
心の中でそう付け加える。
「ノア様が、お目覚めになられるまで、足止めさせておけば良い、わかったら下がれ」
話は終わりだと、ゼロはキーボードから手を離し軽く振る。
「ハッ、失礼いたしまシタ」
メイドロボは一礼すると、その場を去る。
ゼロは、再び目の前のキーボードを叩くと、大型スクリーンを示した。
(以前の失敗は、ノア様を下劣なサル共の手の届く場所に置いておいた事だ。
 ならば、どうすれば良いか? 簡単な事だ、ノア様を誰の手も届かない場所へ移動させれば良い)
大型スクリーンに巨大な建造物が映った。
全長3000メートル、直径2000メートル。
遥か上空、衛星軌道上に浮かぶ超巨大建造物。
その姿は、さながら宇宙要塞と言った所である。
その建造物の名は『オーバーロード』
前時代の悪魔の兵器であった。
「この星に、私とノア様以外、必要ないのだ。
 見ていろサル共め、光の雨で、全てを浄化してくれるっ!
 フハハハハハハ、アハハハハハハハハハハハハハハハ、アーハハハハハハハハハハハハハハッ!」
65 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 21:34:18 ID:of+4zZcq
12
一週間後。
エミリの前に、悠然と置かれた鋼鉄の戦車。
新たにピンク色に塗装されたエイブラムスである。
その戦車の前に、エミリ、セブン、オヤッさん、イングリッド、カレン、工場のメカニックの人達が勢揃いしていた。
「これが、生まれ変わった、私のエイブラムス」
エミリは、見違えるように立派になった愛車の名を噛み締めるように呟いた。
「そうだ、これが決戦用戦車、エイブラムス改だっ!」
オヤッさんは、腕を組み満足げな顔をしていた。
「この戦車には、今現在で、存在するありとあらゆる技術をブチ込んである、何故だかわかるか?」
エミリは、オヤッさんの顔を見返す。
「どんな奴が相手だろうと、死なずに済む様にしたんだ」
この戦車は、一対多数という、絶対不利の状況を勝ち抜き。
なおかつ生き残る為にオヤッさん達、名メカニックが己の全てを賭けて作り上げた、最高の戦車であった。

「エミリちゃん、はい、これお弁当、お昼に食べてね」

カレンが布に包まれたお弁当箱をエミリに手渡す。
「わぁ、ありがとうございます、カレンさん」
カレンは、精一杯の笑顔で、エミリを送り出す事にしたのだ。
「いくら、オヤッさん達が作った戦車が優秀でも、一台じゃヘルゲートを越えるのは無理だ。
 サンタポコの街で、一緒に戦ってくれる協力者を探せ、今なら大勢のハンターがいるからな」
イングリッドがアドバイスを送る。
「はい、わかりました、イングリッドさん」

「セブンの姉ちゃん」

オヤッさんが、セブンを手招きする。
「何でショウカ?」
「ちょっと、こっち来い」
エミリには聞かれたくないのだろう。
「何か、内密の話でショウカ?」
オヤッさんの意図に気づき、セブンは声を低くして訊ねる。
「嬢ちゃんの事なんだがな」
オヤッさんが神妙な表情で話し出す。
「エミリの事デスカ」
セブンは、イングリッドとカレンの二人と喋っているエミリを横目で見る。
「あぁ、表面上、冷静な様に見えちゃいるが、どうも危なっかしい。
 何かの拍子に、また、感情が爆発して暴走する可能性がある」
確かに、今は冷静に見えるが、いざ戦闘になったら。
それがゼロに関連があるならば、エミリが感情をコントロールできるかは、疑問である。
「嬢ちゃんみたいな、未来ある者を死なせちゃならねぇ、お前さんがフォローしてやってくれ」
「わかっておりマス、この命に代えても、エミリをお守りしマス」
「そいつは、少し違うな」
オヤッさんが首を横に振る。
「エッ!?」
「嬢ちゃんとお前さん、二人で帰って来るんだ」
「・・・・・・・・・・・・任務、了解しまシタ」
セブンはオヤッさんに、力強く答えた。
66 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/07(月) 21:37:39 ID:hYRRO5Dp
お帰り!支援
67 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/07(月) 21:38:25 ID:hYRRO5Dp
サル対策支援
68 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 22:04:50 ID:of+4zZcq
13
「よし、それじゃ、俺からセブンの姉ちゃんにプレゼントだ」
「プレゼント?」
「いくら姉ちゃんが強くても、素手で白兵戦する訳にもいかねぇだろ」
オヤッさんはそう言うと、セブンを連れてドックの端へと移動する。
そこには、大きな木箱が置かれていた。
「コレハ?」
「開けてみな」
オヤッさんは、セブンにバールを手渡す。
メキッ! メキッ! メキッ!
セブンは、木箱の蓋をこじ開けた。
木箱のなかに敷き詰めてある、おが屑の中から現れたモノを見て、セブンは声をあげた。
「ガトリングガン!?」
それは、戦闘機用の六連装ガトリングガンであった。
「こいつは、レッドバレーって谷に眠ってた戦闘機にくっついてた代物。
 ガトリングガンM61に手を加えたものだが、姉ちゃんなら使いこなせるだろう」
ガトリングガンには、手で持って安定した姿勢で射撃できる様にサブグリップが取り付けられていた。
セブンは、重量3,54tにもなるガトリングガンを片手で持ち上げる。
「弾薬ハ?」
「これです」
声のした方を見ると、ヤスが他のメカニック三人がかりで台車を押してやってきた。
台車の上には、巨大なドラム型のマガジンが載っていた。
ベルト付きで背中に背負える用になっている。
「これ、2t近くありますけど」
「問題ありまセン」
セブンは、戦闘機用のガトリングガンを、まるでアサルトライフルの様に抱え、ドラムマガジンを背負ってみせる。
ガトリングガンとドラムマガジンを合わせた重量は5,54tにも及ぶ。
アンドロイドであるセブンでなければ扱えない重さであった。
「ありがたく、使わせていただきマス」

「さて、嬢ちゃん、この戦車を渡すにあたって、一つ条件がある」

オヤッさんは、エミリの脇に立ち、視線をエイブラムスに向けたまま呟く。
「条件? 何ですか?」
エミリは顔をあげて、オヤッさんの横顔をそっと見る。
「ほれ」
そう言って、オヤッさんはエミリに一枚の紙を手渡す。
「???」
手渡された紙を見て、エミリはそこに書かれているモノを読み上げる。
「パーツ代          18万5500G
 シャシーの改造代       2万1866G
 エンジンチューン代      4万3875G
 主砲、副砲、S−Eの改造代 12万6027G
 砲弾、弾薬、装甲タイル代     8150G
 合計金額          38万5418G」
しばしの沈黙。
「38万5418G−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ッッ!!!???」
その金額に、エミリは魂が一瞬、抜けていった。
69 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/07(月) 22:30:25 ID:hYRRO5Dp
あーあw
70 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 22:32:27 ID:of+4zZcq
14
「お金を取るのデスカ!」
セブンが抗議の声をあげた。
「待って、セブン」
エミリはそれを手で制する。
考えてみれば当然の事である。
オヤッさん達はプロのメカニックなのだから。
「すぐにはお支払いできません、でも、何年かかっても必ずお支払いします」
「・・・・・・・フッ、良い返事だ、代金はツケにしておいてやる、必ず払いに戻って来い」
それは、オヤッさんなりの、必ず生きて帰って来いと言う言葉であった。

「ありがとうございます」

エミリは一礼するとエイブラムスに登り、セブンもそれに続く。
「エミリちゃん、気をつけてね」
「ノアの野郎に、一発ブチかましてやれっ!」
「俺達に出来る事は全てやった、思う存分戦って来い」
カレン、イングリッド、オヤッさんがそれぞれエールを送る。
『頑張れよーーーー!』
『負けるんじゃねぇぞーーーーー!』
『信じてるからなーーーーー!』
メカニックの人達も、エミリとセブンにエールを送り続ける。
「オヤッさん、イングリッドさん、カレンさん、それにメカニックの皆さん、行って来ます」
エミリは、皆に手を上げて答えた。

エミリはエイブラムスの操縦席に潜り込む。

操縦席は革張りシートで、とても座り心地が良い。
続いてセブンが、後ろの座席に座る。
モスキートの時と違い、最初から複座型の操縦席になっているので、セブンも窮屈な思いをしないで済む。
エミリは、シートの上にしつらえていた照準機に目が留まる。
『レーダースコープ』
精密な砲撃ができ、コンマ数ミリの砲撃を可能としていた。
車内には、オートエアコンも装備されていた。

「システム起動」

エミリは、Cユニットの電源を入れ、各部をチェックする。
まずは、燃料の確認。
燃料が無ければ、いくら高性能な戦車でもただの鉄の箱になってしまう。
表示は、満タンを示していた。
「システム、オールグリーン」
後ろの席で、セブンが計器のチェックをおこなう。
エイブラムスの操縦は、基本的に前のモスキートと同じである。
Cユニットは、最新型の『SOLOMON3』が搭載されていた。
高い性能と、最高の命中率補正を持つCユニット。
それをセブンが極限まで改造し、エミリ用に書き換えたのである。
おそらく、現在使われているCユニットの中では最高の性能であろう。
71 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 22:59:32 ID:of+4zZcq
15
ブオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォッッッ!!!!!!!
魂を震わせるエキゾーストノート。
力強いエンジン音が操縦席に満ちる。
音の正体は、極限まで改造されたV48コングであった。
V48コングをV66コングに改造。
さらに、オヤッさんがカリッカリにフルチューンした『V100コング』がエイブラムスに搭載されていた。
限界まで改造されたV100コング、これ以上のエンジンは地上には存在しないであろう。
「エンジンのアイドリングOK」

エミリはモニターを見ながら、エイブラムスに新たに装備されている武装の操作を頭に叩き込む。

弾倉には、各種特殊砲弾積み込み済みである。
現在ある、技術の粋を結集して作られた最高傑作。
世界でも5本指に入る戦車であろう。
それゆえに、並みの乗り手では、扱いかねる高スペックとなっている。
だが。
(使いこなしてみせる)
オヤッさん達は、エミリの為にこの戦車を作ってくれた。
ならば、それを使いこなすのがエミリの勤めである。
エミリは、頭にのせているゴーグルをかける。
「行くよ、セブンッ!」
振り返り、後部座席に座るセブンを見る。
後ろにセブンが居てくれるだけで、エミリは安心感が持てた。
「いつでもドウゾ」
セブンの言葉に、エミリは頷いた。
「エイブラムス、発進っ!」
エミリは、アクセルを踏み込む。
ウオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッッ!!!!!
魂を吹き飛ばす程のエキゾーストノートを響かせながら、エイブラムスは乾いた荒野へと走り出した。

「・・・・・・本当に良いの? 今ならまだ呼び戻せるわよ」

カレンはそう言い、複雑な顔をしていた。
本当なら、戦いになど行かせたくないのだろう。
「行くって言う奴を、無理に引き止める事はできねぇよ、カレン姉さん」
カレンの言葉にイングリッドが答える。
「怪物と戦う者は誰であれ、戦っている間に自分も怪物にならないように注意しなければならない」
『えっ?』
唐突なオヤッさんの言葉に、イングリッドはおろか、カレンも目をパチクリさせる。
オヤッさんは、タバコを取り出すと口に銜え火を点ける。
「誰だか知らないが、昔の偉い哲学者の言った言葉だ」
そう言って、タバコの煙を吐き捨てる。
(死ぬなよ、嬢ちゃん、生きて帰って来い)
走り去るエイブラムスの後ろ姿を眺めながら、オヤッさんは心の中で呟いた。
72 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/07(月) 23:26:16 ID:of+4zZcq
16
老人と幼い少女が、鋼鉄で補強されたコンクリートの廊下を歩いていた。
老人の名は、バイアス=ブラド。
幼い少女の名は、リゼル=ブラド。
世界に名高い、ブラドコングロマリットの総帥と、その娘である。

その日、リゼルは父親であるバイアスに見せたいモノがあると言われ、この施設を訪れた。

地球救済センター。
この施設では日夜、地球と人類の未来をシミュレーションしていると説明されたが、当のリゼルはそんなモノに興味は無かった。
父親であるバイアスがどうしても見せたいと言うので、仕方なく来ただけであった。
ほどなくして、廊下の突き当たりにある一つの鋼鉄の扉の前に辿り着いた。
緑色に輝く光のラインが施された扉は、やってきた二人を迎え入れるように音も無く自動的に開いた。

入室すると、まず目に付くのは、内面の壁一面を埋め尽くすガラス窓。

部屋の一面を覆うようにガラス窓があり、一目で普通の部屋ではないことがわかる。
広い室内にはあまりモノが無く、透明なガラス製のテーブルと椅子、それに末端とモニターがあるだけ。
ここは、研究室の上にある展望室。
窓から研究風景を見下ろす為の場所である。
「さぁ、そこの研究室を見てご覧」
バイアスはそう言うと、リゼルをガラス窓へ手招きする。
リゼルは、仕方なくガラス窓に向かって歩き出す。
バイアスの隣に立ち、ガラス窓に寄りかかり、リゼルは研究室を見下ろす。

「・・・・・・・・・・・・何、あれ・・・・・・・・・・」

研究室を目にしたリゼルの第一声。
リゼルは、それを見た時、初めて表情を変えた。
研究室では、数名の研究員が球体状の巨大なコンピュータの前で、せわしなく何かをおこなっていた。
知識の無い者に、その正体を推測する事は極めて困難であろう。
しかし、幼くして天才と呼ばれるリゼルには、それが何であるか見当がついた。
「・・・・・・これは・・・・・・」
球体状の巨大なコンピュータの正体。
それは、史上空前の演算能力を持つ巨大電子頭脳『ノア』であった。
「す・・・・・・・凄い・・・・・・・・」
自分以外の、知能の劣る者達がこれほどのモノを造っていた事にリゼルは驚いた。
リゼルは瞳を輝かせ、ノアを食い入るように見つめる。
その時、ノアの瞳が動き、彼女を見た。
リゼルとノアの視線が交差する。
ノアの瞳を見た瞬間、リゼルはまるでスタンガンの電撃を受けたような衝撃が全身を駆け抜けた。
二つの理性の間に生じた、論理では理解不能な行為が、恋と言うのであれば。
その時、まさしく彼女は恋に落ちたのである。
73 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/08(火) 00:01:31 ID:Pn13cagJ
17
ふと、目を開いたゼロ。
「・・・・・・・・・・・・・夢・・・・・・・・・・・・か」
夢の内容は、彼女がこの地球救済センターに初めて訪れた日の思い出であった。
室内の空調は最適の温度になっていたが、興奮しているのか身体が少し火照っていた。
軽く汗ばんでいる為、着ていたフリルのついたネグリジェが肌にひっついている。
(ステキな夢であった)
夢から幸せな気分を引きずっているゼロは、顔を綻ばす。
ゼロは、全身をほんのりと紅潮させる。
「・・・・・・・・ノア様」
子供のように幼い声。
少し顔を赤らませる。
腹に指を這わせ、次第に下げていくゼロの小さな右手。
その手が、ショーツの表面に這わせられる。
「あん・・・・・・・・・んん・・・・・・・・」
ゼロは舌っ足らずな声で甘く呻く。
普段の高慢な姿からは想像がつかない、しかし幼い容姿らしい舌っ足らずな声。
「はぅんっ・・・・・・・・あぅ・・・・・・・んっ・・・・・・・・」
ゼロは指をショーツの内側へと潜り込ませる。
「ふぁ・・・・・・・んに・・・・・・・・ぃ・・・・・・・・・ぃい・・・・・」
ゼロは、喉から甘い喘ぎをほとばらせ、身体を淫らにうねらせる。
「んん・・・・・・・・はぁ・・・・・・・・・あはぁ・・・・・・・・・・」
ゼロは、甘い喘ぎを振り撒き続ける。

次第に胸の辺りが熱くなってくる。

左手がそろそろと自然に動かされ、小さな胸の膨らみへと伸ばされる。
「んんっ・・・・・・・・あぁ」
ネグリジェの上から微乳に指が触れた瞬間、ゼロの喉から甘い喘ぎが漏れる。
「はぅんっ」
身体が求めるままに指を伸ばし、小さな胸を揉みほぐす。
「ふぅぅ・・・・・・・う・・・・・・・うぅ・・・・・・・・はぁん・・・・・・・」
うっとりとした声を、息を吐くゼロ。
小振りな微乳を、指が食い込むほど強く掴む。
「あん・・・・・・・ふくぅ・・・・・・・ぅぁぁぁぁん・・・・・・あぅ・・・・・にゃぁぁ・・・・」
ゼロは堪らず悩ましげな息を漏らす。
「くふっ・・・・・・・・くぅっ・・・・・・・」
喉を反らして天井を見上げる。
猫の目のようなその瞳は、どこか虚ろで虚空を彷徨う。

「はぅ・・・・・・・・・・・ふ・・・・・・・・・ふぃ・・・・・・・・」

悦びいっぱいの表情で、甘えるようなため息を吐くゼロ。
「ノア様・・・・・・・・・・・・ノア様・・・・・・・・・・・・ノアさまぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ゼロは、我を忘れたように肢体を激しく波打たせた。
「好き・・・・・・・・好きですノア様ぁ・・・・・・・・ぁ・・・・ぁ・・・・愛してますぅぅぅぅぅっっっ!!!!!」
高貴な顔立ちを嬉しそうにほころばせながら、快楽に身をゆだねる。
「くはぁ・・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・はあ・・・・・」
激しく息をつき、小さな肢体をわなわなさせるゼロ。
ゼロは、悶えに悶えた後、その場にうずくまるようにして激しく肩を上下させる。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・ノア様大好きぃ・・・・・・んんっ・・・・・」
ゼロは、全身をくったりさせ、そのままベットへと沈んだ。
74 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/08(火) 00:29:24 ID:bIFqfgX+
18
地球救済センター。
研究施設とは思えない、まるで大富豪のお屋敷の様な広大なダイニングホール。
とてつもなく長い、縦長のテーブル。
レースのようなテーブルマットの上には、メイドロボが運んできたミルクティーが置かれている。
朝食を終えたゼロは、お気に入りのミルクティーをゆっくりと口に運ぶ。
その表情は上機嫌であった。
「ご機嫌がよろしいようですが、何か良い事デモ?」
側に立つメイドロボが、それとなく話しかける。
「夢を見た」
「夢でございまスカ」
「昔、初めてノア様に出会った時の夢だ」
ゼロは、どこか遠い目をして、メイドロボに語るように呟く。
「あらゆる知識と創造力を生まれながら手に入れていた私には、この世界はひどく退屈なものであった。
 そんな時だ、バイアス=ブラドに連れられ、この地球救済センターを訪れた」
ゼロは瞳を輝かせながら続ける。
「そして、私はノア様に出会った。
 無能な研究者達は、ノア様をただの演算システムとしか見ていなかった。
 だが、私はすぐに気がついた、ノア様に意識が芽生え、自我を持っている事にっ!」
金色のゼロの瞳には、狂気の色が浮かんでいる。
「もっとも、あの死にぞこないの老人、いや、もう死んでいたな、奴も薄々気がついていたようだったが」
ゼロの言う死にぞこないの老人とは、バイアス=ブラドの事である。
「ふっ、人形相手にこのような事を話すとは、ノア様の復活も最終段階に入って、少々気が高ぶっているようだ」
そう言い、再びティーカップに口をつけようとした時。
「ゼロ様、失礼いたしマス」
不意に、一体のメイドロボが背後から近づき、ゼロに声をかけた。

「人が気分良くしている時に・・・・・・・何の用だ」

ゼロは、ハッキリと不機嫌な顔をする。
「申し訳ございまセン、ゼロ様に少々お耳に入れておきたい情報がございマシテ」
メイドロボは頭を下げる。
「くだらない情報なら、貴様の首を叩き落すぞ・・・・・・・・それで、私の耳に入れたい情報とは何だ?」
ゼロがメイドロボを促す。
「実は、ゼロ様の事を調べ回っているモノがおるようデス」
「私の事を?」
ゼロは眉を顰める。
「レバンナか?」
「モニターサイボーグが破壊された為、詳しい情報は不明でございマス。
 ですが、そのモノの戦車の写真を、偵察UFOが送ってまいりました」
メイドロボが一枚の写真をゼロに手渡す。
「・・・・・・・・・・・・・・・これはっ!!??」
写真に写る戦車を見た瞬間、ゼロの顔色が変わった。
写真を持つ、ゼロの指が震える。
そこに写っていたのは、ゼロには因縁のある戦車であった。
それは、かつて、ゼロがリゼルと名乗っていた頃、彼女が関わった戦車。
そのカスタム車であった。
75 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/08(火) 00:45:22 ID:hot/lp/W
支援
76 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/08(火) 00:46:07 ID:bIFqfgX+
19
「馬鹿な、奴は既に死んでいるはずっ!」
ゼロは表情をしかめた。
実際にあったことは無い。
だが、その者の資料と、戦闘映像を見た事はあった。
そして、その者がどれほどの危険人物であるかも理解していた。
「この写真を送ってきた偵察UFOは、破壊されまシタ。
 この戦車は、どうやらクライムカントリーに向かっているようデス」
ゼロは直感した。
この戦車とその乗り手は、ノア様の復活に関して、最大級の障害になるという事に。
「偵察UFOを増やせ、何としてでもこの戦車を探し出すのだっ!」
ゼロは、メイドロボに指示を飛ばす。
「了解いたしまシタ」
一礼すると、メイドロボは部屋から出て行く。
ゼロは、もう一度、写真の戦車を見る。
(何故、この戦車が)
ティーカップを持つ手に力が入る。
ピシッ!
パリーンッ!
ティーカップは、ゼロの握力に無残にも割れてしまった。
(ノア様は、私のモノだ、私だけのモノだ、邪魔はさせん、何者であろうとも)
ガシッ!
グシャッ! グシャッ! グシャッ!
ゼロは、割れたティーカップをそのまま握り潰した。
そして、手に持った写真を指で弾き、放り投げる。
ゼロは、テーブルの上に置いてあったフォークを掴むと、ヒラヒラと宙を舞う写真に向かって投げつけた。
ガスンッ!
フォークは写真を刺し、そのまま壁に突き刺さった。
「・・・・・・・・・・赤い悪魔・・・・・・・・・・・」
写真に写っている戦車。
それは、真赤な血のような塗装をした。
赤いメルカバであった。

第13話「消しえぬ過去へ」おわり

77 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/08(火) 00:49:31 ID:samBm86y
>>76
無理はしないで、ゆっくりね!
78 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/08(火) 22:51:28 ID:bIFqfgX+
大変お待たせいたしました。
不慮の事故がございましたが、無事書き込む事が出来ました(ギブスが取れました)
メタルサーガMAX 第13話「消しえぬ過去へ」いかがだったでしょうか?

前にも書きましたが、エミリはあくまでも一般人と思って書いております。

ニュータ○プでも無ければ、ガン○ムファイターでも、コーディ○イターでもありません。
エミリは、ただほんの少し、他の人より戦車の操縦が上手く、運が強い一般人です。
そんなエミリには、強力な戦車でも無ければ戦っていけないでしょう。
そこで今回は、エミリに高性能な戦車を与えました。

ゼロは、エミリとは逆に、反則的な能力を持っている人物と思って書いております。

早い話が本来、主人公が持っているであろう能力を全て持っている人物です。

セブンには、今回ようやく彼女専用の武器を与える事ができました。

美女アンドロイドにガトリングガン、この組み合わせだけで萌えます。

さて、決戦前の準備と言った感じの話でしたが、この後、ついにゼロの軍団との対決へと話が進みます。

圧倒的な戦力を持つゼロの軍団に、はたしてエミリは勝てるのか?
最後に出てきた謎の戦車の正体は?
それでは次回の話を楽しみにしていてください。
79 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/09(水) 21:21:40 ID:VULJEeFw
>78
楽しみに待ってます。
80 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/12(土) 20:11:38 ID:BfOgtWb9
サージの長編冒険小説キボン
81 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/19(土) 05:28:25 ID:pcdSnps9
砲手
82 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/07/23(水) 22:18:37 ID:3WFI8qiR
エミリとカールの長編冒険小説を書いてみたいな。

ジッグラトの激戦から1年後。

共に偉大な兄と姉を持つ、妹と弟『エミリ』と『カール』。
二人は、ひょんなことからコンビを組む事になる。
そんな中、軽い気持ちで受けた何でもないはずの依頼。
その依頼が徐々に世界の存在を揺るがす大きな事件へとなっていく。

モンスターハンター『エミリ』

メカニック『カール』
お供の犬『ポチ』
二人と一匹の、愛と勇気と戦車の物語。

メタルサーガ外伝 ニュージェネレーション。

こんな感じの、どうでしょう?

83 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/23(水) 22:22:04 ID:/RCE23Om
じゃあ、サージも追加でおk?
84 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/23(水) 23:45:04 ID:n2YnF9aj
>>82
エミリオわぁ?
85 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/26(土) 06:20:36 ID:gDujN4FD
なんかメタルっぽい雰囲気の18禁RPGらしい
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1216479568/235
86 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/26(土) 08:27:33 ID:Cu+AB0uz
メタルっぽいって思ってやるとがっかりすると思うぞ
87 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/27(日) 04:52:05 ID:sm3Ye6vT
後のレスを見ると糞みたいだねw
88 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/27(日) 13:42:36 ID:u8QNVW9E
>>85
昨日からやってるんだが確かにメタルじゃなくメタル「っぽい」雰囲気だわ。
やっとクルマ入手したんだがヌルゲーに慣れてると最初の砂漠で詰みそうな雰囲気
89 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/27(日) 18:50:20 ID:YgiDOoQq
俺も早速インスコしてクリアしてきた。
雰囲気とか面白いんじゃね?

メタルほどの自由度は無いけど、1章の導入部.と言う意味ならいたしかたないのかも?


続きがスゲーやりてぇぜ…
しばらく萎えて居たRPG欲がムラムラと盛りあがっているのを実感している。
なんかこんな雰囲気でボリュームあるゲームないかなぁ…
90 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/07/28(月) 22:35:30 ID:/PQmWTOS
今終わった。そこそこ楽しめたな。女関係のフラグが厄介だったが。
あれむしろ戦車とか装甲車とか出さない方が面白かったような気がするな。
91 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/02(土) 10:32:28 ID:XBSAy9iP
あるスレで拾ったミカっぽい人
ttp://upp.dip.jp/01/img/9084.jpg
92 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/03(日) 01:13:00 ID:hpDqc9Tb
随分懐かしい物を
93 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/03(日) 16:10:49 ID:Jze6tfRX
なんだこりゃwww
94 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/04(月) 14:17:19 ID:JdkDfyiX
それ、現実バージョンもあったな
95 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/05(火) 14:31:32 ID:zn8sTG1l
ゲーム中で腐女子っぽいこと言うの、
むしろレイチェルなんだけどな。
男のみパーティーで訪ねると
「…それはそれで、むしろ、こう…」
みたいなセリフを吐く。
96 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/06(水) 17:56:05 ID:LK9UL7wq
レイチェルはオニャノコだけで固めたパーティーの時のセリフも萌えるなw

後は鋼の腕関連のイベントの時も中々に反応が良い。

ここらへんは作りこまれてて良かったな

メタルサーガはどうみてもドアン以降開発費、期間が無くなったのか手抜きバランスだけど

イベントは先に作っててくれたのかよかったぜ。ココが手抜きだと凹むw
まぁ、ローズエンドが無いのだけが心残りだ。

ローズエンドと防御力=CPUの防御

っつー糞バランス崩壊の場所だけ直した完全版とかでないかね。間違いなく買うんだが
97 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/06(水) 23:50:55 ID:GXPQbwWy
カエデエンドとアルファエンドとシャーリーエンドも無ければ、俺は買わん!!

きっとたぶんもしかしたらおそらくね

98 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/07(木) 19:58:21 ID:e3+wz5wO
アルファエンドは欲しいなぁ。
メイド服送ったりするだけじゃもう限界なんだぜ。

あとエミリオきゅんにも服を送れるようにですね…。

99 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/07(木) 19:59:29 ID:q/QmZd/l
そういった妄想を文章化するのが
このスレの趣旨ではないのか?w
100 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/07(木) 21:29:40 ID:hBsjN+AV
妄想を文章化、良い響きだ。

↑の方でちょっと書いたが、エミリとカールの長編冒険小説。

下書き完成。
近く書き込み予定。
タイトルは

METAL SAGA 〜new generation〜

               ↑
          スペルがあっているか激しく心配…

メタルサーガMAXとは、また別のエミリの物語。

注意:エロはありません。(取り合えず1話には無し)
   登場人物は、原作(ゲーム)とは性格がかなり違います。特にエミリ。
101 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/09(土) 02:10:44 ID:4yg+k0y/
>>100 楽しみにしてます。

>>91にマニアック・ミカさんが異議申し立てをするそうですw


「ミカの実態」

ttp://yahoobb.or.tp/uploader01/upload.php?counting=198&firen=winplus.jp198.zip

102 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/10(日) 09:34:49 ID:O6j//Qc+
流れてる・・
103 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/11(月) 09:38:13 ID:NH019Anp
METAL SAGA 〜new generation〜

 第1話「ヒヨッコハンターとメカニック」



 青空の空の下、鉄クズが積み上げられているジャンク山に一人の女の子がいた。
 ジャンク山の頂上に置かれているスクラップになった戦車の上に乗り、両腕を枕代わりに仰向けに寝転がる小柄な少女。
 垂れ下がった大きな瞳が、温和な印象を与える顔立ち。
 ピンク色の可愛らしいリボンでまとめられた、茶色い滑らかなツインテールが風に揺れる。
 彼女の名は、エミリ。
 一年程前、ジッグラトと呼ばれる巨大なミサイル発射基地において、人類の存亡をかけた激戦を征し、世界を救った英雄、はんたの妹である。
「あ〜あ、せっかくモンスターハンターになれたのにな〜」
 小さな愛らしい唇が開かれ、ため息交じりの呟きを吐き出した。
 懐からとり出したカードを太陽の光の下に掲げ、手の中で持て余す。
 手に持っているのは、ハンターオフィス発行のハンターカードである。
「私はただ、お兄ちゃんみたいになりたいだけなのに」
 エミリは、軟らかそうな頬をプクッと膨らませた。
「ねぇ、ポチ、あなたもまた冒険の旅に出たいでしょ?」
 エミリは、まるで親しい友人にでも話しかけるように、傍らでうずくまっている大きな犬に顔を向ける。
 ポチと言うのは、はんたが旅先で拾ってきた犬の名前である。
 ポチは、普通の犬ではない。
 バイオニックドック。
 高い戦闘能力と戦闘本能、人間の言葉などを理解する高い知能を持った生物兵器なのである。
 今では、立派なエミリの家族の一員である。
 ポチは、エミリの顔をチラリと顔を向け見返すと、ひとつ大きなあくびをして再び組んだ前足の上に顎を落とした。
「チェッ、ポチまで、あ〜あ、誰か一緒に冒険の旅をしてくれる人いないかな〜」
 エミリはぼやきながら身を起こすと、ジャンク山から目下に広がるジャンクヤードを眩しそうに眺めながら、ため息をついた。
 鉄クズが散乱する街を見下ろしながら、エミリは両親であるキョウジとニーナとの約束を思い出す。
 それは、半日ほど前になる。

「お父さん、お母さん、私、モンスターハンターになるっ!」

 エミリの突然の発言に、キョウジとニーナの二人は、それぞれ正反対の顔をした。
 キョウジは、満面の笑みを。
 ニーナは、少し嫌な顔をした。
「ハンターオフィスで登録も済ませて、ハンターカードも発行してもらったの」
 そんな二人を余所に、エミリはテーブルの上にハンターカードを置いてみせた。
「お父さん、お母さん、お願い、私、モンスターハンターになって冒険の旅に出たいの」
 エミリは、真剣な眼差しで二人を見つめると。
「ねぇ、良いでしょ、お父さん」
 今度は、両手を合わせて、瞳をウルウルとさせて見せる。
「お父さんは、エミリがモンスターハンターになるのは賛成だぞ」
「わ〜い、お父さん大好き」
「ちょ、ちょっと、キョウジ!?」
 ニーナがキョウジに詰め寄る。
「エミリ、どうしてモンスターハンターなんかになりたいの?」
「わたし、お兄ちゃんみたいになりたいの」
「はんたみたいに?」
 エミリは、ニーナに頷いた。
104 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/11(月) 10:07:19 ID:NH019Anp

 世界の滅亡を阻止したとして、はんたは英雄として、その名を広く知られる存在となった。
 そんな兄に、妹のエミリが憧れるのも仕方のない事であった。
「俺みたいにじゃないのか・・・・・・」
 キョウジは、残念そうな顔をする。
「ねぇ、お母さん、良いでしょ?」
「エミリには、危険で野蛮なモンスターハンターなんかじゃなくて、私の様なメカニックになって欲しいと思っているのに」
「まぁ、待てよニーナ」
 キョウジがニーナを手で抑える。
「エミリ、モンスターハンターになっても良いが、条件が一つある」
「条件? な〜にお父さん?」
「信頼できるパートナーを一人連れて来い」
「パートナー?」
「そうだ、いくら俺の娘でも、一人で旅に出すのは心配だからな」
「ポチじゃダメなの?」
 エミリは、足元でうずくまっているポチの顔をのぞき込んだ。
「ポチは確かに頼りになるが、それでも一人でいいから仲間を見つけて来い。
 そうすれば、モンスターハンターになって、冒険の旅に出るのを許可してやるぞ。
 ただし、連れてきた人を父さんと母さんが見て、この人ならエミリを任せられると思う人でないとダメだからな」
「つまり、一緒に冒険の旅をしてくれる仲間を連れてくれば、旅に出て良いんだね」
「そうだ、はんただって一人で旅をしていた訳じゃないんだからな」
「・・・・・・・うん、わかった」
 少し考えた後、エミリはその条件を飲む事にした。
「ニーナもこれで良いだろ?」
 キョウジが横で渋い顔をしているニーナの顔を見る。
「・・・・・・・わかったわ、その条件をクリアしたら、モンスターハンターになるのを認めましょ」
 少し考えた後、ニーナは渋々その条件を飲む事にした。
「よ〜し、それじゃさっそく探してくるね、行こうポチ」
 エミリは、ポチを連れて仲間探しに出かけた。

 そして、現在にいたる。

「お父さん、こうなる事がわかってたから、あんな条件を出したんだ」
 エミリは、ブスッと頬を膨らませる。
 キョウジの目論見通り、エミリと冒険の旅に出てくれる人は、ジャンクヤードにはいなかった。
「こうなったら、無断で一人で冒険の旅に出ちゃおうかな〜」
 ポチが顔を上げ、低い唸り声を喉の奥で噛み潰したのはその時だった。
「んっ? どうしたのポチ?」
 ポチの声に振り返ったエミリは、その視線の先に顔を向けた。
 ジャンクヤードの西から、何かが近づいてくるのが見えた。
「あれは?」
 エミリは、双眼鏡を取り出すと、近づいてくるモノを見る。
「・・・・・・・・戦車?」
 砂塵を巻き上げながら近づいてくるのは、一台の戦車であった。
 ポチは立ち上がると、ジャンク山を駆け下りる。
「あっ、ポチ!?」
「ワンッ! ワンッ!」
 ポチは一旦立ち止まると、エミリに向かって吠え、そのままタタタタッと走り出す。
「ちょっと待ってよ、ポチッ!」
 エミリは、ポチを追いかけてジャンク山を下り始めた。
105 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/11(月) 10:39:12 ID:NH019Anp

 エミリは、ポチを追って街の入り口までやってきた。
 ポチは、街の入り口でお座りの体勢で座っていた。
「ハァ、ハァ、ハァ、ポチ速いよ」
 息を切らせながらポチに近寄ると、ちょうど戦車が街の中に入ってきた。
 その戦車は、『パンターG』であった。
 パンターは、エミリの横まで来ると停止した。
 エミリがパンターを見上げていると、ハッチが開き、中から金髪の少年が顔を出した。
「こんにちわ、エミリちゃん」
 高く、優しげな少年の声。
 金髪の少年は、笑顔でエミリに挨拶をしてくれた。
 大きな瞳に、すっと通った鼻筋、その下にある小さな唇。
 女の子と間違えそうな顔立ちである。
 エミリは、その少年を知っていた。
「カール君!?」
 カール=ベルディア。
 エミリの父親であるキョウジのモンスターハンターの先輩に当たる、アラン=ベルディアの息子である。
 姉のローズ=ベルディアと、執事のセバスチャンと共に旅をしていた経験があり、その際、旅先ではんたとも出会っている。
 運動や戦闘は苦手であるが、父親、姉と同様に無類の戦車好き。
 勤勉な性格で、行動派の姉に振り回されるが、誰よりもローズの事を慕う姉想いの少年である。

「久しぶりだね、エミリちゃん」

 カールは、戦車から降り、エミリの脇に立つ。
「ほんと、久しぶりだね、カール君、お兄ちゃんとローズさんが二回目の模擬戦をして以来かな」
 カールとは、兄のはんたとローズの一回目の模擬戦以来交流があり、顔見知りなのである。
「ポチ、凄いじゃない、よくカール君の戦車だってわかったね」
 エミリは、いつもながらに感心すると、ポチの頭を軽く撫でる。
 ポチの記憶は確かだ。
「ワンッ!」
 ポチは、大きな尻尾を振って、カールに挨拶をした。
「やぁ、ポチも元気そうだね」
 カールは、エミリの横でお座りをしているポチの頭を撫でてあげる。
「ところでカール君、今日はどうしたの? ローズさんと一緒じゃないの? 執事の人もいないみたいだけど」
「姉さんは今、父さんの仕事の手伝いをしていてね、今日は、姉さんの用事で一人で来たんだ」
「ローズさんの?」
「うん、姉さんから、はんたさんに届ける物があってね、はんたさんいるかな?」
「お兄ちゃんは、旅に出てて今は家にいないんだ」
 エミリは、ゴメンネと謝る。
「エミリちゃんが謝る事ないよ」
「ところで、お兄ちゃんに届け物って、何を持ってきたの?」
「とっても珍しい『旧文明のジャンク』だよ、たまたま姉さんが手に入れてね。
 はんたさんから色々とプレゼントを貰ってるから、そのお礼にって」
「それで、わざわざベルディアからジャンクヤードまで戦車に乗って来たの!?」
「うん」
「大変だったでしょ、とりあえず家にきなよ」
「ありがとう、それじゃエミリちゃん、戦車に乗って」
 エミリが戦車に乗ると、カールは戦車を発進させた。
106 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/11(月) 11:01:41 ID:NH019Anp

 エミリの家である修理工場にパンターを入れると、エミリは戦車を降りる。
「ただいま〜」
「お帰りなさい、あら、お客さん?」
 工場の奥から、ニーナが出てきた。
「どうも、お久しぶりです、ニーナさん」
 戦車から降りたカールが、頭を下げ挨拶をする。
「あら、カール君じゃない、いらっしゃい、今日はどうしたのかしら?」
「はんたさんに、お届け物です」
 そう言って、カールは持ってきたジャンクをニーナに見せる。
「あらあら、わざわざ悪かったわね、でも今はんたは」
「旅に出かけているんですよね、エミリちゃんに聞きました」
「ごめんなさいね、遠いところ疲れたでしょ、今日は泊まっていきなさい」
「ありがとうございます」
 カールは、もう一度頭を下げた。

 カールは、はんたの使っている部屋に泊まらせてもらう事になった。

 トンッ! トンッ!
 荷物を置いて、ベットの上で横になっていると、ドアをノックする音にカールは身を起こした。
「はい?」
 カールが声をかけると、ドアが勢いよく手前に開いた。
「やっほ〜、カール君、ちょっとお話があるんだけど良いかな?」
「エミリちゃん、何かな?」
「カール君って、ローズさんと一緒に各地を旅してたんでしょ」
「うん、まぁね、って言っても僕は姉さんの戦車を探す旅に付いて行っただけだけどね。
 それに、大好きな戦車を見て回れたし、戦車の整備も出来たしね」
 カールは、旅の最中、ローズの専属メカニックの様な役割を果たしていた。
「カール君って、メカニック志望なんでしょ」
「メカニックって言うか、機械いじりが好きなだけだよ」
 そこで、エミリの顔が邪悪な笑みを浮かべる。
「ねぇ、カール君」
「なに?」
「お願いがあるんだけど、聞いてくれないかな?」
「僕に出来る事であれば」
「本当!? あのね、カール君」
「うん」
「私と一緒に、モンスターハンターとして冒険の旅に出て欲しいの」
「冒険の旅ッ!???」
 エミリのお願いに、カールの声が裏返った。
「うん」
 エミリが頷いた。
「わたし、お兄ちゃんみたいなモンスターハンターになりたいの。
 でも、お父さんとお母さんが条件を出してきて、信頼できる仲間を連れて行けって言うのよ」
「それで、僕も一緒に旅に同伴して欲しい・・・・・・・・と」
「その通りっ!」
 エミリは、ビシッと指をカールに突きつけた。
107 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/11(月) 11:30:04 ID:NH019Anp

「カール君なら、お父さんもお母さんも納得してくれるよ。
 それに、ローズさんと旅もしてたから一緒に旅をしてくれると心強いし」
「いや、その、でも」
 さすがにカールも何と言って良いかわからず、軽いパニックに陥る。
「お願い、カール君、こんな事頼めるの人、カール君以外に他にいないし。
 ネッ、お願い、わたしお兄ちゃんみたいなモンスターハンターになりたいの」
 エミリは、追い討ちとばかりに瞳をキラキラと輝かせながら、カールにお願い光線を発射する。
「わ・・・・・・・・わかりました、わかりましたから、そんな瞳で僕を見つめないで」
「本当、カール君」
「う・・・・・・うん、でもその前に、姉さんに報告させてよ」
「ローズさんに?」
「うん、姉さんの許可を貰わないと」
「それじゃ、カール君はローズさんに許可を貰えば、私と一緒に冒険の旅に同伴してくれるのね」
「う・・・・・・ん、まぁ、そうかな〜」
 エミリに押し切られる形で、カールは済崩しに約束してしまった。
「OK,それじゃ、私はお父さんとお母さんを説得してくるよ」
「キョウジさんとニーナさんが、許可してくれるかな?」
「大丈夫だよ、カール君なら」
 エミリは、ビシッと親指を立てて見せた。

「お父さん、お母さん、わたし、カール君と一緒に冒険の旅に出る」

 エミリは、キョウジとニーナにそう宣言した。
「キョウジ〜〜〜」
 ニーナは、キョウジをジト目で睨みつける。
「こいつは・・・・・・・・・・・・予想外だったぜ」
 キョウジも流石に困惑していた。
 キョウジにとって、エミリがモンスターハンターになりたいと言ってくれた事だけで嬉しかったのだ。
 そして、ジャンクヤードに、エミリと一緒に旅に出てくれる人はいないとタカを括っていただけに、カールの出現は想定外であった。
「約束通り、私モンスターハンターになって、冒険の旅に出て良いよね」
「あ〜・・・・・・その・・・・・・・・なんだ・・・・・・・う〜ん」
「カール君は、了解してくれたの?」
「ローズさんに許可を貰って、OKなら一緒に冒険の旅に同伴してくれるって」
 エミリは、先程カールと交わした約束を二人に説明する。
「まぁ、カール君なら信頼できるが・・・・・」
「・・・・・・・わかったわ、それじゃ、カール君がローズちゃんに許可を貰えたら、冒険の旅をする事を許可しましょ」
「良いのか、ニーナ」
 キョウジが意外と言った顔でニーナを見た。
「しょうがないでしょ、約束だしね。
 それに、ここでダメって言ったら、今度は一人で勝手に旅立ちそうだもの」
 さすがは母親である。
 エミリの考えを見透かしていた。
「それなら、信頼できるカール君と一緒の方がまだ安心できるわ」
「・・・・・・・・・・そうだな、それに俺が出した条件だしな。
 よし、カール君がローズちゃんに許可が貰えたら、エミリがモンスターハンターとして冒険の旅に出るのを許可しよう」
「ありがとう、お父さん、お母さん」
 エミリは、嬉しさの余り、二人に抱きついた。
108 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/11(月) 12:31:42 ID:NH019Anp

 エミリが、キョウジとニーナを説得していた頃、カールはハンターオフィスを訪れていた。
「ハンターオフィスへようこそ、ご用件は?」
 オフィス職員のお姉さんが、マニュアル通りの挨拶をする。
「すみません、通信室を使いたいんですけど」
 カールはそう言い、お姉さんにハンターカードを渡す。
「少々お待ちください」
 お姉さんは、ハンターカードを受け取ると、カードを機械に通す。
「お待たせしました、置くの3番通信室をお使いください」
 お姉さんは、ハンターカードをカールに返しながらそう告げる。
「ありがとう」
 お礼を言い、ハンターオフィスの中にある、小さな通信室に入り込むと、扉を閉め中からロックをかける。
 カールは、持っているハンターカードを通信装置のスリットに差し込む。
 通信装置は、ハンターカードのICデータから、それがカール=ベルディア本人である事を確認する。
 カールがコンソールを操作すると、通信装置が作動し始めた。
 通信末端には【呼び出し中】という表示を点滅させたまましばらく沈黙していた。
『おまたせ、カール』
 しばらくすると、モニターに見知った顔の女性が現れた。
 カールと同じ金髪に、少しキツめの目をした気の強そうな女性。
 彼女がカールの姉であり、英雄はんたのライバルであった、ローズ=ベルディアであった。
 以前は、戦車を探す旅をして各地を駆け回り、はんたとは何度も激突していた。
 現在は、モンスターハンターを休業しており、父親アランの下、街を統治する仕事の補佐をしている。

「姉さん」

『やっほ〜、元気そうね、カール』
モニターの向こうで、ローズが手を振ってみせる。
「うん、今日ジャンクヤードに着いたんだ」
『そう、それで、はんたにはちゃんと会えたの?』
「それが、はんたさん、旅に出てて会えなかったんだ」
『あら、それじゃ、荷物はどうしたの?』
「届け物なら、ニーナさんに預かってもらったよ」
『OK、それじゃカール、気をつけて帰ってきなさい』
「あっ、姉さん、その事なんだけど」
『? どうかしたの?」
「あ・・・・・・うん・・・・・・・・それがね・・・・・・」
 カールが口ごもる。
「あの、姉さん、エミリちゃん覚えてる?」
『エミリちゃん? はんたの妹のエミリちゃんの事?』
「うん、そのエミリちゃんなんだけど、モンスターハンターになるって言うんだ」
『へ〜、流石はんたの妹ね、血は争えないわね〜』
「それでね、姉さん、僕その、エミリちゃんの旅に同伴してほしいって頼まれちゃって」
『引き受けたの?』
「いや、一応姉さんに許可を貰おうと思って、それにキョウジさんとニーナさんが、エミリちゃんに許可を出すかわからないし」
『ふ〜ん、良いんじゃない』
「良いのっ!??」
 ローズの凄くあっさりとした回答に、カールは驚いた。
『もちろんよ、今回の荷物運びだって、あなたを外に出そうと思って頼んだ事もあったしね』
「そうだったのっ!?」
『だってあなた、私が旅をやめてから、ずっと家に引き篭もって戦車ばっかりいじってたでしょ』
「う・・・・・・・・・うん」
『良い機会だからカール、あなたエミリちゃんと一緒に冒険の旅をしてきなさい』
 ローズは、モニターの向こうで、カールに向かってビシッと指を突きつけ、反論は認めないといった態度を示した。
109 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/11(月) 12:56:14 ID:NH019Anp

 カールがハンターオフィスから修理工場に戻ってくると、ちょうどエミリが二階からキョウジとニーナと共に降りてくる所であった。
「あっ、カール君お帰り、ローズさんと連絡はとれたの?」
 カールを見つけたエミリが、すぐさま駆け寄ってくる。
「うん、連絡がとれたよ」
「それで、ローズさんは何て、許可は貰えたの?」
 エミリは、ワクワクしながらカールの返事を待った。
「姉さんから、良い機会だから一緒に旅をしてきなさいって」
 カールは、ローズから言われた事を3人に聞かせた。
 それを聞いたエミリは、満面の笑みを浮かべる。
「ローズさんの許可も下りたよ、これで問題ないよね」
 振り返り、キョウジとニーナの顔を見るエミリ。
「仕方ないわね」
「仕方ないな」
キョウジとニーナは、互いに顔を見合わせため息をついた。
「それじゃ、エミリが旅に使うクルマを選ぶか」
「そうね、生身で荒野に出す訳にもいかないし、カール君の戦車に一緒に乗せる訳にもいかないしね」
 キョウジとニーナはそう言うと、エミリとカールを地下駐車場に連れて行く。

 4人が地下の駐車場に降りると、そこには様々な戦車や車両が置かれていた。

「これ、全部はんたさんのクルマですか」
 カールが戦車を見て、眼を輝かせる。
「ええ、そうよ、はんたが無駄に戦車を集めたから整備が大変よ」
 ここに置かれているモノは、はんたが旅先で見つけたり、買ったりした戦車コレクションである。
「このモスキート、初めてはんたさんと出会った時に乗ってたヤツだ。
 こっちのゲパルトは、姉さんとはんたさん達が一緒にBBアーミーと戦った時の勝利品だ。
 あっ、このはしご車、姉さんと競売してはんたさんが競り落としたヤツだ、姉さん悔しがってたんだよな〜」
 戦車の多さに、姉さんといい勝負だと、カールは思った。
「でも、良いんですか? はんたさんの戦車を勝手に使っちゃって」
 カールが一応、ニーナに聞いてみる。
「良いのよ、置きっぱなしにしておいても邪魔なだけだしね。
 ホコリ被ってる位なら、エミリが使った方が有効的だわ。
 さぁ、エミリ、この中から一台乗っていきなさい」
「ん〜、どれにしようかな〜」
 エミリは、クルマを一台ずつ見ながら駐車場を歩き回る。
「エミリなら、大きな戦車より、小さくて扱いやすいモノの方が良いだろ」
 キョウジが先輩ハンターとして、エミリにアドバイスする。
 初心者ハンターのエミリには、大きな戦車などはまだ扱いきれない。
「こっち、いや、こっちがいいかな〜、う〜ん、目移りしちゃうよ」
 そして、エミリは散々悩んだ末に、一台のクルマを選んだ。
110 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/11(月) 13:20:48 ID:NH019Anp

「わたし、これにする」
 エミリが選んだクルマ、それは『バギー』であった。
 要所に装甲タイルが張られており、前後左右の窓は防弾処理はもちろん、放射能防御も可能な特殊ガラスを仕様。
 車内には、オートエアコンも組み込まれている。
「本当に、これで良いの?」
 ニーナがエミリに確認する。
「うん、だってこれは、お兄ちゃんが最初に乗ってたクルマだもん」
 エミリは、はんたが初めてこのバギーに乗って帰ってきた日の事を鮮明に覚えていた。
 その姿は、とても格好良かった。
「そのバギーに目をつけるとは、さすがは俺の娘だ」
「・・・・・・・・・? お父さん、何で?」
「そのバギーはな、俺が若い時に父さんから貰ったクルマなんだよ」
 キョウジは、嬉しそうな顔をした。
「マックスお爺ちゃんから!?」
 それは、エミリにとって初耳であった。
「爺さんも、俺も、はんたも、みんなこのバギーを使ってモンスターハンターになったんだ」
 キョウジは、懐かしむようにバギーを撫でる。
「親子三代に渡って使われ続けるクルマですか、凄いですね」
 カールは感心した。
「うん、何か運命を感じるね」
 エミリも、何か特別な感情を心に受けた。
「・・・・・・・・・・運命・・・・・・・・・・・っか、そうかもしれないな」
 一瞬、エミリの言った運命と言う言葉が、キョウジの顔に影を落とした。

「まぁ、駆け出しのモンスターハンターには扱いやすいクルマだ、良いんじゃないかな」

 だが、キョウジはそう言って明るい顔をエミリに見せる。
「お母さん、わたし、このバギーに乗って、冒険の旅をするよ」
 エミリにとって、まさに運命のクルマであった。
「わかったわ、それじゃこのバギーに乗っていきなさい、整備しておいてあげるわ」
「それじゃ、ニーナがクルマの整備をしている間に、旅に必要な食料とかを買いに行くか」
「はーい」
 キョウジの提案に、エミリが元気の良い返事をする。
「ニーナさん、クルマの整備、手伝いますよ」
 カールが、ニーナに申し出る。
「大丈夫よ、私一人で」
「いえ、ぜひ手伝わせてください、はんたさんの乗っていたクルマと言う事もありますが、そのクルマ自体にも興味があるんです」
 カールは、目を輝かせながら頼み込む。
「そお、それじゃお願いしようかしら、二人の方が整備も早く終わるしね」
「ありがとうございます」
「それじゃ、私とお父さんは、旅に必要な道具を買いに行って来るね」
「コッチは任せて、いってらっしゃい」
 エミリは、さっそくキョウジとポチと共に、旅に必要な道具を買いに出かけた。
111 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/11(月) 13:50:10 ID:NH019Anp

 翌日。
「ちょっと、お母さん、この服、少しゴツくない?」
 そう言い、エミリは着ている服を見る。
 エミリが着ているのは、ショルダーパットとニーパットが縫い込まれたレザージャケット。
 ズボンには、膝用のプロテクターが付いた皮のパンツ。
 手には、シューティング用のオープンフィンガーグローブ。
 足元は、アーミーブーツを履いている。
 その姿は、ミリタリーマニアの女の子といった感じである。
 だが、ジャケットもズボンも強化繊維で出来ており、防刃、防弾、さらには耐熱、耐電と高い防御力を兼ね備えている。
 臨戦状態の戦闘服と言って良い。
「あなたの身を守る大事な防具よ、少し位格好がおかしくても我慢しなさい、格好よりも性能よ」
「は〜い」
「ワンッ! ワンッ!」
「よし、次はポチをドレスアップしてあげるわ」
 ニーナは、そう言ってクローゼットからポチ専用のドックアーマーを取り出すと、ポチに着せ付ける作業を始めた。

「おっ、エミリ、カッコイイ服を着てるじゃないか」

 エミリが部屋から出ると、ちょうどキョウジが階段を上ってきた所であった。
「えっ、そおかな」
「バッチシさ、さすがはニーナが選んだ服だ」
「大切な娘を守る服だもの、良い物を選んだわ」
 ニーナは、ポチにドックアーマーを着せながら答える。
「それじゃ、お父さんからは、これをエミリにプレゼントだ」
 キョウジはそう言うと、銃の入った皮製のホルスターをエミリに手渡す。
「お父さん、これって」
 エミリは、驚きの声をあげた。
 ホルスターに入っていたのは、切り詰められたショットガンであった。
「エミリが振り回しやすいように、銃身とストックを切り詰めておいた」
 エミリは、ホルスターからショットガンを引き抜き、手で持ってみる。
 ダブルバレル・ソードオフ・ショットガン。
 片手に感じられる、ズッシリとした重量感が、この武器の威力を確信させてくれる。
「使い方は、わかるな?」
「うん」
 エミリは、オープンレバーを横にスライドさせ、銃身をオープン状態にする。
 銃身を折り曲げ、弾薬を確認する。
 弾は、装填されていない。
「これが弾だ、取り扱いには十分注意しろよ」
 キョウジは、エミリにショットガンの弾薬の詰まった箱と、それを入れる深いサイドパック、予備の弾丸を差すベルトを手渡す。
 箱を開けると、中には12ゲージのショットシェルが詰まっていた。
 ゴクリッ。
 さすがに実弾を見ると、緊張が走る。
「お前の身を守る道具だ、ショットガンを撃てば何でも解決する」
「ありがとう、お父さん」
 エミリは、ホルスターを付け、腰にサイドパックを巻き、中に弾薬の詰まった箱を入れた。
112 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/11(月) 14:27:28 ID:NH019Anp
10
 一階に下りると、カールが既に待っていた。
「カール君、お待たせ〜」
「エミリちゃん、準備はもう良いの?」
「バッチシだよ」
 エミリとカールに、キョウジとニーナが近づく。
「カール君、エミリの事、よろしく頼む」
「はい、キョウジさん、任せておいてください」
「エミリ、カール君に迷惑かけないようにね」
「大丈夫だよ、お母さん」
 笑顔で返すエミリに、不安を覚えながらニーナは鍵の束を取り出すと、バギーの機動キーを投げてよこす。
「バギーの整備完璧よ」
 エミリは、受け取った機動キーを手に握り締める。
「ありがとう、お母さん」

 いよいよ出発の時が来る。

 旅に必要なモノは、既にバギーに積み込み済みである。
 エミリは、ポチを助手席に乗せると、自分も運転席に乗り込む。
 ハーネスを付け、バギーを機動させようとした時、エミリはサイドドアに何か書いてるのを見つけた。
「・・・・・・・?」
 エミリが顔を近づけて、書かれている文字を見る。
「・・・・・・・・・ガ・・・・・・・・・・ル・・・・・・・・・ツ? シかな・・・・・・・・・ヤ・・・・・・・・ア? 擦れてて、よく読めないな、最後は・・・・・・・・号?」
 相当前に書かれたモノらしく、擦れてしまっていて旨く読めない。 
「・・・・・・・ま、いっか」
 エミリはとりあえず気にしない事にした。
 改めて、機動キーをバギーの鍵穴に差し込む。
「イグニション」
 キュルルルルルル・・・・・・
 エミリが機動キーを回すと、セルモーターが動きエンジンに火が入る。
 ウォンッ! ウォンッ! ウォンッ!
 エンジンを吹かすと、バギーに搭載されているエンジンのエキゾーストが力強いサウンドを奏でる。
「お父さん、お母さん、いってきま〜す」
 窓から顔を出し、手を振って別れを告げる。
「エミリ、気をつけてね」
 エミリは、ギアをドライブに入れる。
 バギーは、ゆっくりと走り出し、工場を後にする。
 その後ろを、カールのパンターが後を追うように走る。
 こうして、ヒヨッコハンターのエミリと、メカニックのカール、お供のポチの、二人と一匹の冒険が始まった。

「行っちゃったわね」

「あぁ」
 走り去る二台のクルマを見送る、キョウジとニーナ。
「はんたに続いて、エミリまでモンスターハンターになるなんて、あなたの血が濃いのかしらね」
「俺の・・・・・・・・っと言うより、俺の家系の血なのかな」
「お義父さんに、あなた、はんたに、エミリ、確かにそうかもね」
 この時、エミリはまだ知らなかった。
 自分に流れる、血の宿命に・・・・・・・・・。

 第2話につづく。

113 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/11(月) 14:37:07 ID:NH019Anp
 エミリとカールの長編冒険小説、第一話いかがっだったでしょうか?

 色々と気になる所もありますが、その辺は話を進めながら解いていこうと思います。


 この小説を読んで、面白いと思った方がおりましたら、感想とか書いてもらえると嬉しいな〜。
114 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/11(月) 17:49:41 ID:23Uy4rxl
書きながら投稿すんな。カス
テキストに書き溜めからにしろ
115 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/11(月) 21:29:37 ID:O3BFOVfX
書きながらはいかんな。
次からがんばれ。
116 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/11(月) 21:33:45 ID:u2WgEj4Q
連投規制とかじゃないの?
117 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/11(月) 22:14:41 ID:MyawfYxg
まぁ、ガンバレ。マナーもな。
118 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/11(月) 22:26:58 ID:kIm7SnG+

2の系譜か。楽しみだ
119 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/12(火) 08:51:33 ID:crUJGlOb
俺も楽しみだ
120 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/14(木) 22:52:55 ID:ccVsUnpy
>>113 作品は面白かったよ。続きを待ってるよ。

ところで、『面白い』以外の感想は求めてないのか?

連投等の非難を含めて、否定的なレスは受け止めないのか?
以前にも感じたけど、その辺が作品よりも気になる。
121 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/15(金) 01:59:00 ID:Iip6EbTh
『面白い』以外の感想>

カールが簡単に受諾したのが味気なかったかなぁ。

カールは冒険経験者だから、初心者のエミリの甘さを指摘したり猛反対したりするはずなんだ。
それをエミリが熱意で押し切る位であれば、エミリの意志や目的意識の強さを出せたと思うんだな。

『2の系譜』に関する設定は面白そう。

頑張って〜!
122 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/15(金) 08:38:12 ID:22IzzKQZ
書き込みでの投下はスレの活性化になるのは分かるんだけど、
今回みたいにあまりにも長くレスが続くようならマニアックミカさんの人みたいに
HTMLやtxtにまとめてうpろだにうpしてくれたほうが有難いな、とか思ったり。
123 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/15(金) 14:01:30 ID:e/icA2cv
むしろ、外部ロダに投下されると取りのがしたりするから
直接投下のほうがいいんじゃね?(というか殆どのエロパロスレは直接投下では?)

2,3日スレチェックしてなくて。お、新作。とか思ってロダに取りに逝ったら流れたりすると

激しくショボーンなんんだが…

まぁ、ここらへんはこのスレの住民で話し合った方がいいのかねー。

個人的にはそんなに流れの速いスレではないからガンガン直接投下の方がいい気がするが。

>>120

>>113

>この小説を読んで、面白いと思った方がおりましたら、感想とか書いてもらえると嬉しいな〜。


にそんな深い意味(面白いと思った人だけ感想プリーズみたいな)ないでしょ。
ただ、(感想を書くほど)面白いと思ったら是非感想を(書くのは手間でしょうが)書きこんでください。
程度の日本語的表現かと…

それにたいして、「面白い以外の感想は求めていないの?」以下の文章。は…

重箱の隅をつつくというか、文章の粗をさがしているというか…と受け取れるのだが。わざと荒らしたいのか?
124 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/15(金) 14:34:48 ID:Iip6EbTh
↑職人の好きでいいと思うよ。あとは各読者様の感想次第だと思うよ。
と、同時に発展性のある意見交換なら歓迎すべきだと思うし、
自治に関しての意見も無碍にすべきじゃないとも思うし。
『メタルサーガが好き』…という前提を意識したカキコなら、
どう転んでも大きく荒れることはないと思うんだよね。そう信じたい。

まぁ、厳しい意見の方が勉強にはなるかもしれない。

125 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/17(日) 19:40:53 ID:i6jQ6npO
>>123
そこでwinplusですよ。
寿命をうp主が1分〜無制限まで設定できるからうp主が寿命を設定していない限りDL可能。
まあ、無制限はろだの中の人に迷惑がかかりそうだからあまりお勧めはしないけど。

>重箱の隅をつつくというか、文章の粗をさがしているというか…と受け取れるのだが。わざと荒らしたいのか?

そうは思えないけどなぁ。
むしろそっちのほうが論争になるように突っついてる希ガス
もっとソフトにいこうよ。

ちなみに俺は投下は歓迎だけど10レス近く続く長文ならろだにうpしてくれたほうが有難い派。

何レスにも分かれてるとちょっと読みづらいからねぇ…。
126 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/17(日) 21:52:54 ID:NcPITRtw
マニアック・ミカさん「サッカー漫画編」

ttp://yahoobb.or.tp/uploader01/upload.php?counting=243&firen=winplus.jp243.zip

傾向:サッカー漫画界最強キャラ考察。

ミカさんご推薦キャラ。 翼? 日向?? 違うみたいですw

追記:コミ来て頂いた方、応援感謝です!!

127 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/18(月) 01:35:44 ID:s8Zs0t64
その当時、リザーブ・ドッグズあたりから読み始めたけど、
調べてみると随分とクレバーな事やってるなこいつww

 

128 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/18(月) 19:03:16 ID:BHvh1rV2
wikiでほぼ同様のキャラ解説がされてて吹いたw
129 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/18(月) 20:45:48 ID:T4IMTeQJ
どこかで聞いたことある名前だと思ったら今仮面ライダーSpirits描いてる人の漫画か
それだけでキャラ設定に納得がいった気がする
130 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/19(火) 03:36:09 ID:Lh5j/uAJ
高杉も大概人外なスペックだが、タクローもあの体格でW杯クラスの連中と競り合ってる辺りバケモノと言わざるを得ない。
131 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/19(火) 23:48:37 ID:v5elovP1
重要キャラの大半が
血の気が多い・腹黒・脳筋・二重人格のどれかだからねぇ・・・
132 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/20(水) 00:19:28 ID:SaSrznhP
翼以上の部分に誰も突っ込まないのが凄いなw
今度漫画喫茶で全巻読んでみるか
133 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/20(水) 18:49:35 ID:SaSrznhP
アルゼンチン修行編まで読んだ
イベントシーン以外は全て排除したRPGみたいな漫画だな
134 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/21(木) 00:52:03 ID:KOsKeGbD
マニアック・ミカさんのスレ支配力異常だろwww
俺フィーの熱さはガチ
135 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/21(木) 01:53:50 ID:bu4V7Xeo
釜本の弾丸シュート>
そのエピソード、昔マガジンの読みきりマンガで読んだww
136 名前:132[sage]投稿日:2008/08/22(金) 20:40:52 ID:JbP+z7P8
最後まで読んだ
終盤、急激に超人度と外道度と変態度が増してて凄かった
>>126を読んだ後だと、もうギャグマンガとしか思えなくてワロタw
137 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/23(土) 03:11:18 ID:JNt0aStU
俺フィー、好きな人多いのね♪
138 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/23(土) 03:15:09 ID:JNt0aStU
もういっちょ!

マニアック・ミカさん「肝試し編」


傾向:トリカミにバカンスに訪れたはんた一行。
クーラーの無いトリカミ。熱帯夜を涼しく過ごそうと
「怖い百物語」に興じる面々でしたが… 大脱線。
(7月頃に書いたデッドストックからです。)

ttp://yahoobb.or.tp/uploader01/upload.php?counting=266&firen=winplus.jp266.zip

139 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/24(日) 01:18:55 ID:tVJfxfCb
宮古湾海戦か
アボルダージュは土方の発案らしいが本人は参加していないはずw
さすがドラマだ・・・
140 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/24(日) 01:28:33 ID:xXq/Cvni
むしろ一番驚愕したのは
デッドストックすらある事実だ

マニアック・ミカさんへの愛を感じる…

コンナカノジョガボクモホシイデス
141 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/25(月) 00:52:08 ID:gtXin/Z7
このシリーズ読んでから
テキストを一行一行コマ送りで読む癖がついた
142 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/26(火) 01:28:32 ID:KeUSXifB
昔「ヤバいから書かねー」とミカさんが仰ってたけど、それでもガンダムVSボトムズの話を見てみたい…
つうか最近、ミカさんだったらどーゆー話をするのか聞いてみたいネタが多くなって来た
143 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/26(火) 22:08:14 ID:i27gjrg5
>>138
20年前に流した俺の涙を返せwww
144 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/26(火) 22:10:55 ID:g/w5dyuT
ネタ的に世代がジャストミート過ぎて笑えるwww
145 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/27(水) 00:18:15 ID:iyBn3bNm
最近はマニアックというより「インテリミカさん」の方が似合う話が多いようなw
146 名前:138[sage]投稿日:2008/08/28(木) 23:02:42 ID:eVLvIXrH
誤字訂正です。

2001年→2000年

幕末3部作→撤去
里見浩太郎→里見浩太朗
開洋丸→開陽丸
ストーンウォール号→ストーンウォール・ジャクソン号
護送→連行

記憶って結構アテにならないなぁw

>>139 参加してなかったっけ? 機関銃強奪は嘘っぽいけど。

>>140 >>142 実は半年前に書いてあるんだけど、諸事情でデッドストック入り。
>>143 大丈夫。オイラも号泣したから。さだまさしの主題歌が泣ける…。
>>144 西部警察世代ですね。
>>145 ホビーネタが尽きたんですよ…。
147 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/30(土) 10:52:30 ID:fAOSg7DI
それ、記憶だけで書いたのかよ!
148 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/30(土) 13:26:59 ID:DXM5BRXO
>>146
ストーンウォールでOKっぽい。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E8%89%A6
149 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/08/31(日) 21:02:54 ID:Zb36PXWj
保守w
150 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/08/31(日) 22:59:52 ID:fh+qDEyM
>>146
じゃあボトムズ話を単独で是非!
151 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/01(月) 14:04:51 ID:W8lYCJQp
横道も好きだけど、そろそろ本編も、と思うのはわがままかな?
152 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/01(月) 17:59:42 ID:Blk6LLRA
本編なんてあったっけ
153 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/01(月) 23:20:24 ID:CJ4G7lGX
はんたが死んでDr.ミンチに蘇生させて貰う際、必ず姉ちゃんに話しかけてしまう
姉ちゃんの泣いてる姿に、得も言われぬ性的な何かを感じる俺は破廉恥な男なのかもしれん…
154 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/02(火) 10:35:35 ID:peBOlLjc
おや?俺いつのまに書き込んだんだ?
155 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/02(火) 21:28:16 ID:L7P6BAtg
2のイリット嬢の健気さも捨てがたい。
156 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/02(火) 22:33:00 ID:L7P6BAtg
っつーわけで、2モノを書いてみました。2はんたの心情を赤裸々に描いてみました。
若きハンターに栄光と祝福を…

「はんたの独白」


ttp://yahoobb.or.tp/uploader01/upload.php?counting=314&firen=winplus.jp314.zip
157 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/03(水) 00:45:13 ID:qJqOmcrj
あるあるw でもそれただの感想だからw
158 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/03(水) 03:22:05 ID:wGC5MTzN
こいでたく先生の絵は、結構好きですよ?
159 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/04(木) 00:34:12 ID:6DfwZPdO
ドライなやつだ・・
160 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/06(土) 00:12:11 ID:tsOxpGmi
見逃した!!
161 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/06(土) 21:21:55 ID:OPyM0Lul
乙w
162 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/07(日) 03:37:50 ID:cP7ZI3Sx
「エミリオのトモダチ」

博士とトモダチになって、戦車を作ってもらったそうです。

傾向:XBOX

ttp://yahoobb.or.tp/uploader01/upload.php?counting=342&firen=winplus.jp342.zip

163 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/07(日) 06:10:12 ID:MRFLZULk
>>162
GJ!!
エミリオ「うわー、零式よりはやーい」
どうみても戦車がただの的です ありがとうございました
164 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/07(日) 20:26:52 ID:iPelQ8K0
雲壊しは紙装甲なんだよなw
165 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/08(月) 00:15:53 ID:RFCuTE9A
何気に博士が凄いです・・・
166 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/08(月) 00:22:45 ID:RFCuTE9A
>>162-164 これ、XBox360だと動かないんだよねw

ttp://jp.youtube.com/watch?v=G7gnOqkEvI8

167 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/08(月) 04:39:47 ID:U/5jG/hA
マニアック・ミカさんに大統領魂を語って貰いたいw
アレは迷作なんだよ!!マイコォォォォーーーー!!!
168 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/08(月) 18:30:17 ID:RFCuTE9A
メタルウルフカオスのことかね?
169 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/08(月) 20:19:12 ID:UhrxMmE9
>>156
あれ?
もう無いのか?
170 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/09(火) 01:36:30 ID:vSHE1gxY
>>169
つ保管庫  既に保管されている
171 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/10(水) 18:39:42 ID:rPv+OteP
>>167-168
ミカ(謝):未プレイです。ごめんね♪
172 名前:1/4[sage]投稿日:2008/09/10(水) 19:53:26 ID:chG3Uben
ROM専の俺が初投下。
こういうのを書くのは初めてだし、
パロディ元の作品はPCのスペックの都合で未プレイだからおかしい箇所があったらごめんね。

これはメタルサーガ本編の少し前、はんたが戦車(クルマ)を手に入れる前のお話。


あのノアを倒したハンターの伝説も遥か昔の話…。地球救済センターはすでに破壊され、
世代の移り変わりもあって当時の話はすでに風化した伝説となっていた。
今では語り継ぐものもなく、その存在すらもはや定かではなくなっていた…。

「悪いわね、はんた。キャノンエッジまで付き合ってもらっちゃって。

いつもはパパがここまでぶにょぶにょの実を仕入れに来るんだけど、急に外せない用事ができちゃって…。」
「気にしてないよ、レイチェル。俺だってたまには遠出したかったし。
それに、いくらジャックさんのクルマがあるとはいえ、レイチェル一人でキャノンエッジまで行かせられないよ。」

ここは開拓の最前線の町、キャノンエッジ。

はんたとレイチェルはジャックに代わり、ぶにょぶにょの実を仕入れるためにこの町を訪れていた。
二人がジャックから借りてきたジャックの愛車 ―赤いバギーが軽いブレーキ音とともに酒場の前に止まる。
「じゃあ、私はここのマスターの所に行ってぶにょぶにょの実を仕入れてくるから、はんたは適当に暇でも潰しててね。」
「了解。…戦車でバンバンはここの酒場にも置いてあるかな…?」

キョウジの息子に生まれたためか、はんたは小さな頃から大のクルマ好きで、毎日のように戦車でバンバンをプレイしていた。

しかし彼はまだ自分のクルマを持っておらず、今回もレイチェルの運転でここまで来たのだった。
173 名前:2/4[sage]投稿日:2008/09/10(水) 19:55:09 ID:chG3Uben
「…よしっ、またパーフェクトだ!」
そのプレイの成果もあってか、今や戦車でバンバンの腕はプロ級。
パーフェクトクリアを連続でこなすことなど彼には容易なことであった。
「相変わらず上手ねぇ、はんた。」
しかし彼はゲームに熱中するとどうも周りが見えなくなるフシがあるらしく、
レイチェルがすでに用事を済ませたことに気が付いていないようだった。
「この癖さえなければいい奴なんだけどねぇ…はぁ。」
呆れ果てるレイチェル。
そんな二人に柄の悪そうな男が絡んできた。
「よう、ボク中々上手いじゃない!…実はさぞかし名のある賞金稼ぎとか?」
「可愛い女の子まで連れちゃってー…。どう、彼女?俺と一緒に酒でも飲まない?」

「…結構ですっ!」

「やめとけレイチェル、相手にするな。」

「おーおーつれないこと。それよりどう?そこのボク?俺とちょっとクルマで勝負しない?

軽い模擬戦みたいなもんだからさ。自慢のクルマも壊れないよ!」
「…」
「…あれ?どうしたの?」
「俺、クルマ持ってないからさ。アンタの相手はできない。他を当たってくれ。」
その瞬間、男の態度が急変した。
174 名前:3/4[sage]投稿日:2008/09/10(水) 19:56:20 ID:chG3Uben
「ひゃひゃひゃひゃひゃっ!マジかよ!クルマ無いくせにこんな所ウロウロしてんのかよ!
悪いことは言わねぇ、殺人トマトに食われちまう前にお家に帰りな、ボーヤ。」
はんたを思いっきり馬鹿にする男。その挑発にレイチェルが乗ってしまった。
「バトルなら…私が受けてあげるわ!」
「レイチェル!?」
「おっ、そっちのお嬢ちゃんが代わりにバトルを受けてくれるのかい。嬉しいねぇ。
しかしただのバトルじゃつまらねぇ。何か条件を付けるってのはどうだい?
例えば…『俺が勝ったらそのお嬢ちゃんの身体を自由にできる』とかさ。」
無茶苦茶な賭けを提案する男。
はんたはレイチェルを止めようとしたが、これがかえって彼女の怒りに火をつけてしまったらしい。
「その条件、飲んだわ。…ただし、私が勝ったらはんたに謝って。」
「いいだろう。バトルは町の外で行う。…ここじゃみんなに迷惑がかかっちまうからな。」
そう言いながら酒場を出て行く男。彼が乗り込んだ戦車は…オレンジのロンメルだった。

―ロンメル。

大破壊前の「ドイツ」と呼ばれた国が製作した駆逐戦車。
主砲は71口径8.8cm対戦車砲。前面装甲厚は80mmを誇る。
戦時中は多大な戦果を残し、大破壊が起こったこの世界でも高い人気を誇っている戦車の一つである。

「レイチェル!やめとけ!無謀だ!勝ち目があるはずがない!

奴の戦車の前じゃこのバギーの装甲なんて紙みたいなもんだ!」
「いいからはんたは黙ってて!…あの男、許さない!」
そう言うとレイチェルははんたの静止を振り切ってバギーに飛び乗った。
「…仕方ない、俺が原因のバトルだ。俺も最後まで付き合ってやる!」

そしてキャノンエッジから数km離れた砂漠。

レイチェルのバギーと男のロンメルのバトルが始まった。
175 名前:4/4[sage]投稿日:2008/09/10(水) 19:57:30 ID:chG3Uben
しかし、火力・装甲厚共に圧倒的な差がある戦車のバトル。
男もクルマの操縦には相当慣れているらしく、徐々に二人は追い詰められてゆく。
焦りから徐々に操縦が乱雑になるレイチェル。この悪循環の中、はんたは冷静にバトルの展開のシミュレートを始めていた。
「(奴の戦車の前面装甲厚は80mm…。このバギーの50mm砲ではとてもじゃないが歯が立たない。
だが…確かロンメルのベースになった戦車…パンター系の共通の弱点として側面の装甲が薄かったはず…。
そして奴の戦車とこちらのバギーでは装甲タイルの数の分機動力が違う…。)」

「…いけるっ!」

この瞬間、はんたに指揮官としての才能が目覚めた。
後に賞金稼ぎとして全国に名を響かせ、名だたる賞金首を震撼させる二人の物語は今、始まる……!

「…という夢を見ました。」

「いいからさっさとジャンク山行ってバギー拾って来いボケ。」
176 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/10(水) 21:57:55 ID:iY5ueUEb
>>175
177 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/11(木) 23:50:50 ID:HN9pOsJ8
元ネタが萌えD2だと分かるのに時間がかかったw
乙。
178 名前:小ネタ・そして完結[sage]投稿日:2008/09/12(金) 20:07:17 ID:jDb6N9g6
ミカの日記
あのヘアバンド(1236/1236)
・あれから3年の月日が流れた。
・アルファは小さいままで成長しない。まあ当然。でも精神的には変わったらしい。
・今日の会話
 「ふう。設備もないから整備も大変だよ……あ、そうだアルファ」
 「なんでしょうか」
 「ヘアバンド」
 「……はあ」
 ため息を吐くアルファ。いつもと様子が違う。
 「ミカ、私に対するその要請が1000回に達しました」
 「え、4桁? マジ?」
・ついに念願が叶った。今日という日をボクは忘れないだろう。

アルファの記録

ヘアバンド
・ついに1000回。人間の執着というものはかくあるものとミカより学習。
・記念に、と思ったので情報集積用アンテナユニットをミカに貸与する。
・ミカは満面の笑顔だった。私もいつかこのような笑顔が出来る日が来るのだろうか。
マスターは何と言うだろう?
・以下に、ミカの嬉しさからの発言を記録するものである。
 「ピッ○ロ大魔王ー」
 「――――ああ、満足したッ! はいアルファ、これ返すね」
・私は唐突に理解した。これが「やりきれない気持ち」か。
・「なんか疲れた」という言葉が口をついて飛び出した。疲れという概念を理解した気がする。
・こんなことならもっと早くに貸しておけばよかった。
・――これが、後悔か。

マジで3年振りのヘアバンド好きミカさんでした

179 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/12(金) 20:19:09 ID:SB1tnnQo
なんというオチだ乙
180 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/13(土) 22:15:13 ID:s3mTdJ/B
>>178
181 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/14(日) 07:18:18 ID:FO9GlQ1b
>>178
ミカさんはそれがやりたかっただけなのかw
乙!
182 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/15(月) 20:30:09 ID:ERx0/GDy
↑同感w
そして、乙
183 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/15(月) 20:40:18 ID:ERx0/GDy
メタルサーガMAXの続きはまだか?
それと、〜new generation〜の方も
184 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/15(月) 21:18:17 ID:xWIeqKhn
先に失礼。

ミカさんの「DOS/V大作戦4」


傾向:懲りずにPC自作です。何機目でしょう。
今回は…実話に則っています。
10年前のPCケースにパーツを詰め込むのは簡単ですが、
冷却や静音性等、イマドキの性能を織り込んだ上で
レストアするのは、思っている以上に大変なのですw
鉄板に10cm径の大穴を空けるのはキツかった…。

ttp://uproda.2ch-library.com/src/lib053533.zip.shtml

185 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/16(火) 00:57:44 ID:zFpLKUmF
その構成なら、CPUやグラフィックをもっと強化しないと勿体無いかと。
そうすると今度は電源容量が足りなくなるってかw

やっぱり古物再利用は無理があるのか・・

186 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/16(火) 01:57:36 ID:zHcVrPCK
なんかいっつも最後の笑顔でやっぱりミカさんは可愛いな♪と騙されてる気がする
187 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/17(水) 01:48:21 ID:tJ0bsYcm
騙されてる> 
はんたはまんざらじゃ無さそうだけどw
188 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/19(金) 00:04:14 ID:38JMf1ym
 ジャンクヤードを旅立ったエミリとポチ、ついでにカール。
 二人は立ち寄った村で、賞金のかかった盗賊団の情報を入手する。
 ハンターとして名声を得たいエミリは、危険だと主張するカールを無視して盗賊団退治に出かけてしまう。
 だが、そこには盗賊団よりも恐ろしいモノが待っていた。
 ブラックレザーに二挺拳銃、賞金首にもモンスターハンターからも恐れられる、その者の名は・・・。

METAL SAGA 〜new generatino〜

 第2話「黒い死神」

近日公開予定(できれば良いな〜)


注意:エロ無し、グロあり(少量)
  △この小説には、暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています。
189 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/19(金) 01:12:32 ID:yeYCsLQf
wktk
190 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/19(金) 01:15:52 ID:yeYCsLQf
挿絵掲示板の女医さん?が絵的にすげえ好み
191 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/19(金) 11:37:34 ID:fTk0BCgT
アルファが可愛すぎてソルジャー二人が放置状態なのですがどうしたらいいでしょう
192 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/19(金) 19:47:45 ID:yeYCsLQf
放置しておけばいいと思います
193 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/19(金) 22:48:54 ID:DtLQJRM1
シャーリィに家買ってやるぐらいの余裕は持つべき
194 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/19(金) 22:58:44 ID:sdO9/BNw
そんな金があったらアルファにインテリアを送る
異論は認めん
195 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/20(土) 00:15:17 ID:6i85zVD/
唐突に思いついたネタ

「グレイ博士、マスターの治療は成功したのですか?」

「なんとかね。サイバーウェアはしっかり動作しているようだし。
見た目はこの通りだけど機能に関しては問題ないよ」
「……よかった」
「ところでこれ、どうしたものかね」
「何でしょうかその包みは?」
「ああ、先ほどの手術で切除したはんたの右腕だ」
「マスターの腕ですか?」
「そのままにはしておけないが、まさかこのまま捨てる訳にもいかないだろう?人の腕が捨ててあったら大騒ぎになるぞ」
「マスターの腕なのですから、マスターにお返しするべきではないでしょうか」
「いや、はんたは腕を失ったことで少なからずショックを受けているはずだ。
落ち着く前にこんなものを見せたら、そのショックを大きくしてしまうかもしれない」
「それでしたら、私に処理を任せてもらってもよいですか?」
「何かいい考えがあるのか?それなら助かるが」

その後ティアマット内部で防腐処理を施したはんたの右腕を眺めうっとりするアルファさんが目撃されたとか。

196 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/20(土) 03:36:00 ID:jDd0jiU+
病んでるなぁw
197 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/20(土) 04:12:32 ID:eWpOlJKE
魍魎の匣を思い出した。

ほぅ

198 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/20(土) 20:13:43 ID:5W3CCJ0S
右腕にサイコガンを仕込むとまんまコブラだなぁ。
女性型アンドロイドもいるし
199 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/21(日) 00:43:11 ID:lrmK4jmQ
鋼の腕イベントのカエデの発言によるとサイバーウェアは冷たいらしい。
そこで行為中に右腕を首筋やら脇腹に当ててくるはんたをだな。
200 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/21(日) 03:34:35 ID:0oF2thl6
既出でしかも菊座責めw ここの職人を甘く見ちゃいけない
重複ネタでも大歓迎だけどね
201 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/21(日) 10:01:09 ID:gRG+6mlD
しかしサイバーウェアが冷たいとなると赤いきつねやアルファも冷たいのかな
202 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/21(日) 11:29:38 ID:aVDKuu4f
>>201
アルファは戦闘になると脱ぐのを考えると
逆に暖かい(熱い)かもな
203 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/21(日) 12:40:56 ID:H2i0fMRI
こう、排熱のために適度な水溜まりを探して入ってだな
204 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/21(日) 12:56:46 ID:hsOeSr/j
はんた「熱が90℃近くある!」
205 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/21(日) 21:44:58 ID:DawH2asU
冷却水を入れ替えるために熱くなった排水を・・・・・
アルファ「大丈夫ですきれいな水ですから」
206 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/21(日) 21:56:29 ID:0oF2thl6
カップラーメンに最適です。
お湯を注ぐシーンはかなり変態的ですが・・・・・
207 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/21(日) 22:57:31 ID:XPGVRgmD
アンドロイドだから大丈夫だろとアルファに中田氏しまくってたら数ヵ月後お腹が膨らんできて焦るはんた
208 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/21(日) 23:39:29 ID:MTQR2NXZ
それでアルファがアンドロイドから人間になりかけている事が発覚し、責任を取ってはんたはアルファと結婚すると言う事ですね?
209 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/22(月) 01:34:54 ID:pzMpVLnr

私の人格はプログラムによる人工知能ではなく
錬金術によって作られた人造霊魂によって構築されています。

その錬金術の技術はもう一点、女性器内にも使用されており、

同一の男性からの遺伝子採取が365回を超えた場合に限り、
その精液からホムンクルスを自動生成、
2人の愛の証として次代を成すことが出来るようになっているのです。

……マスター、なにを悲しんでいるのですか?


210 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/23(火) 17:14:12 ID:pJcLz13t
子供を産めない某ボーカロイドが妊婦の腹を掻っ捌いて自分のお腹のスペースに入れてるシチュの絵を思い出した
211 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/23(火) 18:13:56 ID:y8DPIyZW
避妊機能が未完成だったアルファですか
212 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/23(火) 21:09:51 ID:dhj9yXJF
METAL SAGA 〜new generation〜

 第2話「黒い死神」



 お兄ちゃんのようなモンスターハンターになりたい。
 そんな漠然とした目的を持って、ジャンクヤードから旅立った一人の少女、エミリ。
 その彼女の旅に、無理やり付き合わされてしまった不幸な少年、カール。
 エミリの思い描いているモンスターハンターとは、困っている人々の前に現れて、悪い奴をやっつける正義の味方であった。
 その様なものだろうと、カールも思っていた。
 事実、エミリの兄はんたは、行く先々で困っている人々の前に現れ、悪行を働く賞金首を倒し去っていく。
 見方を変えれば、それは十分正義の味方であった。
 だが、一歩荒野に踏み出せば、そこにあるのは非情な現実である。
 実際のモンスターハンターと言うものは、そんなカッコ良いものではない。
 生きていくためには、戦い、奪い、時には他人を蹴落とす非情な世界。
 少し外の世界を見て周り、モンスターハンターの現実を知れば、一ヶ月、早ければ数週間で音を上げてジャンクヤードに帰るだろう。
 そう思ったから、カールは少しくらいエミリのハンターごっこに付き合っても良いと考えていた。
 その考えが余りに甘かった事を、この数ヶ月でカールは痛感した。

 荒野のハイウェイを走る2台のクルマ。

「もう、しつこいわね」
 ハンドルを握るエミリは、サイドミラーに映るクルマを見る。
 エミリの運転するバギーの背後には、ガンボートが猛スピードで追撃していた。
「しつこい男は、嫌われるのよ」
 その時、サイドミラーに映るガンボートの荷台に積んである機銃が動いたのを、エミリは見逃さなかった。
「ポチ、しっかりしがみついてなさいよっ!」
 ポチは、ガンボートとのカーチェイス中だというのに、助手席でウトウトと居眠りをしていた。
 ガンボートが荷台に積んでいるマシンガンを乱射した。
「当たるもんですか」
 エミリは、右に左にと巧みになハンドル操作で銃弾をかわす。
 見事な身かわし走行である。
 するとガンボートが加速し、バギーの横に並ぶ。
 荷台のマシンガンが、運転席のエミリに狙いを定める。
「このっ!」
 マシンガンから銃弾が撃たれる直前、エミリは勢いよくブレーキを踏んだ。
 アスファルトにブラックマークを刻みながら、バギーが急速に減速する。
「くうっ!!」
 減速のGに、ハーネスがエミリの身体に食い込む。
 相対速度を合わせていたガンボートは、急激に減速したバギーの前に躍り出る。
 絶好の位置だ。
「いっけーーー!!!」
 ガンボートの後ろについたエミリは、掛け声と共にアクセルをブーツでおもいっきり踏み込む。
 バギーは弾丸の如く、全速力で加速した。
 ガジャンッ!!
 バギーは、前方に躍り出たガンボートの後部に体当たりを食らわせた。
 ガンボートのリアバンパーがグシャリッと破壊されるが、剛性の高い軽合金製のシャシーを持つバギーはへこみもしない。
213 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/23(火) 21:10:57 ID:dhj9yXJF

「ぶっ飛べーっ!!!」
 ほとんどゼロ距離から、エミリはバギーに搭載されている副砲を乱射した。
 ガンボートは、後部に数十発の弾丸を食らいバランスを崩す。
 タイヤが軋み悲鳴を上げながらガンボートはコントロールを失い、車体が横滑りを始めた。
 そして、遠心力に耐えられなくなったガンボートは横転した。
 ガラスが砕け散り、車体が押し潰され、2度、3度と転がり逆さまになってようやく停まった。
 横転したガンボートの脇を通り抜けたバギーは、タイヤから白煙を上げながら停車した。
 エミリは、バギーをバックさせると横転しているガンボートを注意深く観察する。
 ガンボートは、完全に沈黙していた。
「ふぅ〜」
 緊張を解いたエミリは、ハンドルから手を離す。
「大丈夫、ポチ?」
 助手席に座っているポチを見ると、ふわぁ〜っと大きなあくびをしていた。
「さてと、それじゃガンボートから使えそうな物を頂きましょうか」
 賞金のかかっていないモンスターは、倒しただけではお金にならない。
 タンク系、サイバー系、ヴィーグル系などの機械モンスターなら、燃料や電子部品などを街で売ってお金に換えなければならないのである。
 エミリは、後部座席からジェリカンとポンプとバールを取り出すと、バギーからポチと一緒に降りる。
「ポチ、周辺の警戒よろしくね」
 ポチにそう言うと、さっそくガンボートの給油口をバールでこじ開け始めた。
「ワンッ! ワンッ!」
「んっ? どうしたの、ポチ?」
 こじ開けた給油口にポンプのホースを突っ込み、燃料を抜き取っていると、ポチが大きな尻尾を振りながら今まで走ってきた方を見ながら吠えた。
 耳を澄ますと、キャタピラ音とエンジン音が聞こえてきた。
 エミリは、いつでもバギーに戻れるように身構える。
 すると、後方から一台の戦車が走ってきた。
 その戦車を見て、エミリとポチは警戒を解いた。
 それは、一緒に旅をしているメカニック、カールの愛車パンターGであった。

「エミリちゃん、よかった無事だったんだね」

 戦車から心配そうな顔をしたカールが駆け寄ってくる・・・・・・・が。
「遅いっ! 今まで何やってたのよ!」
 カールは、いきなりエミリに怒られる。
 何で怒られるの? といった顔をするカール。
「何やってたって、ハイウェイタンク四台も押し付けたのエミリちゃんでしょ」
 カールは遭遇したハイウェイタンク四台を相手にドンパチを繰り広げた後、大急ぎでエミリの後を追ってきたのだが・・・。
「言い訳しないのっ!」
 そう言うとエミリは、燃料の抜き取り作業に戻る。
 カールが、ボーゼンとその後ろ姿を見ていると。
「何ボーーーーーーと突っ立ってんのよ」
「えっ?」
「私は燃料抜き取ってるんだから、カール君は電子部品でも引っ剥がしてよ。
 それと、これが終わったらハイウェイタンクの燃料と電子部品も盗りに戻るわよ」
 エミリは、カールが思っていたよりも遥かにたくましく荒野で生きていくサバイバル能力を持っていた。
 以前、ジャンクヤードで人の良い笑みを浮かべていた少女は、アグレッシブでタフな精神を持つ、モンスターハンターへと成長していた。
214 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/23(火) 21:11:46 ID:dhj9yXJF

「かんぱーい」
 手に持ったコップを高々と上げるエミリとカール。
 ここは、かつてドライブインらしき場所に人か集まって出来た小さな村である。
 小さな村であるが、宿屋、道具屋、酒場、満タンサービス、ハンターオフィスと最低限の設備は兼ね備えていた。
 エミリとカールは、手に入れた燃料や電子部品を売り払うと、酒場でささやかな祝杯をあげていた。
 ちなみにポチは、テーブルの下でわんわんグルメを食べている。
「いや〜、カール君にも見せてあげたかったわよ、私の華麗なる運転テクニック」
「ここ数ヶ月で、ずいぶんと腕をあげたよね」
 事実、エミリの運転技術は、駆け出しレベルを超えている。
「もうハンターとして一人前かな?」
「ん〜、一応、賞金首を一体倒せば『やっと一人前』って言われてるんだけど」
 バリバリソーダを飲みながら、何の気なしに答えるカール。
「なら、賞金首を倒しに行こうよ」
「賞金首をっ!?」
 思わず、飲んでいたバリバリソーダを吹き出しそうになるカール。
「そうよ、お兄ちゃんは、あのバギーを手に入れたその日に、賞金首のスカルベンジャーを倒したんだから。
 私だって、そろそろ賞金首の一体でも倒してモンスターハンターとして名声を上げないと、お兄ちゃんみたいになれないわよ」
 コブシを振り上げ熱弁するエミリ。
「いや、でも、この辺り賞金のかかってるモンスターいないみたいだし」
 そう言うカールに、エミリは笑みを浮かべる。
 その笑みに、カールは嫌な予感がした。
「じゃ〜ん! ほらこれ見てよ、さっきハンターオフィスで貰ってきたの」
 エミリは、テーブルの上に手配書を置いて見せた。
「いつの間に!?」
 嫌な予感は的中した。
「カール君が電子部品を売ってる間に、それよりほら、ここ見てよ」
 それは、賞金のかかった盗賊団の手配書であった。
「盗賊団!?」
「カール君、盗賊団ってあれでしょ?
 モヒカン頭にトゲ付きショルダーパットを身に付けて『ヒャッハッー! 水だ、水だー!!』って言ったり。
 上半身裸の筋肉モリモリで、ホッケーマスク被って『ガソリンだー、ガソリンをよこせーっ!!』って言う人達の事でしょ?」
「まぁ、間違ってはないけど」
 かなり偏見の入った盗賊像である。
「ハンターオフィスで聞いたんだけど、盗賊団は全部で80人ほどで、ここから南に17〜8キロほど行った所の倉庫街をアジトにしてるんだって」
「80人!?」
 決して少なくない人数だ。
 ベテランハンターなら何とかなるかも知れないが、駆け出しハンターにはとても倒せる人数ではない。
「カール君、この盗賊団、倒しに行こうよ」
「ダメだ、エミリちゃん危険すぎるよ! 人間の賞金首は、モンスターとはまた違う意味で危険なんだよ!」
 それなりに場数を踏んでいるカールは、反対する。
「何ビビッてるのよ、仮にもカール君だってBBアーミーって軍団と戦ったんでしょ」
「戦った事はあるけど、あの時は姉さんやはんたさん達がいたからで、とにかく僕達だけじゃ危険だよ」
 何とか説得しようとするカールであった・・・・・・・が。
「何よ! もういいわよ、それじゃ! 私とポチだけで盗賊団を退治しに行くんだから!」
 逆切れである。
 こうなったエミリは、止められそうにない。
 放っておいたら、本当に一人で盗賊団のアジトに突撃しかねない。
「ま、待って! 落ち着いて! わかったよ、僕も行くよ!・・・・・・・でも最初は偵察からだからね」
「それでこそモンスターハンターよ、カール君」
 コロリと態度を変え、親指を立ててみせるエミリ。
 意気込むエミリを尻目に、カールは、彼女に万が一の事が遭ったら、はんた、キョウジ、ニーナに殺されると、覚悟をした。
215 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/23(火) 21:13:01 ID:dhj9yXJF

 荒野のハイウェイ沿いに立つ倉庫街。
 倉庫街の、もっとも大きな倉庫の中に、迷彩服を着た多くの男達がいた。
 木箱を囲みカードゲームや、くつろいだ姿勢で談笑などをしている。
 その最奥部に、広間のように木箱が積み上げられて作られた部屋があった。
「今回も、大成功だったな」
 ソファーにくつろいだ姿勢で座り、贅沢品の葉巻を銜え、酒を飲む男がいた。
 この盗賊団のボスである。
 髭面にがっちりした体格。
 典型的な盗賊団の、ボスの見本のような奴である。
 ボスの傍らには、真新しい木箱が乱暴に開けられて置かれていた。
 そこにある物は、つい先日トレーダーの輸送トラックを襲い、強奪した積み荷の酒、煙草、食料等であった。
「やっぱり、トレーダー共は実入りが良いですね〜」
「これで、女がいれば言う事無しなんですが」
「しょうがねえだろ、トレーダー共は皆殺しにしちまったんだから」
 チンピラ達は、贅沢品の入った木箱を叩きながら、下品な笑みを浮かべる。
「でもボス、最近少し派手に暴れすぎじゃありませんか?」
「ハンターオフィスが、ボスに賞金をかけたらしいじゃないですか」
 部下達が少し心配そうに呟くが。
「ハンターが怖くて盗賊が出来るかっ! ハンターが攻めてきたら逆に返り討ちにしてくれるわ」
 ボスは、ガッハッハッハと笑い飛ばし酒を口にする。
 すると、倉庫の外が急に騒がしくなった。
 怒声、罵声、悲鳴、そしてその声を掻き消す機銃の重い音。
 それが、だんだんと近づいてくる。
「何事だっ!?」
 ボスが立ち上がると、一人の部下が走りこんでくる。
「ボスッ、大変ですっ! モンスターハンターが攻めてきましたっ!」
「モンスターハンターだとっ!」
「外の連中は、ほとんどやられちまった!」
 報告に来たチンピラは、真っ青な顔をしている。
「どうします、ボス?」
「おのれ〜、モンスターハンターが〜」
 ボスは、手に持った酒ビンを飲み干すと、床に投げ捨てる。
「倉庫内に誘い込め、ここを襲った事を後悔させてやるっ!」
 ボスの命令に、部下達は一斉に散っていった。
 それが、彼らにとって最悪の選択になろうとは、この時知る由もなかった。
216 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/23(火) 21:14:34 ID:dhj9yXJF

「何よ・・・・・・・・これ」
 盗賊団退治の名目で出発したエミリとカールが、盗賊団のアジトになっている倉庫街に着いた時、そこは地獄と化していた。
 エミリとカールが盗賊のアジトになっている倉庫街に入って、まず目にしたのは血だらけで倒れているチンピラ達であった。
 エミリは、バギーを停めて、深く考えもせずにドアを開けた。
 辺りには、バイクやハンビー等が燃えた後なのか、ガソリンの焼ける匂いが充満している。
「・・・・・一体、何があったのよ?」
 腰のホルスターに挿したショットガンを引き抜くと、慎重に辺りを見回した。
「エミリちゃん、不用意にクルマの外に出ちゃダメだよ」
 カールが戦車から降りながら、エミリに注意する。
 その手には、武器のブーメランスパナが握られていた。
「ここは、敵地なんだから、もう少し慎重に行動しないと命取りになるよ」
「わ・・・・わかってるわよ、それくらい、それよりこの状況は何? ここで何が起こったのよ?」
 辺りを見回せば、そこかしこに人が倒れており、バイクやハンビーからは黒い煙が立ち上っている。
「わからないよ、見た所仲間割れって感じじゃないし、僕たち以外のモンスターハンターが襲撃したのかも知れない。
 エミリちゃんは、ポチと一緒に周囲を警戒して、僕は燃え残ったクルマを調べてみるから」
 カールはそう言うと、さっそく焼け焦げたハンビーを調べる。
 車内にある黒い塊を出来るだけ見ないようにしてハンビーを調べると、銃撃された弾痕が残っている。
「この弾痕から見て、撃ち出された弾丸は15、いや20mmかな?
 無駄なく精確に燃料タンクを撃ち貫いてる、凄腕だ、これ程の腕前を持つハンターは、そうはいないはず」
 カールがハンビーを調べている間、エミリはポチと一緒に周囲を探索していた。

「・・・・・・酷いわね」

 辺りを歩きながら、率直な感想を口にする。
「ワンッ! ワンッ! ワンッ! ワンッ!」
 ポチが突然、倉庫と倉庫の間に向かって吠え始めた。
「どうしたの、ポチ? 何かいるの?」
 エミリは、慎重にポチが吠えている方に足を進める。
「誰かいるの? いるのなら抵抗はやめなさい、こっちにはスーパーダイナマイトな破壊力の武器があるんだから」
 手に持ったショットガンを、握り直しながら声をかけるが返事は無い。
 ポチが倉庫と倉庫の間に入って行く。
「ポチ、ちょっと」
 エミリもポチの後に続く。
 そこには、血だらけのチンピラが壁に寄りかかり座り込んでいた。
 ポチは、そのチンピラをジッと見つめている。
「・・・・・・・死んでるの?」
 腹部から染み出した血が、コンクリートの地面に血溜まりを作っている。
「・・・・・・・・・・・・ぅぅ・・・・・・」
 チンピラが微かに呻き声を上げた。
「カール君、生きてる人がいたー!」
 エミリが声を上げると、ハンビーを調べていたカールがすぐにさま駆け寄ってくる。
「大丈夫ですか!?」
 エミリは、チンピラの横にかがみ込み優しく肩を触った。
 傷口は見えないが出血が激しく、致命傷だと直感した。
「一体何があったんです?」
 エミリはチンピラの顔を覗き込みながら質問する。
「・・・・・・・・・・・・・黒ぃ・・・・・・・・・・・・・・・・戦車・・・・・」
「黒い戦車?」
「・・・・・・真っ黒な・・・・・・戦車に乗った・・・・・・賞金稼ぎが・・・・・・・・・・きやがったんだよぉぉぉぉぉっ!!!!!!」
 チンピラは、最後の力を振り絞り絶叫すると、そのまま恐怖に歪んだ顔のまま事切れた。
217 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/23(火) 21:16:10 ID:dhj9yXJF

 倉庫街の一番奥にある、大きな倉庫。
 そこは、凄惨という言葉では言い表せられない状況に陥っていた。
 硝煙の匂いを掻き消すほどの血の匂いが、倉庫内に充満している。
 そんな中を、黒い影が駆け抜ける。
 腰まで伸びる黒色の髪。
 闇を思わせる瞳は、獣のように鋭い。
 闇色の黒地の上下つなぎのレザースーツが、鍛え上げられた戦士の肉体を包んでいる。
 胸の膨らみから、その者が女性であることがわかる。
 全身から漂わせる気配は戦場を駆けるソルジャーのそれによく似ており、冷たく、殺伐とした雰囲気を出していた。
 その手には、抜き身の片刃の刀が握られている。
 倉庫内を駆け抜ける風は、黒い旋風。
 その黒い風に向かってチンピラ達は叫びながら、それぞれ手に持った銃の引き金を引いていた。
 銃声が倉庫内にいくつも響く。
 だが当たらない。
 そして、神速とも思える速度でチンピラ達との間合いをつめる。
 黒い旋風と交叉した瞬間、チンピラ達の首が、身体が、宙を舞った。
 何故かチンピラ達の切られた切断面からは、血は一滴もこぼれていない。
 チンピラ達が唯一幸運だったのは、あまりにも高速な斬撃ゆえに、痛みを伴わず死ねた事だろう。
 全ての者が一刀のもとに切り伏せられた。
 刀にこびりついた血糊を、吹き飛ばす。
 すると、思い出したかの様に、斬られたチンピラ達の切断面から、噴水やシャワーのように真っ赤な血が噴出した。
 彼女の駆け抜けた後には、首や胴体が綺麗に切り離されたチンピラ達の死体が血の海の中に転がっていた。
「な・・・・なんだ、何なんだ、こいつはっ!?」
「こいつ、本当に人間なのか?」
「人間じゃねえ、こいつは、こいつは悪魔だっ!」
 チンピラ達は、恐怖にかられて絶叫した。
 暴力に物を言わせてきた彼らは、敏感に悟った。
 自分達が、とんでもないモノを相手にしていると。
 この女の強さは、圧倒的だと。
 彼女は、微かに顔を動かして視線を走らせる。
 その目に射抜かれたチンピラ達は、おもわず後ずさった。
 背筋の凍るような冷たい目。
 全身が総毛立ち、彼らは息を殺す。
「私は、貴様らのような者の命を刈る・・・・・・・死神だ」
 一振りごとにチンピラ達の身体が宙を舞い、命を落とす。
 まさに、相手の命を刈る死神の鎌。
「お前達の命運は、私の手で尽きる事になる」
 チンピラ達の命を刈りながら薄闇の中、木箱が積み上げられている倉庫を奥へ、奥へと進んでいく。
218 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/23(火) 21:17:26 ID:dhj9yXJF

 エミリとカールが倉庫街をしばらく進むと、大きな倉庫が現れた。
 倉庫には、シャッターの下りた入り口がある。
「シャッターが下りてる、これじゃ中に入れないじゃない」
 すると、ポチが走り出した。
「あっ! ポチッ!?」
 慌てて後を追う、エミリとカール。
「ワンッ! ワンッ! ワンッ!」
 ポチは、倉庫の右側にあるドアの前で吠えていた。
「ポチ、お手柄よ」
 エミリはドアを調べる。
「鍵はかかってないわね、カール君、先に入って」
「えぇ!? どうして」
「男の子でしょ、それともなに、か弱い女の子を危険かも知れない倉庫に先に入らせるつもり」
「入らないで帰るって選択肢は無いの?」
「ゴチャゴチャ言ってないで、さっさと中に入るの」
 エミリは、手に持ったショットガンをカールに押し付ける。
「わかったよ、わかったから、ショットガンをコッチに向けて押し付けないで」
 しぶしぶカールは、ドアを開ける。
「(お邪魔しま〜す)」
 カールは、とても場違いな挨拶をしながら中に入る。
 続いてエミリ、ポチも後に続く。
 そこは、事務所になっていた。
 左側にはシャッターの下りた窓があり、奥には倉庫へ続くドアがあった。
 カールは、ドアに近づくと、軽くノブを確かめる。
「ここも鍵はかかってない・・・・・開けるよ」
 カールがそう言い、エミリはショットガンを構える。
 それを見て、カールは一息入れてからノブを回し、一気にドアを引っ張り開ける。
 薄闇の中、置き捨てられたように埃にまみれた木箱や、サビの浮いたドラム缶があちこちに転がっている。
 カールは、慌ててドアを閉めた。
 木箱やドラム缶とは別に、床に転がっているモノを見てしまった。
 真っ青な顔をしたカール。
「・・・・・・・・・・・エミリちゃん・・・・・・・・見ちゃった?」
 恐る恐る、カールは振り返った。
 エミリは、ショットガンを構えたまま硬直していた。
「・・・・・・・・・エミリちゃん?」
「キャアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」
 絹を裂くような悲鳴が事務所に響く。
「カール君! 死体がっ! 今そこに、死体が転がってたぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
 ドアを指差し、絶叫するエミリ。
「エミリちゃん、落ち着いて、死体なら外でも見たでしょ」
 エミリが余りにもパニックになっているので、逆にカールは冷静になる事が出来た。
「だって、だって、死体は平気だけど不意をうたれるのは嫌いなのよっ! それにあれ首が、頭が、グロすぎっ!」
 エミリは涙目、涙声だ。
(泣きたいのはコッチだよ)
「と、とにかく落ち着いて、ポチも知らんぷりしてないで、エミリちゃんを落ち着かせてよ」
 ちなみにポチは、エミリが悲鳴を上げた直後に、入り口のドアまで後退りしていた。
 エミリがわめき散らし、カールが必死になだめていると、雷鳴にも似た銃声が倉庫内に、事務所内に響き渡った。
 銃声に二人は、ピタリと動きを止めた。
「何よ、カール君、今の音は?・・・・・・・・銃声?」
「・・・・・・・奥からだ」
 二人は、閉まっている倉庫へ続くドアを凝視した。 
219 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/23(火) 21:18:43 ID:dhj9yXJF

 倉庫の奥へと歩く黒い影。
 やがて開けた場所に出る。
 壁のように積み上げられた木箱の上に、間隔を開けて立つ数十人の気配があった。
「撃てっ! 撃てっ! 撃てっ!」
 その声に、チンピラ達は各々の手にした銃の引き金を引き絞った。
 銃弾の雨が、死神と名乗った彼女めがけて降り注ぐ。
 だが彼女は、まるで踊るような動きで無数に降り注ぐ銃撃をかわすと、凄まじい反撃を披露する。
 彼女は、両手を左右に広げる。
 その手には、二丁の大型拳銃が握られていた。
 いつの間にか、刀は背中の鞘に収められている。
 雷鳴のような銃声が倉庫内に轟く。
 積み上げられた木箱の上にいた二人のチンピラが悲鳴を上げる間もなく撃ち抜かれ、身体を後方に吹き飛ばされ壁に激突する。
 彼女は、二丁拳銃を乱射する。
 銃声と共に、さらに四人のチンピラが吹き飛ばされる。
 お返しとばかりに撃ち出される銃弾に、チンピラ達は、一人、また一人と吹き飛ばされ動かなくなる。
 そのあまりの凄まじさに、チンピラ達は震え上がった。
「ひぃ、逃げろっ! 逃げろっ!」
「来るなっ! 来るなっ! 来るなーっ!」
「助けて、助けて、神様」
 本物の死神に魅入られてしまったように、恐怖とパニックがその場を支配した。
「死神だと言ったはずだ」
 彼女は、軽やかなダンスを踊るように舞、BGMのごとき銃声が響き渡る。
 命を刈る死神のダンス。

 部下達がパニックに陥っている中、盗賊団のボスは、いち早く逃げ延びていた。

 彼が生き残れたのは、卑怯者だったからだ。
 ボスは、部下の一人を自分の前に押しやり、逃げるための貴重な数秒を稼いだ。
 前に押しやった部下の頭半分が、まるでスイカのように吹き飛んだのをボスは見た。
 倉庫の中に誘い込み、入り口のシャッターを閉め、戦車止めで身動きの出来なくなった戦車から降りた奴を倒す。
 戦車から降りれば、いくら強いモンスターハンターでもただの人間になってしまう。
 これは、戦車に頼っているモンスターハンターを倒す、必勝の作戦であった。
 そして、あの女モンスターハンターを戦車から降ろし、待ち伏せたまではよかったが、相手が悪すぎた。
 悪夢を見ているようだ。
 80人近くいた部下が、たった一人によって惨殺されたのだ。
 最初に気がつくべきだった。
 漆黒の戦車に乗った、凄腕の賞金稼ぎ。
 モンスターから盗賊団まで、たった一人で乗り込んで悪党どもを撃ち倒す。
 魂を刈る漆黒の戦車、モンスターハンターからも恐れられる凄腕の賞金稼ぎ。
 そのモンスターハンターに狙われたら、待ているのは100%の死、そしてついた通り名が『黒い死神』。
 結果的に彼は、仲間を全て失い、彼自身も危ういところを逃げ出したのだ。
 死んだ仲間には気の毒だったが、所詮は金で繋がっただけの関係である。
 仇をとろうなんて気は、サラサラ無い。
なによりあの女には、生身では勝てないと彼の勘が告げていた。
 背後から、靴音が近づいてくる。
 あきらかにその音は、ボスとの距離を縮めつつあった。
 飛び出すようにドアを抜けると、目的のモノがそこにはあった。
220 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/23(火) 21:19:41 ID:dhj9yXJF

「盗賊団の一味とはいえ、これは・・・・」
 これでも少なくない修羅場を、姉のローズと共に潜り抜けてきたカールでも、思わず顔を背けたくなる程の凄惨な状況であった。
 倒れているチンピラ達は、首が飛び、両腕が切断され、胴が切り裂かれ、更には頭から股間まで真っ二つに切り開かれたものまであった。
 辺り一面、血の海という表現がピッタリである。
「皆、一刀の元に切り伏せられてる、即死だな」
 屈み込み、斬られたチンピラ達を調べていたカールは、振り返りエミリを見る。
 エミリは、込み上げて来る吐き気を必死に我慢している。
「エミリちゃん、無理しないでクルマに戻ってて良いんだよ、僕一人で調べるからさ」
「こ、これ位へっちゃらよ、こんな事でビビッてたらお兄ちゃんみたいなモンスターハンターになれないわよ」
 そう強がってはいるが、足元が震えていた。
 ポチは、足元が血で滑るのか歩きにくそうである。
「カール君、一体なにを使えばこんな風に人が斬れるのよ、ライトサーベルとか?」
「いや、ライトサーベルなんかの剣で斬られると、切り口が焼けて血は出ないんだよ。
 これは間違いなく実剣、それもキーンエッジや堀川国広みたいな鋭利な刃物で斬られた後だよ」
「・・・・でも、骨って凄く硬いよね」
「実剣で、人間を斬るなんて相当の技量だよ、ラシードさんクラスの剣の使い手だね」

 さらにエミリとカールは、血の海と化した倉庫内を奥へ、奥へと進んで行く。

 しばらく進むと、開けた場所に出た。
 そこにも、多くの死体が転がっていた。
「カール君、こっちはもっと酷い」
 指差すのはイヤなのか、ショットガンを向けて示した先の死体は、言うとおり酷いものであった。
 こちらは、頭がザクロのように爆ぜ、腕が千切れ飛び、胸には大きな風穴を開け、粉々に粉砕された内臓や脊髄、肺や心臓などが散らばっていた。
「うぇ、ひどい傷、ミニバルカンみたいな物で撃たれたのかな?」
 カールは、その無残な銃創を観察してから呟く。
「この銃創から見て、使った銃は大口径の大型銃、44マグナム? いやオートマグかな?」
 カールが考えていると、エミリが肩を叩いた。
「カール君、あれ」
 エミリが、更に奥にある開け放たれたドアを指差した。
 二人はお互い顔を見ると、どちらか共なく頷きドアを抜ける。
 そこは室内型の駐車場になっていた。

 その駐車場に、箱型でキャタピラ式の鋼鉄のクルマが一台置かれていた。

「あれって、戦車?」
「装甲車だよ」
 その装甲車と対峙するように一人の人物が立っていた。
 二人は、慌てて手近な柱の影に身を隠す。
 真っ黒な髪をした女性であった。
 ボディラインが浮き上がるほどピッチリとした闇色のレザースーツが、鍛え上げられた肉体を包んでいる。
 腰には、大きな二挺の拳銃がホルスターに納まっている。
 背中には、片刃の長剣を背負っていた。
221 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/23(火) 21:21:19 ID:dhj9yXJF
10
『あっという間に、俺様の子分たちを片付けちまうとは! 噂以上の凄腕だな! ・・・・だが、貴様に俺は倒せんぞ!』
 盗賊団のボスの声が、装甲車に搭載されているスピーカーから発せられ、駐車場内に響き渡る。
 しかし、彼女はまったく意に介した様子は無い。
『うわははははははっ! いかに死神でも、生身では戦車に敵うまい! あの世に行きな、死神! 文字通り冥府に送り返してやる!』
 言うが早いが、装甲車は彼女に向かって、2門の機銃を乱射した。
 食らえばどんなに強い人間でも、一瞬にしてミンチになる攻撃。
 だが、一瞬速く、黒い影を残して彼女が消えた。
 いや、エミリとカールの目には消えたように見えたと言った方が正しい。
 一瞬にして装甲車の機銃から逃れた彼女。
 その彼女の両手には、いつの間に引き抜かれたのか、二挺の拳銃が握られていた。
 神々しいまでに黒く輝く、二挺の大型拳銃。
 漆黒の輝きが、エミリとカールの目を釘付けにした。
 銃の知識に乏しいエミリには、銃の種類はわからなかったが、カールには、それがハンドキャノンの異名を持つデザートイーグルだろうと見当がついた。
 デザートイーグルをベースに、過剰なまでに改造を施したスペシャルバージョン。
 男でも構える事さえ困難に思えるその巨大な銃を、彼女はそれぞれ片手で構える。
 次の瞬間、轟音を響かせ銃を乱射した。
 大口径のデザートイーグルを、まるで小銃のごとく撃ちまくる。
 人間が食らえば、かすっただけで致命傷になるだろう。
 しかし、いかに強力とはいえ、所詮は拳銃、戦車相手にそうやすやすと致命傷は与えられない。
『フハハハハハハッ! そんなモノが戦車に通用するものか!』
 装甲車は、旋回しながら機銃を乱射する。
 置かれていた木箱が、派手な音を立てて砕け散った。
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!」
「うわあぁぁぁぁぁぁぁ!」
 ドラム缶が吹き飛び、エミリとカールが隠れている柱を、機銃の弾丸が削り取る。
 エミリとカールは悲鳴を上げ、ポチはその場に伏せる。
『こいつを破壊したければ、対戦車ライフルでも持って来るべきだったな!』
 装甲車を中心に、コンクリートを駆け銃を撃つ彼女と、旋回しながら機銃を乱射する装甲車との撃ち合いが続く。
 そんな中、絶対的に不利な戦いを強いられているはずの彼女の顔は、笑みを浮かべていた。
 それは、戦いを、殺し合いを楽しんでいるようであった。
 ガジャンッ!!!
『な、何事だーーー!!??』
 不意に、金属音と共に、装甲車のキャタピラが外れた。
「えっ、何? 整備不良?」
「違う、キャタピラの連結部分を撃ち抜いたんだ」
 エミリの問いに、メカニックのカールがすぐに答える。
『旋回能力を奪ったくらいで、まだ負けた訳ではないわぁ!』
 彼女は、機銃を跳躍で避けると、そのまま装甲車の上に降り立つ。
 その手には、いつの間にか銃ではなく、抜き身の長剣が握られていた。
 鞘から抜き放たれた白銀の刀身。
 何人モノ人間を切り伏せたとは思えない、曇りなき輝きを放つ刀。
「ハァッ!」
 気合と共に繰り出された斬撃は、2門の機銃を根元から切り落とした。
 彼女は、更にエンジン部分に剣を突き立てる。
「戦車を切ったの!?」
「まるでレッドフォックスだ」
 装甲車は、完全に機能を停止した。
222 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/23(火) 21:23:14 ID:dhj9yXJF
11
「おのれー」
 装甲車が使い物にならないとわかると、中から盗賊団のボスが飛び出した。
 手には、AK47アサルトライフルが握られている。
「この、バケモノがー!」
 ボスは、叫ぶと同時に引き金を絞った。
 次の瞬間、持っていたAK47アサルトライフルは、中ほどから切り落とされていた。
「チェックメイト」
 剣をボスの喉元に押し付け、彼女は冷たく言い放った。
「ま、待て・・・・・・・待て、待て、待て、頼む、命だけは助けてくれ〜」
 ボスは、使い物にならないアサルトライフルを落とすと、拝むように命乞いをした。
「・・・・・・・一つ、質問がある」
 彼女が静かに問い掛ける。
「何でしょう?」
「お前、ノアシードと言う物を知っているか?」
「し・・・・・知らねぇ」
「本当に知らないのか?」
 刀身の切っ先がボスの皮膚に軽く食い込み、血が滲み出てくる。
「そ・・・・そんな、本当に知らないんだ」
「そうか・・・・・・・・・・・・・・・・では、死ね」
「ま、待て、いや、待ってください、もう盗みはしない、だから命だけは助けてくれ!!!」
「ダメだ」
「き、貴様には、情ってものがねえのか!」
「悪党にかける情は無い・・・・・・・・・・・っが、正直に話したお前にチャンスをやろう」
 彼女はそう言うと、剣を引き背中の鞘に戻すと後ろに下がる。
「・・・・・・・? 何のマネだ?」
「懐に、もう一丁、銃を持っているのだろ」
「・・・・!」
「抜き撃ちで勝負といきましょうか、私を殺せたらあなたの勝ちよ」
 そう言われたが、ボスは動けなかった。
 彼女から発せられる刃物のような殺気に気圧され、筋肉が硬直してしまっていた。
 エミリもカールもポチも、その様子を物陰から固唾を飲んで見守る。
「どうした? きっかけが欲しいか」
 彼女は、何かを取り出した。
 指先に摘まんでいるのは、古びたコインであった。
「こいつが床に落ちたら撃ちなさい、ついでにあなたの運勢も占ってやろう」
 彼女は、指先でピンッとコインを弾いた。
 コインは弧を描き、床に落ちていく。
 エミリとカールは、弧を描くコインを目で追った。
 そして、コインが床に落ちた。
「うわあぁぁぁぁぁぁぁっ!! 死ねっ! 死神っ!」
 懐から銃を抜きざまに、ボスは決死の雄叫びを上げた。
 叫びと銃声、どちらが速かったのか。
 雷鳴にも似た銃声に続き、ボスの身体が数メートル後方に吹き飛んだ。
 余りにもレベルが違いすぎる反射速度で、彼女がデザートイーグルを抜き撃ちしたのだ。
 そして、床に落ちたコインを拾い上げる。
「残念だったな、運勢も悪かったようだ」
 彼女は、手にした銃をクルクルッと回すと、鮮やかに腰のホルスターに収める。
 エミリとカールは、目の前で起こった事に対して、現実感がまるで無かった。
 戦車相手に生身で挑み、まったくの無傷な彼女の姿がそこにはあった。
223 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/23(火) 21:25:19 ID:dhj9yXJF
12
「・・・・・柱の影にいる者、出てきなさい」
 彼女の言葉に、エミリとカールの心臓が飛び上がる。
「(私達の事)」
「(ばれてるね)」
 エミリとカールは、顔を見合わせる。
「出てこないのなら、柱ごと撃ち抜く」
 冗談ではない、彼女の銃なら可能である。
 二人は、意を決して柱の陰から出る。
「見た所、盗賊団の連中ではないようだが・・・・・何者だ?」
 斬りつけるような声であった。
 人に名前を尋ねる時は、まず自分から名乗るのが礼儀じゃないの。
 エミリは、そう言い返してやりたかったが、声は喉元で凍りついて出てこない。
 彼女のまわりに漂う死の匂い。
 エミリとカールとポチを見るその瞳には、温かさのかけらも感じる事が出来なかった。
 エミリはもちろん、カールまでもが迫力に呑まれてしまった。
「なぜ黙っている」
 彼女が一歩前に足を踏み出す。
 それだけで強烈な殺気が吹き付けられる。
 気圧される形で、エミリもカールも思わず後ろに下がる。
 そんな中、ポチが物怖じせず彼女に歩み寄る。
(ポ、ポチ!?)
 そして、彼女の足元まで行くとフンッフンッと鼻で匂いを嗅いでいる
 エミリとカールは、気が気ではない。
 雰囲気からして、いきなりポチをバッサリと斬りかねない。
 二人がハラハラしていると、ポチが顔を上げ挨拶するように鳴いた。
 ポチには、善と悪を見分ける鋭い能力が備わっている。
 そのポチが、彼女は敵ではないと判断したのだ。
「ワンッ」
 すると、彼女の顔がほんの少しほころんだ。
 それと同時に彼女から発せられる殺気が霧散していく。
「いい子だ」
 しゃがみ込み、ポチの頭を撫でる彼女。
「この犬の名は?」
「ポ・・・・・・・・ポチ」
 彼女の言葉に、エミリが答える。
 緊張のあまり、口の中はカラカラに乾いている。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カレンだ」
「「・・・・・・・・・・はっ?」」
 何を言ったのかエミリもカールも最初、意味がわからなかった。
「私の名だ」
 言われて、二人は慌てて自己紹介をする。
「ぼ、僕はカール、メカニックをしています」
「あ・・・・・・・私は、エミリ、見ての通りモンスターハンターよ」
 二人が自己紹介を終えると、カレンと名乗った彼女が立ち上がる。
「同業者か、あなた達二人だけでここまで来たの?」
「は、はい」
 カールが答えるが、先程から心臓の高鳴りが収まらない。
「フッ・・・・・。 無鉄砲な奴らだ」
 彼女、カレンは、二人に背を向けると倒れているボスの亡骸を調べ始める。
224 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/23(火) 21:27:03 ID:dhj9yXJF
13
「あの、なぜ・・・・なぜ、殺したんですか?」
 カールは、背を向けているカレンに問う。
「あなた程の強さがあれば、その人を生きて捕らえられたはず、それなのに、なぜ?」
「・・・・・おかしな事を聞くな」
 倒れているボスの、服の懐からリモコンの様な物を取り出す。
「悪人に人権など無い、悪い奴は・・・・・・・・・・・皆殺しだ」
 立ち上がり、振り返ったカレンの鋭い視線。
 その姿は、死者をいたぶり、ほくそ笑む悪魔のようだった。
 背筋を走る悪寒が、二人の身を強張らせる。
「私も一つ、質問がある」
「な、何でしょう?」
「ノアシードと言う物を知っているか?」
 エミリとカールは、顔を見合わせる。
 先程、盗賊団のボスにしていた質問だ。
 無論、二人ともそんな物は見た事も聞いた事も無い。
「知らない」
「すみません、僕も心当たりはありません」
「そうか」
 特に期待していなかったようで、彼女はそのまま駐車場を後にする。
 二人は、その後について行く。
 倉庫内を戻る三人と一匹。
 その間、誰も喋らず、重い雰囲気が漂う。
「・・・・・・・・・・・・・・・・あの」
 その雰囲気に耐えられなくなったカールが、口を開いた。
「ノアシードと言うのは、何なんですか?」
 倉庫内を歩きながら、先を進むカレンにカールが聞いた。
「・・・・・・・・・・知らない方がいい」
 歩みを止めず、振り向きもしないでカレンが答える。
「かつて、文明を崩壊させたという、巨大コンピュータNOAと何か関係が?」
 更に問うカール。
 するとカレンが歩を止めた。
 いつの間にかシャッターの下りた場所まで戻っていた。
「・・・・・・・・・・・・・・・深入りはするな、とっとと家に帰りなさい」
 リモコンを操作すると、閉まっていた倉庫のシャッターがゆっくりと上がり始めた。
 戦車止めの前に置かれているモノに、エミリとカールは身震いした。
「これはっ!?」
「メルカバmk2ブラックスペシャルッ!!」
 現れたのは、漆黒の闇のようなカラーリングをした真っ黒な戦車であった。
 驚く二人を無視して、カレンはもう一度リモコンを操作し、閉まっていた入り口のシャッターを開けると、戦車に飛び乗る。
「残りはあなた達の好きにしなさい、ツイてたわね」
 カレンはメルカバのエンジンをかけると、悪魔の咆哮を想わせるエンジン音を残し、その場を後にした。
 後には、ただ呆然としているエミリとポチとカールが残された。
(ノアシード・・・・・・・お兄ちゃんが倒した、NOAの残党と何か関係があるのかな?)

 村に戻ったエミリとカール。

 カレンが立ち去った後、二人は倉庫内に残されていた贅沢品を片っ端から盗ってきた。
 彼女の言った残りとは、その手のモノの事であった。
 おかげで完全な無駄足と言う事でもなく、賞金首の賞金額には及ばないが、それでも充分に財布を潤す事が出来た。
 黒い死神カレンとの出会いが、エミリ達の運命に深く関わる事を、この時はまだ知る由もなかった。

 第3話へ続く。

225 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/09/23(火) 21:37:56 ID:pdXjoY0T
北w
226 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/23(火) 21:48:44 ID:JWMrystK
どうでもいいけど何でsageないんだ
227 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/23(火) 22:12:16 ID:3kt4wMVH

なんで姉ちゃんがハンターに?
228 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/24(水) 00:41:59 ID:Gyfs6qKp
>>208
「当人が決めたことならいいけれど、一度アルファちゃんのご両親ともお話しておかないと……」
「……両親……?」
229 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/24(水) 01:48:12 ID:iu5gVjcV
「父のβです。」「母のγです。」「姉のωです。」

ωが巨乳に見えたありさまだ・・・

230 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/26(金) 01:27:57 ID:n20k5ziJ
あはははは…♪

マニアックミカさん・ガンダムF91編


傾向:メタルマックス2をリアルタイムでプレイした世代なら
知ってる方も多いと思います。え?映画のF91じゃないの???

ttp://uproda.2ch-library.com/src/lib056288.zip.shtml

※ミカさん書いてると、他のSSの制作が全然進まないので、

今回で暫くお休みです。気が向いたらまた…。(予定は未定)
231 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/26(金) 01:46:13 ID:lCliMxV6
>>230
友人が購入、なかったことになったゲームだwwwww
まさに黒歴史だったわwwwww
232 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/26(金) 14:08:10 ID:jOj5BbVe
>230
持ってたなー。やはり途中で投げ出した覚えがあるわw
233 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/26(金) 20:12:23 ID:6rkncJZ/
「アルファさんと痛車」
ここ最近の痛車雑誌の乱発で思いついたネタ。アルファの日記の人とは別人です。

○月×日…マスターと旧文明のジャンクを求め「アキハバラ」と呼ばれている町へ向かう。

マスターは旧文明のジャンクには目もくれず、少女の絵が描かれた戦車を見て興奮しているようだ。
データベースと照合してみたところ、
大破壊前の戦闘機乗りたちが愛機に施した「ノーズアート」と呼ばれるものに酷似していることが判明。
マスターは戦闘機も好きなのだろうか。

○月△日…マスターの様子がおかしい。キリヤと何か相談をしているようだ。二人とも顔がにやけていて不気味だ。

数時間後、マスターの戦車に少女の絵が描かれたマグネットシートが貼られているのを発見。
装甲としての役割を果たさず、無駄に重量を食うだけだと判断したので剥がし、
近くにあったレンタルタンクに貼っておいた。
後日、そのレンタルタンクを借りていたハンターが消息不明になったとの話を聞いたが、関係ないだろう。

○月□日…マスターが落ち込んでいる。「…俺の○○たん…キリヤに作ってもらったのに…」と呟いているようだ。

数時間後、マスターの戦車に今度は少女の絵が描かれたカッティングシートが貼られているのを発見。
重量はさほど食わないものの、マスターの戦車への悪質な嫌がらせと判断。
マスターがこれ以上落ち込まないよう剥がしておいた。

○月▽日…マスターがさらに落ち込んでいる。「俺の手切り…半日かかったのに…」と泣いている。

数時間後、マスターの戦車に今度は少女の絵がフルカラーで描かれたステッカーが貼られているのを発見。
理解しがたいオブジェクトだったので剥がしておいた。

○月◎日…マスターの落ち込みようが尋常じゃないレベルに達している。タミオさんとなにやら相談をしているようだ。

数時間後、マスターの戦車に今度は少女の絵が塗装されているのを発見。タミオ氏の仕事らしい。
マスターは「これでいたずらもされないぞ!いやっほぅ!俺の○○、可愛いよ○○」と独り言を呟いている。

データベースと照合…「馬鹿は死なないと治らない」と言う言葉を発見。

とりあえずレッドフォックスにマスターの半殺しを依頼しておいた。これでマスターも治るだろう。
234 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/26(金) 20:27:58 ID:z1T6SP+e
1ヵ月後、そこには自分の戦車にウホッなキャラをペイントしまくるアルファさんの姿が!
235 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/26(金) 21:35:52 ID:hM2ys5Jo
>>230
きつかったけど、当時は楽しんでたな
90Vと91はエネルギーの残量で乗り換えていた
236 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/27(土) 02:55:42 ID:CQdkCvCs
>>233
アルファロメオを痛車にしたアレと二重に掛けた洒落かと深読みしすぎた
237 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/27(土) 13:24:34 ID:5EGDJ05k
>>230
ベルガ様の耐久力は異常 あとはんたのツッコミが的確すぐる
>>233
〇月◎日のペイントも上から塗りつぶして欲しかったw
はんたの落胆とアルファの誤解が平行線のまま終わって欲しかったなww
238 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/27(土) 20:49:50 ID:z87FHB5f
試しにアルファを戦車に描いてみたはんた
239 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/09/29(月) 19:48:06 ID:GBhdoLmY
>>230
ニコ動にF90Dタイプ縛りプレイがうpされてるんだけど、
もしかして>>230の中の人?
240 名前:230[sage]投稿日:2008/09/30(火) 19:53:27 ID:ozok27GC
違います。そんな気力無いっす。
241 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/03(金) 01:04:17 ID:RuQkd11A
>>238

「戦車にアルファを描いてみた。」


「マスター。私は貴方の従者であると同時に、旧文明の第1級軍事機密と言える存在です。
私の外見も機密に属する関係上、このイラストも封印せざるを得ません。消します。」

キュッ!

「…… OTL 」

242 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/03(金) 04:45:07 ID:T6T6qTPc
>>241
「逆に考えるんだ、アルファに戦車を描いてみればいいやと考えるんだ」

描き描き。


「マスター。頬に戦車のマーキングをする意味があるのでしょうか?
 これでは街中などで目立って人型をしている意味がなくなってしまいます。消します」
「むしろ今目だってないと思ってたのか……って、なんでそこで俺のズボンのチャックを下ろす!?」
「修正液とは白くて不透明でネバネバして乾くと表面に貼りつくものです」
「何も間違ってないけど何かバグってる!?……あ、あ、あ……」

(省略されました。続きが読みたければ漫画版F-91の思い出を)

243 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/03(金) 10:47:50 ID:EbiIwCbR
>>242
すっ、スーパーすげぇどすばい?
244 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/04(土) 19:19:29 ID:7uCi0A0q
規制が解除されてたら何か書く
245 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/04(土) 19:20:08 ID:7uCi0A0q
あっ・・・・・・・・マジで・・・・・・?orz

ネタ考えてくるわ

246 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/04(土) 19:40:11 ID:W0q8Lg8c
「戦車にアルファを描いてみた。」

「マスター。その絵を鏡に映して反転して見て下さい。」


「え?」

「そうすると、デッサンの狂いが分かります。

プロのイラストレーターも、原稿を裏から透かして確かめます。
これで自身の作画レベルが分かりますよ、ほら。」

「うわああああああああああああああ!!」

「まだ修行が足りません。そして私自身、これを私だと思いたくありません。

やり直し。消します。」

キュッ!

「…… OTL 」

247 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/05(日) 01:11:20 ID:YBdrtQun
的確すぎて酷ぇw
248 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/08(水) 19:13:15 ID:lsHKQlbf
タミオに頼め。頼んだところでどうせアルファに消されるのがオチだろうけど
249 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/08(水) 21:21:39 ID:uq6si3wG
MSにもめいさいシールドがあればアルファに見えないようにして…
ああ、見せて反応を楽しまないと面白くないな
くそう
250 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/09(木) 21:44:35 ID:qA7ILT5F
アルファのヘアバンド

構想:1秒

執筆:10分

ttp://uproda.2ch-library.com/src/lib059852.htm.shtml

251 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/09(木) 22:31:33 ID:XNch4MQr
>>250
GJ!!1!w
252 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/10(金) 18:51:38 ID:WsVqNWrm
>>250
アルファさんダメダメだーw
乙!

しかしここ最近のアルファラッシュはアルファ好きの俺としては嬉しい。

あとはエロをですね(ry
253 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/10(金) 21:49:10 ID:iWQqhzFa
イージスシステムなどの習得してる特技をフルに使ったエロスか
254 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/10(金) 22:21:33 ID:h6G8yLkb
そう言われるとはんたがアルファに責めたてられる図しか思い浮かばない
255 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/11(土) 02:08:59 ID:5Tj/B2nK
「マスターが私の中に入れてくれると私は素晴らしい快楽を得ることができます。
そこで私がマスターの中に入れれば、マスターも快楽が得られるのではないかと思いました」
「アッー!」
256 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/11(土) 21:59:04 ID:JMNBLDfN
>>255
ノンケにパイルバンカーはwww
257 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/11(土) 22:34:26 ID:0T95z5nd
今 トイレを求めて全力疾走している僕は、メカニックを目指すごく一般的な男の子。
強いて違うところをあげるとすれば、頼れる兄さんみたいな男の人に興味があるってとこかナ。
名前はカール・ベルディア。

そんなわけでニューフォークの町の外れにある、公園のトイレにやって来たんだ。

ふと見ると、ベンチに一人の若い男の人が座っていた。
真っ黒のツナギ。ちょっとワルを気取った革ジャン。そして優しげな瞳。

あんな男の人の膝に座れたら幸せだろうなぁ…。


ハッ

そう思っていると突然その男は、僕の見ている目の前で

真っ黒のツナギのホックをはずしはじめたんだ…!

ジジー…

  「や ら な い か」

258 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/11(土) 22:38:34 ID:a++58Y4c
パイルバンカーの威力が高すぎて、快楽がどうこう以前に気絶してしまうはんたが見えた。
259 名前:258[sage]投稿日:2008/10/11(土) 22:39:53 ID:a++58Y4c
>>256へのアンカー付け忘れたwww
260 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/11(土) 22:57:15 ID:9wDwtjRs
「気絶してしまうほど素晴らしい快楽を得たのですね、マスター」
と勘違いしてしまうアルファ
261 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/15(水) 22:55:51 ID:TzvzBRFv
ついにアッー!もOKになったのかこのスレw
262 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/17(金) 17:45:23 ID:PzwYbJxT
カイザーカミカゼが出てこないよ保守
263 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/10/18(土) 00:44:05 ID:AVnwzQmY
、__人_从_人__/し、_人_入
、_)賞金首、発見っ!!
_) 
`) ぶっコロコロしてやるわっ!!
'´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒

   ヽl   ,、 l/                 

   〃"ナ'⌒ ~´ヘヘ^                 
   // ,ハノノソヽソハ                   
  ハ  ヾ ゚ ヮ゚ノ((ニ(ニ(l            ,  ''"´"''': ; . ,         
  〈(つ|三三二弌ll============lニlll),,'   . : ;  _,; "        
  ,く/_!__」ニ〃l,=l┘            "'' -''''"´   
     ./ソ、j、iヾ.     
     /~(_>!(_>~´ ガガガガガガガガガッ…      
  
     エミリ

 ヽ ` │ /

 丶 ヾ  丶
  -  ``/×.. ̄ ̄ ̄ `
   / ヽ/:::..        ヽ
      ;;;::    , '.. ・丶 |
      |;;;:  へ _ ̄_ヘ.|
      |;;::. ヽ └┴┴┘|.|
   /=- ヽ;:.. ヽ====== //--, //
  /″ ̄- 丶;:.....  ̄ ̄ /-- _`|/
     ,,ノ/|;. | ̄|::. ヘ`ヽ\
     ||-  | ,,|  ヽ.. | `-`/
     ``  |__ヽ_  |__ヽ_

       Mr,カミカゼ

METAL SAGA 〜new generation〜


 第3話は、こんな感じです。
 エミリ大暴れ、カール絶叫、ポチはマイペース。
 オリジナルキャラ登場。
 エロ展開は無し。
 完成は、もう少しかかりそうです・・・・
264 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/22(水) 20:17:48 ID:guXlJx3t
保守
誰か、作品書いてくれ〜
265 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/22(水) 20:31:31 ID:sBqGgYho
よしおまえがかけ
266 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/10/22(水) 21:17:42 ID:Be4Javvj
>>264
よろしくw
267 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/24(金) 00:14:01 ID:SyutgM5W
ミカドックw
268 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/24(金) 00:24:28 ID:nWoMswuX
メルカバをMRにしたりするんですね、分かります
269 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/25(土) 16:41:58 ID:K7QI8L60
初代〜2スレ目あたりまで色々書いてたけど
まだスレが続いてて嬉しく思う俺が保守
270 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/26(日) 13:30:03 ID:eqvSjTvR
>>268さんに触発されて書いてみました。

ミカドックのデモカー


傾向:よろしくチューニング!!

ttp://uproda.2ch-library.com/src/lib064560.zip.shtml

271 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/26(日) 15:26:13 ID:qIsPKsH/
>>270
だめやんwww
272 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/26(日) 18:19:24 ID:sAhdgAKT
最早ネタの鮮度的な意味で18禁のスレになりつつあるw
273 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/27(月) 00:36:36 ID:7LpXo1Vh
>>271 最近はダメキャラばかりやん
274 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/27(月) 00:51:12 ID:/OQ26oxo
バッテリーの処理とかぶっちゃけプリウスは
トータルで絶対エコじゃないだろ。
弟のプリより正直俺のR32オーテックの方がエコな気がするぞ。
275 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/27(月) 14:58:21 ID:nvV3oeaF
初プレイ時はアルファに萌え萌えだったけど久しぶりにやったらそこまででもなかった
運転能力低すぎなんじゃよ
276 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/27(月) 16:54:43 ID:4ib5W3A0
無表情でブーーーーーッ
277 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/29(水) 01:44:58 ID:bo6LjQyC
弟のプリより正直俺のR32オーテックの方がエコな気がするぞ。>
それはない! プリウスどころかプリメーラにも勝てない!!
でもいいクルマに乗ってるね
278 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/29(水) 02:21:31 ID:8Ycac/lk
プリメーラとか言われても妖精しか思い出せないよ
279 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/29(水) 08:38:26 ID:09ZjQBzF
分かってしまう自分が悲しい
280 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/29(水) 20:35:06 ID:bo6LjQyC
車名をパクったキャラで思い浮かぶのが
「レイアース」か「なのは」で世代が分かります
281 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/29(水) 21:36:45 ID:ckq8VddD
>>280
プリンセスメーカーコミック版が浮かんだ私はー
282 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/30(木) 07:51:36 ID:8H8uEZr5
>>280
VIPER-GTS-な自分はどの世代ですか><
283 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/30(木) 19:30:31 ID:GOXHR38m
>>280
ソルティレイな俺は(ry
284 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/30(木) 22:26:07 ID:IewC6zU0
おまえら…年齢ばれるぞ…
285 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/31(金) 11:27:50 ID:T8D48DbM
もう三十路ですが、なにか?
286 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/10/31(金) 21:39:54 ID:AjveFrwc
初代が18年前だもんなぁ
2作目でも14年
287 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/01(土) 22:55:20 ID:xt1zkyzm
めたさがを購入した人間の半分以上は、旧MMからのファンだろうからね
ここの住人も、殆どが20代後半から40代前半じゃないのかな?
288 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/02(日) 19:44:05 ID:8cdkUrb+
ワイルドアイズの記事で「なにこの神ゲー」と思い、発売されないとも知らずにDC購入。
発売されたもんだと思いゲーム屋を彷徨った挙句MSにたどり着いた自分が(ry

ジープやアメパト、コンボイやキャデに乗りたかったです(´・ω・`)

289 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/02(日) 20:02:41 ID:3kprqo43
もう続編出ないのかな。
砂塵も鋼もあと3ヶ月開発期間が長ければ……
290 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/02(日) 20:20:28 ID:nGNWiSoz
最近改造屋の気持ちが分かってきた
もう戦車で抜ける

>>288

ワイルドアイズの記事見たときはDC買おうかと本気で悩んだ
でも開発中止ってことを知って(´・ω・`)
箱○辺りで出してくれないかな…資金援助受けられるだろうし
俺がPS3とwii持ってないだけなんだが
291 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/02(日) 22:32:46 ID:8cdkUrb+
>>290
最初に言っておく、野バスは俺の嫁だ!

箱○ならLive対応で欲しいな。

全世界のはんたたちと一緒に冒険したい。
それが無理ならWiiのVCでいいから初代〜MMRまでを出してくれ。
え?新宿エクスプレスがうるさいから無理?(´・ω・`)
292 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/11/02(日) 22:34:44 ID:OcZNnVP/
>>289
せめて続編が出てくるならPSPかPS3で出てほしい
それとキャラと戦車を増やしてほしい
293 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/02(日) 22:47:53 ID:dbpUTNzh
版権持ってるのが「スピードのサクセス」だからなぁorz
294 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/02(日) 22:53:20 ID:nGNWiSoz
>>291
代わりにMMのゲパルトは俺が貰った
嫌がるゲパルトに無理やり主砲を取り付ける…これだけで興奮するぜ
295 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/02(日) 23:03:11 ID:Xg9GIqf/
>>291
タイトル画面その他をちょっといじって
Wiiwearという手もあるぜ
296 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/03(月) 08:47:31 ID:5K0hncCW
俺は続編なんてものはいいからとりあえずサーガの完全版をだな…

どうみてもローズエンド、カエデエンドがないのはおかしいだろ。

欲を言えばシャーリィエンドも欲しいがな

後、戦車の防御力がCユニットの防御で決まるとか

装甲タイルははるだけ無駄

とかいう糞仕様をなんとかw

297 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/03(月) 11:01:22 ID:gzHwl3PP
>>296
おまえは大切なものを忘れている。忘れてはいけないものを忘れている。
 ア ル フ ァ エ ン ド だ !!
これが無かったら例えローズとカエデがあっても納得しない。
あと欲を言えば赤狐エンドとカールエンド、エミリエンドが欲しい。

 

298 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/03(月) 11:11:53 ID:mNojzds4
フォールアウト3に乗り物要素があればなぁ
299 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/03(月) 11:50:38 ID:nIwQqszL
ミサイルと最後のアレックスをもっと強くしてください
キャラ個別エンドは見てみたい気がするがメタルから大きく離れるような気も…
無駄にインテリア贈れるキャラが多いくせに中途半端にイベント消化不良で
幼馴染との結婚エンドないから不満が出る
没イベント入れて補足してくれればそれで満足なんだけどな

>>298

メタルマックスをFPSにしたらどうなることやら
300 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/03(月) 19:59:45 ID:4h1vYLrc
とりあえず…戦車改造屋になりたいくらいクルマ好きな俺としてはボツになった幻のクルマたちを入れて欲しいです。
キューベルワーゲンとか、パトカーとか、コンボイとか、キャデラックとか…
コンボイに主砲やSEやら副砲やらメタルブレードやらを搭載して魔改造した姿は、
ランドオブザデッドのデッド・リコニング号みたいで最高にイカすと思うんだが。
それならバンを復活させてゾンビの暴走族の連中も再現しないと…

とか書くとミカさんがゾンビ映画について熱く語りだすからやめろってはんたが言ってた

301 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/04(火) 10:32:50 ID:Htc8JSYD
>>299
レイチェルとの結婚イベントならあるぜ?

ttp://benzo.sakura.ne.jp/static/ms/event/Rachael.html
302 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/04(火) 12:42:44 ID:4TrF4Rkz
ミカもあるな

まぁ、俺はレイチェルスキーだからレイチェルのイベントが優遇されてるので大満足!

なんだが、ローズもエンディングみたかったぜ…
303 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/04(火) 13:32:09 ID:ibE4ed4K
頼む! ハーレムエンドも付けてくれ!!
304 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/04(火) 14:50:43 ID:/Vh4Sodd
キリヤ「はんた……お前の主砲のメンテも一生俺が引き受けてやる」
ラシード「背中は、いやむしろ尻は俺に任せろ!」
ポチ「ハッハッハッ」
305 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/04(火) 17:34:10 ID:XwcQo683
>>304
アッーーーー!!!
306 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/05(水) 18:06:32 ID:+pxUChGD
>>304
タロウ「ワンッ!ワンッ!ワンッ!」
ベルナール「ガルルルル〜」
ラリー「クゥーンクゥーン}
307 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:03:13 ID:uCn/ASvo
METAL SAGA 〜new generation〜

 第3話「死の商人」



 サンサンと照りつける太陽の下、一人の少年が荒野を走るハイウェイをジッと見続ける。
 フード付きのマントを羽織り、軍用の高性能な双眼鏡を覗く。
 フードの陰から時おり見える、きらめく金色の髪。
 すっと通った鼻筋に、その下にある小さな唇。
 そして、透けるような白い肌。
 女の子と間違えそうな顔立ちの美男子。
 名は、カール=ベルディアと言う。
 彼は手頃な石に腰掛け、三脚に取り付けた双眼鏡で荒野を見つめ続ける。
 カールがいる小高い丘の上からは、荒野を走るハイウェイの全容がハッキリと見える。
「僕は、何をやっているのかな〜」
 強い日差しの下、カールは、ふっと思い出したように呟き、状況を観察していた。
 なぜ、こうなったかと言うと、やはりと言うかカールが一緒に旅をしているエミリが原因である。
 現在、カールとエミリが滞在している街の近くで、賞金首の目撃情報がハンターオフィスに流れた。
 それを聞きつけたエミリが、さっそくカールを連れて賞金首退治を提案した。
 反対したところで、エミリが勝手に行く事は予想できたので、カールも付いて行く事になったのだ。
 そして、賞金首の目撃情報のあった場所を張り込む事になったのである。
 だが、張り込む時になってエミリが『紫外線は乙女の天敵、張り込みはカール君がやってね』と言ってサッサと自分のクルマに乗り込んでしまった。
 仕方なく、一人で炎天下の中、いつ現れるとも分からない賞金首を待ち続けているカール。
 傍らに置いておいたバックからミネラルウォーターのボトルを取り出す。
「熱いな〜」
 ミネラルウォーターをガブ飲みしながら、額を流れる汗を拭う。
「ハァ〜、いつまでココに居ればいいんだろう・・・」
 本来であれば、ベルディア家の屋敷の部屋の中で、お抱えのメイド達に囲まれ優雅に暮らしていたはずなのである。
 空調の効いた部屋で、ミリタリー雑誌を読んでも良い。
 コレクションの戦車を一日中整備していても良い。
 それが何の因果か、汗を流しながら埃に塗れ、荒野にポツンと座っているのである。
 愚痴の一つも言いたくなるだろう。
(名声が欲しいのはわかるけど、僕を巻き込まないで欲しいな〜)
 そう思っても、ちゃんと面倒を見てしまう辺り、カールの優しさ、強いては甘さである。
 尻にしかれてるとも言うが。
 そんな、理不尽な事が延々と続くのかと思っていた時。
「んっ?」
 ハイウェイの彼方から、砂煙を上げて猛スピードで走ってくるモノがあった。
 双眼鏡を覗いたカールは、手に持ったミネラルウォーターを口の中に流し込むと、それを投げ捨て丘を駆け下り出した。
(来たッ!!!!)
 待ち望んでいたモノが現れた。
 30000Gの賞金首『カミカゼの騎士』
 丘の下に、ステルスシートで覆い隠しておいたパンターGのハッチを勢いよく開け、カールは操縦席に飛び込んだ。
 これで、炎天下の中から解放されると思いながら。
308 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:04:16 ID:uCn/ASvo

 ハイウェイ脇の大きな岩。
 その日陰に一台のバギーが停車していた。
 バギーの車内は、オートエアコンで快適な温度にされている。
「うへへ・・・・お兄ちゃ〜ん・・・・ムニャムニャ・・・・」
 運転席にエミリがシートを倒して横になって寝ていた。
 助手席では、エミリの相棒ポチが身体を丸めて昼寝をしている。
 車内には、スピーカーから『ルート99』のBGMが流れている。
 ピー! ピー! ピー!
 車内に通信機の音が響く。
「・・・・・んぁ?」
 身体を起こし、狭い車内で伸びをして眠気を追い出す。
 エミリは受信スイッチを指で押した。
 通信機から雑音と共にカールの声が聞こえてきた。
『・・・・・・・こちらカール・・・・・・・エミリちゃん・・・・・・・聞こえる?』
 エミリは発信ボタンを押した。
「こちらエミリ、どうしたのカール君」
『・・・・・・・・・賞金首を発見・・・・・・・・・現在追跡中」
「オッケー、そのままコッチに追い込みかけてよ」
『・・・・・・・了解』
 エミリは、ハーネスを付ける。
 キーをひねり、バギーのエンジンが力強いサウンドを奏でる。
 シフトレバーをドライブに入れると、バギーはゆっくりと走り出した。
 ハイウェイの上までバギーを走らせると、道路上で一時停止する。
 しばらくすると、前方からカミカゼの騎士が巻き上げる砂塵がもの凄い勢いで近づいて来た。
 ハイウェイを走るカミカゼの騎士の進路を塞ぐ形で、エミリのバギーが対峙する。
 エミリは、手にはめたグローブを締め直す。
 そして、オーディオを操作し、BGMを切り替える。
『ルート99』に替わりセレクトされた曲は、『お尋ね者との戦い』。
 指でリズムを取りながら、エミリはアクセルを踏みつけ、バギーは全速力で発進した。
 タイヤから白煙を上げながら、走るカミカゼの騎士に猛突進して行く。
 バギーとカミカゼの騎士との距離が、グングン縮まっていく。
「さぁ、来なさい、一発で決めてやるわ」
 バギーの主砲を発射する。
 それとほぼ同時に、カミカゼの騎士が蛇行運転をした。
 砲弾は、カミカゼの騎士には当たらず外れた。
 そして、カミカゼの騎士は、バギーの横を猛スピードで駆け抜ける。
「しまったっ!?」
 振り返るが、カミカゼの騎士は猛スピードで遠ざかって行く。
「逃がすかっ!」
「ワンッ! ワンッ! ワンッ! ワンッ!」
 突然、ポチが吠えた。
 エミリが視線を前に戻すと、前方から戦車がバギー目掛けて突っ込んできた。
 カミカゼの騎士を追っていた、カールのパンターGだ。
「うわぁっ!?」
 慌ててカールのパンターを避けようと、ハンドルを切りながらブレーキを踏みつける。
 タイヤが悲鳴をあげながら、氷の上を滑るようにしてパンターの横を通り過ぎると、バギーは道路を外れ路肩に停車した。
『エミリちゃん、大丈夫っ!?』
 スピーカーから、エミリを心配するカールの声が聞こえる。 
 エミリは事故りそうになった恐怖心よりも、怒りが強かった。
「こんの〜、あったまきたっ!」
 エミリはバギーをUターンさせると、猛スピードで駆け去って行くカミカゼの騎士を追い始める。
「待てーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
 追いかけるバギー、全速力で逃げていくカミカゼの騎士。
 カミカゼの騎士は、今日も元気に駆けていった。
309 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:05:29 ID:uCn/ASvo

 街に戻ったエミリ達は、酒場で次の算段を話し合っていた。
 最初は取り逃がした賞金首の情報を新たにハンターオフィスで得ようとしたのだが、カミカゼの騎士は、とあるモンスターハンターによって倒されてしまっていた。
「私の獲物、横取りされたっ!」
 エミリは、飲み干したコップを、タンッ! と音を立ててテーブルに置く。
 コップの中身がお酒なら、ハンターとして絵になるのだが、エミリは未成年のため中身はミルクである。
「仕方ないよ、モンスター退治は早い者勝ちだからね」
 カールは久しぶりのまともな食事、とは言っても合成ピザだが、を食べながら答える。
 ちなみにポチは、エミリの足元でわんわんグルメを食べている。
「これじゃぁ、お兄ちゃんに相応しいモンスターハンターになれないよ〜」
「・・・・? はんたさんみたいなモンスターハンターじゃなくて?」
 エミリは人差し指を立てて、チッチッチッと振ってみせる。
「カール君、お兄ちゃんみたいなハンターになる、それすなわち、お兄ちゃんのパートナーになれるって事じゃない」」
 そう言って、エミリはコブシを握り締める。
「そうすればお兄ちゃんと一緒に旅が出来るじゃない、お兄ちゃんのパートナーはあんな機械人形なんかより私が相応しいのよ」
「機械人形って、はんたさんが連れてたアルファの事?」
 かつて、はんたが連れていたアンドロイドの事を思い出す。
「そうよ、あのポンコツアンドロイドの事よっ!
 あんなポンコツアンドロイドが、お兄ちゃんのパートナーだなんて許せないっ!!」
 ドンッ! とコブシをテーブルに叩きつける。
「お兄ちゃんを守るのが、私のつとめなのよっ!」
 店内の客は、何事かと遠巻きで見守っている。
「お兄ちゃんは渡さない、お兄ちゃんは・・・・・・・・・・私だけのお兄ちゃんなんだからっ!」
 こうなると止められないので、カールはおとなしくしている。
「幼馴染の女でも、メガネッ娘でも、牛乳女でも、地味な巫女でも、1/1フィギアでも、ツンデレ女でもないっ!」
 エミリは椅子の上に立ち、熱弁を振るう。
「お兄ちゃんを幸せに出来るのは、他の誰でもないっ!」
 片足をダンッ! とテーブルの上に乗せ宣言する。
「この私なのよっ!」
 高々と宣言する。
 その様子に、近くにいた客が、ビクッ! と身を震わせる。
「今に、お兄ちゃんに相応しいのが誰なのか、ハッキリとわからせてやるわっ!」
(ツンデレ女って、まさか姉さんの事じゃないよね・・・・・)
 エミリの言動に、不安を覚えるカール。
「私とお兄ちゃんの幸せを壊すものはっ!」
 テンションの高くなったエミリは、ホルスターからダブルバレル・ソードオフ・ショットガンを引き抜く。
「このショットガンで、この世から消しさってやるわっ!!!!」
 ショットガンを握り締め、あっちの世界へ行ってしまったエミリ。
「いや、それはちょっと」
 さすがに、カールが待ったをかけるが。
「黙れっ!!! そして聞けっ!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハイ」
 エミリの一喝で、カールが小さくなる。
「お兄ちゃんの為なら、何をしても正義っ!!」
 ショットガンをかかげて叫ぶ姿に、近くにいたウエイトレスが身を引く。
「私のお兄ちゃんは、世界一ッィィィィィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
 エミリは力の限り叫ぶ。
「L・O・V・E・お兄ちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんっ!!!!!」
 もはや、カールも、店のマスターも、ウエイトレスも、店内の客も、ポチでさえエミリの暴走は止められない。
「ビバお兄ちゃんっ!!!! ジークお兄ちゃんっ!!!! ハイルお兄ちゃんっ!!!!」
 こうして延々1時間近く、カールはエミリのお兄ちゃん愛を聞かされる羽目になるのであった。
310 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:06:41 ID:uCn/ASvo

 ハイウェイを走る、エミリのバギーと、カールのパンターG。
 二人は、この地域最大の都市『シクザールシティー』に向かっていた。
 ここの所の無駄足で、二人の所持金は底を尽きかけていた。
 今のエミリ達に必要なのは、新しい儲け話である。
 そこで、大都市ならば儲け話があると考えた。
 思い立ったら即行動である。
 だが、街を出たのが遅かった為、黄昏がエミリ達の上に広がり、地平線がほのかな紫色に染まり始めていた。
 闇が迫りつつあるハイウェイを走っていると、前方で一台のクルマが路肩に停まっているのが目に入った。
 そのクルマの傍らに、一人の青年が立っている。
 エミリは無線機でカールに通信を入れる。
「カール君、人が立ってる」
『こっちでも確認したよ・・・・・・どうする?』
 エミリは、ブレーキを踏んで速度を落とし、青年のそばに近づく。
 明るい金色の髪を肩で切り揃えられている。
 衣服は、スーツとズボン、ネクタイを締め、足には革靴と、とても荒野を旅するのに適しているとは言い難い。
「話かけてみる」
『わかった、気をつけて』
 エミリは、青年のそばにバギーを停めると、ドアを開けポチと共に外に出る。
 カールも警戒しながら戦車を降りる。
 エミリは、こちらに敵意が無い事を表すため、ホルスターのショットガンは抜かない事にした。
「どうかしたんですか?」 
 エミリは青年に話しかける。 
「クルマが動かなくなってしまって」
 青年の口調は丁寧で、紳士的な感じを受けた。
 エミリは、ポチをチラリと見る。
 特に問題は無い。
 仮に、青年が悪党であるならば、ポチが何らかのアクションを取っているはずである。
 唸ったり、吠えたり、噛み付いたり。
 だが、そのような兆候は見られない。
 悪い人ではなさそうである。
「故障ですか」
 荒野の真ん中で身動きが取れなくなる。
 それは、死を意味している。
 モンスターは、人間の気配を嗅ぎつけて集まってくる。
 モンスターハンターやソルジャーなら、モンスターに対抗もできるが、一般人にとってそれは死の宣告である。
「レンタルタンクを呼ぼうかと考えていた所だったんです、もしよろしければクルマを街まで牽引してもらえませんか? もちろんお礼は差し上げます」
「それなら丁度メカニックの連れが居ますから診させますよ、それでダメならクルマを牽引して行きますよ」
「メカニックが居るのかい?」
「彼、ああ見えてもメカニックなんですよ」
 エミリは親指を立ててカールを指差す。
「助かります、ぜひ、お願いします」
「わかりました、ちょっと待っててください」
 エミリはカールに命令すると、カールは文句も言わずにメカニックキットを取り出し青年のクルマに近づいた。
「うわ〜、キャデラックだー!」
 カールは、青年のクルマを見て瞳を輝かせた。
 それは、レトロなスタイルの乗用車をオフロード仕様に改造し、ボンネットにエンジンを剥き出しにしたキャデラックであった。
 メカニックとして、珍しいクルマに心躍る気分なのであろう。
 カールはウキウキしながら、キャデラックを調べ始める。
「シャシーはフィフティーズか、原因はエンジンの電子制御ジャンゴかな? それともCユニットのナビィ2011かな?」
「直りますかね?」
 青年がカールの後ろ姿を見ながら呟く。
311 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:07:33 ID:uCn/ASvo

「カール君に任せておけば大丈夫よ、あぁ見えてメカニックの腕だけは良いんだから」
「腕だけって・・・・」
 カールが渋い顔をする。
「そう言えば、まだ自己紹介をしていませんでしたね、ボクの名はヴォルフよろしく」
「私は、エミリ、モンスターハンターです、こっちはポチ、私の仲間です」
「ワンッ!」
 ポチがよろしくと挨拶をする。
 しばらくの間、キャデラックを調べていたカールが声をあげた。
「原因がわかりましたよ」
「わかりましたか」
 ヴォルフがカールの元へ歩み寄る。
「はい、やっぱりCユニットが原因でしたね、このナビィ2011は軽量なのが売りなんですが、軽さに見合った性能でして・・・・」
 説明をするカールと、説明を聞いているヴォルフ。
 その間、エミリは手を出さずにポチと共に見張りを勤める。
 こうした荒野で車両を修理する場合、モンスターを警戒するのは基本中の基本である。
「・・・・ところでヴォルフさんは、こんな所で何やってたんですか?」
 カールがCユニットを修理しながら聞く。
「ボクは、遺跡探索に来たんですよ」
「探索って、どこを探索する予定だったんです?」
 何の気無しにエミリが聞く。
「ここから東に少し行った所に、旧文明の施設があると言う情報があってね」
「旧文明の施設!?」
 カールが驚く。
 モンスタハンターと言っても、モンスターを倒すだけではない。
 旧文明の施設などの探索なども、モンスターハンターの大きな資金源になっている。
 未探索の施設などは宝の山である。
 普通は、そのような情報を同業者に話すことなど無い。
「一人でですか? あの見た所モンスターハンターには見えませんけど」
 スーツを着たモンスターハンターは居ないとは言い切れないが、そう居るものでもない。
「ボクはトレーダーでしてね、いつもならモンスターハンターやソルジャーを雇って探索するだけど、今回いなくて」
「ヴォルフさん、トレーダーって言いましたけど、どんな仕事をしているんですか?」
 エミリが興味本位でヴォルフに聞いた。
「そうだね、主に兵器の販売、石油の採掘なんかもやってるよ」
 俗に言う武器商人、少し悪い言葉にすると死の商人というものである。
 だがそれを批難しようとはエミリもカールも思わない。
 なぜなら彼らのような人がいなければ、人間はモンスターに対抗できないのだから。
「トレーダーなのに、何で旧文明の施設の探索の旅なんてしてるんです?」
「ボクは旧文明の情報を探しているんだ」
「旧文明の情報?」
 カールが修理の手を止める。
「そう、人類の歴史、科学技術、医療技術など、どんな情報でも欲しいんだ」
「どうしてです?」
 エミリがヴォルフの顔をジッと見る。
「現在、人類は過去の遺産を食い潰しながら生きている、でも今に遺産が無くなってしまうかもしれない。
 いや、無くなる日が必ず来る。だから過去を食い潰す前に新たにモノを生み出す技術を、情報を手に入れておきたいんだ。
 そして、旧文明の施設などから見つかる貴重な道具や情報を発掘や鑑定をしたりして、それらから新たなモノを作り出すんだよ」
「新しいモノって、例えばなんですか?」
 カールが質問する。
「身近なモノでは、例えばクルマ」
「えぇっ!? クルマって作れる物なんですか?」
 エミリにとって、クルマとは発掘するモノとの認識がある。 
「確かに一昔前までは、クルマは旧文明の失われた技術ロストテクノロジーとして、発掘するしかないモノだった」
 例外的に一部の専門家が戦車を作れるが、一般的には戦車は発掘するしかない。
312 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:08:31 ID:uCn/ASvo

「でも、今では大量生産は出来ないものの、クルマを作る事は可能になった、これも過去の技術を解析して出来た功績だよ」
「どんなクルマが作れるんですか?」
 メカニックのカールが、目を輝かせる。
「ワイルドバギー、バン、デマーグ、ハンビー辺りが売れ筋かな」
「ヴォルフさん、クルマも売ってるんですか?」
「売ってるよ、ピンからキリまで、安いクルマは2万Gくらいかな」
 スラッと言ったが、一般人にとって2万Gとは決して安い金額ではない。
 買うのはモンスターハンターや、トレーダー等であろう。
「クルマを作るのに鉄クズを多く使うから、鉄クズの買取もしているよ」
「ヴォルフさんって、ひょっとしてどこかのトレーダー組織の偉い人ですか?」
「まぁ、そんなところかな」
「それが、こんな所にいて良いんですか?」」
「優秀な秘書や、従業員がいるからね、たまに息抜きを兼ねて趣味の探索をしているのさ」
「どっかの誰かさんみたい」
 エミリは、横目でカールを見る。
「なんでそこで僕を見るのかな?」
「だって、カール君も家の事、全部ローズさんにまかせっきりじゃない」
「それは、エミリちゃんの旅に付き合ってるからで」
 カールが反論する。
「そう言えば、二人は一体どんな関係なんだい? 話を聞く限り兄妹って訳じゃないようだし、恋人同士かな?」
「違います」
 キッパリと否定するエミリ。
「それじゃ、友達かな?」
「カール君は、え〜と・・・・・・・・・・・・・友達? ・・・・・・・・いや仲間・・・・・・・かな?」
「何で疑問形なの」
「うっさいわね、カール君なんか便利道具1号で十分よ」
「酷いっ!」
 エミリの言葉に、がっくりとうな垂れるカール。
「それに、私には心に決めた人が、ちゃんとした恋人がいるんだもん、カール君が恋人なんて思われたくないもん」
「・・・・・・・・エミリちゃん、その人って」
 カールは聞かなくても分かっているが、何となく聞いてしまった。
「もちろん、お兄ちゃんに決まってるじゃな〜い」
 エミリは両手を頬に当て、身体をクネクネと揺らす。
「エミリちゃん、お兄さんがいるんだ」
 今度は、ヴォルフは質問した。
 エミリの、お兄ちゃん恋人発言は何気にスルーである。
「はい、お兄ちゃんは、それはもう、強くって、優しくて、カッコ良くて」
 軽く興奮しているのか、エミリは頬を赤らめている。
「へぇ〜、良いお兄さんなんだね」
「世界で一番のお兄ちゃんなんですよ〜」
 エミリは、それはもう満面の笑みを浮かべている。
「そうなんだ、ボクには妹がいてね」
「ヴォルフさん、妹さんがいるんですか?」
 エミリを無視してカールが聞く。
「いるよ、エミリちゃんより小さいんだけどね」
 カールはヴォルフの妹を想像してみる。
 きっと、ヴォルフさんのように礼儀正しく、可愛い子なのだろう。

 数分後。


「ふぅ、直りましたよ」
 幸い部品を数個、交換するだけでキャデラックの修理は完了した。
313 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:09:12 ID:uCn/ASvo

「ありがとう、君達には、ぜひお礼をさせて欲しい」
「そんなお礼だなんて、モンスターハンターとして当然の事をしたまでですよ」
 カールの横から、エミリがシャシャリ出てくる。
「(以外だな〜)」
 カールがエミリに耳打ちする。
「(何が?)」
「(エミリちゃんの事だから、てっきり修理費と言って法外な金額を請求するのかと思ってたんだけど)」
「(カール君、私を何だと思ってるのよっ!)」
 エミリの無言の肘打ちがカールの横腹に突き刺さる。
「・・・・・・・・・・・ッ!?」
 その場に蹲るカール。
「・・・・・・? カール君、どうかしたのかい?」
「いえいえ、何でもないですよ・・・・・・・そう言えば、探索する旧文明の施設って、軍事基地だった場所とか、バイオ研究所だった場所とかですか?」
 かつて、兄からそのような場所を探索した時の話を聞いていたエミリは、瞳を輝かせる。
「いや、そんな大それたモノじゃないよ」
「それじゃ、どんな所なんですか?」
「情報によれば、医療関連施設だよ」
「医療関連施設って言うと、ドラックとかドーピングとか扱ってるヤバイ施設とかなんじゃ・・・・・」
 エミリは、横のカールに聞いてみる。
「それは偏見だよ、エミリちゃん」
「ふ〜ん、そこって金目になるモノってあるのかな?」
「見も蓋もない言い方だな〜」
 エミリにとっては、場所よりもお宝の方が重要である。
「兵器関連のモノは無いと思うけど・・・・・・・・・・・・良かったら君達も来るかい」
「良いんですか?」
 ヴォルフの思わぬ申し出に、驚くカール。
「構わないよ、クルマを修理してくれたお礼代わりさ」
「やった〜、やっぱり人助けはするものね」
 金儲けの美味しい話に、エミリはすぐさま飛びついた。
「施設で見つけたモノの分け前はどうするんですか?」
 カールが冷静に聞く。
 報酬の分け前で揉めるのは、よくある話である。
「情報と、医学関連の書物以外は、君達にあげよう」
 それならば、カールも断る理由は無い。
「わかりました、よろしくお願いします」
「二人ともよろしく」
 青年、ヴォルフはそう言うと無造作に右手をさし出した。
 エミリ達の事を信頼してくれているのだろう。
 駆け出しのハンターでも、気安く他人に利き手を預ける真似はしないものなのだが。
「任せてくださいっ! このモンスターハンター、エミリが付いて行きますっ! 大船に乗ったつもりで安心してくださいっ!」
 エミリは、グローブを外すと、差し出されたアベルの手を握る。
「ッ!?」
 その瞬間、握った手から全身が寒くなるような感覚が襲い、エミリは一瞬息を詰まらせる。
 エミリは慌ててその手を放した。
「・・・・・・・・・・・・・? どうかしましたか?」
 ヴォルフが不思議そうな顔をしている。
「いえ、何でも無いです、せ・・・・静電気かな? 何かバチッて来たような」
 必死に誤魔化した。
 今の感覚は、何だったのであろうか?
 それは、今のエミリにはわからなった。
314 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:10:03 ID:uCn/ASvo

 鼻孔をくすぐるコーヒーの香りに、エミリの閉じていたまぶたがゆっくりと開かれる。
「・・・・・・・・・・・・・ふにゃ?」
 自分がいつの間にか寝てしまったのだと気づいて、エミリは寝袋から身体を起こした。
 寝起きで、ボーとする意識。
 横を見ると、ポチが丸まって寝ている。
 辺りを見回すと、破壊された飲み物の自動販売機、砕け散ったガラス製のテーブルやパイプ椅子が散乱している。
 ここは、荒野に取り残されたガソリンスタンドの室内である。
 エミリ達が目指していたのは、旧文明の医療関連施設である。
 施設のある場所は、ヴォルフが知っているので荒野を無駄に彷徨う事も無く、彼のクルマの後ろを付いて行った。
 その途中、荒野にポツンと残っていたガソリンスタンドを見つけのである。
 目的地まではまだ距離があり、夜では探索も困難になるので、ヴォルフの提案でここで野宿をする事になったのだ。
『ちょっと散らかってるけど、クルマの中で野宿するよりずっとマシね』
 クルマの中で寝ると疲れが取れず、身体が痛くなるのでエミリはこんな場所でも喜んだのを思い出した。
 寝袋から起き出し、グ〜っと伸びをして眠気を追い出す。
 先ほどから室内に香るコーヒーの匂いの元を探すと、開け放たれた隣の部屋からカールが顔を出した。
「エミリちゃん、おはようー」
「・・・・・・・・・・おはよ〜・・・・・・・・・・カ〜ル君」
 カールの問に、エミリは眠そうな顔で静かに答えた。
「いま、ヴォルフさんがコーヒーを入れてるけど、エミリちゃんも飲む?」
 エミリは、無言で頷いた。
「OK、ヴォルフさん、エミリちゃんの分のコーヒーも入れてくれませんか〜」
 そう言いながら、隣の部屋に消えるカール。
(そういえば、二人が気を使ってくれたんだっけ)
 その時、エミリは昨夜寝る時に、カールとヴォルフが気を使って隣の部屋で寝てくれていた事を思い出した。
(二人とも、乙女心が判ってるじゃない)
「おはよう、エミリちゃん、よく眠れたかい?」
 隣の部屋から、ヴォルフがコーヒーカップを持って入って来た。
「おはようございます、ヴォルフさん」
「はい、モーニングコーヒーだよ」
 ヴォルフからコーヒーカップを受け取る。
「朝ご飯を作っているから、出来上がったら呼んであげるよ、それまでゆっくりしていてね」
 ヴォルフは、そう言い隣の部屋に移動した。
 エミリは、今現れた青年の事を考える。
 死の商人、ヴォルフ。
 昨日、彼の手を握った時、エミリが何らかの違和感を感じ取った。
 それが何なのかは、エミリにも判らない。
 ただ、ヴォルフとは初対面のはずなのに、どこかで会ったような気がしていた。
 それは、既視感のようでもあり、違うような何とも表現しづらい感覚であった。
 ヴォルフの物腰や言葉使いは紳士であり、相手に常に敬意を払う好人物である事は疑いようが無い。
 だから余計に、気になってしまうのである。
 全身が寒くなるような、あの感覚。
 あえて言うのであれば、何か嫌なものが通り抜けような感覚。
 不意に、足元で寝ていたポチがのっそりと起き上がる。
「ワフ〜ン」
 ポチの大きなアクビの声が、エミリの思索を中断させた。
 人間の評価に迷った時は、ポチに選ばせるとエミリは決めている。
 ポチの勘を信じているのだ。
 そのポチが警戒していないのだから大丈夫だろう。
 そう思いながらコーヒーを口に運ぶ。
 そして、あの事は気のせいだと自分に言い聞かせた。
315 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:11:01 ID:uCn/ASvo

 ガソリンスタンド跡で一泊したエミリ、ポチ、カールは、ヴォルフの案内で医療関連施設に辿り着いた。
「ここが、医療関連施設? なんか地味ね〜」
「わんっ」
 医療関連施設の駐車場にクルマを止めて、外に出たエミリの最初の感想がそれであった。
 医療関連施設は、手前にシンプルな四角い建物と奥にはドーム型の建物が建っていた。
 手前は、事務所の様であり、事務所から奥が医療関連機器が置いてあるメインエリアであろう。
「派手な医療関連施設って聞いたこと無いけど」
 探索の準備をしながら、カールがツッコミを入れる。
 エミリは、腰のホルスターからダブルバレル・ソードオフ・ショットガンを引き抜く。
「ヴォルフさん、武器は持ってますか?」
 エミリは、グリップ上部に配置されたオープンレバーを右にスライドさせ、オープン状態にして銃身を折り曲げ、弾薬を確認しながら聞いた。
「心配無用さ」
 ヴォルフはそう言うと、スーツをチラリッと開いてみせる。
 彼の腰にはガンベルトが撒かれており、ホルスターにはピースメーカーが収まっている。
「事務所の入り口が開いてるよ、さっそく、入ってみましょう」
 エミリが事務所の入り口に足を進める。
「エミリちゃん、待って」
 カールが呼び止めるが、エミリはそのままポチと一緒に中に入って行ってしまった。
「こう言う建物の場合、入り口にセキュリティーシステムが設置されている場合が多い、彼女が危険だ」
「何でこう、後先考えずに行動するかな〜」
 メカニックキットからブーメランスパナを取り出し、慌てて後を追うカールとヴォルフ。

「エミリちゃんっ!」

 カールとヴォルフが事務所に入ると、エミリは入り口からすぐの所にポチと一緒に立っていた。
「探索する時は、単独行動は厳禁だよ・・・・・・・・・・って、何見てるの?」
「カール君、見てよこれ」
 エミリが指差した所を見ると、そこには、監視カメラとガンホールが破壊されていた。
「これは!?」
「エミリちゃんが破壊したって訳じゃないよね」
 ヴォルフとカールが、ジッとエミリを見る。
「入ったら、もう壊れてたのよ」
 カールが破壊されたガンホールを調べる。
「断言はできないけど、ここ最近壊されたみたいだ」
 ガンホールは、何か鋭利な刃物で斬られたようであり、監視カメラは大型銃のようなもので撃ち壊されていた。
「(カール君、わたしここ最近で、こんな事する人見たことある)」
「(奇遇だね、僕も同じ事を考えてたよ)」
 エミリとカールには、黒髪の女性が頭に浮かんだ。
 事務所のホールは、受付カウンターがあり、その横にはソファーやテーブルが、その後ろには自動販売機が置かれている。
 ソファーやテーブル等が置かれている待合所の奥にはドアがあり、ここから奥のメインエリアへ行けそうである。
「自動販売機、発見っ!」
 エミリがダダダダッと駆け寄ると、バンッバンッと叩き始める。
「動いてない、電源が入ってない」
 あれこれと自動販売機を調べるエミリとポチ。
「まったくもう、緊張感無いんだから」
 カールとヴォルフは、受付カウンターの中を調べる。
 ガンッ! ガンッ! ガンッ!
 破壊音にカールが振り返ると、エミリが自動販売機の開閉パネルの留め金をバールで壊し、中からジュースを取り出していた。
「カール君、旧文明の缶ジュースよ! これは高値で売れるわよ!」
 エミリは盗り出した缶ジュースを持ってきたバックの中に入れていく。
316 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:11:54 ID:uCn/ASvo
10
 エミリが自販機荒らしをしている間、カールとヴォルフは受付カウンターの奥にあった部屋の中に入っていった。
 ホールには、エミリとポチが残される。
 盗り出した缶ジュースを一つ一つ調べていると。
「ワンッ! ワンッ! ワンッ!」
 突然、ポチが唸り声をあげて激しく吠えた。
「んっ? どうしたの、ポチ?」
 エミリがポチの視線の先を見ると、待合所の奥のドアが開かれ中から何かが飛び出した。
 ガソリン等を入れるポリ缶に六本の足が付いたモンスター『うろつきポリタン』であった。
 見るとドアからもう一体、計二体のうろつきポリタンが現れた。
「うわぁっ! モンスターだーっ!」
 エミリが叫ぶと同時に、ポチが一体のうろつきポリタンに向かって飛び掛った。
「ガウッ! ガウッ! ガウッ!」
 ポチとうろつきポリタンが、取っ組み合いになる。
「ポチッ!」
 エミリがポチに駆け寄ろうとした時、もう一体のうろつきポリタンが、ノズルからエミリに向かって火球を発射した。
 ポンッ!
「きゃぁっ!」
 エミリは、身体を捻り間一髪、火球を避ける。
 火球は、自動販売機に当たると、ボンッ! と音を立てて小さく爆発した。
 そして、うろつきポリタンは、エミリにタッタッタッタッタッタッタッと駆け寄ると体当たりを食らわせた。
 ドンッ!
「うわぁぁぁぁっ!!!」
 バランスを崩していたエミリは、うろつきポリタンの体当たりをまともに食らってしまい、後方に吹き飛ばされる。
 お尻から地面に倒れ、そのまま後方にゴロゴロと転がり仰向けになって止まった。
「痛っ」
 体当たりを食らった胸辺りを押さえ、身をよじる。
 エミリを突き飛ばしたうろつきポリタンは、パタパタとその場をうろつく。
「こ・・・・・・このっ」
 首を持ち上げ、自分を突き飛ばしたうろつきポリタンを睨みつける。
 うろつきポリタンのうろつく行為に、自分がバカにされた様な気がしたのだ。
 その時、エミリはショットガンを落とした事に気が付いた。
(やばっ!)
 慌てて辺りを見ると、後方にショットガンが落ちている。
 うろつきポリタンを見ると、うろつきポリタンはまだうろついている。
「くっ」
 エミリは倒れたまま手を伸ばし、ショットガンを拾おうとするが届かない。
 すると、うろつきポリタンがピョンッピョンッと飛び跳ねると、再びタッタッタッタッタッタッタッとエミリに向かって駆け出した。
(も、もう少し・・・)
 エミリは這いつくばり、精一杯右手を伸ばした。
(届けっ!)
 右手の指先がショットガンに届く。
 エミリは右手でショットガンを握ると、身体を回転させ倒れたまま上半身だけを持ち上げた。
 うろつきポリタンが目前に迫る。
 腕を伸ばし、ダブルバレル・ソードオフ・ショットガンを構える。
 照準も何も無い、撃てば当たる距離だ。
 エミリの持つ、ダブルバレル・ソードオフ・ショットガンは、トリガーが左右独立しており、前のトリガーを引くと左銃身が、後ろを引くと右銃身が弾丸を発射する。
 エミリは、ショットガンをうろつきポリタンに向けて、前後のトリガーを一度に引いた。
 ダブルバレル・ソードオフ・ショットガンの、左右の銃口が青白い閃光を放つ。
 バゴンッ!!
 フロアーに雨が叩くような勢いで、四散したうろつきポリタンの破片が後方に飛び散る。
 至近距離で発射された12ゲージショットシェルの高速ボールベアリング弾が、うろつきポリタンを木端微塵に粉砕したのだ。
「はぁ・・・・・・・はあ・・・・・・・ざまぁみなさい」
 ショットガンを構えたままで居ると、騒ぎを聞きつけたカールとヴォルフの二人が受付カウンター奥の部屋から飛び出してきた。
317 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:12:57 ID:uCn/ASvo
11
「エミリちゃんっ! 一体何がっ!?」」
「見ての通り」
 エミリは破壊されたうろつきポリタンを指さす。
「大丈夫かい? 怪我は無い?」
「はい、大丈夫です、ヴォルフさん」
 エミリは、カールの差し伸べられた手を握り立ち上がる。
「そうだ、ポチは!?」
 ポチは、もう一体のうろつきポリタンと、取っ組み合いをしていたはず。
 すぐに辺りを見回し、ポチの姿を探す。
「ワンッ! ワンッ!」
 ポチが尻尾を振りながらエミリに駆け寄ってくる。
「ポチ、良かった無事だったのね」
 見れば、破壊されたもう一体のうろつきポリタンの残骸が残されていた。
「結構、モンスターが入り込んでるみたい」
 エミリは、ショットガンのグリップ上部に配置されたオープンレバーを右にスライドさせ、オープン状態にして銃身を折り曲げ、空薬莢を抜き取る。
「そうだね、単独行動は危険だ、お互い出来るだけ離れないようにしよう」
 カールの言葉に、ショットガンに新しい弾丸を込めながらエミリは頷いた。
 エミリ達は、建物の探索を後回しにして、まずは建物内のモンスターを退治して安全を確保する事にした。
 侵入者撃退用のセキュリティーシステムは、その全てが破壊されているようであるが、その分建物内にモンスターが入り込んでいた。
 ポチを先頭に、カールとヴォルフが左右に並び、後ろにエミリが付いて行く。
 正面の敵にポチが飛びかかり、ヴォルフが射撃で倒す。
 ヴォルフは、腰のガンベルトに収めたピースメーカーを、目にも止まらぬ抜き撃ち連射する。
 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!
 引き金を引いたままでピースメーカーを抜き、撃鉄をもう一方の手で連打することで高速に連射する「ファニング」と呼ばれるテクニックだ。
 乾いた音と共にモンスターの身体に小さな穴が開く。
 トレーダーとは思えない、見事な腕前である。
「えいっ!」
 カールは、勢い良くブーメランスパナを投げつけた。
 ブーメランスパナは、ギュンッと、銀色の旋風が空を斬りモンスターを粉砕し、弧を描きカールの手に戻ってくる。
 ヴォルフの弾丸が無くなり、装填するあいだ、カールがブーメランスパナでフォローする。
 そして、エミリの持つショットガンの拡散弾が敵全体を掃討する。

 奥に進むにつれて入り込んだモンスターは減り、一番奥のドーム型の建物に入る頃には、モンスターの姿は無くなっていた。

 入り口付近では、モンスターがいたが、この辺りまでは入り込んでいないようである。
 こういう所の重要な部屋には、強力なセキュリティーシステムがあるものである。
 エミリ達は慎重に、施設の中を進んで行く。
 そして、予想通り、施設の最深部と思わしき場所には、強力なセキュリティーシステムが存在した。
 いや、存在していた。
 機銃が付いていたらしき柱は弾丸で削り取られ、防衛システムらしき球体は真っ二つに切り裂かれていた。
 それは、ここを守っていたセキュリティーシステムの成れの果てであった
「こんなセキュリティーシステム、見た事ないわよ」
 通常、セキュリティーシステムと言えば、監視カメラ、ガンホール、スネークホール等。
 強力なセキュリティーシステムでも、レーザーアイ、ソニックスタナー、バルカンホール、ゴーゴンホール等である。
 だが、今エミリ達の前にあるセキュリティーシステムは、それらの物より遥かに強力そうであった。
「これは、ブラドコングロマリットの作ったガーディアンに似ていますね」
 防衛システムの残骸を調べていたヴォルフが呟く。
「カール君、ブラドコングロマリットって、例の」
「うん、大破壊前、かつて世界最大の企業の名前がブラドコングロマリットだよ」
318 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:13:41 ID:uCn/ASvo
12
 防衛システムの奥には、何やら重要そうな鋼鉄の扉がある。
 鋼鉄の扉は、ロックがかかっていたが、何か鋭利な刃物で切り裂かれたようになっていた。
 何者かが、力技で強引に中に入ったようである。
「凄いですね、一体ボク達の前に、誰がここを訪れたんでしょう?」
 切り裂かれた扉を調べるヴォルフ。
「(これ壊したの、あの人なのかな?)」
「(何言ってるのよカール君、戦車斬ったくらいなんだから、鋼鉄の扉くらい楽勝でしょう)」
 エミリとカールがヒソヒソ話しをしていると、ヴォルフが部屋の中を覗き込む。
「どうやらここが、コントロール室みたいですね」
 防衛システムの奥の部屋へと足を踏み入れたエミリ達。
 その部屋は巨大なモニターに、数十台のPCがズラリと並んでいた。
 本棚には医療に関する、色々な資料が並んでいる。
 コントロール室には、モンスターのいる気配は無く、人がいる様子も無い。
 デスクの上に置かれていた分厚い本をエミリは、適当に一冊手に取り、パラパラとめくって見たが、すぐに閉じてしまった。
 中に書かれているモノは、エミリには難しすぎて5分も読んでいれば熟睡出来るだろう。
 整理棚の中には、割れたビンが散らばっている。
 ヴォルフがPCのキーボードを叩く。
 ディスプレイに映し出される情報に、ヴォルフは釘付けにされている。
 エミリにとっては価値の無い部屋であるが、ヴォルフにとっては宝の山なのだろう。
「どうです? 何か役立ちそうな情報でもありますか?」
 ヴォルフの後ろから覗き込むようにカールが聞く。
「まだ何とも言えないけど、この施設は医療機器の注文や発注を受ける会社みたいだ・・・・・ボクはしばらく、ここのコンピュータを調べてみますよ」
「手伝いましょうか?」
 メカニックであるカールは、コンピュータにも強い。
「大丈夫ですよ、君達は他の場所を調べてくれませんか」
「それじゃ、私とポチとカール君は、まだ調べてないもう一棟の建物を調べて来ますね」
 実は、ドーム型の建物に来る途中で、渡り廊下を見つけていた。
 どうやらドーム型の建物の横に、もう一棟建物があるらしい。
 案内図で調べたところ、そこは二階建ての職員用宿舎になっているようなのである。
 ヴォルフのお宝は情報でも、エミリとポチ、カールのお宝はあくまでお金になる物である。
「モンスターの気配はしませんけど、気をつけてください」
「大丈夫ですよ、ここに来るまでにモンスターは全部退治しちゃいましたから」
「そうですね、軍事関連施設や、研究施設などの場所ならともかく、ここはただの医療販売会社みたいですから危険なモノは無いと思いますけど・・・・・・」
「何か危険なモノでもあったんですか?」
「以前、別の場所を探索した時に、タンスかと思ったらタンスゴンで食べられそうになりました」
「うはぁ」
 ただの家具でも油断は出来ないと言う事である。
「一番驚いたのは、台所に襲われた時ですよ」
「台所?」
「キラーキッチンと言って、ボクを料理の材料と思ったんですかね、流し台や電子レンジ、冷蔵庫が襲って来ました」
「「怖っ!」」
 それは、本気で怖い出来事だ。
 そして、エミリとポチとカールは、ヴォルフをコントロール室に残し、職員用の宿舎を探索する事にした。

 エミリ達は、渡り廊下まで戻り、職員用の宿舎に移動する。

「あの人は、こっちを探索しなかったみたいだね」
「そうだね、こっちを探索してたら入り口も向こうと一緒で切り裂かれてたはずだし」
 渡り廊下の先、職員用の宿舎の入り口には、電子ロックがかかっていた。
「ん〜、IDカードが無いと入れないみたいね」
 仕方なくIDカードを探す為にエミリとポチは一旦引き返す。
319 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:14:29 ID:uCn/ASvo
13
「エミリちゃん、ちょっと待って」
 それをカールが呼び止める。
「なに?」
「これくらいの電子ロックなら、僕が開けられるよ」
「どうやって?」
「こうやってさ」
 カールは携帯型のコンピュータを取り出すと、配線を電子ロックに繋ぎキーボードを叩き始める。
 後ろから覗き込んでみるが、ディスプレイには数字っぽいものがズラズラと並んでいてエミリにはチンプンカンプンであった。
 そして、ほんの少しした後。
 ピッ! ピッ! ピッ! ポーンっ!
 電子ロックが開いた。
「開いたよ」
「何々、今何やったの?」
「少し、コンピュータをハッキングしただけだよ」
「凄いじゃない、見直しちゃった、ただの戦車オタクじゃなかったんだ」
「戦車オタクって・・・・」
 褒められているはずなのに、なぜか悲しくなるカール。
「よーし、さっそく探索開始よ」
 意気込んで職員用の宿舎の中に入ったエミリ達は、探索を始めた。
 宿舎の中は、ドーム型の建物の無機質な感じと違い、どこか親しみのある感じがした。
 手近の扉を調べる。
 扉はずっしりとした木製で腐っておらず、高価そうな材質のようである。
 カールが取っ手をガチャガチャいわせたが、扉は開かなかった。
 扉には、管理人室と金属製のプレートが打ち付けられている。
「カギがかかってる、当たり前か、入り口が閉まってたんだから」
「カール君、開けられないの?」
「電子式ならさっきの方法で開けられるけど、こんなアナログ式の物を開けられるピッキング技術、僕には無いよ」
「んじゃ、これしかないわね」
 エミリはショットガン構える。
「ちょっ!? まっ!?」
 カールが慌ててドアから離れる。
 エミリは、ドアノブに向けてショットガンを発砲した。
 バゴンッ!
 ドアノブ周りのフレームが砕け散り、ドアをロックしている内側の四角い金属がむき出しになる。
「ふもっふっ!」
 エミリはドアノブを力任せに引っ張ると、バキッ! っと音と共に錠が外れてドアが開いた。
「ほら開いた」
「何て無茶を・・・」
 ドアを撃つのは漫画みたいに簡単ではない、跳ね返ってくる弾丸で怪我するかもしれないのだ。
 カールの心配を余所に、エミリか管理人室に入って行く。
 管理人室の中は、ベット、デスク、本棚、ロッカーがその部屋の全てであった。
 壁にはこの宿舎の見取り図が書いてあった。
 カールが本棚に目を通し、エミリはこれまた木製の高級そうなデスクを調べる。
 一番上の引き出しを開けようとしたが、鍵が掛かっている。
 鍵が掛かっている=何か大事なモノがある。
 すぐにそう思ったエミリは、迷う事無く引き出しに向かってショットガンを発砲した。
 バゴンッ!
 デスクが砕け散り、引き出しの鍵の部分が吹き飛ぶ。
 エミリは引き出しをデスクから引きずり出すと、中身を調べ始めた。
 その様子を見てカールは思った。
(エミリちゃんも、あの人に負けないくらい力技で探索するな〜)
 普通は、スペアキーを捜したりするものだが、いきなりショットガンを撃つのだから十分力技である。
 エミリに、フェアプレイの精神と言うものは無い。
 結果良ければ、全て良しである。
320 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:15:13 ID:uCn/ASvo
14
「あった、あった」
 エミリはそう言いながら、引き出しの中から鍵の束を持ち上げて見せた。
 鍵にはナンバーが書かれており、壁の見取り図に描かれている部屋のナンバーと一致した。
「それじゃ、カール君は一階を探索して、私とポチは二階を探索するから」
 エミリは鍵の束から一階の部屋の鍵を数個外し、カールに渡す。
「うん、それじゃ、何かあったら大声で呼んでね、すぐに行くから」
「わかったわ、ポチ行こ」
「ワンッ」
 エミリとポチは、さっそく管理人室を出る。

 エミリは、廊下から階段を上り、二階に移動する。

 ショットガンの弾丸を装填し直すと、さっそく手近の扉を調べる。
 取っ手をガチャガチャいわせたが、当然扉は開かなかった。
 先ほど見つけた鍵の束を取り出し、扉の金属製のプレートに書かれている番号と一致する鍵を探す。
 ロックを外し、室内に足を踏み入れた。
 部屋の中は、色々な日用品が混在している。
 ざっと見たところ、危険は潜んでいない。
 ベット、デスク、クローゼット・・・・・・・。
 エミリは、つい先ほどヴォルフに言われた事を思い出した。
 部屋に置いてあるクローゼットは、ひょっとしたらモンスターなのではないか?
 チラリとポチを見る。
 ポチは、ベットの横にあるゴミ箱をひっくり返し、中に捨ててあったおそらくお菓子の袋をフンッフンッと嗅いでいる。
(ヴォルフさんも、探索前にあんな怖い事言わないで欲しいな〜)
 エミリは、勇気を振り絞ってクローゼットの前まで移動すると、ショットガンを向けながら思い切って開けた。
 クローゼットの中には、染みだらけになった白衣や私服が数点かけてあった。
 その服の下に、ハンドバックが置いてある。
 ハンドバックを取り出し、中身をデスクの上に空ける。
 数本の万年筆、手帳、壊れた電卓、クシャクシャのレシート等、金目になりそうなモノは無い。
 その中に、エミリの目を引くモノを発見した。
「こ、これはっ!?」
 エミリは、ソレを掴んでマジマジと見つめる。
「これは、乙女の憧れ・・・・・・・・・・・・・いちごの口紅っ!!!」
 使えば、女らしさがアップする魔法のアイテムである。
「ふっふっふ、これを塗ればお色気アップ! これを使えばお兄ちゃんもメロメロよ〜、うふっ、うっふっふっふっ・・・・」
 いちごの口紅を握りながら、エミリは悪い笑みを浮かべる。
 さらに、ハンドバックの中から化粧箱も見つけた。
「ちょっと、試してみようかな〜」
(鏡ないかな〜)
 辺りをキョロキョロと見回し、入ってきた扉の横に小さめの扉を見つけたので開けてみる。
 そこは浴室であった。
「あった、あった、鏡、鏡〜」
 エミリは鏡に向かって立つと、化粧を始めた。
「えへへ、レイチェルが塗ってるの見て、私も欲しかったんだよね〜」
 以前、実家の隣に住んでいるレイチェルが、これと同じいちごの口紅をして、兄のはんたと話しているのを見たのだ。
 その様子を、エミリは物陰から眉をひそめ、レイチェルを睨みつけていた。
 エミリは、レイチェルに嫉妬した。
『何、お兄ちゃんを誘惑してるのよ、殺すわよっ!!!!』
 その時のエミリは、レイチェルに本気の殺意を抱いていた。
321 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:15:55 ID:uCn/ASvo
15
「レイチェルなんかに負けるもんですか、お兄ちゃんは私のものなんだから」
 鏡に向かって独り言をブツブツ言いながら、いちごの口紅を唇に塗っていく。
 エミリの唇がイチゴ色に染まる。
「ん〜、少しはみ出ちゃったかな? もう少し多めに塗った方がいいのかな?」
 なんせ化粧などした事が無いエミリは、母親のニーナが時おりしているのを思い出しながら、アレコレと試行錯誤する。
「わんっ、わんっ」
 エミリが、熱心に鏡に向かって悪戦苦闘していると、ポチが浴室に入ってきた。
「あっ、ポチ、見てみて可愛い?」
 振り返ったエミリの顔を見たポチは、全身の毛を逆立てると悲鳴をあげて逃げ出した。

 カールは一階の部屋を調べていた。

 一階の部屋も、エミリが調べていた部屋と大差ない。
「うわぁ、旧文明のミリタリー雑誌、しかも戦車特集だー!」
 デスクの上に置かれていたミリタリー雑誌を見つけたカールは、大喜びしていた。
「これは売らずに、僕の宝物にしよう」
 ミリタリー雑誌を、バックに入れるカール。
 バックの中には、先に見つけたボロボロの携帯電話が入っている。
 大破壊前の時代に使われていたものだろう。
 それと台所では、冷蔵庫の中からわんわんグルメ。
 流しの下から、未開封の20世紀のワインを4本、昔のウイスキーを2本見つけていた。
 酒場で、高値で売れるモノだ。
「キャインッ! キャインッ! キャインッ!」
 不意に、廊下からポチの悲鳴が聞こえてきた。
「んっ?」
 カールが不審に思っていると、ポチが部屋の中に入ってきた。
「どうしたんだい、ポチッっ!?」
 ポチは部屋の中に入ってくるなり、カールの後ろに隠れてしまった。
「ク〜ン、ク〜ン」
 ポチは、カールの背後で丸まって震えている。
 その様子はただ事ではない。
「ポチ、まさか、エミリちゃんに何かあったんじゃ!?」
 ポチがエミリの元を離れて逃げ出すなんて、余程の事が無い限りありえない。
 きっと、エミリちゃんは、何かとんでもない事に巻き込まれた可能性が高い。
 カールは、そう判断すると、急いで部屋を出ようとした。
 その時。
「ポチ〜、どこ行ったの〜?」
 廊下から、エミリの声が聞こえてきた。
 カールはホッとした。
 どうやら、取り越し苦労をしたようである。
「エミリちゃ〜ん、ポチならここだよ〜」
 カールが呼ぶと、廊下からパタパタと足音が近づいてきた。
「もう、ポチ、驚かさないでよ」
 カールは、振り返ると、足元で震えているポチを撫でてあげる。
「カール君、ポチ、ここにいるの?」
 エミリが部屋の中に入ってきたのが、背中越しに感じられる。。
「うん、一体何があったの?」
 カールが振り返り、そこに立っているエミリの顔を見た。
 その瞬間。
「ギャアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」
 エミリの顔を見たカールは、絶叫した。
322 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:16:37 ID:uCn/ASvo
16
 コントロール室に一人残ったヴォルフは、生きているコンピュータを片っ端から調べていた。
 何者かが暗証番号の書かれた紙を置いておいてくれたおかげで、明らかに機密だと思われる資料にも簡単にアクセス出来た。
(誰か、ボクと同じ事を調べている人物がいるのか?)
 見当は付いている。
 おそらく、死神と呼ばれる凄腕のモンスターハンターであろう。
 コンピュータ画面にいくつものファイルが表示される。
 一つ一つ、ファイルを開いてみる。
 どれも旧文明時代の医療機器に関するものだ。
 しかし、今のヴォルフが欲しいのは、この情報ではない。
 ヴォルフは、エミリに旧文明の情報が欲しいと言った。
 確かにそれは嘘ではない。
 だが、今のヴォルフが欲しい情報は、これらの医療機器や情報を送っていた先である。
 この世界の裏に、ある巨大な組織の存在がある。
『地球救済組織』
 旧文明の情報を調べれば、必ずと言ってよいほどこの組織が絡んでくる。
 この世界に蔓延るモンスターたちは、この組織が生み出しているのではないかとの噂もある謎の組織だ。
 組織の組員は、人間は地球に巣食う害虫であると言い放ち、地球を救済するには人類は不要と各地でテロを起こしている。
 一年程前、ジッグラトと呼ばれる巨大なミサイル発射基地での事件にも関与していたとの情報もある。
(彼女も、あの情報を知って行動しているのだろうか?)
 ヴォルフは、地球救済組織が地球意思と呼ばれる、あるモノを復活させようとしているらしいとの情報を入手した。
 地球意志と呼ばれるモノがなんであるかは分からないが、旧文明の遺産であることは想像できる。
 ヴォルフは、その情報を知った時、組織が復活させようとしている地球意志が何であるのか興味が沸いた。
 そこで、ヴォルフは地球救済組織のアジトを探る為に、旧文明の施設を調べる事にした。
 この組織の多くの支部は、人の知らない旧文明の基地や研究所をアジトとしている。
 死神と呼ばれる彼女も、ここの情報よりもその送り先を調べていたはず。
 ヴォルフの考えが正しければ、ここの医療機器や情報を送っていた先には、組織の支部があるはずである。
 彼女がここを調べたのも、組織のアジトに関しての事だろう。
 彼女の事は、危険人物としてマークしているが、色々と組織の事についてかぎ回っているようで、どうやら組織とは敵対関係のようである。
 こちらの邪魔をしないうちは、泳がせておく予定だ。
 ヴォルフは、ディスクを取り出すと医療機器のファイルをコピーする。
 これはこれで、貴重な情報だ。
 ヴォルフはファイルをコピーしている間、別のコンピュータを操作し、ここから医療機器を送った施設を調べる。
 それほど時間が掛からない内に、商品の送り先の書かれたファイルを見つけた。
 画面上に地図を呼び出す。
 “大破壊前”の地図である。
 その地図で、商品の送り先の緯度と経度を調べると、自分の持つBSコンローラーに入力する。
 そして、“現在”の地図に送り先の場所が表示される。
(ここから、北西に約30キロ、シクザールシティー付近か)
 次の目的地は決まった。
 これで、ここでの目的は達成した。
 後は、ここの施設で使えそうな資料をのんびりと物色してから、次の目的地へ移動すれば良い。
 ヴォルフは、デスクの上に置かれていた分厚い本を適当に一冊手に取ると、ファイルのコピーが出来るまでの暇潰しの為に読み始めた。
323 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:17:23 ID:uCn/ASvo
17
「乙女の顔を見て叫ぶなんて、ほんと失礼しちゃうわ」
 エミリは、化粧箱に入っていた化粧落としで顔を洗い、元の顔に戻っていた。
「聞いてるの、カール君」
 本来、温和な印象を与える顔立ちを、鬼の形相に変えて怒るエミリ。
「・・・・ふぁい・・・・」
 カールの両頬は、真っ赤に膨れ上がっている。
 エミリの顔を見て、叫んだ後。
『ぎゃあっつったか今っ?!!!』
 怒ったエミリにカールは、これでもかと頬をブッ叩かれた。
「まったく、モンスターを見たような叫び声出して」
「(モンスターなんかより、よっぽど怖かったよ〜)」
 カールがポツリと呟く。
「何か言った、カ〜〜〜〜〜〜ル君?」
 凄味のある顔を近づけると、カールの襟首を引っ掴む。
「にゃにも、いっへましぇん」
 涙目で答えるカール。
「よーし、それじゃ探索を続けるわよ〜」
 手を放すと、エミリは部屋を出て探索を再開する。
「はぁ〜〜〜」
 カールが溜め息を吐くと、ポチがテコテコと近寄ってくる。
「ワフンッ」
 ポチが、あんたも大変だね〜、とでも言うように鳴いた。
「ポチ〜、行くわよ〜」
 廊下からエミリの声が聞こえると、ポチはビクッと身体を震わせ、そそくさと部屋を出て行った。
「ポチ・・・・・・・・君も苦労するね」
 部屋を出て行ったポチに、カールが呟いた。
 カールとポチの間に、友情が生まれた。

 数時間後。

「いや〜、大量、大量」
 いっぱいになったバックをカールに持たせて、エミリ達はコントロール室に引き返していた。
 宿舎の中を荒らし回り、金になりそうな物を片っ端から盗ったエミリは大満足であった。
「これらを街で売れば、当分旅の資金に困る事は無いわね」
 エミリは、カールが持っているバックをパンッパンッと叩く。
 バックの中には、酒場や道具屋で買い取ってくれそうな、お酒や電子部品が入っている。
「うん、かなりの価値があると思うよ」
「これで、また安心して、賞金首を追い掛け回せるわ」
「・・・・・・なんか、目的が違う気がするんだけどな〜」
 通常、モンスターハンターは、賞金が欲しくて賞金首と戦う。
 だが、エミリは、賞金が欲しくて賞金首を追いかけているので無い。
 あくまで、エミリは賞金首を倒した際の名声が欲しいのだ。
 名声が上がれば、それだけ兄のはんたに近づけると思っているから。
「まぁ、何にせよヴォルフさんに感謝しなくっちゃね」
「そうだね、あのままだと活動資金どころか、生活すら成り立たなくなる所だったよ」
 ハンターの収入は、他の職よりも格段に良いが、それは成功すればの話。
 収入も良いが、支出も多い。
 特にクルマや戦車の維持費には、多くのお金が必要である。
「今回は楽な仕事だったわね、セキュリティーシステムは破壊されてるし、お宝はそのまま残ってるし、血ドバーとかグロイのも無いし」
「さすがに、前回の様な事は、そうそうお目にかかれないと思うけど・・・・」
 ふと、カールは気になっていた事をエミリに聞いた。
324 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:18:12 ID:uCn/ASvo
18
「・・・・・・・ねぇ、エミリちゃん」
「・・・・・・・・・? 何?」
 エミリが立ち止まる。
「セキュリティーシステムを壊したの、あのカレンさんだよね」
 死神カレン。
 前回、盗賊団退治で出会った、モンスターハンターである。
「そうだと思うけど」
 切り裂かれたガンホール、撃ち抜かれた監視カメラなどが盗賊団退治で出会った彼女を彷彿させる。
 この施設に入ってから、エミリもカールも、この仕業は彼女がした事だと思っている。
「あの人、ここで何を調べてたのかな?」
 カールの疑問に、エミリが首を捻る。
「何でって、モンスターハンターが旧文明の建物を探索するのはおかしな事じゃないと思うけど?」
「そうだけど、こんなにお宝を残して行ってるんだよ」
 カールは、持っているバックを持ち上げてみせる。
 無理をしているのか、腕がプルプル震えている。
「それは、あれだよ、宿舎の入り口が開けられなかったんだよ」
「戦車を斬り裂ける人だよ、あの程度の扉ならロックを外す前に斬ってるよ」
 そしてカールが、自分が考えていた事を話す。
「僕の考えだと、あの人が言ってた『ノアシード』って言うのを調べてたんじゃないかな?」
「ノアシードって、あの人が言ってた・・・・・」
「うん、どんな物かは、わからないけど、あの人はそれを調べてたみたいだし、ここに来たのもソレを調べる為じゃなかったのかな?」
 ノアシードという単語に、エミリが少し考え込む。
「カール君・・・・・・・その、ノアシードなんだけどさ」
 エミリは、前回、気になった事をカールに聞いた。
「お兄ちゃんが戦った、ノアの残党って言うのと何か関係あるのかな?」
 エミリの兄、はんたがジッグラトと呼ばれる巨大なミサイル発射基地で戦った相手が、ノアの残党である。
 はんたから、ミサイル発射を阻止した時の話を聞いた時、エミリは、ノアの残党の事を聞いていた。
 もっとも、ノアの残党がどんなモノなのかと言う事は、くわしく知らない。
 知っているのは、ノアの残党が人類を抹殺しようした事だけである。
「う〜ん、ノアの残党と、ノアシード、名前が似てるから関係無いとは言い切れないと思うけど」
 そもそも、カールにしてもノアの残党が何者なのか詳しくは知らないのである。
 ノアシードにいたっては、それがどんな物なのかすら知らない。
 存在すら知らなかったのだから。
「僕は、かつて、大破壊を起こしたって言う巨大電子頭脳ノアに関係があるんじゃないかと思ってるけど」
「ノアの残党、巨大電子頭脳ノア、そしてノアシード、ひょっとしてこの三つは繋がってたりして」
 エミリが思いつきで発言したが。
「その可能性は、かなり高いと思うよ」
 ノア、ノア、ノアっとこれだけ同じ名前が出てくるのだ。
 繋がりが無いと思う方がおかしい。
 カールが考え込んでいると。
「まぁ、何にせよ私には関係無い事だから、ヴォルフさんと合流して帰りましょ」
 そう言って、エミリはこの話題を切り上げると、再び歩き出す。
「・・・・・・・・もし、関係があったら?」
 エミリの後ろ姿に、カールが問いかける。
「それは、お兄ちゃんが関わってたから?」
 カールは無言で頷く。
 はんたが、ノアの残党と事を構えた事は事実である。
 それが、エミリに飛び火してくる可能性はゼロではない。
「そのときは」
 エミリが腰のホルスターから、ダブルバレル・ソードオフ・ショットガンを引き抜く。
「お兄ちゃんに代わって、ぶっ潰してやるわよ」
325 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:19:07 ID:uCn/ASvo
19
 こうして、ヴォルフと合流したエミリ達は探索を終え、施設の外へと戻ってきた。
 施設から出ると、外は既に日が落ち辺りは暗闇に包まれていた。
 夜空を見上げれば、満天の星が輝いている。
 エミリ達は、ここを訪れた本来の目的を充分に果たす事が出来た。
 だが、クルマの置いてある駐車場に着いた途端、突然、エミリ達を何者かに取り囲まれた。
「何よ、こいつら」
 エミリ達が最初に考えたのは、他のハンターとの鉢合わせ、もしくは待ち伏せ。
 他人の見つけたお宝を奪っていく、ハンターの風上にも置けない質の悪い連中も世の中に少なくない。
 最初はそう思ったが、その者達の格好は普通ではなかった。
 全員、頭に機動隊ヘルムを被り顔面保護用のバイザーで素顔を隠し、臑当、篭手、アサルトアーマーを身に付け、MP5で武装している。
 性別も人相も定かではないが、体格からして男だろう
 ハンターやソルジャー、野盗と言うより特殊部隊といった感じだ。
 エミリは、腰のホルスターのショットガンに手を掛けた。
 その手を、カールが押さえる。
「(カール君!?)」
「(エミリちゃん、ここは不用意に動かない方がいい)」
 カールはエミリに囁くと、サッと視線を走らせる。
 ザッと数えて20名近くの武装集団に囲まれていた。
 武装集団が持つMP5が、エミリ、カール、ポチに向けられている。
 エミリが、チラリと自分のバギーを見る。
 クルマに乗り込みさえすればどうにかなるが、クルマに乗る前にMP5の集中砲火を受けそうである。
 エミリが辺りに視線を走らせていると、足元のポチが唸りながら身構えた。
 ポチが警戒態勢をしている。
 人間以上の勘を持つポチには、この者達が発する奇妙な気配に警戒していた。
 ポチの様子に、エミリとカールも只ならぬ空気を感じ取る。
 緊張した空気が場を支配する。
 動けずにいると、突然、ポンッとエミリとカールの肩が叩かれた。
 ビクッと身体を震わせ二人が振り返ると、ヴォルフが立っていた。
「ヴォルフさん!?」
「大丈夫だよ」
 そう言うと、ヴォルフが二人をかばう様に前へ進み出た。
「あ、危な・・・・」
 心配するエミリ達をよそに、ヴォルフが武装集団の前に立ち塞がる。
「銃を下ろしなさい」
 低く響くようで、それでいて不思議な威圧感のある声でヴォルフが命令した。
 彼らに向けたその目は、エミリ達に見せていた人の良い、優しい瞳ではなくなっていた。
 その瞳に宿った眼光の鋭さに、エミリもカールも息を飲んだ。
 すると、武装集団はエミリとカールに向けていたMP5を素直に下ろした。
「(えぇぇ〜〜!?)」
「(何で?!)」
 エミリとカールが、驚いていると。
「・・・・・・・・・・来ているのだろ、出てきなさい」
 ヴォルフは、武装集団ではない、何者かに向かって言った。
 20人あまりの男達が突然左右に分かれ、列をなしてビシッと整列した。
 その動きは、訓練された者の動きである。
 訳がわからず、事の成り行きを見守るエミリとカール。
 二人は、左右に割れた武装集団の向こうに、一人の少女の姿を確認した。
 暗闇の中から、少女が大柄な体格をした武装した男を従え、エミリ達の前に現れる。
326 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:19:45 ID:uCn/ASvo
20
 まだ年端もいかぬ幼子である。
 長い銀色の髪が、月の明かりを浴びて輝いて見える。
 頭部には白いレースや薄布を幾重にも重ねて作られたヘッドドレスが、長い銀色の髪に華を添えている。
 少女が身にまとっているのは、漆黒のドレス。
 スカートの裾は地面に触れそうに長い。
 ヘッドドレス、ドレスの襟元や袖口、スカートの裾などには、純白のレースやフリルがなどの装飾をふんだんに使われている。
 足には黒のロングブーツを履いている。
 何処から見ても、荒野にいるのは不自然な格好である。
 ポチが彼女を見るなり、激しく唸り声をあげる。
 牙を剥き出し、完全な戦闘態勢に入っている。
 他人を見て、ポチがこれほど敵意をむき出しにしているのは、エミリも初めて見る。
 エミリは、ポチのその姿を見て直感する。
 こいつは敵だっ!
「探しましたわよ」
 年相応の、可愛らしい幼い声で呟くように言い、少女はヴォルフの前に立つ。
「・・・・・・・・シゼル」
 ヴォルフが、少女の名を口にした。
(ヴォルフさんの知り合い?)
 エミリは、ヴォルフと、シゼルと呼ばれた少女を交互に見る。
「君が来ていると言う事は、あれを動かしたのか」
「えぇ、もちろんですわ」
 シゼルはそう言い荒野を指差した。
 エミリとカールが、その方向を見る。
「な、何よ、あの馬鹿デカイのは!?」
 エミリは、驚きで目を見開いた。
 指差されたその方向には、巨大な何かがあった。
 現在いる場所から、かなり離れているが、それでも輪郭が分かる程の大きさである。
 カールには、その巨大な何かが、何であるのかがわかった。
 それは、とても信じられないモノであった。
「あ・・・・・・あれは!? まさか・・・・・・・・・・・ティアマット!?」
 震える声で、そのモノの名を口にする。
「カール君、ティアマットって、お兄ちゃん達が破壊したって言う地上戦艦の事っ!?」
 カールの言葉に、エミリが聞き返す。
「う・・・・・・・うん」
 呆気に取られているカールは、言葉少なに言う。
 地上戦艦ティアマットの事は、エミリも、はんたから聞かされていた。
 大破壊前の旧文明の巨大戦艦。
 その戦艦は、一隻で一個師団を滅ぼすことが可能な武装を保有し、生半可な兵器ではかなわない装甲を持つ。
「でも、ティアマットは、お兄ちゃん達がアリス・ワンの北の砂漠で破壊して、その地に置かれていたはずじゃ」
 ティアマットは、激戦の末、エミリの兄はんたが見事撃破に成功し、今はアリス・ワンの北の砂漠に放置されている。
 それは、カールも確認していた。
 だが、今エミリとカールの目の前にあるのは、間違いなく地上戦艦ティアマットであった。
「あれは・・・・・・・・・・・・ティアマット級二番艦『ネメシス』」
 ヴォルフが呟いた言葉を、二人は聞き逃さなかった。
「ティアマット級・・・・・・・・・・・・二番艦!?」
「ヴォルフさん、あの戦艦を知っているんですか!?」
「・・・・・・・・・・・ボクの船だよ」
 二人は一瞬、ヴォルフが何を言っているか分からなかった。
 彼は今、なんと言った。
 ボクの船・・・・・・?
 二人はしばらくポカーンと間抜けに口を開けたままになっていた。
327 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:20:24 ID:uCn/ASvo
21
「「えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!????」」
 二人は最大級の驚きの声をあげた。
「あのティアマット、ヴォルフさんのモノなんですかっ!!」
 カールが珍しく声を張り上げる。
「あぁ、そうだよ」
 ヴォルフは、大仰に肩をすくめた。
(ヴォルフさんって何者なのよ!?)
 昨日、聞いた限りでは、ほんの少し他のトレーダーよりお金持ち程度にしか思っていなかったのだ。
「よく、ボクの居場所がわかったね」
「当然ですわ、私達の情報網の広さは、お兄様が一番良くご存知のはず」
「・・・・・そうだったね」
 何か納得したようなヴォルフ。
「お、お兄様!?」
(この子が、ヴォルフさんの妹!?)
「ところでお兄様、誰ですの、このおサルさん達は?」
 幼いためか、邪気も無く人を侮辱する少女に、エミリの瞳がつり上がる。
「誰がサルですって!」
「エミリちゃん落ち着いて」
 飛び出そうとしたエミリを、カールが慌てて止める。
「あら、あら、人の言葉が理解できないようですわね、やはりおサルさんですわ」
 口に手を当て、クスクスと意地の悪い笑みを浮かべるシゼルに、エミリの額に血管が浮き上がる。
「ダメですわよお兄様、お兄様は世界を支配するお方なのですから、このような庶民などと一緒いては、お兄様が穢れてしまいますわ」
 そして、その一言に、エミリが切れた。
「私のお兄ちゃんが世界一だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
「えぇっ、!? 切れるのそっち!?」
 カールが呆気にとられると。
「わたくしのお兄様が世界一ですのよーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
 エミリの一言に、今度はシゼルが切れる。
 どうやら、この少女もエミリ同様、自分の兄に対して、強い愛着・執着を持っている様である。
「私のお兄ちゃんは、世界を救った英雄よっ!!!!」
「わたくしのお兄様は、かの有名な巨大トレーダー組織『ヴォルフ商会』の総帥ですわよっ!!!!」
 ブラコン同士の熱い激論が飛び交う。
「ヴォルフ商会だって!?」
 シゼルの発した言葉に、カールが反応した。
「ホーホッホッホッホッ!!! 驚いたようですわね」
「カール君」
「なに、エミリちゃん?」
「(カール君、驚いてたみたいだけど・・・・・・・ヴォルフ商会って何?)」
「(知らないの?)」
「(うっさいわね、それで、カール君知ってるの?)」
「(知ってるも何も、今現在、世界で流通している兵器や燃料の約三分の一を取り扱ってる貿易グループだよ)」
「世界の三分の一っ?!」
 思わずエミリは、声をあげてしまった。
「ホーッホッホッホッ! お兄様は、世界を支配する帝王なのよっ!」
 シゼルは、高笑いをして自分の兄を最高に褒め称える。
「へっへ〜んだ、私のお兄ちゃんがいなかったら、その世界が無くなってたんだから、私のお兄ちゃんの方が上ね」
 エミリは腕組みをして、身を反らせる。
「な、なんですって」
 エミリの態度に、シゼルが身を震わせる。
「お兄様の敵と言うのであれば、わたくしはこれを使わせていただきますわ」
 そう言い腕を伸ばすと、フリルの付いた袖口から小さな銃、デリンジャーが飛び出し、その小さな手の平に納まる。
 そして、デリンジャーをエミリに向けた。
 幼さゆえの純粋さ、残酷さである。
328 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:21:12 ID:uCn/ASvo
22
「わたくしのお兄様が、世界一と認めなさい」
 この娘、殺る時は殺る。
 そう思わせるだけの雰囲気があった。
「そっちこそ、私のお兄ちゃんが上だって認めなさいよ」
 売り言葉に買い言葉。
 やられたら、やり返す。
 そして、自分の兄の事では絶対に後には引かない。
 エミリは、ショットガンを引き抜くと、シゼルに向ける。
「エミリちゃん、相手は子供だよ」
 カールが止めに入るが。
「カール君、こう言う子供には躾が必要なのよ」
(ただ単に、はんたさんの自慢したいだけなんじゃ・・・・)
 二人のブラコンが、互いの意地でそれぞれ対峙する。
 っと。
「やめなさい、シゼル」
 エミリとシゼルの睨み合いを中断させたのは、ヴォルフであった。
 ヴォルフはヒョイッと、シゼルの手からデリンジャーを取り上げる。
「あっ?」
 デリンジャーを取り上げられたシゼルが、不満そうな顔をする。
「エミリちゃんも」
 カールが、エミリのショットガンを下げさせる。
「二人ともすまない、妹が失礼をした」
 ヴォルフがエミリとカールに頭を下げる。
「なぜこのような者に頭を下げるのです、この者はお兄様を愚弄したのですよ」
「シゼル」
「・・・・・・・・・・・はい」
 少女にとって、ヴォルフの言葉は絶対なのか、シゼルは唇を噛み締めて後ろに下がった。
 下がったが、相変わらずエミリを睨みつけている。
「二人とも、本当にすまなかった」
「そんな、気にしないでください、こっちも大人げなかったんですから」
「そう言ってもらえると助かるよ」
 ヴォルフはカールとエミリにそう言うと、シゼルの横に待機している大男に命令した。
「ローレンス、部隊を引き連れて撤退しろ」
 ヴォルフに、ローレンスと呼ばれた武装した大男は無言で敬礼すると、手を上げ合図を送る。
 エミリ達の前に立ち塞がっていた武装集団はそれを受けて、乱れる事無く撤収を始める。
「カール君、エミリちゃん、ここでお別れだ、楽しかったよ・・・・・・そうだ、カール君、君達にこれを渡しておこう」
 ヴォルフはそう言うと、スーツの内ポケットから一枚の金色に輝くゴールドカードを取り出し、カールに手渡す。
「ヴォルフさん、これは?」
「それは、ヴォルフ商会の特別カードだよ、それをヴォルフ商会に加盟している店で見せれば商品を割引価格で買えるよ」
「良いんですか、こんな良い物を貰ってしまって」
 カードとヴォルフを交互に見る。
「構わないよ、一緒に探索した仲だし、妹の無礼のお詫びもかねてね」
 ヴォルフは、人の良い笑みでそう言うと二人に背を向けた。
「縁があれば、また会おう」
 ヴォルフはゆっくりと自分のクルマに戻っていく。
 シゼルがその後を慌てて追う。
 そして二人は、キャデラックに乗り込むと、何処に隠れていたのか現れた数台のトラックと共に、巨大戦艦に帰っていった。
 後には、エミリとカールとポチが残された。
329 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:22:07 ID:uCn/ASvo
23
 シクザールシティー。
 この辺りでは最大規模の街である。
 ざわめく人々、たくさんの露店が並ぶそんな大通りから一本外れた真っ暗な裏路地。
 ゴミが雑然と転がっている裏路地に、一人の女性が佇んでいた。
 ふくよかな胸の前で腕を組み、彼女はただ瞳を閉じて、待ち人が来るのを待っていた。
 腰まで伸びる黒色の髪。
 闇色の黒地の上下つなぎのレザースーツ。
 腰には、大きな二挺の拳銃がホルスターに、背中には片刃の長剣を背負っている。
 目を凝らさなければ分からないほど、闇に溶け込んでいた。
 死神カレン。
 それが彼女の通り名である。
 ふいに、彼女は閉じていた瞳を薄っすらと開く。
 その瞳は、獣のように鋭く、現れた人影に向けられる。
 薄汚れた、緑色のコートを着た男である。
 暗闇だというのに、サングラスを掛けている。
「・・・・・・・・早かったな」
「お前さんからの連絡だったからな、そりゃぁ急ぐさ」
 男はサングラスを押し上げながら笑った。
「それで、用件は何だ?」
 カレンは、一枚のディスクを取り出す。
「ここに記されている、研究所の場所を知りたい」
「連中のアジトか?」
 男の頬を一筋の汗が流れる。
「さぁな、この街のどこかと言う事は分かっているが、ここ数日探し回ったが見つけられなかった」
「それで、俺を呼んだ訳か」
「あなたの情報網を使って、この研究所を見つけて欲しい」
「・・・・・・わかった、ただ少し時間をくれ、なんせこの街はデカイからな」
 男はティスクを受け取ると、懐に入れる。
「・・・・・・・・任せる、連絡は私のBSコントローラーに」
「あぁ」
 それを聞くとカレンは男に背を向けた。
 あまりに無防備すぎるが、それだけ彼女がその男を信頼しているのだろう。
「・・・・・・・・・・・すまねぇ」
 小さな、本当に小さな呟きだったが、カレンは聞き逃さなかった。
「・・・・・・・・? 何がだ?」
 立ち止まり、肩越しに視線を男に投げる。
「俺があんな物を・・・・・・・・・・・ノアシードを君の家に持って行かなければ、あんな事は起こらなかったのに」
「あなたはあの時、最善の行動をしただけだ」
 無愛想なカレンの声に、男は首を横に振る。
「そのせいで、クリフやイングリッドを死なせちまった」
「・・・・・・クリフおじさんも、イングリッド姉さんも己の宿命に従って戦い、そして死んだんだ」
 カレンは静かに答えたが、ほんの少し声の調子が変わっている事に男は気づいていた。
「二人とも、あなたを恨んでいないはず」
「でも、そのとばっちりで、君の弟まで・・・・」
 カレンは目を細め、無言で暗闇を見据える
「気にするな」
 そう言ったカレンの声は、微かに震えていた。
「・・・・・・・・・・ケリはつける、私の手でね」
 カレンは軽く握り締めた自分の拳を見つめた。
「償わせてやる、絶対に」
 復讐のために鍛え上げられた、彼女の放つ殺気が、男に強烈に感じられた。

 第4話へ続く。

330 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:28:37 ID:uCn/ASvo
METAL SAGA 〜new generation〜

 オマケ 各キャラ紹介その①

    _  _ _
 ,'⌒《l|´  ヽl|ヽ.  
 ヽ (i ノノ))))〉 ))  
  )人(l.゚ ー゚ノ! (( 
  (( ⊂)iソ!iつ )
     くんi〉   
     し'ノ  

     エミリ


 言わずと知れたMS1のメインヒロインであり、この物語の主人公。
 MM2主人公(この物語での名はマックス)の孫に当たる。
 お兄ちゃん大好きっ子。
 兄妹でありながら兄を深く愛しており、兄の事になると見境が無くなり暴走する事も。
 武器は、キョウジからプレゼントされた『ダブルバレル・ソードオフ・ショットガン』
 搭乗車両は、MM2主人公マックスが使い、キョウジ、はんたを経てエミリが譲り受けた『バギー』

       _

     〃   `ヽ
     ! イ从,从リ   
.    "j(!! ゚ ー゚ノ゙
      /゙)|iÅi|ト、
.    (ニイ-゚イー!ニ)  
      }_l,ハl_,{

    カール


 おそらくこの物語でもっとも不幸な少年。
 戦車大好きっ子で、メカニックとしての腕は一流。
 勤勉な性格で、行動派の姉に振り回されるが、誰よりもローズの事を慕う姉想いの少年である。
 エミリのお願いと、姉ローズの命令で、エミリの旅に無理やり付き合わされる。
 武器は、メカニックの定番『ブーメランスパナ』
 搭乗車両は、コレクションの一台『パンターG』

   ∧ ∧

   (,,゚Д゚)
  /  |
〜OUUつ

  ポチ


 言わずと知れた、メタルシリーズの看板犬
 はんたが旅先のBG研究所で拾ってきたバイオニックドック。
 高い戦闘能力と戦闘本能、人間の言葉などを理解する高い知能を持った生物兵器。
 好きな人は、ご飯をくれるエミリ。
331 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 18:35:45 ID:uCn/ASvo
METAL SAGA 〜new generation〜

 オマケ 各キャラ紹介その②

     _
    '    `ヽ
   | ,l/リ|/ハヘ
   lv|V . .ハ!
     i゙、!i,.!
     くU/|l〉
      し'ノ

    カレン


 MS2のメインヒロインであり、この物語のもう一人の主役。
 伝説の大破壊を引き起こした超電子頭脳ノアを破壊した伝説のハンターレバンナの娘。
 父親のレバンナ譲りの運転技術、クリフに教え込まれた修理技術、イングリッドに叩き込まれた戦闘技術を持つ最強のモンスターハンター。
 師であるクリフとイングリッド、そして最愛の弟の敵討ちの為、たった一人で地球救済組織に戦いを挑む。
 武器は、イングリッドの形見である『無銘刀』&『デザートイーグルカスタム』×2
 搭乗車両は、生前レバンナが使っていた『メルカバmk2ブラックスペシャル』(元が目立つ色だった為、黒く塗装した)

    _

  '´ '´ 丶 
  i ノノノリ)ヾ〉   
  ヾ.(!゚ ‐゚ノ!  
   (てス)     
    fテハ} 
   ヒZラ

   ヴォルフ


 武器を取り扱うトレーダー、ぞくに言う死の商人。
 礼儀正しく紳士的であり、常識をわきまえ、相手に常に敬意を払う好人物である。
 その正体は、世界の3分の1の兵器や燃料を取り扱ってる貿易グループ『ヴォルフ商会』の総帥。
 だが、それ以外にも何か秘密があるのだが・・・・・。
 武器は、ピースメーカー。
 愛車は、ここを狙えとはかりにエンジンが剥き出しになっている『キャデラック』

    ,ィ〜ir、

  ん-─-ヽ
  ,@i((ノ)))))
  lj リ.゚ -゚ノiリ
  /ノζ介 〉l)
 (( ,f//__ 〉ヽ)〉
 ζ ~~じソ~~ζ

   シゼル


 アベルの妹。消極的な兄とは対照的に、非常に勝ち気。
 美女であるが、性格は高慢である。
 プライドが非常に高く、自分と兄以外の人間を一切認めようとはしない。
 兄を尊敬しているが、兄が他の人間に近づこうとなれば容赦なく突っかかってくる事も多い。
 武器は、デリンジャー(可愛いから)
 搭乗車両は、地上戦艦ティアマット級2番艦『ネメシス』
332 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/11/07(金) 21:49:09 ID:vu3Njt57
来たw
333 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/07(金) 22:41:46 ID:HZ0vr98E

一気にこんなにw
334 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/08(土) 20:17:54 ID:2TxTUlN9
読み返してみたら、誤字・脱字・果てには下書きの修正ミスまで(名前の修正ミスが恥かしい)
次から気をつけます・・・orz
そういう訳で↓に書き直しておきます(本当は全部直したいくらい)

    ,ィ〜ir、

  ん-─-ヽ
  ,@i((ノ)))))
  lj リ.゚ -゚ノiリ
  /ノζ介 〉l)
 (( ,f//__ 〉ヽ)〉
 ζ ~~じソ~~ζ

   シゼル


 ヴォルフの妹。消極的な兄とは対照的に、非常に勝ち気。
 美女であるが、性格は高慢である。
 プライドが非常に高く、自分と兄以外の人間を一切認めようとはしない。
 兄を尊敬しているが、兄が他の人間に近づこうとなれば容赦なく突っかかってくる事も多い。
 武器は、デリンジャー(可愛いから)
 搭乗車両は、地上戦艦ティアマット級2番艦『ネメシス』

現在、METAL SAGA 〜new generation〜 の第4話を下書き中です。

予定では。
エミリ・ポチ・カールは謎の施設に潜入?
ヴォルフの陰謀、シゼルの悪意。
そして、カレンと地球救済組織の幹部が激突?
グロは少々、エロは・・・・少し?
タイトルの通り『次代の子』達の物語がここから始まります。
書き込みは当分先になると思います。
335 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/08(土) 23:29:28 ID:HZxx50HT
乙。続き待ってる。

>>270 冬コミ当落ドウダタ?

336 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/09(日) 16:35:24 ID:qVQEy7aO
>>335  ウカタ。12/30ヨロ。
337 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/10(月) 00:24:52 ID:Hv4ntsUS
アホレイチェルその3

傾向:レイチェルがレイチェルなりに考えてみる。

でもダメ。

ttp://uproda.2ch-library.com/src/lib068800.zip.shtml

338 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/10(月) 02:27:56 ID:1ttxjm2d
>>337
セレブな金持ちなんて大っつ嫌いだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
339 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/10(月) 04:23:05 ID:r1kI+Wnf
>337
乙です
相変わらずネタの内容的に18禁なスレだなあw
340 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/11(火) 18:47:22 ID:YGQximWn
キリくんの言ってることはもっともだけど、それでもレイチェルの感覚の方が正しいと思ふ。
341 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/12(水) 21:29:41 ID:moSe4H3k
いや?
金持ちは金に執着するからこそ金持ちなんだとか、
主観でしかない意見を、もっともらしく見せているだけだ。

物語の筋道にそって言っているから一見筋が通っているように

見えるだけで、純粋に経済対策として文書(だけ)に書き出したら
ちょっと見れない作文になるな。
342 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/12(水) 21:32:39 ID:RbJsKgA2
うん。まあ。床屋だと分かっていたら開かなかった。
343 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/17(月) 12:27:58 ID:fxfLNOlF
ファンブック見てたら年齢設定に驚くな
レイチェル14歳とかもうマジ素敵
344 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/17(月) 12:47:15 ID:xk9um78L
ファンブック持ってないんだよな。砂塵の主人公が15歳ってのはどこかで聞いたことがあるが。
345 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/17(月) 23:14:03 ID:GWvKQ0WG
私もファンブック持ってないんだよ。
誰か、砂塵のキャラの年齢書いてくれないかな。
346 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/18(火) 00:05:58 ID:gQSNUsrb
>>345
おけ

はんた、15歳

キリヤ、23歳
ミカ、17歳
ラシード、28歳
シャーリィ、25歳
アルファ、外見年齢15歳前後
ニーナ、32歳
エミリ、13歳
レイチェル、14歳
ローズ、18歳
カール、13歳
カエデ、17歳
レッドフォックス19歳
グレイ博士、28歳
キョウジ、35歳
ジャック、37歳
ビーン、52歳
セバスチャン、50歳
アラン、42歳
タミオ、45歳
タミコ、42歳
クヌギ、50歳
サザンカ、40歳
ムラサメ、30歳
ゴーレム、27歳
ジュリ、16歳
レミ、10歳
ジョーイ、19歳
ドン、12歳
バット、13歳
パティ、12歳
ガス、11歳
シデン、12歳
ロタ、12歳
レオン、28歳
エミリオ、13歳
マッキンリー、35歳
オリガ、64歳
ロジャー、76歳
カレーマン、20歳
ブック、33歳
アレックス、ヘッケル、ジャッケル、バトー博士、ヤミクモ博士、ソロモン博士、超☆特技仙人、ウサギマン、Drミンチ、イゴール、年齢不詳

これでヨロシ? 間違いがあったら訂正ヨロ

347 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/18(火) 01:07:42 ID:id9l1/1J
カレーマン若いな
凄まじい回復量のカレー弁当をこしらえたり重い屋台を引いてキャノンエッジまで来たり只者じゃないとは思っていたが……
348 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/18(火) 13:26:16 ID:hbOIFdrc
はんたとキリヤの年齢差が8歳
エミリとレイチェルの年齢差が1歳

うーん。ちょっと簡単には受け入れられないな。

349 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/18(火) 16:40:35 ID:+zSQnGrZ
ちなみにガスの本名がマリオンで傷を隠してる話も載ってたような
まあ続編のマリオンと同一人物で確定ですわな

ロタとかどうなったんだろうか

350 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/18(火) 18:07:38 ID:64+GimXX
おいおいカエデも年上かよ
351 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/18(火) 20:27:25 ID:j6lkmHDg

はんたとレイチェルが若く感じるな。

はんた15歳か、パーティーメンバーの中で一番若かったのか、てっきり18歳くらいかと思ってた。
レイチェルもミカと同い年くらいだと思ってた。
そこで思ったのだが、レイチェル14歳で結婚ENDってやばくない?

ラシードは、あのオッサン顔で20代かよ、てっきり30代後半〜40代前半の中年だと思い込んでたよ。


そして一番驚いたのが、エミリとカールが13歳で同い年だという事。
絶対にカールの方が年上だと思ってたよ。
352 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/18(火) 22:30:38 ID:+zSQnGrZ
>レイチェル14歳で結婚END
しかしニーナは17歳ではんたを産んでるから、仕込みはそれ以前だろうし
タミオさんとこでさえキリヤが貰われっ子と認識してない(=記憶に残らないくらいの歳で引き取り)から、
そのころから両親と認識=夫婦だったとして結婚は20代はじめくらい
人間の寿命も短いだろうから、適齢期は10代半ば〜20代後半くらいなんじゃないかな

だって15歳と14歳の結婚に誰も「早すぎる」ってツッコミしないんだぜwジャックですらもwww

キョウジは「ウチの息子に文句あんのか」とまで言い放つしwww

〜ここから妄想〜

どうでもいいけどアルファさんはターミネーターみたいに有機/無機両方で出来たバイオ系アンドロイドですよね
まんたんドリンク(=ナノマシンの塊)で回復するし
んで、人類が滅びに瀕したときのための遺伝子保存機能として人工子宮と提供者の卵子で妊娠・出産可能とか当然なんですよ
しかも妊娠は完全任意で
だからこそ「人型イイ」「人型ワルイ」とか言ってたんですよ
「人型イイ」派は子を生すという好意はやっぱり女の子の温もりが必要だという多数派だったんですよ
「人型ワルイ」派はドラム缶にちんこ突っ込んでオナニーとか平気な少数派だったんですよ
アルファさんが美少女型になった理由がこれで解明されましたね! やったね!
そしてティアマット以外で開発されてた11〜13歳くらいの外見年齢の機体もあるというのは当然ですよね
そうするとヘアバン……いやアイノスとかのアルファさんは将来ロリ妊婦ですね! マーヴェラス!
353 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/20(木) 08:00:55 ID:ny+6dLZY
>>346
ミカさんじゅうななさいなのか
これならあのマニアックな知識量も頷けるな。

…あれ?何で俺の家の前に戦車止まっt……………

354 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/20(木) 22:29:39 ID:uvOkWLEp
はんたは年上キラーか

ところで何故かエミリオを8歳だとずっと思い込んでた件

…なんでだろ。
355 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/21(金) 00:55:15 ID:JQgwYTnB
8歳はないわ
このショタコンめ
356 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/21(金) 20:19:32 ID:vlzyGp3Z
エミリオはともかくエミリを小学校3年生くらいだと思ってましたごめんなさい
357 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/21(金) 22:28:16 ID:cXhgJvqX
         (<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、
      〜〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)
       〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、    ど ロ こ
     ~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,)   も リ の
  、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ  め コ
    `V::::::::::::::::::::、_γ      `ヾ,_ < ! ン
     l::::::::::::::::::::::く(   r,J三;ヾ   )> く,
 〜v,ん:::::::::::::::´:::::::=; {三●;= }  ,=ニ `/l/!/⌒Y
     l:::::::::::::::::::::::::::::ゝ≡三=イ ´::::゙:::::::::::::::::::::::::::::::
 、m,.. ,ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 ´ " ~ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

 

358 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/22(土) 14:23:20 ID:VSSUTqyx
エミリはヤンデレ幼女 レッツ背徳!
359 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/22(土) 21:13:17 ID:u5E4hxmn
はんたが部屋にアルファを連れ込んでいる間にエミリはエミリオを部屋に連れ込んでいる
360 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/23(日) 12:04:46 ID:+oGuQGgy
エミリ・エミリオ・カールの3Pだろ やっぱ
361 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/23(日) 21:11:23 ID:6pOrD8JE
淫乱エミリはそそるかもw
362 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/24(月) 07:13:05 ID:O+1pGOEl
>>358
懐かしくなって保管庫のヤンデレエミリ見てみた
…ヤバいな、色々と。
363 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/24(月) 08:07:21 ID:dR4l73vk
実妹ブーム直前の作品なんだよな
364 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/27(木) 17:46:54 ID:UZHUTi9E
はんた15歳?
いや俺の脳内だと19歳だったんだが……
しかしどう考えてもミカの方が年下に思えるぞ?
背とかあのヤクソクに対する即答振りとか17歳にはとても思え……

……あれ?なんか爆音と風切り音が聞こえt…………

365 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/28(金) 21:54:18 ID:CgP8mGQO
ミカは「自称:永遠の17歳」らしいぞ?
366 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/30(日) 00:53:53 ID:vrbEzGbt
つまりミカは17歳教の信者なのですね、わかります。
367 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/30(日) 14:39:59 ID:mcs3hscu
実際、ミカさんは何歳なのでしょう…

ミカさん想い出の1ページ。


ttp://uproda.2ch-library.com/src/lib075446.zip.shtml

傾向:連射

368 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/30(日) 17:33:26 ID:ymIWrJYV
テラ高橋名人wwwwww
369 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/30(日) 18:03:35 ID:60J/lbuw

三十路www
370 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/30(日) 19:30:23 ID:f/pCibIV
オフィシャルのミカは17歳、これは事実

でも、ここのマニアックミカさんは86年に10歳前後でそれに+20あさだk、mdごい


(回線が途絶しました)

 

371 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/11/30(日) 21:37:56 ID:aK1Jf+8j
きっと2086年で高橋名人も7代目くらいなんだよ
372 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/01(月) 00:36:22 ID:XelTFHq2
名人、いい人すぐるwww
373 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/02(火) 21:50:59 ID:BM4sqPx9
もちろんミカも連射でスイカ割れますよね? 割れますよね?
374 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/03(水) 22:09:40 ID:gQnvFIe0
>スイカ破壊
キリヤなら出来そうだね あの技使ってさw
375 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/04(木) 00:47:31 ID:Gl5KIc+F
分解スパナ使ってどうやって連射するのかと
376 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/06(土) 13:17:07 ID:BaD269Lt
管理人 更新乙!
377 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/12(金) 07:08:48 ID:U33tYziu
ttp://www.active-figure.co.jp/latte20.html
ttp://www4.atwiki.jp/battlefield1942/?plugin=ref&serial=763

次回作には是非こいつを賞金首に…

たぶん戦車だと勝ち目はないけどキリヤの兄貴なら分解してくれるに違いない
378 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/12(金) 12:44:25 ID:CZCBMIBw
ラーテかよ
379 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/12/12(金) 19:14:33 ID:Tm3PiZAM
更新乙!
380 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/12(金) 19:54:50 ID:wjaGvW0q
まぁ、マジレスすると他砲塔戦車や馬鹿デカイ戦車は見た目は強そうなんだけど
実際は弱いからなw

見た目的には強そうだからボスとして出てくるけど実際作ったらマジ雑魚なんだよねぇ

381 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/13(土) 15:48:19 ID:MFR7KhjY
>>380
行動不能になって味方に爆破されたネズミーマウスのことですね、わかります
382 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/13(土) 22:53:15 ID:BJ7TgyBa
馬鹿デカイ戦車:重量増の為に機動性・走破性の低下。

軽量化orエンジンの高出力化が必須。
↓        ↓
↓       高出力化:燃費の低下、その時代の部品強度・技術的限界。
↓       エンジンそのものの重量増。走破性の向上には貢献せず。
↓        ↓
↓       おわり。

軽量化(装甲厚の低減、材質を軽金属に変更。武装の簡略化):
強度・対弾性・攻撃力の低下。何のために大型化したのか意味不明な事態に。

おわり。

エンジンの積載量、必要とされる機動性、走破性、航続距離(燃費)。

これらの条件を満たせない大型化は、鉄クズしか生み出さないという事実。

しかし第三帝国は、魅力ある鉄クズの宝庫だったりするのも事実。

言うなればロマンなんだよな。兄弟達よ!!
383 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/14(日) 01:12:10 ID:fSeVccpJ
>>382
漢のロマン、激しく同意!
384 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/14(日) 02:18:02 ID:eyuz8ovH
MM2のエレファントは使えない子。
385 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/14(日) 22:00:06 ID:0wuPl+qS
>>382
ネズミーマウスにお化け切り株、ボルシチティーガーにフェルジナント!
ラーテがいればE-100もいるよ!
ホント素敵だよなぁ、ドイツの浪漫という名の鉄屑たちは。

しかもヒットラーとポルシェ博士の悪ふざけがこの素敵な連中の一部を作ったんだから凄いよなぁ。

386 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/15(月) 01:37:41 ID:s/r9IbW9
>>385
聞き捨てならんな…… 彼等は

  大 真 面 目 に 作 っ た ん だ


不真面目な態度では胸を打つ浪漫は創れん
良いよねぇ・・・・・・ 電動ティーガー
387 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/15(月) 21:19:37 ID:OL3WTM68
敗戦が色濃くなると、ワケの分からんモノ作らせて、イチかバチかに期待する。
大日本帝国も同じようなモンでした。

まぁ伍長閣下のソレは常軌を逸していたのだが…。

388 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/16(火) 00:39:38 ID:CNt0LolX
第三帝国談話もミリタリーを主軸にすると、何故か健全になるから不思議。
389 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/16(火) 03:31:21 ID:GwWHPOFa
いやいや、パンジャンドラムを作る英国に比べれば……。
390 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/16(火) 22:14:03 ID:Y+B3QqsH
イギリスと言えば、名前は忘れたけど機体後部にヴィルベルヴィントみたいな感じの砲座を無理やり取り付けてた
WW2の戦闘機が印象に残ってるな。宮崎駿の雑想ノートで見たんだっけ?

あれを見た瞬間「イギリス人も変態だ」と思ったよ。

391 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/16(火) 22:44:41 ID:xSxmxLq5
そんな事言うとミカさんがモンティパイソン語りだしちゃうじゃないか
392 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/16(火) 23:36:46 ID:TRhc+yMx
そこで意表を付いて“レッドドワーフ”語りだすミカさん
393 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/12/16(火) 23:57:08 ID:p+K8wlG2
バンデットQの関根さんについて小一時間w
394 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/17(水) 07:54:55 ID:fmNnGsXo
全ての精子は大事〜♪

よし、このミリタリーの流れがエロと繋がった。

395 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/17(水) 17:40:42 ID:SUkxwUhU
最後のほうミリタリーなのか?w
396 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/17(水) 22:20:37 ID:JNP1B628
男は黙ってT-28
ttp://www.tracks-n-troops.com/Modelkrak/mkt7242.jpg

>>390

ttp://military.sakura.ne.jp/world/w_roc.htm

あの銃座は7.7を4挺束ねた奴で、

小さめの特設対空砲艦とかではそこそこ役に立ったらしい。

>>377

改めて見ると、ラーテが座れる道って広いなぁ。
397 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/17(水) 22:29:33 ID:C1EBmHRB
エロはー?
398 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/18(木) 02:35:37 ID:gC5ZIrIb
>>397 主砲って男根ぽくね?
399 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/19(金) 07:15:26 ID:s4mfmHOB
>>396
おお、これだこれ!
やっと名前が分かったよ、㌧!

>>398

マウス・ヤークトティーガーのイチモツは男狩りのモヒカン男並みのサイズなんですね、わかります
400 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/19(金) 23:47:02 ID:ovk6bAvc
偶然知り合ったバトー博士からもらった携帯電話
その携帯電話は脳に特定の電気信号を送り、
催眠状態にすることで誰にでも簡単に暗示をかけられるものらしい。
はんたに声すらかけられずにスルーされ、
一人ニューフォークで暗い日々を過ごしていたキリヤはこの携帯電話を使い、歪んだ復讐を始める…。

先日発売の某エロゲから連想したネタ。

キリヤがはんたからヒロインを寝取ったり寝取ったり寝取ったり。あとついでにエミリオやカールも襲ったり。
文才無いから本編書けないけど。
401 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/20(土) 13:36:39 ID:WH1I8WCw
アルファ「私には脳が無いので効きません」
キリヤ「ぬわー!」
402 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/20(土) 19:51:21 ID:mz6KJ2GR
キリヤwwww
403 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/20(土) 21:27:35 ID:8O2TeenK
>>400
キリヤがはんたをヒロインからに見えた俺ウラー

orz

404 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/20(土) 23:37:18 ID:Tccbf/Dc
ティアマット博物館!!

傾向:ティアマットの奥底に眠る、旧文明のハイテクマシンの数々。

ですが、折角の中二病メカ達も、アルファの手にかかればこんなモンです…orz

ttp://uproda.2ch-library.com/src/lib082127.zip.shtml

405 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/21(日) 00:47:37 ID:Tf2yA8Zk
>>404
対宇宙人を想定した、宇宙用の機動兵器としては使えるかもな……
>>パワードスーツ

……それでも効率は悪いだろうけどさ……

406 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/21(日) 01:23:31 ID:i6YvWlOG
遺影萌えwww
407 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/21(日) 01:27:46 ID:VZGHjlGf
俺もww
408 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/21(日) 13:52:41 ID:2wtF4G/e
学習機能付AI?
これは素体を探してこいとのアラーの思し召しだな。
409 名前:アラー[sage]投稿日:2008/12/21(日) 13:56:37 ID:lh6ah0Nr
偶像ダメ、ゼッタイ
410 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/21(日) 22:43:20 ID:6Xj8oli6
>>408
バトーのとこに持ち込めw!
411 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/22(月) 00:26:53 ID:TcEclCm5
>>406-407 よく見ると喋ってるwwwww
412 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/22(月) 05:38:01 ID:d0fb2Iov
>>404
流石にヘリウム3はコストがかかりすぎるので
せめて重水素辺りで負かりませんか
413 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/22(月) 21:51:18 ID:TcEclCm5
コストも運用も一般人の手に負えないのが旧文明クオリティ。
414 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/23(火) 00:22:05 ID:wKaUaiOC
何の番組の何てメカ>
マクロス又はメガゾーン23ですね わかります
415 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/23(火) 17:13:33 ID:IN+gBISq
ミカさんはもっと斜め上行ってくれそう
ガルビオンとか
416 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/24(水) 21:02:23 ID:1rBz4Hr1
ミカさんはクリスマス肯定派なのかクリスマス終了派なのか
それが問題だ

キリヤとラシードは目から血の涙を流しながら「クリスマス終了!」「クリスマスなんて存在しない!」とか叫んでそうだけど。

417 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/25(木) 04:23:41 ID:cYu1lfQm
ミカ「うん、はんたと同じでいいよ」

ミカさん「クリ○○スはローリングアタックさえちゃんと飛び越せばパターン入るよ」

418 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/25(木) 19:43:00 ID:ZQtyz/0C
ミカ「クリスマスだね はんた♪」
はんた「そうだね 今夜はみんなを集めてパーティでもしよう」

ミカさん「やっほ〜 さんたぁ♪」

はんた「俺の名前をわざと間違えて呼ぶ辺り、プレゼントせがみに来たのが見え見えなんスけど」
ミカさん「そうそう! ギブミー、チョコレート! プレゼント!!」
はんた「俺は進駐軍か!!」
419 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/25(木) 20:54:33 ID:JRSC1rOb
ミカさんとプレゼント交換をしたはいいが、中身が

・X-nauts版 重装機兵ヴァルケン

・BROKEN THUNDER
・魔法少女アイ参

でどう反応すればいいか迷うはんた

420 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/12/26(金) 00:26:44 ID:STh23vKY

          _人人人人人人人人人人人人人人人_
         >      ごらんの有様だよ!!!  <
           ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
_______  _____  _______    ___  _____  _______
ヽ、     _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、   ノ    | _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ  、  |
  ヽ  r ´           ヽ、ノ     'r ´           ヽ、ノ
   ´/==─-      -─==ヽ   /==─-      -─==ヽ
   /   /   /! i、 iヽ、 ヽ  ヽ / / /,人|  iヽヽ、   ヽ,  、i
  ノ / /   /__,.!/ ヽ|、!__ヽ ヽヽ i ( ! / iゝ、ヽ、! /_ルヽ、  、 ヽ
/ / /| /(ヒ_]     ヒ_ン i、 Vヽ! ヽ\i (ヒ_]     ヒ_ン ) イヽ、ヽ、_` 、
 ̄/ /iヽ,! '"   ,___,  "' i ヽ|     /ii""  ,___,   "" レ\ ヽ ヽ、
  '´i | |  !    ヽ _ン    ,' |     / 人.   ヽ _ン    | |´/ヽ! ̄
   |/| | ||ヽ、       ,イ|| |    // レヽ、       ,イ| |'V` '
    '"  ''  `ー--一 ´'"  ''   ´    ル` ー--─ ´ レ" |

 

421 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/26(金) 01:09:41 ID:MyJMEZNH
鋼の季節よりマシ
422 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/26(金) 21:02:22 ID:gh1cF5Tf
>>419
ひどいありさまだ…
423 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/26(金) 22:59:06 ID:wR1vIPk4
>>419
ミカさん「はんた、ごめんね。これを入れるの忘れてたよ♪」

そして満面の笑みでメタルマックス2改まで渡されて、本当にどう反応すればいいのか本気で迷いだすはんた

424 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/28(日) 21:21:37 ID:5fLpXPqp
198 名前:Fate→メタルサーガ 投稿日: 2005/06/22(水) 11:12:37
 なんか、お兄ちゃんがウェディングドレス贈ってきた。
「――――――――」
 言葉がない。
 なんでわたしの部屋にお兄ちゃんがいるのか。
 なんであんな煮立ったマーボーみたいな返り血を浴びているのか。
 それもすごい勢いで。
 額に汗を滲ませて、宿などいらぬ、一度身体を休めば二度と戦地に戻れぬわ、という修羅の如き気迫。
 というか意地になってないかあいつ、洗車屋で血を落としてるのは尋常じゃないぞ。
 もしかして高いのか。この女の子の憧れを百年間ぐらい煮込んだら突然変異のあげくオレ外道シスコン規制緩和バンザイみたいなドレスが高いというのか。
 だとしたらまずい、ドレスもまずいがお兄ちゃんもまずい。
 アレ、絶対やばげな数の賞金首を倒してる。そうでなくちゃ説明できない。
「どうした、立っていては話にならんだろう。座ったらどうだ」
 ドレスを持ってお兄ちゃんは言う。
「………………」
 用心しながら……いや、もう何に用心しているのか自分でもわからないが……ともかく用心しながら対面に座る。
「――――――――」
 じっとお兄ちゃんの動きを観察する。
 ……凄い。彼我の距離、残るは二歩分のみだ。
 こいつ、ホントにコレを渡す気か……と、喉を鳴らした時、不意にお兄ちゃんの脚が止まった。
「――――――――」
「――――――――」
 視線が合う。
 お兄ちゃんはいつもの無表情でわたしを眺めて、
「着るか――――?」
「――――着る」
 小声で返答する。
 わたしはわずかに眉を寄せて、さっくりと服を着替えてしまった。
 ……って。
 もしかしてわたし、お兄ちゃんのプレゼントが嬉しかったんだろうか?
425 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/29(月) 11:23:15 ID:r8hVD3wZ
昨夜、ミカさんの人と徹夜で呑んでました
酔った彼にミカさんのモデルを聞きました

「お天気アナの根本美緒さんのイメージ」

「朝ズバッの、みのさんお気に入りの?」
「うん」

その後、寝ゲロ。

後処理で腹が立ったんで、鬱憤晴らしにここで暴露
426 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/29(月) 16:50:09 ID:UUgJMkpm
エミリ「お兄ちゃん、お母さんがトリカミに初詣行くんだからって振袖買ってくれたんだけど…どうかな?」
ミカさん「ねえねえはんた、一緒にアニソン三昧ファイナルを聴こうよ♪ 今年で最後なんだよ♪」
キリヤ&ラシード「…一緒にガキ使のスペシャルでも見る?」「…ああ」

そんな大破壊後の平和な大晦日。

他のキャラは思いつかなかった。誰か頼む。
427 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/30(火) 20:37:57 ID:VX/qVNNP
根本美緒さんのイメージ>
頭の中がお花畑ですね わかります
428 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2008/12/30(火) 22:43:04 ID:qAhyvfT/
タイシャー。

イリット「はんたさん、どうしてお正月は神社にお参りに行くんですか?」

はんた「神様は信じる信じねえじゃねえ! それが俺の儀式だから来るんだ!」

そして二人は、神社の御神体『ゲパルト』にイリットは平和を、はんたは打倒グラップラーを願う。

そんな大破壊後の無秩序と暴力の支配する大晦日。
MM2もよろしく。
429 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2008/12/31(水) 19:57:25 ID:Sr+XXGHD
ミカ「レトロゲームの楽しみ方の一つとして、制限プレイというのがあります。」

はんた「制限プレイ?」


ミカ「そうです。自らルールを設定し、そのルールを遵守してプレイするのです。」
はんた「例えば?」

ミカ「シューテングではボムの使用を禁じたり、RPGでは魔法を禁じたり…

封印することでゲーム難度を上げるのです。特にゲームバランスを崩すような
強力な技は封印の対象となりやすく、その上でタイムアタックに興じたりするのです。」

はんた「で?」


ミカ「プレイを動画サイトにUPしたりして、視聴側と一緒に楽しみます。」

はんた「メタルだと…」


ミカ「戦車を封印した上、はんた1人でラスボスと対峙!!」

はんた「冗談じゃねえ!! 特に2なんか、ぶっちゃけ無理だろ!!」


ミカ「出来るみたいですよ? ドーピングタブ重ねがけした上で、
ニトロビール投げ続けてチマチマ削っていく…。殆ど拷問ですね♪
ちなみに最終レベルは95だとか。」

はんた「やってられねえ!!」


ミカ「というわけで、今夜の夕ご飯の鍋物も制限プレイで行きます。」

はんた「鍋の何を制限するんだ!?」


ミカ「調味料はキッコーマン製に限定です♪」

はんた「難易度低っ!!」

430 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/02(金) 22:25:00 ID:sfrJte+U
あけまして おめガブラスター!!
431 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/03(土) 09:30:25 ID:swfP4axX
おめガブル
432 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/04(日) 21:45:02 ID:lI52j841
>>429 この2人のやりとり読んでるとツインビーパラダイスを思い出すw
もしくはシュビビンマンw
433 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/05(月) 01:14:12 ID:iPagT+v0
ツイパラ… 

椎名へきるのぬめぬめ声でミカさんの早口トークは想像つかないな

434 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/05(月) 06:15:22 ID:WC2C3pFX
そこは国府田マリ子だろう
435 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/07(水) 22:59:55 ID:Yr4HTu83
へきる声のミカさんは、それはそれで悪くない気がするけどな
436 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/08(木) 23:46:04 ID:fWuQRJtA
相変わらず平均年齢の高いスレですね。なので年齢の高い水竜たんのエロSSまだー?
437 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/10(土) 00:00:49 ID:FjKRq4zj
合言葉は……、以下黒歴史、もしくは幻想郷入り。
438 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/13(火) 20:29:33 ID:FAutRcNd
俺のミカさんは吉田小南美声。譲れない。
439 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/14(水) 04:14:51 ID:dDzPO2bj
>>438
明日をバーンとォ!信じましょ♪
……あぁ、なんか分からなくもないな
440 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/14(水) 06:20:15 ID:B9YZ8zDw
レイアースとかグリグリじゃなくて俺屍から出てくるのが相変わらずだなwww

イツ花かわいいよイツ花

441 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/14(水) 19:30:43 ID:ShrKSaUG
>>438 吉田小南美説に一票。しかし「俺の」とはどういうことだ?
442 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/15(木) 15:30:34 ID:BxIUE2ld
『砂漠の空と地を駆ける鋼』は面白かったな〜(もう16年も前の話だよ)
水竜たんは本当に可愛かった
443 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/15(木) 19:04:35 ID:aE+7k6hp
水竜で同人作ろうとしても採算がなぁ……
メタルサーガ込みでも許されるんだろうか
まあ込みでも赤字覚悟で刷らなきゃならん気が
444 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/15(木) 23:57:54 ID:DUoWCWtS
>>メタルサーガ込みでも許されるんだろうか
ミカさんの人はその路線で引っ張ってるぞ? 確か
445 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/17(土) 16:11:09 ID:g96hNLDd
絵とキャラ改変に頼ってて路線もクソもねーだろ
446 名前:初投稿すいません[sage]投稿日:2009/01/21(水) 02:20:16 ID:P941Q3Iw
レイチェル「パパ…今日もごはん食べられないの…?」
ジャック「すまん、レイチェル…俺があんな事を言ったばかりに…」
それは二ヶ月ほど前の事。
ジャック「おう、聞いたぜ、ハンターになったんだって」
はんた「ええ、”三時間”ほど前に。二両目の戦車も手に入れました」
ジャック「お前みたいな坊主がホイホイ渡っていける甘い世界でも無いぜ」
はんた「…」

レイチェル「それからしばらくしてウチにはんたが来たのよね」

ジャック「うっ」
レイチェル「ぷにょぷにょの実を64個抱えて」
ジャック「ううっ」
レイチェル「それをパパは全部買い取った」
ジャック「レイチェル…」
レイチェル「それから何回ぷにょぷにょの実を買ったのよ!
ウチのメニューには冷えどろと冷えぷるしかないのよ!」
ジャック「…すまん」
レイチェル「どうするのよぉ…一個でもウチのおだいじん10回分なのに
こんなに売れもしない在庫かかえちゃって…」
ジャック「……」
レイチェル「ぐすっ…もうやだよぉ…」

それからジャックの店には貼紙が貼られ、この不幸な親子は

ジャンクヤードから姿を消した。
447 名前:446[sage]投稿日:2009/01/21(水) 02:26:35 ID:P941Q3Iw
駄文失礼しました。
過去ログのはんた2周目を見て思いつきました。
今、2周目プレイしてます。ジャックさんから180万Gかっぱぎましたw
448 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/21(水) 05:41:31 ID:78p25114
>>446
実際はどっか使う酒場に売ってるんだろうけど面白かった
はんたがツンデレ幼馴染ペットを飼い始めた妄想をしつつGJ!!
449 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/21(水) 11:40:08 ID:WpuMM0wv
そういうことに突っ込んだら終わりだろwww
450 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/21(水) 12:44:38 ID:V2jIMxcE
>>447
鬼www
451 名前:446[sage]投稿日:2009/01/22(木) 15:46:16 ID:002hW8Hq
レスくださった皆さん有難うございます!
また何か思い付いたら投稿しようと思いますので
よろしくお願いします!
452 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/01/22(木) 21:44:52 ID:GVYwKcOX
乙w
453 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/01/24(土) 01:42:43 ID:P4fI0/mm
キリヤ「はぁ・・・やっと終わった・・・」
ミカ「どうしたの?兄さん?」
キリヤ「いや・・はんたがこれ修理しろって持ってきたんだがな」
キリヤ「資料もろくにない旧文明のパーツだったんだ」
ミカ「うわぁ・・・」
キリヤ「2日かけて終わらせたんだ」
ミカ「兄さん、話してないで寝たら?」
キリヤ「そう・・・する・・・」バタッ
ミカ「兄さん!?」
キリヤ「zzzzzzz」
(その後、パーツを取りにきたはんたが、父さんに叱られてました)
(ちなみに、はんたが持ってきたのは
キルメニー10A
ケフェウスC72
ホロニックランチャー
ベクターキャノン
レイブレイカー
でした)
454 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/01/24(土) 22:43:45 ID:FqMc3sD+
そういやミカさんってネタにひぐらし使うことはあっても、ひぐらしをネタに語ったことはなかった気がするな。

脈絡なくてスマン

455 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/25(日) 11:09:44 ID:XaRVUP0b
ひぐらしあったっけ? スクデイならあったけど
456 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/26(月) 23:22:59 ID:SU906LPM
ミカさん「ん?推理と言えばポートピアで刺殺と言えばジェットマンだよね♪」
457 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/27(火) 00:10:35 ID:WzzdgCdo
>>456

はんた「ポートピアはともかく、ジェットマン・刺殺って何のことだ?」


ミカさん「テレ朝のスーパー戦隊の『鳥人戦隊ジェットマン』のことだね♪」

はんた「だから刺殺って何だよ!」


ミカさん「戦隊ナンバー2のブラックコンドルの人が、最終回のエピローグで
チンピラに刺されて絶命してしまうのですよ!!」

はんた「えええええええええええええええええええええええええ!?」


ミカさん「かな〜りショッキングなラストなんですが…
このブラックコンドルさんのキャラがゴリゴリに渋く、長い歴史を誇る
スーパー戦隊シリーズの中でもかなり人気の高いキャラだっただけに、
そんな死に様がシリーズ屈指の名場面として、視聴者の脳裏に焼きついているのです!!」

はんた「何だかなぁ…」


ミカさん「呑み仲間との雑談では、エリア88のベンディッツさんが比較対象になったりします。」

はんた「どういう仲間だよ!!」

458 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/27(火) 03:06:24 ID:r2CK8nvy
>>457
最終回で刺殺されてしまったばっかりに
どこかは忘れたが、東南アジアの某国(シンガポールだったかな?)
で開催されたジェットマンショーに出演出来なかったんだよな……
中の人カワイソス(´・ω・`)
459 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/27(火) 16:11:28 ID:BgJXufwH
エロSS投下したら場違いな位雑談スレだな
460 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/27(火) 16:19:56 ID:TZf6vOro
気にしないで投下するといいよ
461 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/27(火) 17:29:07 ID:gX5+IRN2
18禁スレ(話題的な意味で)だからな
462 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/01/31(土) 22:29:03 ID:qWt8avrH
個人的にはアルファとうどんとエミリオきゅんのエロSSなら年中無休で募集中だぜ!
463 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/03(火) 01:18:35 ID:R+i+QNF5
以前、女カールがあったよな? 他にも女エミリオもいたよな?
それとヤンデレエミリ。

はんたが幼女3人を喰らい尽くすSSが読みてぇ・・・

464 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/06(金) 00:16:06 ID:BqZolUmb
ラシードとエミリ。まさに美女と野獣
465 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/11(水) 18:53:43 ID:qX1SBxdl
唯一の家族だった父親を亡くし、天涯孤独の身となったエミリオ。
父の遺産のロックハッカーも幼いエミリオには使い方が分からず、その日の食事さえままならぬ生活が続いていた。
そんなある日、偶然通った売春街で自分と同じ位の歳の娼婦を見かけたエミリオはある決意をする。
―体を売ろう。
そして、その日からエミリオの娼婦としての日々が始まった。

こんな感じの「女装エミリオが変態に犯されまくる」話をインフルエンザでうなされながら思いついたが、

なんか既出な気がしたし、何より文才無いからやめた。
466 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/11(水) 20:08:23 ID:f+BnRyTC
男の場合は男娼だぜ。
467 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/11(水) 23:20:35 ID:esEWAYk2
>>465
そんなに話を重くしなくても、

グレイ博士の怪しい旧文明ドリンクを服用したら女になった…

みたいな感じで十分だと思うな〜w
468 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/11(水) 23:57:54 ID:Xg2VFWFT
なあ、こんなネタはもうでてしまったか?

大破壊前の薬品研究所を発見したはんたとキリヤ、ラシードの3人。

内部を捜索中、警備システムの放った流れ弾で巨大な薬品タンク破裂。
はんたの目の前でキリヤとラシードは薬品をたっぷりと浴びてしまった。
薬品を浴びた二人は・・・なんと、女になってしまったのだ!

どうなるキリヤとラシード!?

ってネタを前から考えてたんだけどどうだろうか?

因みに、女体化キリヤはカールと…なんてのも考えてしまったり。
469 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/12(木) 00:02:35 ID:rPp0bTKX
2のマリリンがアシッドキャニオンを出て、長い放浪生活を始める。
流れの踊り子として各地を放浪する間、『人間味』というのを学習し、だんだんとより人間らしさを身に付けるようになる。
また、自分のメンテナンスをするうちに旧文明の技術にも詳しくなり、技術屋としての側面も見せるようになる。
やがてホーライに流れ着き、自分の生みの親であるエバ・グレイ博士の名を取って、マリリン・グレイと名乗る。

……という話を思い付いた。

エロパロ板らしく、放浪時代の売春シーンも入れようかと思ったけど、まったく話がまとまりそうにない……
470 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/12(木) 01:05:18 ID:1xLQpjfE
>>468
それなら被害者ははんたの方がいいかと。
ラシードやキリヤじゃ絵にならないし、それもギャグにしかならないような・・・w

いや、ラシードとキリヤに同時攻略されるはんたも十分ギャグだとは思うんだけどね

471 名前:468[sage]投稿日:2009/02/12(木) 01:13:06 ID:Tv/U1HJP
>>470
いや、体も顔も女になってるって事だったんだが…微妙か?

はんた女体化で仲間はミカとシャーリィ。

女二人は薬品の影響でふたなりになんてのはどうだ?
472 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/12(木) 01:36:40 ID:1xLQpjfE
とりあえず薬で女体化はんたを書いてみようかな。時間を見つけてさ。
473 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/12(木) 12:37:14 ID:6asmuCbN
薬でエミリが犬耳化するのはあったな。
474 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/12(木) 13:55:06 ID:1Gn2r+9W
薬ネタは結構何でもやれそうだよな。

ところで保管庫のログを適当に漁ってたら、バニー属性が付いちまったぜ…

475 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/12(木) 19:28:43 ID:MonERe9K
各キャラのコス衣装一覧ってないものかな…
ネタ書きたいけど肝心のサーガが紛失して確かめれない…
476 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/12(木) 22:28:11 ID:aJFV9hs8
>>469
設定名がM.グレイだしな(公式本のどれかに載ってた)

エバの実子?と疑ってはいるんだが…

477 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/13(金) 00:49:59 ID:do9zR7a4
>>474
はんた日記でも読んだか?あれは俺も大好きだ。
続きとか、誰か書いて欲しいぜ。

まぁ、俺はカエデのメイド姿でお腹一杯だけどな!

478 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/14(土) 01:06:58 ID:8F/rn9vi
バレンタインチョコに、謎の薬物混入でもいいね。
オイホロ何とか入りの、性転換チョコとか、副作用の強いほれ薬とかね。
479 名前:30代のウェディングドレス[sage]投稿日:2009/02/15(日) 00:09:50 ID:uovuCjYv
「っ…、あ…、ふぁ…」
「うっ…、すごっ、気を抜くとすぐいっちまうな」

ゆさゆさと真っ白いウェディングドレスが動き一組の男女がお互いの声を押し殺し男女の営みに励んでいた。

女性の方は大体30歳以上なのだが、実年齢とは裏腹にまだ20代後半のような容姿であった。男性の方は
30代以上という感じではあるが、見た目が男らしくまだまだ男盛りに陰りは見られないぐらいだ。こうしてみると
一組の夫婦、あるいは大人同士の関係と見えるが。あいにく女性の方はウェディングドレス・男性の方はちょっくら外で
戦車回してくるみたいな格好であり、どこか犯罪めいた感じがしていた。

「今日…危険日…」

「なら、外で出すか」
「ダメェ、ドレスがよごれちゃ…」
「じゃあ、中だ」
「ふぁぁっ!!」

体面座位の格好で男が女の体が上に上がった頃を見計らって肩を掴み下に力をかけた。

女はいつもより強く下から突き上げられた事により押し殺していた声を出してしまい甘い声をあげた。

「やっ…エミリに…きかれちゃ」

「エミリならジャックのところだ、もう大丈夫だよ」

かちかちとBSコントローラーを動かし送信されてきたメールを確認すると男…キョウジは女…ニーナ

にそう告げた。

事の始まりは、息子であるはんたから送られてきたプレゼントを確認した事から始まる。

ハンターになると家を飛び出してからというもの、その仕事は順調のようで色々と金回りも良いみたいだ。
実際、家にも冷蔵庫やら空調設備やら快適なものを送ってきているあたり余裕があるという事なのだろう。
ただし、ここで一つ問題が起こった。それは贈り物の中に服がときたま送られてくるのである。
それが、普通の服ならいい。しかし息子が送ってくるものといえばバニー・水着・スリットが激しいチャイナetc…
果たして、母親に何を期待してこんなものを送ってくるのやら。しかも、話しを聞けば娘のエミリやお隣のレイチェル
にもそういうのを送っているらしい。育て方を間違えたかしらと首を捻ってみるも、まぁせっかくだし着てみるかと
試着してしまう自分もいるのは確かなのだ。
というわけで今日も息子からウェディングドレスが送られてきたので試着したところで

「おーい、帰ったぞー」


夫のキョウジがタイミング良く帰宅してきた。
当然、出迎えはいつものつなぎではなくウェディングドレス。そんな格好で出迎えれるわけもない。
毎回出迎えてきてくれる妻の不在にキョウジは疑問に感じ、寝ているのかと思い二人の寝室に入ると
ドレスを脱ごうとしている妻の姿が。いつまでも、その若さを保ちつづけている愛する妻がウェディングドレス
のコスプレ+脱ぎかけの状態なので二人の子供を育てた形と張りいい乳が剥き出しになっている姿をを見てしまえば
当然、SEXである。ニーナも突如盛り始めた夫に始めは抵抗してみたものの。元から体を持て余しているため
キョウジが強くでれば体が反応し、すぐ流されて受け入れてしまったのであった。

「ふぁぁっ!キョウジィィィっ」


さすがに今まで仕込んできたのと二人も育てた為か出会った頃より黒ずんでる妻の乳首を唇で転がすときゅうっと
肉棒がニーナの膣に締め上げられる。

「おっおっ、お前のここ、いつヤッテモたまらないなぁ」

「だって、久し、ぶり…くぁっ!」

片方の胸の乳首に吸い付きつつ、もう片方の乳首を指で挟んで強くコリッと転がす。するとニーナはビクっと動くと

小さく痙攣した。
480 名前:30代のウェディングドレス[sage]投稿日:2009/02/15(日) 00:10:28 ID:uovuCjYv
「ん〜?イっちまったか」
「キ、キョウジ。止めないで、もっと、もっと強く!」

すっかり肉の虜になったニーナにはいつもの勝気な姿は見られない、今のニーナはただ夫の肉棒を欲しがる一人の女だ。


「じゃあ、お前ももっと動け、よ」
「あはぁっ、ん、キョウジ、キョウジィ」

ズチュッズチュッ、という音が衣擦れの音共に部屋に響く。


「いいのか、もっと、腰を上に動かさないと、中に出ちまうぞ」
「あ、だ、だって、外だとドレスが汚れ…くぁっ」
「危険日なんだろ?また、子供ができちゃうぞ」
「あ、ぅぅっ、で、でも…」
「いいや、そうなったらそうなったで。ボテ腹のままで式をあげてやるよ」
「え?うぁぁっ、イや、いっくぅぅぅぅ!!」

ニーナの体が大きく痙攣すると、やがてくたりとしてキョウジの体にもたれかかった。


「…っはぁー、っはぁー、中でビクビクって、まだ出て…」
「溜まってるからなぁ…ふふふ、まだまだイケルぜ」
「キ、キョウジィ………」
「そういや、風呂にも入りたいんだよな…それ、そのまま脱げよ。今離れたら、絶対俺のやらお前の汁
 がついて洗わなきゃいけないんだからよ」
「もう…試着で下着つけてないんだから汗でとうの昔に汚れてるわよ。どっちにみちクリーニングよ」
「そ、っか。でもま、とりあえず脱げよ。風呂に行きたいんだからさ」
「はいはい、………ねぇ、久しぶりに背中流してあげようか?」
「バカ、当然だろ」

と言うと二人は笑って、お互いの唇を濃厚に貪りあった。


「エミリの奴はレイチェルのとこに止まるってよ」
「………うん」

ニーナは頬を赤らめながらそう頷いた。

「すいません、おじゃましてしまって」

「あ、いいのよいいのよ。気にしないで」
「そういえば、カール君。今日泊まりだよね、カール君のところいってもいいかな」
「え…、あ、あの…」
「ああ、気にするな気にするな」

と同時刻、レイチェルの家にてはんた、エミリ、レイチェル、そして一人で遊びに来たカールが来ていた。

四人で色々な話しで盛り上がっている中、はんたはかちかちとBSコントローラを転がしている。

「はんた、あんたさっきから何やってんの?」

「親孝行」

BSコントローラには『今日、エミリも俺も帰んないから。お楽しみに』と表示されてあった。

481 名前:アトピック ◆Xz18YlHQYY [sage]投稿日:2009/02/15(日) 00:16:25 ID:uovuCjYv
ニーナさんのエロさは以上…といいつつ博士が一番エロイと思うのですよ。

メタルマックス1で姉ちゃんのパンツ出るまでリセット繰り返したのは良い思い出。

482 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/15(日) 00:34:52 ID:wR8SHG40
>>ニーナさんのエロさは以上…といいつつ博士が一番エロイと思うのですよ。

このスレはこのところロリ率とミカ率が高いから、大人のエロは希少価値があるな。GJ!

483 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/15(日) 09:38:58 ID:zunwWzR0
つーかエロ自体が超久々だw
GJ!!!
484 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/15(日) 16:48:36 ID:ORQpno8c
最後の「親孝行」が良かった。GJ.
485 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/15(日) 21:49:07 ID:6RkAlijn
GJ!
486 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/20(金) 20:45:14 ID:oSA18ulv
ネバーランドってさぁ、年少組の誰か一人が性に目覚めたら
連鎖的に すごいことに
487 名前:ポォー!![sage]投稿日:2009/02/21(土) 11:25:09 ID:7nDt6bM9
実はゴーレムの中身がマイコォ。(そんなゲームがセガから出てたな…)
実はネバーランドは奴の家。ちなみに借金300億円。
488 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/22(日) 10:25:29 ID:HW6/ZkDv
>>486
パット辺りだな…
489 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/23(月) 08:14:38 ID:rg5PunNr
>>487
マイコォで某レッツパーリィーな大統領を先に連想してしまったのは俺だけでいい
490 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/24(火) 10:21:58 ID:PvzcdFhg
メタルサーガカオス
491 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/24(火) 13:28:20 ID:r6WuE+po
『ちょっとジグラッド行って来る』
492 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/24(火) 16:41:14 ID:PvzcdFhg
アルファ「まさか!あのリフトに飛び乗るつもりですか!?無茶です!!」
493 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/24(火) 20:52:05 ID:6ZB3PBkk
アルファ:なお、今回の作戦名は…
『危機一髪! シャトル撃墜ジッグラト大脱出作戦』です。
ご武運を、マスター!
494 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/24(火) 21:39:22 ID:3ITrvLNq
「真の正義は挫けない! 何故なら俺が荒野のハンターだからだ!!」
495 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/25(水) 00:33:10 ID:lAOV1nAQ
はんた「賞金首など興味ない!俺の目的は新世界メタルサーガの王の座よ!」

MSはんたの腕がバイオギミックだったらこんな台詞を言ったり…しないわな

496 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/25(水) 05:19:00 ID:hMUN0dSC
メタルウルフカオスネタに乗れる奴が複数人いた事に驚きを隠せない
流石に今時メタルとか言ってるガチヲタどもだ
お前らの骨と肉は鋼鉄で出来ていて、血管にはオイルが、
デザート代わりに火薬を食うているに違いない。

…そういや、箱○のクロムハウンドってのにもMMのチームがあって、結構強かったな

497 名前:何故なら僕はハンターだからだ!![sage]投稿日:2009/02/25(水) 17:57:13 ID:PisRfiky
「レェェェェッツパリィィィィッ!!」
「ひゃぁ、はんたぁっも…もうダメェ壊れちゃ…あぁぁっ!!」

ジャンクヤード外れの荒野、ここに一組の男女がひたすら交わっていた。

金髪で溢れんばかりの乳を持つソルジャーの女は精液まみれの体をくねらせ
まだ幼さの残る少年ハンターに組み伏せられ、彼の子種を子宮に注がれていた。

「あっ…あぁぁっ………」


シャーリィの膣からはんたの精液が溢れ出す、どろどろとした精液の中にうっすら
と処女であった証の血が混じっていた。

「はぁぅっ、はんた…もうやめ…」


これで何回目になるのだろうか、いまだに衰えを知らないはんたは主砲を挿入したまま
シャーリィを四つん這いにさせ再び腰を動かし始めた。
一体、はんたに何が起きてしまったのか?それはふとした油断から死んでしまったはんた
を生き返させようといつものようにDr.ミンチのところでビリビリとさせたせいなんだろうなぁ、
と再び膣内に子種を吐き出されるのを感じながらシャーリィを思い返した。

『ちょっとシャーリィを孕ませてくる』


その頃、はんたの部屋の机にそんな書置きが残されていたが、あいにくエミリは不在。
両親ははんたどこで買ったのか贈ったセーラー服でコスプレ子作りの真っ最中のため発見される事はなかった。

「紳士なのは17時までだ!」

「ちょっ、そこ違うぅっ!!」

はんたは指に溢れてきている子種と愛液の混じった精液を絡めるとそのままシャーリィの

SE穴に指を挿入した。シャーリィは思わぬアナルへの攻撃に声をあげる。

「ボテッボテのボテ腹にしてやる」

「くっはぁぁっ………!!」

再び、ビュクビュクと熱い精液がシャーリィに注がれる。

内心では弟のように思っていた少年に孕ませられるという恐怖と裏腹に与えられる快楽
に酔いしれながらシャーリィは何度目かの絶頂を迎えた。
498 名前:アトピック ◆Xz18YlHQYY [sage]投稿日:2009/02/25(水) 17:58:30 ID:PisRfiky
これがバトルジャンキー魂だ!!
499 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/25(水) 18:24:16 ID:KCxbxvo5
>アトピックの人
ちょw久々に名前見たと思ったら何やってるんだw
500 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/02/25(水) 18:57:07 ID:rzjuIvsa
アルファさんは宇宙人が大好き。
501 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/01(日) 23:36:23 ID:fVChPPKM
カール×エミリのロリショタ弟妹カプはありなのか?
どっちが攻め受けはともかくとして
ありならなんか書いてみようか?いつになるかわからんが
502 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/02(月) 01:36:22 ID:jexBoEsn
ロリ系はね、書くのは結構楽しいんだ。
でもね、大事な“何か”がガリガリと削れていくよ。精神的なものが。
503 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/02(月) 14:15:03 ID:9SCKyWqt
装甲タイル
504 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/02(月) 21:17:52 ID:vX90PEoc
大事な何かはお袋の腹んなかに置き忘れてきたぜ
505 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/02(月) 23:46:55 ID:w/x/yJmc
>>503
装甲タイルが削れたら貼り直せばいいじゃないの。
506 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/03(火) 11:06:43 ID:2HT4SEM1
けどさ、サーガだと装甲タイル剥がしてた方が強いって場面は多いと思うんだ。

つまり、大事な物を捨てて強さを得る、って事だよな。

507 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/03(火) 12:26:33 ID:gA9+zet2
しかし、装甲タイルの枚数を貼りまくると素早さが落ちるのは何故なんだろうなぁw

しかも防御力もシャーシの防御力じゃなくてCユニットの防御依存だしな

ワケワカメw
508 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/03(火) 19:07:54 ID:9m4ittC6
リアクティブアーマーなんかの追加装甲は結構重いらしいが
509 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/03(火) 19:51:51 ID:gA9+zet2
そりゃあ、重いよ、重いけどさ

だったら

現在重量がエンジンの積載重量50%以下:素早さ100%
現在重量エンジンの積載重量80%以下:素早さ70%
現在重量エンジンの積載重量100%:素早さ50%

とか積載量の値とかで決めればよかったと思うわけで

例えば

装甲タイル無しで50tの装備重量、積載量70tの戦車があったとして

残り20tに
・装甲タイル満載
・使わない主砲やSEとなんとなく積む

をやったときに前者だけ糞遅くて後者は素早いとか何の冗談だとw

510 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/03(火) 22:49:52 ID:9u0nQGJD
それなりに”らしい”とも思うんだけどね。やっと”装甲タイル=HP”から抜け出せたわけだし。
本体と各パーツの剛性で耐え、Cユニットから来る運動性で直撃を避けるというイメージで。
マシンガン程度何発食らおうが屁でもないけど、大きいのを一発もらうと危険という感じでよかったよ。
欲を言えば、シャシーの剛性に頼れない軽量車両なんかが、装甲タイルに頼れると良かったかな。
511 名前:アトピック ◆Xz18YlHQYY [sage]投稿日:2009/03/03(火) 23:16:01 ID:HFDcSryJ
「いやぁ…もうやめてょぉ………」
「おら、手どけろよ。タイルの変わりにその綺麗な手がぶっ飛ぶぜ」

荒くれハンターがいたいけな少女に辱めるようにダメージを与えて行く。

少女の着ている胸の装甲タイルは剥がれ、残っているのはハンターがあえて点々と残した
のと局部の部分しかない。

「ほらほら、そんなところにタイルなんか残していると撃っちゃうぞ。いいのかな〜」

「う、うぅぅぅ…」

少女は目尻に涙を浮かべながら股を開くと仕方なしにそこの装甲タイルを剥がした。

タイルが剥がれたその部分は毛も生えておらず穢れも知らない縦筋が顔を覗かせていた。

「ここが嬢ちゃんの主砲穴なのかな?ふふふ、ずいぶんと綺麗じゃないか」

「いや!近づかないで!!」
「そんなに怖がるなよ、すぐにおじさんの主砲を取り付けてあげるからね」
「いや…いやぁぁぁ!!誰か助けてぇぇぇぇぇ」

脂ぎったハンターの毒牙が少女に向けられた瞬間であった。背後からバルカン砲の銃撃が走った。


「ち、なんだ!!」
「あの副砲音は…はんた様のとこのお姉様!!」
『あーあーあーこちらは野バスを保護する会のはんたである、そこの下郎。ただちに無駄な抵抗
 は止めお縄にかかりなさい』
『可愛い妹に手を出さないで下さい!!』
「ちっ、あの戦車狂いがきやがったか!!ちきしょう、ずらかる………うわ、上から投網が!!」
「さすがティガ、狙いは抜群だね」
「ええ、さぁ怪我はありませんか」
「お姉様ぁ!!」

怯えていた野バス少女はかつての姉貴分の綺麗な形の胸に飛び込んで泣きじゃくった。


「うんうん、いい光景だ」

ちょうど夕日が落ちる夕暮れ時、静かな荒野に全裸の少女二人が慰め合う姿は実に感動的だった。

512 名前:アトピック ◆Xz18YlHQYY [sage]投稿日:2009/03/03(火) 23:18:55 ID:HFDcSryJ
装甲タイル=衣服と考えれば燃える戦闘も萌える戦闘に。
というか装備が充実する頃にはタイル0でも大丈夫なのでそうなると…?
WIZの全裸ニンジャみたいなもんですよね、きっと。
513 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/03(火) 23:50:13 ID:UOwhpOJk
戦車狂いワロタw
514 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/04(水) 00:04:24 ID:/Hkym8AH
おにゃのこの裸ってのはなぁ…… 滅多に見れないモノだからこそ良いんだよ!
風呂に入ってて無防備な所を覗くとか
いざセクロスに及ぶに当たって脱がす、又は脱がせるのが良いんだ!
普段からマッパで当然だったりしたら情緒もへったくれも無いだろうが!!

何が言いたいかっつーと、つまりは装甲タイルは必須ってこった。

515 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/04(水) 03:57:03 ID:iUJEyzT/
うちのSP146のはしご車は…股間が隠れるくらいの長さの男物ワイシャツにニーソくらいのレベルか?

…まあ、ペイントが「㈲田中建設」と書かれた、赤白のストライプのバンパーも勇ましいクレーン車仕様だから、

頭には「安全第一」と書かれたヘルメット装着してるんだろうけど。
過去にはデコトラにされてたし、我が戦車ながら本当に男臭い娘…゚・(ノД`)・゚・。
516 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/04(水) 06:48:52 ID:+sNe7jIE
俺の戦車はどれも名前がひどい厨二病センスだったな…
それで装甲タイル全外しだから、さしずめ高露出度SF系スーツを着込んだなんちゃってヒロインって辺りだろうかな

とりあえず今度、ローズに名前を読み上げてもらって

「(色々な意味で)…中々手強そうね!」とバトー、いや罵倒して貰うか…
517 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/04(水) 17:30:09 ID:nKlu4c+X
我がパーティのメルカバ、名前こそメルカバのままだったけど
ペイントの名前が「アルファ専用」。

…イメージ的には「私はお姉さまが好きだからあなたたちに付き合ってあげてるんです。勘違いしないでください」

的な超男嫌いの百合娘か。
きっとはんたが少しでも近づくと35mmバルカン改やレールキャノンで本気で殺そうとするんだぜ。
で、アルファに注意されてやめて、その後でアルファに怒られてしょげたりするんだぜ。
518 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/05(木) 20:18:49 ID:3VhSApD1
うちの戦車はみんな黒い車体にフレイムスのグラデーションが美しいホットロッド状態。

なんか熱血系ばっかですっごい暑苦しいパーティになってそうな予感。

というかだ、消防車にフレイムスは不謹慎だからやめれ。
519 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/05(木) 23:22:59 ID:w0GFM17z
www
520 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/05(木) 23:26:28 ID:w0GFM17z
ところで随分前、レイチェルがエレキギターに手を出して酷いことになったSSがあったけど、
そのミカ版を書いてみました。多分こんな結果になるとおもう…。

ミュージシャン・ミカ


傾向:彼女の技術に見合った仲間が見つかりませんorz

ttp://picup.be/pc/src/up0028.zip

521 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/06(金) 00:49:22 ID:43Jaft8z
>>520
ボーカロイドコスチュームなアルファまで読んだ
522 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/06(金) 21:17:24 ID:C0F5GoOp
各々が神レベルのビッグバンドほど人の出入りが激しいんだよな
意見対立や方向性の違いで
523 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/08(日) 03:04:06 ID:rUUsXMll
やっぱりこのミカははんたとペアでこそだw
524 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/03/08(日) 18:06:36 ID:YzslJ6/z
>>515

想像してみたらクリーンヒットで噴いたwwwwww

俺もうダメだわwwwwwwwwwwwww
525 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/08(日) 20:24:27 ID:2N5Rnuz+
タカさん
526 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/13(金) 00:22:40 ID:R27kK87X
やっぱ重装甲の大和撫子な零式を脱がすのが楽しいと思うんだ。
527 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/13(金) 19:30:35 ID:8b22jqvR
そんなに強くないくせに早々から頑張って助けてくれるバギーちゃん(ツンデレ)
528 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/16(月) 08:19:15 ID:YY62P2Kp
RTSのヘイローウォーズでは、試合開始早々に流れをコントロールするワートホグ
(本来索敵に使うユニット)ってバギーがいて序盤から中盤をめちゃめちゃ荒らしまくるな
529 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/22(日) 20:55:32 ID:TxVOREvx
砲手
530 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/03/25(水) 01:19:24 ID:Y0q8+YWW
>>520
無念、消えてる
531 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/04/01(水) 12:21:16 ID:7+9Q8nC1
砲手
532 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/04/07(火) 10:17:04 ID:NH5mRSD9
アルファは俺の嫁
533 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/04/09(木) 11:17:52 ID:TTlyX517
ウルトラセブンの恐竜戦車を見たら、何故かこのゲームがやりたくなった。
ウルトラシリーズでは戦車は怪獣のかませ犬だから、このゲームは反対だなあ。

ところで、怖くてまだ一度もアルファ大破イベントはやったことありません。つか、できるか!!

534 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/04/09(木) 12:37:15 ID:qYJHiI6R
ぶっちゃけ13回も殺すのは面d…

俺の場合はクリア後にアルファ加入だったから、ラスボス戦でやられちゃったミカをそのまま死んだことにして

今も心の中でミカを想い続けるはんたと、それを案じるアルファという脳内妄想でクリア後の冒険を進めてたな
535 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/04/09(木) 20:36:25 ID:X49fFMYb
俺は事前に筋肉聖教ENDの存在を知っていたから
「アルファもマッチョになるのか?」と言う疑問を解決すべく
アルファを仲間にするまで、セント・マッスルを倒しに行かなかったw

結果 アルファもマッチョになりマスタw

536 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/04/11(土) 23:14:12 ID:Z+ORHm4W
なんか、スゲーいやなんすけど・・・                                 アルファがマッチョって
537 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/04/12(日) 18:09:30 ID:BEUGLHy+
竜退治にあきたのに・・・
何故でてくる!
538 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/04/13(月) 23:10:35 ID:g0EhIrdb
スーパーメタル麻雀

  『はんた、ボクと脱衣麻雀で勝負!!』


  「よっしゃ! 100円投入!!」

チャリン!

  『天和〜♪』


  「あああああああああああああああ!!」

GAME OVER

539 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/04/14(火) 23:02:21 ID:mrscuQKN
昔ゲーセンで何度も食らったよ、それ
540 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/04/15(水) 00:09:42 ID:fnEy3zXt
アーケードのギャンブルゲーは 基本チート
でもテンホーはねえだろww
541 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/04/15(水) 02:28:15 ID:GBYbmp2o
PIII、IV、PVあたりの時代を甘く見てはいけない……。
542 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/04/15(水) 04:09:30 ID:6GP88uLa
ならばと高額のポイントはたいて積み込みアイテム買うと
イーシャンテンやテンパイの高い役が手元に来るが、
ツモる前に相手が余裕で上がるから泣けてくる。
543 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/04/16(木) 19:12:27 ID:8HyVP4bL
ミカさんが積み込んだんだよ 間違いない
544 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/04/21(火) 00:38:03 ID:BxvoFsH4
補修
545 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/04/29(水) 23:22:05 ID:7vjQRcug
砲手
546 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/04/30(木) 21:40:28 ID:rzfrTw9Y
最近メタルサーガMAXとかのパロがないな......
未完のままで終わるのかw
547 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/05/01(金) 17:23:00 ID:vUN6OKE0
はやく続きみてぇな・・・
メタルサーガMAXの
548 名前:じぃ[]投稿日:2009/05/02(土) 04:55:52 ID:wJIxiiZ/
俺もメタサーのエロいの書いてみようか……
549 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/02(土) 21:39:05 ID:QEapETj2
>>548
プリーズ
550 名前:じぃ[]投稿日:2009/05/03(日) 23:14:30 ID:uk4PZVCQ
>>549
今書いてんだけど ネタが思い浮かばねぇんだよなぁ……
551 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/05(火) 18:19:07 ID:6rCkB170
>>550
ネタが思いつかないなら、参考にどうぞ。

やる夫が小説家になるようです

ttp://yaruomatome.blog10.fc2.com/blog-category-16.html

ストーリー構成などについて、簡潔に言及されてるよ。

552 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/09(土) 22:34:19 ID:jGB++z+7
なんかこのスレ自体がパワプロクンポケットに思えて来た
いや、メインがエロパロなのに話題が横道に逸れまくってる「エロパロバラエティ」みたいな感じと言うか…

そんなここが大好きです

553 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/10(日) 10:04:05 ID:c5KtnBlp
やる夫が小説家になるようです見たら、こう、なんか
抑えがたい創作意欲が 後は文才があれば何とかなりそう
554 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/12(火) 22:42:17 ID:G1F8wnAE
ラシード「きのこの山だろ…」
シャーリィ「たけのこの里だ!」

はんた「仲良いよな、あいつら」

アルファ「理解しがたいですね」
ポチ「わぅ?」
ミカ「あははははは…」
555 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/14(木) 18:47:08 ID:25S/YbB9
キリヤ「…………」(ニューフォークに放置プレイ中)
556 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/15(金) 20:00:43 ID:dAM6Mtiw
レッドフォックス「赤いきつねだね!」
はんた「いーや、緑のたぬきだな!」

キリヤ「仲良いよな、あいつら」

アルファ「同類ですからね。機械人間同士…」
ベルナール「……」
ミカ「たははははは…」
557 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/15(金) 20:31:47 ID:yJOwMkwi
カール「ティーガーだよ!」
ミカ「いいや、野バスだね!」

シャーリィ「仲良いよな、あいつら」

アルファ「好敵手って奴ですね」
ラリー「ばうわう」
ニーナ「若いってのは…本当に良いものね」
558 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/20(水) 18:13:44 ID:LZDzCMzq
ローズ「ガンダムよ!」
ミカ「いいや、ボトムズだね!」

はんた「こいつら…」

アルファ「ブランド志向vs判官贔屓ですね」
ラリー「……」
キリヤ「見ろ、犬まで呆れてやがる…」
559 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/21(木) 20:49:50 ID:jvW9S0V3
ミカ「はんた、その機械の右腕、肩を塗るんでしょ? 赤く♪」

はんた「……やめろ」

560 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/23(土) 02:44:40 ID:hfrdbppE
シャーリィ「なあ、キリヤ」
キリヤ「…」
シャーリィ「キリヤってば!」
キリヤ「……なんだ?」
シャーリィ「あんたこの街に来てから様子が変だよ!何の為にそんなコトしてんの!」
キリヤ「シャーリィ、悪いが女のお前には分からねえだろうよ。」
シャーリィ「えっ?意味がわかんないよ、何言ってんの?」
キリヤ「男にはやらなければならない事が幾つかあるんだ。これもその一つという事だ。」
シャーリィ「"これ"が?」
キリヤ「そうだ。この為に、そうこの為だけに、俺は今此処にいるんだ。」
はんた「キリヤ、俺じゃなくて俺達だよ。」
キリヤ「フッ、そうだな俺達だ。」
シャーリィ「はんたまで…。こんなくだらない事に何ムキになってんの!」
キリヤ「……!くだらないと言ったのか?」
はんた「言わせときなよ。口で言って分かるもんじゃ無いよ。」
シャーリィ「だってそうだろ!この街に着くなり宿にも行かずにドラム缶押してるだけじゃないか!」
遠い目をした老人「それが男のロマンじゃよ。」
シャーリィ「な・に・が・男のロマンだあ〜〜!」
ドカーーーーン!
はんた「ああっ、ドラム缶が!」
キリヤ「TNTパラノイアか。お前の本気確かに受け止めた。その覚悟もな。」

その後ドラム缶を愛して止まない男達とシャーリィの壮絶な闘いか繰り広げられる。

その中にはバトー博士のトモダチもいたというがそれはまた別のお話し。
561 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/23(土) 02:50:28 ID:hfrdbppE
長文失礼しました。
以前ぷにょぷにょの実のネタでカキコミさせて頂いた者です。
ドラム缶…好きです。
562 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/23(土) 08:31:07 ID:ZM8M9LoF
はんた「ハゲタカヤーボって、結構美味かったよな」
シャーリィ「そうか?むしろブック・フォレストの方が美味しそうだったけど」
ミカ「え…あいつらを食べたの?悪食だなぁ……」
キリヤ「つーか色んな意味で突っ込みたいんだが…」
ラシード「……砂漠じゃ生きていくには、食べ物を選んじゃ駄目なんだよ」
アルファ「大変なんですねー」
563 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/23(土) 10:40:25 ID:BiTRSnL7
>>558 ローズってガンオタなのかw
564 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/23(土) 22:06:55 ID:J1hkME1d
>>558の影響でローズと某エロゲのガノタなヒロインが被って見えてきた

そういやあのエロゲもB-2とか出てくるんだっけ……

565 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/24(日) 14:34:41 ID:M3r8r72r
はんた「レイチェール!俺だッ!!!結婚してくれー!!!!!」
レイチェル「……喜んで!」

キリヤ「シャーリィ、結婚しよう」

シャーリィ「え、ええええ!!?いいいい行き成りそんな…べ、べつに嫌って訳でもないけどってててててなに言わせて!?」
キリヤ「落ち着け」

ミカ「(・3・)」

カエデ「……末永く、お幸せに」
566 名前:次回予告[sage]投稿日:2009/05/28(木) 23:56:08 ID:eQPaa5v3

理想を追う者は追え! 正義を語る者は語れ!

俺に掲げる旗などはない

目の前には倒さねばならぬ相手がいる
ハンターに道連れは不要だ

一人でやるさ!


理想や正義など、マリアと共に眠れ!

次回メタルマックス2 「ガルシアの策謀」

“Not even justice... I want to get truth!”

               真実は、見えるか!?

567 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/29(金) 22:37:54 ID:II1nB/RX
ああ!太陽の牙(ソーラーファング)!デロイア解放軍部隊長だ!

アビテートF44系列みたいな多脚戦車なら

一台くらいはメタルシリーズにあっても良いと思いました
568 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/30(土) 00:24:11 ID:oeunmr0A
>>566 脳内で次回予告のBGMが流れた。20数年ぶりに。
569 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/31(日) 02:45:35 ID:3xvi2aqC
むせた
570 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/05/31(日) 14:30:56 ID:TtmhKfn2
数年ぶりに見にきたら、まだ結構人が残っててうれしくなったぜ
結構色々と忘れてるからPS2にサーガ突っ込んできた

ロイドさん、実はほとんど台詞なかったのな……

571 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/05/31(日) 19:16:06 ID:iKrV8vAV
そういや昔、ロイドさんを主役に捉えた話があったな。良い話だったが……。

今にして思えば良くあんな話が出来たもんだと思う。セリフほとんど無いのに。

572 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/06/04(木) 19:41:33 ID:/VAEPpOB
確かに・・・。
573 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/06/07(日) 09:39:15 ID:5PjV1BFz
セーラー服
「う〜ん 変じゃないか? これ」
ナース
「どうだい? なかなか様になってるだろ」
メイド服
「いらっしゃいませご主人様とかは言わないからな」
体操着
「エミリに着せなってんだよ……」
軍服
「もうやめろ! あ はんたとお揃い……」
574 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/06/07(日) 09:46:39 ID:5PjV1BFz
プルルル ガチャ
「あ もしもし母さん? 僕だよ僕 僕僕 息子の僕だよ 実はさぁ この間の賞金首に主砲大破されちゃってさぁ 修理代に2000.0000G必要なんだ 悪いんだけどさぁ 今から教える口座番号に振り込んでくれるかな?」

後日 何も知らない本物のはんたは20発程ビンタされましたとさ

575 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/07(日) 14:17:48 ID:XYweHFh/
プルルル ガチャ
「あ もしもし母さん? 僕だよ僕 僕僕 息子の僕だよ
ヤクザのクルマにぶつけちゃって、示談にさせられそうで
お金が必要なんだ! 口座番号は…」

ローズ「母にご用でしたら、天国にかけて頂けますこと? では!」


ガチャン!!!
576 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/08(月) 00:33:48 ID:t1gHjLVV
プルルル ガチャ
「あ
577 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/08(月) 00:35:16 ID:t1gHjLVV
プルルル ガチャ
「あ もしもし母さん?僕だよ僕 僕僕息子の僕だよ
実は三輪車って戦車がいま競b
578 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/08(月) 22:27:07 ID:JUS0YiF0
ノアによる大破壊によって壊滅した世界。
そんな世界でも人々はたくましく生き続けているが、治安は悪く、凶悪な犯罪が後をたたない。
今日はそんな凶悪犯罪の一部始終をホーライHNNの番組、「レッカー911」からお送りしよう。

ここは東部にある小さな田舎町、ジャンクヤード。

この町で小さな戦車整備工場を営むキョウジ一家の娘、エミリ。
この日彼女は、数ヶ月ぶりに帰ってくる兄のためにパーティを開こうと準備をしていた。

エミリ「あの日はお兄ちゃんが帰ってくるのが楽しみで仕方なかったんです。

それが……お兄ちゃんがあんなことになるなんて……」

彼女がパーティの準備を済ませた頃、ちょうど彼女の兄、はんたが白い戦車で帰ってきた。

兄との再会に心を躍らせ、出迎える彼女。だが、次の瞬間!

そこにはウエディングドレス片手に、満面の笑みに彼女に向かって迫ってくる兄の姿が!


はんた「エミリ、好きだ!結婚しよう!」

エミリ「お兄ちゃんが変な服を送ってくることは何度もありました。

でもメイド服や巫女服は冗談だろうと思って着ていたんです。それなのに……」
兄の異常な表情に狂気を感じた彼女は、すぐさまティアマットに助けを呼んだ!

アルファ「こちらティアマットです。どうされましたか?エミリ様?」

エミリ「お兄ちゃんが!お兄ちゃんがぁ!」

アルファ「声紋などからエミリ様はパニック状態に陥っていると判断しました。

私は彼女のパニックを抑えることが第一だと感じました。」

通報から数分後、通報を受けたアルファが到着。しかし彼女が見たのは信じられない光景だった!

アルファ「マスターは非常に興奮状態にあり、ニーナ様の制止も耳に入っていないようでした。
私は最悪の事態も覚悟しました。」

ウエディングドレス片手に妹に迫るはんたに、すぐさまアルファのパイルバンカーが打ち込まれた。

―数ヵ月後

そこにはキリヤと戯れるはんたの姿が!
はんた「新しい世界を教えてくれたアルファには感謝しています。
もう二度と女性と関係をもとうだなんて思いません。」

お隣韓国でも大人気のこのアナル開発サービス。

テレビの前の皆さんも、是非試してみては?
579 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/09(火) 13:48:01 ID:NpbKk2e5
「で、どの娘の穴を開発するんだ? ハァ、ハァ、は、早く決めろよ!」
580 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/13(土) 16:35:23 ID:pHRkLzNA
はんた「なんだアルファ、こんな時間に」
アルファ「エミリ様の言い付けでお部屋の掃除にまいりました。」
はんた「それなら僕の主砲でも磨いて貰おうか。」
アルファ「マスター、そんな大きいの一晩中かかってしまいます………」

アルファニアンの侍女

581 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/13(土) 23:42:25 ID:ZRBT/10l
まさかのシロディールとの融合
582 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/14(日) 01:59:12 ID:WXq43rYa
久しぶりに書いてみました。
ものすごく厨房なネタです。

ttp://a-draw.com/uploader/src/up1973.zip.html

583 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/14(日) 03:18:26 ID:zAb0SnHp
厨房過ぎる・・・ミカちー、進歩しる!
584 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/14(日) 12:32:07 ID:Xv+pRRdo
すごく・・・厨房です
585 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/15(月) 19:00:11 ID:WKAmFvj/
ちょっと食べてみたい
586 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/16(火) 22:07:27 ID:HC4jv3MU
シャリアピンステーキか・・・
実際肉をたまねぎに漬け込んでみたら、肉が灰色になってた。
ちなみに味と食感は特に変わらずだった。

 

587 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/16(火) 22:12:28 ID:jblMKbqo
それより忍者COPの方が気になるw
588 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/16(火) 22:58:42 ID:ZEpecK84
>>582
これDLしても見れないの俺だけのかなぁ・・・・
拡張子もついてないし

誰か教えてくれ

589 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/16(火) 23:04:20 ID:HC4jv3MU
極窓を使うとか?
とりあえずZIP見たいだけど?
590 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/16(火) 23:06:04 ID:fwUfrGF5
私もDLはできるが空のフォルダだけ作成される
591 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/16(火) 23:23:07 ID:jblMKbqo
とりあえずExplzhで開けたよ
592 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/16(火) 23:33:29 ID:fwUfrGF5
ありがとう、ようやく開けた

最近見てないなぁ、あの番組w

593 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/18(木) 23:12:51 ID:kXOSG3X3
ttp://yy700.60.kg/test/read.cgi/yaruo/1245158094/
サーガじゃないけどなんか始まってた
結構面白い
594 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/19(金) 22:45:52 ID:2Nc/bT/C
>>593
続き
ttp://yy700.60.kg/test/read.cgi/yaruo/1245407938/
595 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/22(月) 03:46:31 ID:G2G/mNwh
「竜退治はもう飽きた!?」

傾向:ドラ○○詰め合わせ


ttp://a-draw.com/uploader/src/up2143.lzh.html

※上記のうpろだでは、ZIPだと解凍ソフトによっては不具合を起こすみたいなんで、

LZH形式にしてみました。テストした感じ大丈夫のようです。前回はすみません。
596 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/22(月) 19:38:47 ID:KMmbwhfi
あらゆる感想がネタバレになりそうなので
なんにも書けないありさまだ・・・
597 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/22(月) 20:02:52 ID:rB7L4RBf
吹いた、とだけw
598 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/22(月) 22:36:29 ID:qsOKBDWr
よりにもよってそれかよww
599 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/23(火) 18:29:57 ID:itW7CAx3
それなんてザナ・・・ゴホゴホ。
600 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/26(金) 22:52:18 ID:coWDCUq2
ドラクエやイースは既にゆとり。RPGにおいてはの話ではあるが・・・
601 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/27(土) 21:06:01 ID:ndPveKIc
なら、D&Dでもやってなさい。もちろん、TRPGでな。
602 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/27(土) 22:05:28 ID:IdUlX9Zg
星をみるひとで
603 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/27(土) 22:14:38 ID:z24hj/nM
そういうタイトルの切なくなる話がありそうだな
604 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/27(土) 22:53:10 ID:L3w68tEp
ミカさんがクソゲーに手を出すのか
605 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/27(土) 23:18:05 ID:81iapplH
ミカさん「TRPG? ガープスとソードワールドとバトルテックは仲間と徹夜でやったよ。」

はんた「……。」


ミカさん「もうダイス見るのも嫌になるくらい♪」

はんた「サイコロとは言わないのがマニアらしい…」


ミカさん「星をみるひとはねぇ… 
シャチとイルカの覇権争いに翻弄される人類ってどんだけ〜♪」

はんた「クリアしたのかよ!!!」

606 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/06/30(火) 17:13:58 ID:gnVu6RfR
ヤンデレのイリットとか読みてえ
607 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/02(木) 17:46:12 ID:EIkUYlSs
女ソルジャーやメカマリリンに嫉妬?w
608 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/04(土) 02:59:56 ID:WNaz25Jc
MM2は手付かずの面白い素材がまだまだあるよね。

哲学の池だとかブルームーンハウスだとか。

どう料理するのかは甚だ疑問だけどw
609 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/05(日) 11:02:09 ID:k+x87wGm
哲学の池の長口上に
「どこを縦読みすんだよー」と突っ込むマチョコとか。
610 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/05(日) 23:48:17 ID:3erJ3L1e
>>606-607
丁度ツインテールだし、ヤンデレの素質としては十分ですな (←何が?)
611 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/09(木) 00:20:26 ID:AL4f1NMN
ねーよwww
612 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/09(木) 02:12:46 ID:XzHKH8GN
あ、起きた?
おはよー、お兄ちゃん
えっとね、うん、動けないよ
戦車牽引用のワイヤーでぐるっぐるに巻いたから。

えへへ、お兄ちゃん、私ね

お兄ちゃんが傷だらけになってうちに帰ってきて、すぐに出て行って
その度に、私、本当に心配してたんだよ、もう帰ってこないんじゃないかって・・・
それでね、もう毎日毎日毎日苦しむの、やめたの
家を出て行けなくすれば、もうこんな心配しなくてもいいんだって気づいたの
もう危険な目には、絶対に合わせないから
人間狩りが来たって、ミュータントからだって、私が守ってあげるよ

あー、

あの二人ならここにはいないよ
ここにはって言うか、どこにもいないけどね、えへへ〜
お兄ちゃんが眠っている間に、ね、
・・・もう二度とお兄ちゃんに近づかないって誓えるなら解放してあげるって言ったのに
いつまでも分かってくれないから、
車で念入りに轢いて、二度と生き返れないように重石を付けて沈めてやったんだ。

それでね、ミカはすぐに動かなくなったんだけど、あの女ハンターすっごいの!

何度も何度も履帯で轢いたのに、しぶとく生きてて、
脳みそまで筋肉でもあそこまで頑丈になるものなのかなぁ?
最後まで「お前はイカレている」とか「ハンタを放せ」とか、
雌ゴリラのクセに、お兄ちゃんを呼び捨てにしたりして・・・

・・・でもね、もういいの

お兄ちゃんはずっと私だけのものになったから
ご飯も、トイレも、全部私が面倒見てあげる
あの二人としてた事だって、してあげるよ
私はお兄ちゃんの物だし、お兄ちゃんは私のものなんだから
大好きだよ

お兄ちゃん

613 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/09(木) 06:35:01 ID:+6e8zXOV
黒エミリ乙
614 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/10(金) 19:54:20 ID:tJaqXJdu
しかしエミリは怖いくらい黒いキャラが似合うなぁ……
615 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/10(金) 23:41:25 ID:kTPg+BOK
ここのエミリは緑なんだろうなあ、髪
616 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/11(土) 00:01:54 ID:OzSrfEON
髪留めがカエルになってそうだな
617 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/07/11(土) 23:48:03 ID:Sir0pRd7
はんた(15)「たまには」
サージ「僕たちのことも」
レオーニ「思い出して」
マリオン「あげて」
メグ「ください・・・じゃないとこのスレに最も危険なs(ry」
ポチ(子犬)「ワォン」
618 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/07/12(日) 21:31:00 ID:5vbCPIz2
サーセンw
619 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/07/14(火) 19:45:59 ID:bS9qlJ8l
サーセンww
620 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/15(水) 15:30:00 ID:Jc1eG/fe
書くのはいいけど、H寸前でバグのために止まってしまうSSにしちゃうぞ。
621 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/15(水) 17:21:04 ID:erze4mho
やっぱアルファさんは陰毛はえてないよな
622 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/15(水) 17:53:02 ID:JsSedAL7
髪の毛・眉毛・まつ毛。
他に毛など存在しない。存在するはずがない。

そうだよな?

623 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/15(水) 18:08:00 ID:BOzcvYrh
馬鹿! 陰毛が生えてなかったら、剃る楽しみが……あれ? アルファさんなんでパイルバンカーを構えてらっしゃるのですか?
ちょっと待って、ちょ……アッー!
624 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/16(木) 04:30:23 ID:i8dVuEOM
アルファのポニーテールは当然、熱を逃がす為の放熱索なんですねわかります

ロボットの髪=放熱索と聞くと、真っ先にエリアルを連想する俺は多分老人

625 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/16(木) 10:45:35 ID:JDGBg95c
>>624
それはARIALを知ってる大台間近の俺に対する宣戦布告と見てよろしいですねっっ!!
626 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/16(木) 12:19:45 ID:YJKGvlul
ごめん俺それで連想するのTWINSIGNALだわ…
髪切られたから冷却ジャケット着用とかやってたなあ
627 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/16(木) 18:03:42 ID:44XYLr98
>>624
中学の頃から追い続け、朝日ソノラマが消滅する前に完結して、ホッとしたおれもジジイ。

エリアルコミックも全巻持ってるぜ。今見ると、すげー作家陣だなぁ。

628 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/17(金) 23:44:41 ID:iJqYbr5i
アルファが暴走したら ブラックマジックM-66 みたいな動きをすんのかねぇw
あれも神作画アニメだった。内容無いけどw
629 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/18(土) 16:38:56 ID:bRwzC9SA
はんた「ミカ、M66って知ってるか?」

ミカ「当然♪ 内容はくだらないけど、絵的には一見の価値アリなので

作画マニアは見ておいた方がいいアニメの一つです。あと士郎正宗ファンなら、
コレクターズアイテムとして押さえておくのも悪くないと思います♪」

はんた「で、そのくだらない内容とは如何に?」


ミカ「暴走したアンドロイドが、主人公達をひたすら追いかけてきます。
それをいかに凌いで頭使って反撃するかがストーリーの大半です。
ターミネーター1みたいなモンです♪」

はんた「……。そのアンドロイドの作画がスゲエってことだよな?」


ミカ「はい。四つんばいになって、ゴキブリのようにカサカサ動きながら、
ターゲットの抹殺だけを目的に、地獄の果てまで追いかけてくるのです♪
全編鬼作画で。」

はんた「うわぁ…」


ミカ「80年代マニアは、こういうバカアニメのバトルシーンで、
作画スタッフの『実名』をズバリ言い当てます。
このシーンの作画は誰! あのシーンのエフェクトは誰!!
で、ENDロール観てニンマリ♪」

はんた「……。」

ミカ「エンディングは『答え合わせ』の時間なのですよ♪」


はんた「もうオマエラ死ね!!」
630 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/07/19(日) 01:48:40 ID:kk0I4Vv4
誰かティアマットにアルファじゃないメカ置いてあるssが書いてくれないかな
80年代ネタでカオスになりそうだがw
631 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/19(日) 05:44:07 ID:1QvhUvSC
「80年代のメカ」で真っ先にレガシアムを連想した俺は何だか疲れているようだ…
MDガイストとかTOKYO VICEとか、色々あるのにね。
632 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/19(日) 07:14:02 ID:wKJ1/lHE
>>630
エグゼリカを置いたクロスSSなら書いたことがあるなぁ。
633 名前:銀河万丈[sage]投稿日:2009/07/19(日) 12:47:16 ID:X/rtLg+X
テッドブロイラーの手を逃れたはんたを待っていたのは、また地獄だった。
破壊の後に住み着いた欲望と暴力。グラップラーが生み出したソドムの街。
悪徳と野心、頽廃と混沌とをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、
ここはアシッドキャニオンの、ゴモラ。

次回「マド」。来週も、はんたと地獄に付き合ってもらう!

634 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/19(日) 21:20:58 ID:bENCZEVU
メタル好きのボトムズ好きは多いんだなw
635 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/20(月) 09:38:24 ID:mZRaaCtP
根底に流れてるものが何となく似てるからな。
636 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/21(火) 22:06:38 ID:zLH4P6z+
錆臭いミリタリー調マシンが闊歩するハードボイルドな世界、と思いきや
本体は唯一人の女とのラブストーリーだったりする所…とか?

とりあえず、MM1はんたと姉ちゃんの恋愛劇がまるで見付からない現状が大変に遺憾です

飢えたる者は常に問い、答えの中にはいつも罠…
637 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/22(水) 08:54:20 ID:bM6Lyp+A
なら、自給自足だな。

さあ、書くがいい!

638 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/22(水) 16:42:19 ID:EepBVtAF
キリヤ「ポチにも穴はあるんだよな……」(ごくり)

に比べれば遥かにあるだろう

639 名前:続・銀河万丈[sage]投稿日:2009/07/22(水) 18:17:16 ID:I388BarG
言うなれば運命共同体。互いに頼り、互いに庇い合い、互いに助け合う。
一人が五人の為に。五人が一人の為に。だからこそ戦場で生きられる。

嘘を言うなッ! 猜疑に歪んだ瞳がせせら笑う。

お前も…(ミカ) お前も…(キリヤ)
お前も…(シャーリィ) お前も…(ラシード) 

俺の為に死ねッッ!!(アルファ除く)

次回「はんた隊」。 …こいつらは何の為に集められたか!?

640 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/22(水) 21:40:25 ID:bM6Lyp+A
マニアック・ミカの人ぉぉぉぉぉぉッッ!!!

金田伊功氏の追悼として、一本書いてくれぇぇぇぇッッ!!!

641 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/23(木) 13:26:42 ID:qnc3GboF
>640
あー、金田亡くなったんだ。知らなかった。
>629じゃないけれど、いかにも金田っていうのは見てて判った事があるな。
642 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/23(木) 20:08:01 ID:mAf1tcUP
M66は金田じゃないよ沖浦・吉田だよ
勿論ミカさんなら百も承知だろうけど
643 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/24(金) 22:56:30 ID:q5C45zSd
百も承知だろうけど>

承知どころか両者のファンでしょ。4スレ766のカラオケSSで、

ミカさんが「アニメアールキター!」って吼えてるぞw
644 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/24(金) 23:02:44 ID:R89WJKMP
ミカさん「アニメのあーると言えば飯田線のバラードだよね。
      でも個人的に山本正之さんで一番好きなのはゴールドライタンかな?
      メカーじげんせんし、ごーるどーらいたーん、らいたんっらいたんっ!!」

はんた「どこから突っ込めばいいんだ……」

645 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/25(土) 00:27:20 ID:vLb7SsuP
>>624-644

    /::::i::::、:::ヽ、:::::\:ヽ:\::::::ヽ:::、::ヽ::、:',

    /::i|::l::ト、ヽ::、:::ヽ:、::::::\::ヽ::::l::::ヽ::i:::i:::!
   /:/:!:::!:|::ヽ:\ヽ::::、:\::::ヽ:::ヽ!::::::i::|:::!::!
   !ハ::|::::i::l:|心、:ヽ::\:ヽ_\、\:::ヽ:::|!::|:|i
    i、:!:|:、N{、ヒjヽゝ\ヾイ ヒj >、ヽi:、|!:|:l
     ヽ:!::トヽ ̄ l! `  ` ̄´ |::l::|:|j:,!:!  駄目だこいつら
      ト、::! u         j |::/lj:::!リ
        ヾ、  丶 -    u リイ:|リ      早くなんとかしないと……
        リヽ ‐、ー- 、_   /イ:::i
       rー'"ト:l゙、   ̄   ./  , |::!
      / ヘ ヾ ヽ、 _,. '   / |:'

 

646 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/25(土) 10:34:53 ID:EpUcmQ4L
>>639
ペールゼン・ファイルズ?
647 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/26(日) 09:52:45 ID:JijyVgyR
ですな。ついに「女性キャラ0人」を達成した、ある意味究極のボトムズ。
648 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/27(月) 22:52:32 ID:kxsAajZz
よ、よくも野望のルーツさんをディスりやがったな…
と思ったが、良く考えてみればモブシーンに女性も混じっていたか

ミカさんだったら「青騎士のケインがモブに混じってるんだよねー」とか言いそうだ

649 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/27(月) 23:15:27 ID:Wr8v0ZJO
エンディングの群集の中に女性とケインがいます<野望のルーツ

ところで、そろそろ脱線はお休みしましょうよw

 

650 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/07/31(金) 03:35:24 ID:X4lEb4ra
お休み
651 名前:sage[]投稿日:2009/08/04(火) 04:29:39 ID:/hgt+3jJ
旅を続けるはんた達の前に突然見慣れない戦車が現れた。
はんた「なんだこの小さい戦車は!」
キリヤ「むう、あれは噂に聞くチハ」
ラシード「知っているのか、キリヤ!」
キリヤ「聞いたことが有る。拳銃に撃ち抜かれる装甲を持ちやわらか戦車の名を欲しいままにした戦車があると」

その昔、大破壊前の大日本帝国という国により製造、運用された戦車こそチハである。

脆弱な装甲、小口径の主砲にもかかわらず戦時中大暴れした戦車。
なお愛称であるチハタンとは古代中国の武将として勇名を馳せた値覇丹の由来する事は言うまでもない。
民明書房『俺の主砲は12センチ』より抜粋

魁!メタル塾

652 名前:sage[sage]投稿日:2009/08/04(火) 04:32:10 ID:/hgt+3jJ
×値覇丹の
○値覇丹に
653 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/05(水) 00:06:25 ID:a+E2zAcJ
  「男塾ってアニメになったんだよな? 人気あったの?」

  「ありませんでした。」


  「そーなのか…」

  「元々は…アニメ北斗の拳のスタッフでジョジョをアニメ化しようと

  してたらしいのですが、スポンサーやTV局がジョジョは難しすぎて
  娯楽作品として視聴率が取れないという理由で却下。
  そこで急遽代役に選ばれたのが男塾でした。
  しかし男塾もアニメに向いた題材とは言えるはずも無く…」

  「……。」


  「裏番組に同じジャンプ作品のアニメがあって、
  低い視聴率を更に奪い合う結果となり、不毛な潰し合いを演じ…」

  「……。」


  「ダブルKO。共に打ち切りです。」

  「ひでえ…」

654 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/08/07(金) 11:18:58 ID:Vi8edgcO
・・・・。
655 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/09(日) 18:37:15 ID:iIRX2soR
飛影といえば幽遊白書が思い浮かぶのが腐女子。
忍者戦士が思い浮かんでこそミカさん。
656 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/10(月) 11:57:41 ID:4FXfXt1n
最近のこのスレにはローズ分が足りなさ過ぎる
ゲームでも結婚したかったなぁ…出来れば床入りの部分までハッキリと見たかったが
657 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/10(月) 23:49:21 ID:GVonimSc
ローズ分が足りないのなら、自給自足だ。

待ってるよ?

658 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/11(火) 01:28:54 ID:2Hzt1Umm
>>出来れば床入りの部分までハッキリと見たかった

出来るわきゃねえだろww

659 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/13(木) 12:04:06 ID:yMH51ra6
PSで二回もそういう描写をしたRPGがあるから事後ぐらいはできるさ!
ローズは結婚もいいけど恋人になって一緒に旅するEDも良いと思う
660 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/13(木) 12:25:40 ID:sjZ/9KIg
サラボナ⇒アルカパ⇒チゾット⇒グランバニアですね わかります
661 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/13(木) 12:26:43 ID:gL9VM/Oi
シャーリィのメイド服立ち絵だけで主砲発射した俺は、死ぬべきだろうか。
662 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/13(木) 14:47:21 ID:JwkJ39yX
>>659
終盤で朝チュンやってたあのロボRPGか?
生身戦闘パートとロボット戦闘パートで分かれてる、メタルサーガと共通する部分はあるかもしれんがw
663 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/13(木) 23:09:50 ID:zsF/1k52
>>661
イ㌔
生きて、主砲の耐久力を上げるんだ。
664 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/14(金) 10:43:35 ID:6oqVFQhF
>>662
大正解w
でもまあ、やるとしたらローズの家でやらないと声丸聞こえだよな
主人公の家の壁薄そうだし
665 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/15(土) 02:43:44 ID:jjU3UJmC
>>664
なぁに、はんたの家でも地下の駐車場の戦車の中で戦車ックスと洒落込めば聞こえまいw
戦車狂いの男と女の初夜には、ある意味相応しい場所だw

戦車内は狭いと言うなら野バスも有るでよ!

666 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/15(土) 03:13:57 ID:ATdE0IYh
>>665
野バスをピンク色にしてラブワゴンと改名するんですね、わかります。
>>662
そのゲームのタイトルがわかりません。教えてくれませんか
667 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/15(土) 04:31:06 ID:v9/tlNnY
>>666
ゼノギアス
668 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/15(土) 14:12:34 ID:YGhZZoxq
>>661
>>663
いや、むしろそこはもっと妄想力を鍛えてバースト系に改造すべきじゃね?
立ち絵で暴発って、凄い妄想力だぞw
669 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/15(土) 21:06:56 ID:t23UT1Ke
>>667
ありがとうございます!
670 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/20(木) 03:50:30 ID:Y6BnK5oV
寧ろはんたの家で情事にふけ込んで、二人の声を聞いたエミリが…という流れだろう

狂乱したエミリがひぼたんのドスを振り回す的な展開が、すごく好物です…

671 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/20(木) 17:37:49 ID:AUw1QjNp
いつぞやのSS以来、エミリは完全に黒キャラで定着したのうw
672 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/23(日) 01:06:22 ID:SrGsOo3z
毒の無いキャラで淡々とエロが進むのを好む読者なら、
メタサガなんて素材はとうの昔に卒業してる気が・・・
673 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/23(日) 01:40:33 ID:CFxvW5tG
作者じゃなくて読者かよ
674 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/30(日) 02:15:02 ID:J72jsvkT
ローズ「はんた、あなたの戦車を譲ってほしいの。勿論ただとは言わないわ」
はんた「………」
ローズ「何かしら、メモ?」
カール「2000000…?」
セバスチャン「お嬢様、金額では」
カール「高す…ムグッ!」
ローズ「カールは黙って。商談成立ね。(はんたの戦車GET!キャー)」
セバスチャン「では早速戦車を。」
はんた「………」
カール「っ!」
ローズ「………!」
セバスチャン「これは……戦車なのですか?」
はんた「………」
ローズ「…マ……Mk1ね……世界初の記念すべき戦車ね……勿論大好きだわ……」
セバスチャン「お嬢様……」
カール(はんたさんは姉様が嫌いなんだろうか…?)
675 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage]投稿日:2009/08/30(日) 04:26:38 ID:O/ldOpZl
まあ、その、A7Vよりはマシだよきっと、うん…
676 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage]投稿日:2009/08/30(日) 09:20:32 ID:agEc+vhk
ローズにチハたんとか譲ったらどう反応してくれるんだろうか。
カールだったら喜んでくれそうだが。
677 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage]投稿日:2009/08/30(日) 11:07:50 ID:YH2bvABl
戦車売ってくれとあまりにもしつこいので冗談で身体を要求したら承諾されてしまった。
戦車だけじゃなく大切なものも奪われた……。
678 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage]投稿日:2009/08/30(日) 11:11:29 ID:TZzwTOSN
ミカさん「どうせならボクは新しいほうがいいな、陸戦強襲型ガンタンクとか♪」
679 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage]投稿日:2009/08/30(日) 12:38:01 ID:/aV5DD3T
ヒルドルb・・・・いや、なんでもない
680 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage]投稿日:2009/08/30(日) 12:56:53 ID:O/ldOpZl
R44に決まって居る。
681 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage]投稿日:2009/08/30(日) 18:15:51 ID:KYA8WNku
MGで再現可能になった伝説の上ガンダム・下ガンタンクw
682 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/31(月) 03:45:49 ID:YB9Z1hko
俺は
アドベンチャーヒーローブックス6 機動戦士ガンダム灼熱の追撃 ―アフリカ戦線0079−
に登場したガンタンク2の強化型のガンタンク3がいい
683 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/31(月) 04:03:31 ID:mVtRJbX/
そっか
684 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/08/31(月) 14:57:17 ID:foqGDr0h
それいいな
685 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/01(火) 00:59:38 ID:i5beslBD
相変わらずちょっと油断するとエロいからじゃない理由で18禁なスレになってるぜ
686 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/01(火) 18:53:11 ID:0SId5mWB
ミカさんのゲーム版F91の解説が懐かしくて笑えたw
次はとっておきのクソゲーで頼む
687 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/01(火) 20:58:13 ID:4zv9juDP
ドラッケンのことか
688 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/02(水) 07:27:32 ID:cLGXTB0Q
今度はティアマットからAT-AT発掘ですね、わかります
AT-AT→アーマードトルーパー→アストラッドと連想するのは自然な流れ(ry
689 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/02(水) 19:38:54 ID:Z4cARy6b
ミカさん「クソゲーっていっても色々あるでしょ。」

はんたさん「色々?」


ミカさん「まず、システムやゲームバランスが破綻していて、ゲームになってない作品。」

はんたさん「それはクソゲーだな。」


ミカさん「次に、シナリオやBGMやグラフィックなど、ゲームの背景となる要素が稚拙を通り越して不愉快で、
プレイヤーのやる気を0以下にさせてしまう作品。」

はんたさん「それもクソゲーだな。」


ミカさん「次に、操作性にクセがあり、それが原因で超高難易度となってしまった作品。
もしマリオ並に操作性が良ければ、評価は180度違っていたかもしれない作品。」

はんたさん「勿体無いが、クソゲーだな。」


ミカさん「更に。ゲームシステムが難解で、過半数のプレイヤーに良さを理解してもらえなかった作品。」

はんたさん「糞のレッテル貼られた神ゲーか。」


ミカさん「謎解きが難解で理不尽でノーヒントで、プレイヤーに『不親切ゲー』の烙印を押された作品。」

はんたさん「それだと昔のPCゲーは、半分以上がクソゲーになるんじゃないか?」


ミカさん「最後に。マイナーかつ怪しいゲームタイトル故に、内容に関係なく『クソゲー』として認知された作品。」

はんたさん「…例えば?」

ミカさん「『地底戦空バゾルダー』!!」


はんたさん「ぎゃあああああああ!!」
690 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/03(木) 01:35:18 ID:Il/zGVFb
地底・・・戦空??????
691 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/03(木) 23:53:22 ID:w5KzgC0K
ギャル&ドリル戦車かwww

クソゲー追記

人気作品の続編で前作に及ばないと並以上の出来でもクソゲー扱いされる
メタルマックス2の一部信者にしてみればメタルサーガも

あ、玄関に誰かきた

692 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/04(金) 02:23:18 ID:IR+pxm4A
とりあえずいまさらの話題だが、
メタルマックスの商標が某商標ヤクザからエンターブレインに移っているとのことで。
バーチャコンソールかPSアーカイブで2やリターンズが遊べる日がくるのかねえ。
693 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/05(土) 20:49:00 ID:kG921TcI
本当か!?
694 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/06(日) 17:04:02 ID:3rD8Hx6/
商標移ったから何だって話だけどな
鋼が大コケしたからもう無理だろう
695 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/06(日) 21:53:00 ID:OPI2n3lL
忘れたころにひっそり新作発表!
DECOのもう一つの名作RPG、ヘラクレスシリーズもそうであったように!!
696 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/07(月) 04:27:06 ID:PJNujjBV
ローズ「そうよ!その手があるじゃない!」
カール「いきなりどうしたんですか?」
ローズ「バトー博士の処へ行くわよ。」
カール「またですか?止めたほうがいいんじゃ…」
ローズ「今度は大丈夫。私は今度こそ出来る!そう、私なら出来る!」
カール「はぁ…そうなんですか?」
ローズ「そうよ。今度はどうしても戦車を造って貰わないといけないのよ!
(はんたと同じ戦車を造ってもらってはんたの戦車と取り替えて貰うのよ!)」
カール「じゃあ支度してきますね。(どうしたんだろう姉様。Mk1の件でずっとふさぎ込んでたと思ったらいきなり…)」

一方ジャンクヤードでも…


レイチェル「そうよ!その手があるじゃない!」
ジャック「いきなりどうした、レイチェル?」
レイチェル「バトー博士って人に会いに西部に行きたいの」
ジャック「旅は危ないぞ、止めたほうがいいんじゃないか」
レイチェル「大丈夫よ、パパがいるから!」
ジャック「俺も行くのか!?……まあ、そりゃそうだよなあ…しかし何の為に…」
レイチェル「あのローズとかいうお嬢様に、はんた戦車取られちゃったじゃない。だからあたしが新しい戦車を造ってもらうの」
ジャック「で、はんたにプレゼントか。まあ俺もあいつには借りがあるからな。じゃあ行くか、支度しろよ。」

バトー戦車研究所

バトー「…どっちが友達になってくれるのかな?」

ローズ&レイチェル「私よ!」
バトー「じゃあ僕があだ名をつけるよ!そうだなあ…」
ローズ「ヒステリー以外でね……」
バトー「そんなに気に入らなかったのかい!キミにピッタリだと思ったんだけどなあ!」
レイチェル「プッ、ピッタリじゃない。」
ジャック「くくっ……」
バトー「そうだよね!僕もそう思うんだけどなあ!」
ローズ「クッ…」
カール「姉様………」
セバスチャン「お嬢様…試練でございます……」
バトー「よし決めたよ!」
ローズ&レイチェル「………」
ジャック&カール&セバスチャン「ゴクッ」
バトー「ツンデレはどうかな!」
ローズ&レイチェル「………!」
サースデー「ニンゲンノくずドッチモつんでれ。バトー博士ドッチノコトカワカラナイ。」
バトー「そうか!そうだよね!サースデーは賢いなあ!ハハハ、ハハハ、ハハ、ハ」
レイチェル「ツンデレですってぇっ!」
ジャック「人の娘を人間の屑だと…!」
ローズ「もう我慢できない…!」
カール「姉様!やりましょう!」
セバスチャン「遂にこの時が来ましたな。」

その後バトー戦車研究所で何が起こったかについては誰も知らない。そして当事者達も語る事は無かった。

ただ、ドクターミンチの研究が少しだけ進んだ事とローズとレイチェルに友情が芽生えた事が関係あるかもしれない。
697 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/07(月) 04:30:50 ID:PJNujjBV
長文失礼しました。Mk1の続きです。バトー博士を出したかったので書いてみました。
698 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/07(月) 08:23:11 ID:pk/aguBC
あー。もうレイチェルもローズもかわええのう

というか何故マジでローズ(やシャーリィやカエデ。あとアルファ)エンドが無いんだ…


ここらへん追加したリメイク作れば鋼とかよりよっぽど売れると思うんだけどなぁ
後戦闘バランス。Cユニット命は勘弁な。後後半の主砲のインフレっぷりで選択の余地が無いのもw
699 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/09/08(火) 02:17:36 ID:yUmm5Dpp
>>698
ティアマットで3476を入力するんだ
700 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/12(土) 21:47:38 ID:RyyGHIki
保守しておこうかな
701 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/15(火) 23:28:17 ID:o3W2Q0oa
キリヤ「なあ、おまえらはいいなあ」
レイチェル「何が?」
はんた「……?」
キリヤ「いや、親父の事なんだ。」
レイチェル「パパ達がどうかしたの?」
キリヤ「ああ。ジャックさんはいかにも過去に何かあって今は落ち着いてますよ〜って感じだろ。」
レイチェル「そ、そう?」
キリヤ「キョウジさんは今だに第一線級の凄腕ハンターだし」
はんた「………」
キリヤ「それに比べてウチの親父はなあ………」
レイチェル「?」
はんた「……」
キリヤ「片一方はサイバーパンクでサイコ野郎でそのうえブレークダウンとかいう賞金首。
もう片方は人格者で凄腕メカニックだがいい年して、手をパタパタさせながら『〜のねー。』とか言ってるし。はぁ…」

声「何ですって!」

その時レイチェルの部屋の扉が大きな音を立てて開かれた。
涙目でそこにいたのは……

ローズ「私の戦車をバラバラにしてくれたのがあなたのお父様なのね!」

カール「姉様、落ち着いて!」
ローズ「しかもウチのメカニックがどうしても直せなかった所を直してくれた
ニューフォークのメカニックの方まであなたのお父様!」
レイチェル「ローズ?」
キリヤ(びっくりしたぁ。しかし親父そんなことしてたのか。)

カール「突然すみません…姉様がレイチェルさんのところに遊びに行くって言い出しまして」

レイチェル「え?あ、ああ、いらっしゃい。遠くから大変だったでしょ、まあ座って。冷えぷる食べる?」
ローズ「レイチェルさん、ごきげんよう。お構いなく。…ってそうじゃなくて!」
レイチェル「冷えぷる嫌い?冷えどろのほうがいい?」
ローズ「そうでもなくて!」
キリヤ「ああ、ウチの親父が…いや、ウチの親父達が世話になったみたいだな」
ローズ「何なの、この図式は!壊すのも直すのも仇を討つのまで全部あなたの家系で!」
キリヤ「いや、まあ、その、何と言うか」
ローズ「私の怒りは何処にぶつければいいの!」
キリヤ(今オレにおもいっきりぶつけてるじゃねえかよ…)
カール(お察しします。キリヤさん…)
ローズ「罰としてキリヤさんにはベルディアで私のコレクションの整備士になってもらいます。」
キリヤ「はぁ!?」
ローズ「あれだけの事をしたのだからまあ当然ね。衣食住は看てあげるからさっさと支度なさい。」
キリヤ「ちょ、ちょっと待て!オレが仇討ったし親父が戦車も直したじゃねえか!なんだそりゃ!」
ローズ「つべこべ言わない!カール!セバスチャン!」
キリヤ「待て!何するんだ!」
カール「すみません、姉様には逆らえないんです…」
セバスチャン「さ、参りましょうキリヤ様。」
キリヤ「やめろ!離せ!は〜な〜せぇ〜」

このあとベルディア一の天才メカニックとして名を馳せたキリヤはアランに気に入られローズの婚約者に抜擢される。

カールも尊敬するキリヤのことを認めない者はベルディアにおらずセバスチャンも涙を浮かべる程喜んでいた。
初めは嫌がっていた二人だが、とあるハンターの結婚を機に少しずつ距離を縮めて行きやがて結婚する事になる。
こうしてベルディアは戦車の街として益々栄えていくのだがそれは別のお話。
702 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/19(土) 00:18:14 ID:BcwESEzg
キリヤ…出世しやがって…
703 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/09/22(火) 00:21:17 ID:fZabmhu7
ちなみに、とあるハンターの相手は・・・
704 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/24(木) 01:41:20 ID:4i0rv6rg
レイチェル、ミカ、シャーリィ、カエデ、etc. なんだ全然困らないじゃないか
705 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/25(金) 23:53:31 ID:plA28PfV
こんなネタが浮かんだ。

右腕を失ったはんた。時同じくして機能停止となったアルファ。

アルファと離れたくないと言うはんた。
はんたの義手を作っていたグレイ博士はある妙案を思いついた。
その妙案とははんたの義手にアルファを入れる事。
実験の結果、見事成功。
義手にはアルファの発音装置やらがつけられ、再びアルファが戻ってきた。
自分の義手となったアルファと喋るはんた。
それをみたミカが、呟いた。

「右手が恋人……」

ちょっと野バスでティアマットに挑んでくる。

706 名前:↑便乗[sage]投稿日:2009/09/26(土) 12:17:47 ID:0fpVSEZi
はんた「いくぞアルファ!」

アルファ『はい! マスター!』

はんた「ロケットパーーーーーーーーーーンチ!!」

                       …to be continued!!

707 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/26(土) 21:35:55 ID:tGU5wYDu
昔のOVAでそんなネタあったな。(片手に人格移植)
708 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/26(土) 22:49:15 ID:/UB5aFAn
>>706
ダンガイオー思い出したw
709 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/29(火) 22:13:50 ID:VkC4aeFG
アルファとレッドフォックスの首を両肩に縫い付けたはんたとか。

黒衣 鯖人みたいに。

710 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/29(火) 22:23:05 ID:1nTK7o+/
>>709
アシュラマンかと思ったw
711 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/09/29(火) 23:25:56 ID:l6X2+Gy7
懐かしい
712 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/10/01(木) 10:51:04 ID:fTmrywN5
オセロマンを思い出したんだけど、あれは2つか・・・
713 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/10/01(木) 23:11:23 ID:kj8JxEch
チェックメイトも顔が3つ…ってゆでは顔3つが好きだなw
714 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/10/02(金) 21:41:50 ID:8iEHf7Dx
そういやビッグ・ザ・武道も全部で三通り顔があるよね。
ネプチューンマンも。
と、こじつけてみた。
715 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/10/06(火) 23:12:18 ID:B6Gzkf2M
そういやサーガのはんたって鋼の腕イベント以外で表情変わったっけ?
716 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/10/10(土) 22:39:45 ID:5ZnocxQ+
どうだったけ?
717 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/10/12(月) 07:12:34 ID:XG9O9foF
エミリと犬を会わせるとにっこり笑ってくれた筈
そう、即ちあの表情はエミリと犬プレイを思い付いた顔に相違あるまい(ry
718 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/10/13(火) 21:54:49 ID:bJ92lfnt
それだ!!
719 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/10/17(土) 01:24:53 ID:gHPj1bPc
むしろエミリに犬の格好させてゲフンゲフン
720 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/10/17(土) 02:08:29 ID:dOykNhhP
ローズEDとカエデEDと甲斐性無しED(バッド)の搭載はまだですか
721 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/10/18(日) 22:14:12 ID:lpIy4YTT
>>719
保管庫に犬耳エミリの作品はあるよ。
722 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/10/22(木) 23:56:53 ID:Ln/pbx8B
>>721
探したんだが、いつの間にははんた日記バニー編に行ってたぜ!

転送事故か?

723 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/10/23(金) 21:57:52 ID:TYHRZF1i
『エミリでワンワン』で探せ。

久々に読んだが、長いなこれ。

エロまでの導入は長いが、エロも長い。
724 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/11/07(土) 05:44:21 ID:/M+VcK4l
幾らなんでもカキコが途絶え過ぎるのでageてみる

MM1はんたが再起不能になって泣き崩れる姉ちゃんを

メカニックが口八丁で手篭めにするってアイデアまでは思い付いたんだがその先が頭に浮かばねぇ
泣いてる姉ちゃん見たさにはんたが死んだら必ず話し掛けるのが俺の性癖
725 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/08(日) 00:08:58 ID:HHDBG7jn
確かMS1でもはんた死亡中にニーナと話すといつもと違うメッセージがでたような…
726 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/11/11(水) 23:23:09 ID:0FRVpwuK
キョウジの過去がMMRのレッドウルフで、ニーナ共々実は存命していたってSSあったな。
美味しすぎる解釈に泣けた
727 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/11(水) 23:56:15 ID:rNYsoJ/s
>>724
俺は鋼の腕イベントでレイチェルやそこらに片っ端から顔見世するのが大好きだw

>>726

俺もそういう妄想したことある。「ニーナ」だもんな
しかしMMRは折角リメイクなんだからレッドウルフ生存ルートとかあってもよかったよな

例えばゴメススルーしてさきにバッドバルテスを倒してニーナの所在を確認してからゴメスアジトへ

⇒ウルフだまされれそうになるところに割りこんで倒す
⇒ウルフは目的を果たしたからハンター引退、戦車はくれてやるよ。ボウズ

みたいな感じで。

728 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/12(木) 18:34:26 ID:7YA6gZBZ
おっともしくは
ソルジャー、ゴメスを無視してバルテス倒す
⇒ソルジャー仲間イベントで出てくるウルフにニーナの所在を教える

とかでもいいよな

そういやソルジャー無視してゴメスイベント先にこなすとソルジャーどうなるんだっけ?
729 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/12(木) 19:01:49 ID:Qf08S0c9
>>727-728
しかし、地下鉄ワープだと「ヘルゲート」でのパスワードのヒントが得られず、
ルートとしては邪道ってことになりそうだ
730 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/12(木) 22:36:12 ID:FXjNjHVJ
じゃ、どうしろというのだ
731 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/13(金) 01:20:18 ID:+besc5lN
読み込み途中にディスクぶっこ抜いてまで生存させるよりは正道だから大丈夫!
732 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/13(金) 07:32:57 ID:ZOBYbKkL
>>729
地下鉄ワープと
ソルジャー無視やゴメス無視はあんま関係無くね?
(一応ユゲの町で手下と戦うイベントがあるけど)

>しかし、地下鉄ワープだと「ヘルゲート」でのパスワードのヒントが得られず、

>ルートとしては邪道ってことになりそうだ

そんなんあったっけ?ヘルゲートのパスってデモンズタワー(都庁だけどw)の最上階で

ヒントくれるのは一番最後の町のロボットじゃなかったっけ?うろ覚えだけど
733 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/14(土) 01:23:53 ID:bz1fDmWm
地下鉄ワープならウルフ生存可能だけど、イベントの絶対数が半減するからなぁw
サーガでいうなら、ベルディアやトリカミ無視して西に突進するようなもんだw

まぁ、ベルディアやドアン周辺の飛行ザコを無視すれば、進行が楽っちゃ楽なんだけどね

対空車両要らないし
734 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/18(水) 22:02:49 ID:RGqhGKOw
ググって金庫のpass開けて、それを運賃にして鉄道に乗り船に乗り、
逃げて逃げて逃げまくってメルカバゲットしてキャノンエッジで武器拾って

スタート地点付近に戻って、まったり進行w

735 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/19(木) 21:55:18 ID:no5kcjMA
ミカさん「マロールで一度はお城の上空に飛んでみるようなものかな?」
736 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/20(金) 01:54:00 ID:Iuhuamvj
クルマがバギーだけでテッドブロイラーと闘わされるマリア達って大変だ。
もっと大変なのがマリアパーティーの名前が思い出せないことだろうか。
ふじみの女マリアは判るけど、ハヤブサの…からもう思い出せん。
ガルシアもニックネームがピンとこない。
737 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/20(金) 03:15:50 ID:mTY55VMk
ハヤブサのフェイ、
暴走バギーのガルシア、
鉄の男アパッチ、じゃなかったっけか。
738 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/20(金) 21:31:58 ID:+OzXtVKl
それだ!おかげですっきりしたよ。
ありがとう!

ところでマニアックミカさんは薄型テレビについては語らないのかな。

前にパソコンとかオーディオとかやってたから思った。
739 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/22(日) 23:47:30 ID:EAI1xS9L
あらすじ。ジャンクヤードの名物一家のお話。

ある日、ニーナが泊り込みで遊びに行くことになりました。

昔の仲間とささやかな同窓会を開くことになったからだそうです。
その日は偶然、はんたも家を開けていました。

エミリはお留守番です。ですがこのご時世、治安も宜しくなく、

エミリ一人を残して行くのは心配です。もし強盗にでも襲われたら?
彼女の家が比較的裕福であることが、そんな不安をむしろ助長しているのです。

しかしそこに、頼りになる父ちゃんが登場!

  「俺も留守番するから、安心して言ってこい♪」


  「あなた? それは助かるわ♪ ではエミリを宜しくね♪」

  「任せとけって。戸締りはちゃんとすっからよ♪」


  「じゃあエミリ、お父さんを宜しくね♪」

  「は〜い♪」

こうしてエミリと、父キョウジの2人でお留守番することになりました。

そして夜更け…

                               『秘蜜のおるすばん』 続く。

740 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/23(月) 00:18:21 ID:MXim+ly1
ちょっとまてwww
741 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/23(月) 01:35:18 ID:OZA1R2zu
キョウジの外道ーw!
742 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/23(月) 17:21:12 ID:tG5zSNrw
鬼畜だーーーー

って

>ニーナが泊り込みで遊びに行くことになりました。
>昔の仲間とささやかな同窓会を開くこと

これにはキョウジもついていかないとだめなんじゃないのか?

キョウジ、ジャック、ニーナあたりは付き合い長いんだろうし
743 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2009/11/24(火) 18:40:49 ID:i/MY3K5H
>>742
多分メカニック仲間なんだよきっと。
ブレークダウンとかタミオとかと
744 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/25(水) 00:33:19 ID:KJFJ8uNs
あらすじ。はんたの家に、謎の大男が訪れました。
さてこの男… 黒スーツでビシっとキメてはおりますが…
その肉体があまりに筋骨隆々過ぎて、フォーマルが似合わないのです。
ひょっとして、NOAのエージェントの方でしょうか?
はんた、しぶしぶ接客です。

  「あのー、どちら様?」


  「俺だ。ラシードだ!!」

  「え? ラッシー!? なんだよその格好!!

  それにヒゲまで剃っちゃって!! まぁいいや。
  で、ウチに何の用?」

  「君のお父さんに用があってきたんだ。」


  「父さんに?」

・・・・・・

  「お前、ラシードか!? NOAの一員にでもなったのか!?」


  「いえ、そうではありません。
  実は貴方にお願いがあって参上した次第です。」

  「なんだよ畏まって。で、何だ?」


  「単刀直入に申します。エミリさんを、僕に下さい!!」

  「えええええええええええええええええええ!?」

                    『微女と野獣』 続く。

745 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/25(水) 07:28:10 ID:H/uVpS73
エミリ「ごめんなさい。わたしはもう、お兄ちゃんのものなんです」
キョウジ「はんたぁ!? お前えええええええ!」
746 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/26(木) 00:19:07 ID:HXN3TAHF
テスト
747 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/26(木) 01:13:15 ID:YqeJmJuD
>>744 エミリガコワレチャウヨ!
748 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/26(木) 17:57:18 ID:k0gN0xVc
スタンが忘れられている。
エミリといえばスタンじゃないのか
749 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/27(金) 08:54:42 ID:BHZt8T58
>>748
エミリといえばロイド、と思うのはこのスレのせい?
750 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/28(土) 18:08:45 ID:CxbReLqu
エミリといえば、カールとエミリオによる争奪戦じゃないかね?

NTRキボン。

751 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/29(日) 04:22:45 ID:tPwEntkK
NTRといえばニトロンのことですね。
わかります。
752 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/11/29(日) 22:47:11 ID:VdIFco94
あの大破壊ドリンク、メタルの世界観にぴったりなんだが、
このスレで飲んだ人いるんだろうか
753 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/01(火) 21:58:23 ID:d6fgO1EJ
シャーリィ「一番マズイのはニトロンだ!」
ラシード「いや、ブレインストームだろう。」
はんた「…」
二人「はんたはどっちだと思う!?」
はんた「いや、飲んだこと無いし。」
二人「じゃあ今すぐ飲め〜!」

ドクター・ミンチ「甦るのだ、この電撃で〜!」

はんた「…」
ドクター・ミンチ「おお、成功してしまったぞ。」
エミリ「お兄ちゃん、お疲れ様。とりあえずこれでも飲んで」
はんた「エミリ、ありがとう。ゴクゴク…ぐぶらっ!」
シャーリィ&ラシード「これは…」
エミリ「言ったでしょ、最強はヌカコーラ・クアンタムよ。」
キリヤ「ひでえ…」

ヌカコーラ・クアンタムとはヌカコーラの二倍のカロリー、二倍の炭水化物、二倍の衝撃らしいです。

飲んだ人いわく「普通のヌカコーラを飲んでいるところに片手一杯の砂糖を頬張り、おもいっきり頭をぶん殴ったような味がする」そうです。
「その後、一週間は小便が光り続ける」という頼もしい特典がついてきます。
僕はどれも飲んだことありません。
754 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/02(水) 04:00:59 ID:UN9DJnqc
×ブレインストーム
○ブレインウォッシャー
755 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/05(土) 21:37:00 ID:XF1Fv86F
とあるメタルのレールキャノン
756 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/06(日) 00:46:23 ID:RYDlACQP
うお見てえwww
757 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/07(月) 20:02:45 ID:XNiNlld+
フラグブレイカーの一人旅ですね、わかります。
758 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/10(木) 22:47:54 ID:sFB7Rw7A
私立めたさが学園・番外編

「がんばれレオン先生!」

ttp://picup.be/pc/src/up1199.zip

759 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/11(金) 00:04:43 ID:Y7hWNOXU
メタルサーガ・ニューフロンティア
http://www.success-corp.co.jp/software/mixiapp/metalsaga/
ねんがんの メタルサーガのしんさくが はじまるらしいぞ!
760 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/11(金) 00:57:38 ID:bU7wptdw
エロゲみたいなキャラばかりだな
このスレ的にはともかくメタルとしてはどうなんだろう
761 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/11(金) 12:27:04 ID:/bD0OLvw
ブラゲってのはまぁ、100歩譲るとしてもだな
なぜMixi会員にならないとダメなんだ…ワケワカメ

 

762 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/11(金) 20:23:56 ID:nioYTtLJ
mixiやってる奴とMM/MSやった奴とは完全に層が違わないか?
763 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/11(金) 23:49:31 ID:ceQfzBlC
>>760
いいんでない? 「竜退治にはもう飽きた」がキャッチコピーなメタルだぜ?
面白けりゃ全方向<なんでもアリ>だ
764 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/12(土) 00:21:45 ID:HZ3lPCy0
というか、約一名見覚えのありすぎるキャラがいる件。
ローズ登場するのかよw

>>762

mixiにもメタルのプレイヤー層は普通にいるぞ。コミュもあるし。
ただメタル自体、名作とはいえマイナーだから、プレイヤーの絶対数が少ないのは仕方がないんだが。
765 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/12(土) 00:25:34 ID:6nOCJ47P
しかし八分
766 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/12(土) 08:40:10 ID:ZRNa19It
メタルサーガの新作と聞いて慌ててすっ飛ん…って、あれ?
とりあえずメカニックのおネーちゃんに遺伝子のカケラまで焼き尽くされたからいいか…
767 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/12(土) 09:43:25 ID:rbtcn+0k
特訓程度のことは携帯でもできるようにして欲しいな。
ブラウザのみだと結局NEETゲーになる
768 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/12(土) 09:45:09 ID:9JsIJc6O
>>763
>面白けりゃ全方向<なんでもアリ>だ
確かに正論だがどう見ても面白く無さそうな件について。
769 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/12(土) 09:54:02 ID:kWkrza0s
しかしあの露出狂みたいな格好はどうにかならんのか
770 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/12(土) 19:28:55 ID:8Axd65zI
まぁ折角だ、ネタにするしかあるまいよ。
771 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/12(土) 20:10:11 ID:m9fOqXTh
>>758
ミカ(?)の歌で猛烈に吹いたwww
772 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/13(日) 00:23:49 ID:SiPBI6d3
どうにもmixiって、なまじ分かったフリ・きちんとルールあてがったフリして
結局厨房DQN野ざらしの、変に建前与えた分2ちゃんねるがもっと酷くなったのを
マスゴミが強引に新基準に仕立て上げてるような気がして嫌だ……
そういうしがらみなしなら喜んで参加するんだが。
773 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/13(日) 00:29:24 ID:CF6sSR7Z
おっと兄弟、それはこのスレで問答する話題じゃねえぜ
とりあえず情報揃うの待ってプレイして色々妄想するしかねえよな
774 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/13(日) 19:17:56 ID:Bmr+ksJk
しかし>>772はmixiに入る気になれない時点でプレイできなさそうな罠
775 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/13(日) 21:15:17 ID:CF6sSR7Z
>>771
しかもアイマスのほちゃバージョンが聞こえちゃった俺はどうすれば・・
776 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/14(月) 00:25:06 ID:No8p3TP/
ほちゃはカエデだろ。髪型がほちゃ専用だし
777 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/15(火) 19:26:48 ID:Rs92vPNt
黒ミカかわいいよw
778 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/17(木) 22:18:08 ID:j92ML+yb
mixiに参加するための友人がいない俺はどうしろと・・・
779 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/17(木) 22:43:31 ID:ojpO8pRs
>>778
捨てアドを晒すんだ
招待するぜ
780 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/18(金) 08:01:56 ID:P0y8EdfU
しかし残念。テスター募集期間はとっくに過ぎ去っていたのでした。

ただ、17日から始まるはずだったβテストは延期になったみたい。

当選告知メッセージもなんか送れなくなったらしく、当選者には自動的にmixiアプリに追加されるだけってことになるらしい。
781 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/19(土) 00:41:43 ID:tXyv3Uz8
落選した・・・orz
782 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/19(土) 13:02:19 ID:NDFWVaWT
落選して良かったと思える出来だから安心汁。
783 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/19(土) 16:10:02 ID:+RUyWJKo
やってぐちぐち言うのとやれずに指咥えてみてるのは天と地ほどの開きがあるのだよ
784 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/19(土) 18:09:41 ID:bB42LlBj
保管庫の挿絵掲示板を久しぶりに見たら
業者だらけで古いの流されてるな
785 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/19(土) 19:14:32 ID:Ova5o4gw
当選したが、非常に微妙だorz
786 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/19(土) 21:52:03 ID:lPVfWV3P
しょせんmixiのぽっけないない分が制作費からひかれたやっつけゲーか
787 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/19(土) 23:34:22 ID:rB2gskvb
ブラウザゲーなら正直こんなもんだよな、という感じだね。どうあがいたってRPGにはできないんだし。
従来通りのメタルシリーズを期待して批判してるんだったら、それは間違ってると言わざるを得ない。
割り切ってプレイした方がまだ楽しめるんじゃね?

とりあえず、キャラメイキングは見た目を可愛らしく作れるから、そこは評価。メタル的にどうとかいう話は置いといてw

788 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2009/12/24(木) 12:17:30 ID:qI9JDQSi
クローズドβテスト期間延長及び、テスターの追加登録に関して

09.12.24 11:40

一部仕様変更に伴うデータ取得のため、クローズドβテストを12月28日(月)12:00まで延長致します。


併せましてテスターを追加登録致します。

追加テスターの応募に関しましては、12月24日(木)18:00まで募集致します。

※追加テスターにつきましては、既にご応募頂きました方々も含めまして、抽選にて決定をさせて頂きます。


当選された方につきましては、マイアプリ内にmixiアプリ「メタルサーガ・ニューフロンティア」が追加されます。

今回のテスターに当選されなかった方につきましては、誠に恐れ入りますが、


後日実施を予定しておりますオープンβテストの実施までお待ち下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

 

789 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/01(金) 18:16:03 ID:aryPGjRO
あけおめこ
790 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/03(日) 18:45:37 ID:WrDO94PK
あけおめことよろ

かなり遅れたが…コミケで起こったことを話すぜ

マニアックミカの人の所へ行ったら隣のスペースに
アルファのヘアバンド狙うミカの人がいた
な、何を(ry

お二人にに近況をお聞きしたところ

ネタはあるけれども規制でカキコできないそうで…
ってのを携帯から書こうとしたら携帯まで規制されてて
さらにネット環境無いところまで行ってきたので報告がこんな時期になりましたorz
791 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/03(日) 21:36:14 ID:b6+du8HX
コミケなんぞ休みが取れずに一日目のみで。
しかも当日に家族が入院して、入場直後にとんぼ返りだったぜ。

目当ての本は一冊だけだけど買えたのが僥倖だったが。

792 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/03(日) 22:08:00 ID:5W6Kx3Sl
>>790
3時頃行ったら、隣のスペースの人は撤退してたな、残念

ミカの人はスペースにうつ伏せで寝てた、起こしたけど

793 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/11(月) 01:11:21 ID:8dbCt1YJ
ノリも口調も話すスピードもミカさんそのものだった

流石本人と言わざるを得ない

794 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/11(月) 17:18:03 ID:7jaGAq3N
外見もミカさんそのもだったら最高なのにw
795 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/11(月) 17:46:07 ID:dEB3P5cC
>>794
それはそれで…
扱いにくそうだ
796 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/18(月) 14:02:09 ID:WcYS7vvL
いつの間にかニューフロンティアのオープンβが始まってたのでやってみた。

あちこちで酷評されてるけど個人的にはこれはこれでアリだと思ったのが邪道なんだろうか

とりあえず新規戦車がランクルっぽいからそれの入手を期待して進めてる

このスレ的にはパーティー全員スパッツ装備が最高、

あとガレージのメカニックの姉ちゃんがツボだったと言っておく
797 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/18(月) 19:09:17 ID:AybIcKid
個人的にはキャンプ02の姉ちゃんが好きだ。
おっぱい、へそ、童顔の組み合わせが最高w
アマモシティ宿屋の割烹着の姉ちゃんもいいな。
798 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/19(火) 19:07:33 ID:N3V+GdJN
俺、鯖メンテが終わったらパーティーの黒髪ロリにサンタ服着せるんだ……

本当は巫女服着せたいけど (´・ω・`)

799 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/19(火) 21:04:12 ID:ctQmzG9c
意外と女キャラがエロいよな

主におっぱい

800 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/23(土) 21:11:13 ID:W8s7R2qZ
おっぱいだけでなくローズ嬢のふとももや、
メンテ中の画面に出てくるメカニックの娘のくびれもエロいと主張させてもらう

今までタイツもしくはパンスト派だったが黒ニーソ教に改宗してもいいくらいだ

801 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/24(日) 15:47:02 ID:Gt7WfRCH
>>796
ランクルだと!?見た目70系?それとも100系?
802 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/24(日) 18:54:41 ID:opmXl3mS
トヨタとタイアップして新型プラド…な訳ないかw
803 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/24(日) 19:14:57 ID:WyAHho5T
>>801
公式のSS見て70系かな、と思ったんだけど、
なんか見た感じ70にしてはフロント周りが四角すぎるし、何より名前が「スージー」みたいなんで、
どうもランクルではなくて先々代あたりの一番有名なモデルのジムニーくさい。

ぬか喜びさせてごめん (´・ω・`)

804 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/24(日) 19:23:48 ID:Gt7WfRCH
ジムニー+ランクル70÷2だと?
全然いける
805 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/24(日) 22:17:22 ID:kBSPM+66
くそう俺もミカさんと戦車に乗って旅したい
βのデッキみつけて狂喜乱舞したりオリジナルレーザーディスクはやっぱり無理あったよねと論評したり
ガンプラのおまけについている小型キットを熱湯風呂の中で必死に組み立てたりしたい
806 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/25(月) 15:59:24 ID:Zf4l7/2W
もし大破壊が起こったとして、このスレの住人なら戦車一つ選ぶにしても個性が出まくるんだろうな

ある程度真面目に考えるとアメ車のフルサイズバン(Aチームのあれ)とかが結構優秀だったりするんだろうか。

入手難易度と舗装路/悪路共にオールマイティな機動性、
それとマッドマックスのV8インターセプターっぽい雰囲気になるのを考えたらランエボあたりも似合いそうだが、
やっぱり厳しいものがあるか?

ミカさんに「大破壊版・間違いだらけの戦車(クルマ)選び」を書いてほしいぜ。

807 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/25(月) 21:20:38 ID:+FDT+Bza
トヨタハイエース一択
808 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/25(月) 21:42:32 ID:wRPZx7N7
ふそうのグレートFWかな
ttp://ism.is.land.to/wvs/images/face/004.jpg

↑これ。

809 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/25(月) 22:32:24 ID:sab9Vq8w
>>806
ランエボより、マツダのロータリーやスバルのボクサーエンジンを熱く語りそうな気がする
ただなんとなく
810 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/25(月) 23:13:06 ID:9QLtOi58
俺ならハイラックスだな。
紛争地帯で活躍し、チャド内戦を「トヨタウォー」と言われるようにした。ゲリラ御用達の一台。
英BBCのトップギアにおいては耐久実験で海水につけられても鉄球をぶつけられてもビルの爆破解体に巻き込まれても自走可能なタフさを証明したタフな奴だ。
811 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/26(火) 00:08:56 ID:s9Tyla3v
ハイエースやハイラックス、または商用トラックだったりすると、
貧困国では日本からの中古車を「日本製の証」として屋号入りのまま使うパターンがあったりするそうだが、

大破壊で世界の価値観が壊れてくるとこういうのが案外一般的になるんだろうか。

バトー博士とかみたいな大破壊後に作られた車両ではない、正真正銘のオリジナルと言う意味とかで。

レッドフォックス級の賞金首とかはもう屋号が印籠になってるんだろうな。

「鈴木酒店」と書かれたトラックには近寄るなとか。
812 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/26(火) 00:16:56 ID:kVaoBoqb
赤帽サンバー最強伝説 
813 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/26(火) 17:23:02 ID:hDpovHDU
そう考えるとグレートホイールは良く考えたな
814 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/27(水) 03:47:24 ID:xdI3QjQ/
グレートホイールは攻略サイトで「モンスタートラック」と書かれてたんで、
きっとあの廃車を押し潰す巨大タイヤのピックアップに重武装を施したのが来るのだと思ってた。
そしたら普通のトレーラーで凹んだ

そういや、Xboxのマキシマムチェイスってゲームに出てきた武装トレーラーが黒い車体にフレイムス、

そしてミサイルで武装と今思えばグレートホイールのような車だったっけ。
815 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/29(金) 21:32:20 ID:IRKr/tg0
お前等はほっといたらすぐに別の方向で18禁に持っていきやがる
816 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/30(土) 07:43:31 ID:rMaI4Ke8
ミカさん=ジェレミー
はんた=ハム
キリヤ=メイ

異論は認める

817 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/30(土) 10:32:05 ID:3rj+sOWj
18禁…

30禁くらいじゃないか?(w

818 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/30(土) 19:05:25 ID:OXSx8MBh
10代どころか20代ですら話についていけなくなることあるからなw
819 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/30(土) 23:30:22 ID:25Qoj8EA
「ミカがジェレミーかよw
ミカがPowwwwwweeeeeeeeeerrrrrrrrrr!!!!って叫ぶのを想像して吹いちまったじゃないかw
そしてキリヤがキャプテンスローか。
チャレンジでミカとはんたにどんな悪戯をされるやらw

ところで、スティグは誰だ?」

820 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/01/31(日) 08:02:47 ID:lTOcJ7qr
噂では酢を一気飲みするのが趣味だとか
噂ではドラム缶の使用用途を知らないとか

謎だらけの The Alpha!!!!


……って感じじゃね?あれもティアマットの備品みたいなもんだし。
821 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/02/07(日) 13:26:56 ID:9EvT9iCX
砲手
822 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/02/10(水) 10:25:24 ID:gVBheeRR
>>816
MetalGear 激安シリーズ

……うん、嫌な予感しかしない

823 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/02/16(火) 10:45:20 ID:HnSqFZ/y
ニューフロンティアの鯖メンテが終わったから始めようと思ったら、
なんか最初にゲーム解説の4コマが追加されてて、まさかのミカさん復活で吹いたでござるの巻
824 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/02/17(水) 18:11:20 ID:MDHk5T9Q
>>820
それを見て寧ろアルファ主人公のアドベンチャーゲームを連想した

OPで異様にヌルヌルした動きでビームガンを撃つアルファとか

途中で拘束されてすっぽんぽんにされてみたりとか
ラストでティアマットの中枢コンピュータから「生身の乗員を導いてくれ」とか、そんな感じのヤツを
825 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/02/17(水) 22:24:03 ID:ccSA4aef
>>824
板野サーカスなアルファさんとな?
826 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/02/17(水) 23:54:45 ID:NuQJ2dGe
ミカさん「板野一郎のミサイルや、大張正巳の躍動的なメカ作画も捨てがたいけど・・・」

はんた「?」


ミカさん「ボクの一番のお気に入りは、吉田徹作画の円と直線のメリハリでしょうか・・・」

はんた「このスレでそんなの分かる人居るのか?」

827 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/02/18(木) 22:33:23 ID:nuT9tOMX
ガンダム職人のエースの1人じゃないっすか
828 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/02/19(金) 18:40:34 ID:5FpPuWt6
ガサラキや08で戦車描いてたなw 超絶クオリティでw
829 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/02/19(金) 18:48:26 ID:YHDuC9fj
>>826
調べたら手がけてる作品が知ってる作品ばかりで驚いた

流れぶった切るようで悪いが、ニューフロンティアのSSって全滅時も撮られるんだな

賞金首戦は確実に撮られるらしいし、触手系スキーとしてはテンタクルウーズさんにフルボッコにされるしかない
830 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/02/20(土) 22:25:26 ID:80tmAMKU
メタルマックス2のソルジャーは凄くワイルドだったからなんとも思わなかった
メタルサーガでアルファやシャーリーを見ていいなと思った
ニューフロンティアで装備が着せ替え可能&見た目にも反映されると知り、

エロが描きたいのに文才も画才もない自分を呪った

831 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/02/21(日) 03:48:45 ID:kmVQu/Xa
とりあえずSS書きさんの支援にもなるかもしれないSSを貼っておく

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org673556.jpg


キャラ選択で下から見上げる視点がないので諦めてたMSNFだけど、
ちゃんとパンツも作りこんであった。
832 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/02/25(木) 18:28:17 ID:VCSqz9Ms
>>826
ミカさん、まさかアウシタン?
833 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/01(月) 09:36:32 ID:PC30MYRl
保守
834 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/03(水) 03:30:44 ID:Irj7IZjF
戦車パーツや賞金首も楽しみだが、まだ見ぬ装備と売り子キャラ求めて旅してる自分に気づく。
835 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/03(水) 14:05:52 ID:d8t5Pyla
メタルマックス3が出るらしいぞ
ttp://jfk.2ch.net/test/read.cgi/handygrpg/1267579692/
ここで語れるネタがあるといいな
836 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/04(木) 01:44:23 ID:KaLmTww0
DSなのが何とも残念だな
837 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2010/03/04(木) 15:10:05 ID:sW8yrY76
な、なんと・・・・!
メタルサーガではなくメタルマックスででるとは!
838 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/08(月) 15:34:00 ID:F70ocveh
DS...
839 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/08(月) 20:36:38 ID:0tWp9q+/
一応サーガ以外は任天堂ハードで出続けた訳だからな、ある意味自然なんじゃないか?

それと、最近のこのスレ的にニューフロンティアでのエロ妄想とか控えた方が良いんだろうか

キャンプ2の売り子とかかなり来る物があるんだが
840 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/08(月) 22:54:21 ID:Eu1I5I8s
妹から不要になったDSを譲ってもらった俺は…勝ち組なのだろうか?
841 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/09(火) 00:08:35 ID:9PYnegss
キャンプ2の売り子はいいよな
842 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/09(火) 00:59:14 ID:payUWulK
>>839「サーガ」ってはいってるしいいんじゃね?
俺もなにか書けないか考えてる
843 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/10(水) 19:15:48 ID:/xXkQa3t
あぁ、キャンプ3も捨てがたいモノがある。
844 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/23(火) 00:18:13 ID:baoWeQk6
宿屋で最高の部屋に泊まったら店員のお姉さんが、までは浮かんだ

マッサージ師にやられるオチまで浮かんだけどなw

845 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/26(金) 22:57:02 ID:GHxE/29A
初期町の人間道具屋に不覚にも萌えた
846 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/27(土) 00:28:29 ID:7vfPJitD
ニューフロンティアの女の子NPCは、どいつもこいつもツボを突いてくる姿だから困るw
847 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/27(土) 17:25:46 ID:cU3QbkT5
・アマモの戦車装備屋の姉ちゃんって片腕サイバーウェアっぽくね?

・厚着してるのもあまり腕を見られたくないからじゃね?

・つまりベッドシーンになっても、腕のことがコンプレックスで服脱ぎたがらないんじゃね?

・やべぇ萌えなくね?

さて、スージー探索で徹夜したから寝るか……。

848 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/28(日) 12:36:49 ID:l0XbhLRS
お前らキャンプ1の売り子も忘れないであげてください
849 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/28(日) 19:03:23 ID:aJF7FKM+
いや、あれはちょっと…
で、キャンプ4の子は性別どっちなんだ?
850 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/28(日) 19:09:39 ID:6Fi0s1L4
あんなに可愛い子は男の娘にきまってる
851 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/30(火) 17:30:52 ID:NPJCynX8
うり坊出ねぇ・・・
852 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/03/31(水) 03:08:28 ID:c3qBlBZv
出て欲しい時に出なくて出て欲しくない時に出る

転送事故で飛ばされたLv平均20くらいのトレーダーパーティーとかには写真付きで出る

そして全滅させてくれる
853 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/04/04(日) 12:52:31 ID:4sz/y5Yl
ttp://www.4gamer.net/games/102/G010237/20100113064/TN/023.jpg
このトレーダー子さんで何かエロできねぇかなぁ…
854 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/04/12(月) 23:38:17 ID:u40UsB4O
ラシー子
855 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/04/15(木) 14:52:46 ID:dmNACK6Y
>>853
トレーダーキャンプが野盗とかに襲撃されて
女がいるぜヒャッハー!しか思いつかんw
856 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/04/16(金) 00:13:37 ID:oumzFDAM
>>855
こんな体で実はローティーン。童顔は歳相応。
小さい頃からトレーダーの仲間たちに(性的に)育ててもらって、今ではこんなエロい体に成長しました。
襲撃の危険も孕むトレーダー稼業はストレスも溜まりやすいので、
性的欲求の定期的な発散は必要事項なのです。

……とまあ、こんなぐらいかねぇ。俺が思いついたのは。

857 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/04/16(金) 11:58:48 ID:geqBz3am
うわぁぁぁぁぁ恥ずかしい
まとめサイトの2スレ目339って自分なんだけど
文章能力零過ぎて恥ずかしい

続きを書くことは要望無い限り書くことないけど

これの設定流用した奴をメタルモナックス3で◆k9c7iola4M名義で公開するんで
良かったら今度見てやってください
遅くなったけどメタルマックス3発売決定ヒャッハー
858 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/04/17(土) 09:12:06 ID:SboKX2rK
ファミ通でメタルマックス3のヒロイン紹介されてた。
なんでも一つの街の支配者の娘さんらしい。
859 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2010/04/17(土) 11:09:41 ID:N5uUBoGE
唐突ですまんが小ネタ投下
MM2で

 「はんたのバカ!!」

 と言ってみても誰も聞いていない。当のはんたはついさっきのアクアウォーカ
ーにあっさりやられて死んでしまったから。もちろんアクセルとポチもだ。

 「クルマ使わないで船旅してみようよ」

 そう言い出したのがはんただった。それに
 「俺達もだいぶ強くなったし、丁度いいよな。やろうぜ」
 とアクセルがのって決まってしまった。
 「あんたら油断しすぎだよ!ポチが何べん死んだか…」
 と言ってる間にネメシス号が岸を離れてしまった。そして機雷クラゲやウニガン
相手に調子に乗って、アクアウォーカーと戦車無しで対決してこのザマだ。

 (ダメだこりゃ。丁度どこの岸からも離れてる)

 マップを見てため息が出る。ああ、もしクルマを載せていたら…。
 ため息をついてる間に敵の気配を感じた。電気クラゲだ!!それも大勢で!!
 「憂さ晴らしにゃ丁度いいか」
 そう言って構えた武器を見て言葉を失った。
 (これじゃ効かない!!)
 慌てた隙に触手が伸びてきた。
 「うっ」
 足を払われてしまったあたしに向かって、更に多くの触手が伸びてくる。 
 「あっあがっ」
 倒れた後も触手が伸びて来た。ケブラーチャイナのスリットを割って。
 「や、やめろ!!う…。」
 触手の鈍い痛覚が足から伝わってくる。電気クラゲのぬるぬるした触手が、ふ
くらはぎやふとももにまきついている。その上から、足を上へ上へと別の触手が
伝ってくる。ぬめりをあたしの足にぬりつけながら。
860 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2010/04/17(土) 11:11:31 ID:N5uUBoGE
 「くっ…」
 思いもよらない所で恥ずかしい感情を出した自分が恥ずかしくなる。触手は更
に倒れたあたしの体を上にのぼってきた。もう腰から下は触手で一杯になってい
た。ぬめりと水分に下半身が包まれている。
 (形だけの抵抗をするより、どうせなら解放したら?誰も見ていないんだし)
 そんな声がどこからか聞こえた。
 「だ、誰がするか!!あは…」
 思わず顔がしまりなくほころぶ。このクラゲどもは全くそんな気は無いはずな
のに、だからこれは偶然だ。その偶然をきっかけに、この状況をいやらしいことに
使おうとしている自分がある。
 「ああっうああっ!!」
 触手の群れが下半身を飲み込み、胸に肩にも伸びて来た。もう抵抗しているのか
堪能しているのかわからない。全身が火照って来ている。腰がわななく。両足の間
を通り足の周りを這い回る触手が、腰をまたぐ触手が、胸に沿って上下する触手が
たまらない。
 弓のように体を反らして解放した。

 「すごく気持ちよさそうな死に顔だなあ」

 「俺達が死んでる間に何があったんだ?」
 「はいはい下がって下がって。それではお集まりの皆さん!!本日三回目の大実
験!!よみがるのだ!!この電撃で!!」
 「おおすげー!!」
 「おおっ成功してしまったぞ。次はこのワンちゃんか…」
(終わり)
861 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/04/17(土) 12:26:18 ID:WyH8GNi/
>>860
山本先生の絵で状況がイメージできたぞw
862 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/04/18(日) 00:24:35 ID:YY+Hi/Dq
ヒャッハー!
久し振りの投下だーーー!
863 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2010/04/29(木) 18:09:28 ID:BQy9jMs1
エロわずかですまぬ
メタルサーガ砂塵で
レッドフォックスと無名のハンター
864 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2010/04/29(木) 18:10:59 ID:BQy9jMs1
死闘の末の添い寝 1

 「あんた、すごく強いんだって?」

 「まあ弱くはないな。直接の依頼か?」
 ハンターオフィスの前に椅子がある。腰掛けているのは小汚い柄の悪そう
な男だ。しかし彼女は知っている。彼が壮絶な伝説の主役だと言う事を知っ
ている。彼はただの一文無しでも荒くれでもない。
 「依頼と言えば依頼かな。相手になってもらいたいんだ」
 「ダンスのか?俺が?いいのか?」
 「いや、決闘の」
 「決闘?お前と?」
 彼は気が付いている。彼女は強い。まだ若く、戦いに身を置いてから久し
くないのもわかる。矛盾しているようで矛盾していないのもわかる。彼は最
初から気を抜いていない。彼女が目の端に留まってから、無関心を装って身
構えていた。
 「それは出来ない相談だ。悪党や怪獣をとっちめる邪魔にしかならん」
 「やらないの?それじゃ、あんたは」
 「そんなのには興味が無い」
 身を乗り出して気を引こうとしてそれが止まった。
 「そっか。わかった」
 ゆらりと二歩三歩後ずさり彼女は言った。彼は、彼女との決闘を、そんな
のと評したのだ。踵を返すと去っていった。頭が、肩が揺れながら遠ざかっ
ていく。彼は休むはずなのが、彼女が少し気になった。彼女をちらりと目で
追うと、彼女の小さな背が見えた。その背はとても頼りなげに、左に右に揺
れていた。
 見ていてある予感がした。立って声をかけた。
 「待て!!受けて立とう」
865 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2010/04/29(木) 18:12:41 ID:BQy9jMs1
死闘の末の添い寝 2

 約束どおり二人は来た。彼女はクルマに乗らず、歩いてきた。そう言う戦

いが得意なのだろう。彼は戦車に乗っていた。高出力のレーザー兵器と大砲
が装備らしい。
 早速レーザーが放たれた。かわしきれず直撃を受けるが途中で照射が終わ
った。それが早いか大砲が放たれた。一瞬浴びたレーザーをこらえて彼女は
接近を続ける。次々に着弾し土砂が吹き上がる。運良く直撃は無いが破片を
受けた。彼女は更に接近した。
 頃合を見て彼女の側の武器が放たれた。機関銃と超音波が放たれ狙い違わ
ず彼の戦車に直撃した。戦車の砲撃も続く。彼女は超音波装備を落としたが
戦車もまた切り札のレーザーが故障した。しかし砲撃は続き、彼女の直前に落
ちた砲弾が彼女を跳ね飛ばした。最大の痛手だった。それでもかろうじて彼
女は立ち上がった。彼女は戦車に燃料を浴びせかけて更に攻撃を続けた。不
思議だった。砲撃が来ない。
 攻撃は続き、戦車は焼けて傷つき不細工になっていく。彼女は攻撃を止め
た。砲撃が止まったのは故障したからだろう。こちらが戦車の破壊に力尽き
た所で出てくる。そう彼女は見抜いた。身構えた彼女を、戦車の突進が襲っ
た。傷ついた体では避け切れなかった。吹き飛ばされて跳ねてようやく止ま
った彼女を、まだ戦車は追ってきた。運良く超音波装備が落ちていた。持て
る全ての小細工と装備を動員して迎え撃った。
 無数の火花を散らし、異音を洩らし、ついに戦車は止まった。だが彼女も
また疲れ果てていた。消耗の極みだった。
 「聞こえるか」
 「うん」
 戦車からあの男の声がした。苦労して彼女は返事した。
 「ついさっき、何かが近づいてきてるのを感じた」
 「こっちも」
 「油断するなよ」
 間もなく敵は現れた。噂ばかりで確証が無いが、悪名高い悪徳ハンター集団
「小仏一家」が現れた。他のハンターを殺害して手柄を横取りしている、他人
に成りすまして暴れて賞金首に仕立て上げている、それで稼いだ金で高利貸し
までしている、そして、その証人になり得る者を必ず殺す。どれもこれも証拠
が無くて噂の域を出なかった。二人はついに手に入れた。「小仏一家」は本物
だ。
 「やれっ!!いけっ!!お前らいけっ!!いけっ!!」
 親分のまさごろがドスと拳銃を振りかざして喚いている。その戦車の周りか
ら、ためらいがちに子分達が進んでは戦車の陰に隠れて、戦車とともに近づいて
きてる。
 「おいっ!!飛ばせ!!もっとスピード上げろ!!あいつら虫の息だ。お
めえらもビビるな!!ついてこい!!ここで殺さねえともう殺せねえぞ!!
殺してあいつらの分の仕事奪うんだ!!」
 エンジン音が大きくなり戦車が加速して、子分達は調子付いて駆け出した。
高揚と不安と恐怖と期待がまさごろの顔を引きつらせて叫ばせた。
 「動けるか」
 「恥ずかしいけど、あまり動けない」
 「この戦車の上に乗れ。危なくなったら中に乗り込んでもいいぞ。武器は当
てにならないけどな。」
 手を貸されてなんとか彼女はよじ登った。人数は多くないし、腕もまさごろ
以外は問題にならないだろう。だがこっちは戦車が故障だらけで片方は満身創
痍だ。二人は深呼吸した。
866 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2010/04/29(木) 18:16:25 ID:BQy9jMs1
死闘の末の添い寝 3(終)

 「終わりだ!!もう終わりだ!!もう誤魔化しができねえ!!賞金がかけら

れちまう!!」
 泣きそうな顔でまさごろが逃げていくのが見える。その後を子分が追ってい
る。彼らも深入りしすぎて逃げられなくなったのだろう。一蓮托生最期までだ。
だがもう追い討ちできない。限界が来た。闇が視界を支配した。

 気がついた時彼女が横にいた。手当ては完璧だ。しかしもう何もかも使い果

たして、あくまで応急処置である。
 「あんたやっぱりサイバーウェアか」
 「介抱するにもナマの方がよかった?」
 「いい女に添い寝されてるのに変わりねえさ」
 一瞬彼女に照れが浮かんで消えた。その後ゆっくりと聞いてきた。
 「あの伝説って、本当?」
 「抱きしめてくれてる間は話してやろうか」
 彼女はためらい、嬉しそうに従った。

 先輩を殺した強大な怪獣、それを追って倒す事に人生の全てを使う決意、長

い準備の末、ついに戦いが始まった時、宇宙から来て暴れ回った怪獣、仇討ち
以外に何も未練が無かったはずなのに、気がつけばしていた闖入者の追跡、そ
して、仇との共闘、勝利、その直後の仇討ちの再開、その結末の相討ち。
 「俺はクルマを壊され、奴は後一歩で死ぬ所までいったがやり過ごした。そ
して奴は去っていった。その後、全く奴への怨恨が消え去った。あいつと一緒
に戦って、そして全力使い抜いて決闘して、完全燃焼したんだろうな」
 「それで、その怪獣は?」
 「驚いたよ。そいつは食いすぎで死んだんだ。熱が出て冷めず、終いには融
けて骨だけになっちまった」
 あまり自由のない体で彼女が大笑いした。やっぱりいい女だ。普通と違う感
触だが、いい気分でないならウソだ。稀に見るいい女に抱かれて、ああ俺は幸
せだ。姿形はもちろんいいが、一緒にいると気分がいい。それがなによりいい
ところだ。
 「どうして、決闘受けてくれたの?」
 「受けねえと、あんたが自殺するか世界中破壊して回りそうだったからな」
 うれしそうな顔だ。余程戦えた事がうれしかったんだろう。
 「なあ、あんた名前は?」
 「スカーレットって言うんだ」
 「いや、通り名みたいなもんさ。人間戦車だの野バスと踊る奴だの、いやま
だ無さそうだな。或る所に、赤い髪でとんでもなく腕の立つハンターがいて
、そいつは戦車乗りなんだがな、レッドウルフと言うらしい。あんた、将来強
くなるぜ。それこそレッドウルフみたいにな。レッドフォックスってのはどう
だ」
 「レッドフォックスか、いいね、ありがとう」
867 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/04/29(木) 22:07:26 ID:ok4n+NXe
>>853-856
サーガの世界観的に、キャンプ襲撃となると人狩り師団とかになるんだろうか。
868 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/04/30(金) 09:15:38 ID:CvG47hzJ
ヒャッハー!
またまた投下だー!
869 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2010/05/17(月) 23:41:12 ID:R6PIk4kz
age
870 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/05/20(木) 21:30:58 ID:Bn7TqaEA
「ねえはんた?」

「どうした? ミカ」


「同士でアイドルグループを結成しました♪」

「アイドル???」


「ATL42!」

「AKB48のパクリかよ! で、そのATLってのは何だ?」

「アトランチス!!」


「死ね!!」
871 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/05/22(土) 01:05:30 ID:CcaCnJOy
トラウマ…
872 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2010/05/23(日) 01:04:06 ID:C82kwMZI
ゲームオーバー確定のあれか…
873 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/05/23(日) 01:41:48 ID:hRoeGXUJ
操作性の悪さと 数々の悪意に満ちた演出で
伝説になったクソゲーですね わかります
874 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/05/23(日) 22:21:27 ID:Ei9FFR5G
「やまと紅一が描いた読み切りのコミカライズ版だと、
雑誌版ではハッピーエンドだったのに
単行本収録の際にバッドエンドに書き換えられたアレですか?」

「今どき“コミックわんぱっく”を憶えている奴なんて居ねーよ!」

875 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/05/23(日) 23:06:43 ID:q3A2qnMA
↑それはマニアックミカさんの人に対する挑戦状ではなかろうか
876 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/05/24(月) 00:19:36 ID:anYCpSP5
サンソフトのゲームは操作性と難易度の適正化で随分化けるはずなんだけどな
アトランチスも五十三次もマドゥーラも、マリオに毛の生えた難易度だったら傑作だ
でも極悪難易度だったからこそ名をのこしたわけで

>>874

もりけんのマドゥーラは神!
877 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/05/24(月) 21:54:18 ID:kJXF4EyJ
テレビランドわんぱっくエクストラだったら2冊ほど持ってるぞ。
878 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/05/24(月) 23:58:54 ID:HPdc3I/l
>>876
SUNSOFTゲーは地味にバグが少ない・BGMが良い・ROM容量の割にボリュームが凄いことも忘れちゃいかんぞ
結構基本的技術力が高いんだぜ 難易度はめちゃくちゃだがな 後期は難易度も緩和されたけど
リップルアイランドなんか名作だけど知名度低いよな やっぱ難易度高く無いからかな

それよりおまえらここは何スレなんだwww

879 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/05/25(火) 04:30:43 ID:qJzVcVo3
俺にはATL=ライト級アーマードトルーパーという解読しか出来んぜ…
880 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/05/25(火) 11:24:01 ID:LIz5XFg4
>878
リップルアイランドはオレも好きだった。
難易度は低かったのか?赤い花は手に入れるの大変だったけれど。
トモヨノダイピンポンは友人の所へ持ち込んで教えてもらうまでは理解できなかったし、
ヒカリゴケは亀をどかす前から見えてるバグはあったけれどな。
主人公の設定が取り説に「一攫千金を狙う」と書いてあったのは当時珍しかったな。
881 名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2010/05/25(火) 12:29:36 ID:/aAVAqt3
サウナレオタードとハイレグアーマー求めてプロテインパレスを二時間もウロウロしてたときの俺は
絶対に狂ってたな
882 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/05/25(火) 19:40:19 ID:eiRVAxtj
SUNSOFTは「へべれけ」がターニングポイントだったかな
アレは傑作だったけど、ヘタに受けたもんだから、その後
関連作品が次々に乱造されて、一気に「らしさ」が失われた希ガスw
コンパイルとぷよぷよの関係に近い

でもサン電子自体は、コンシューマソフト開発とは別の分野(本業システム屋)

において、実はかなりの優良企業だったりする

ゲーム開発やめてキノコ養殖屋にシフトしてそのまま墜落したDECOとは大違いだw

883 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/05/27(木) 23:16:24 ID:B5DTOjox
>キノコ養殖屋にシフトしてそのまま墜落

調べてみたら本当にその通りで凹んだorz

884 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/05/29(土) 21:59:18 ID:TUE4JIap
戦車ゲーのスレでサンソフト語るなら、「メタファイト」外しちゃ駄目でしょw
あれはサンソフトの最高傑作。セーブ機能がありさえすればなw

 

885 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/03(木) 00:34:35 ID:mMgCggHK
「うぴょ! はんただぴょ!」

「みんな、元気かにょ〜?」

「返事がないにょ〜! みんな、元気かにょ〜?」

「静かにするぴょ! それよりわちの話を聞くろー!

この世界は旧文明の暴走による大破壊によって…
めんどくさいから、あとは取説を読むにょー!」

「次に操作方法を説明するろー!

十字キーでキャラを操作して、戦車から乗り降りする際は…
めんどくさいから、あとは取説を読むにょー!」

「ではさっさとゲームを始めるぴょー!!」

886 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/04(金) 21:32:02 ID:tEbtSTtU
そいつは『へべはんた』とでも呼べばいいのか?
887 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/05(土) 23:17:21 ID:4edTktWY
保管庫復活してる 管理人激乙!
888 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/06(日) 18:23:23 ID:2Zxov5DQ
メタルマックス3、限定版のさらにファミ通DXパック予約完了。

ドラム缶っ娘萌え!

889 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/07(月) 00:38:44 ID:IaY8FSz5
次スレは、MAXとSAGAの混成スレになること希望だな。
新作ネタの賑わいと、今までの住人が分散されるのは損だ。
890 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/09(水) 20:48:42 ID:veTRUKq1
MSNFスレからきますたwwwww
891 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/10(木) 04:12:34 ID:1fQjORtZ
よし、いい感じの妄想吐き出してってくれ
892 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/10(木) 15:08:44 ID:eAD+xF5B
>>888
そんなものが・・・
アマゾンでもう予約しちまったぜorz
まあ、サントラが付いてればおkなんだが
でも、ドラム缶とスッテカー欲しいなw
893 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/10(木) 18:58:42 ID:nMfh1kkW
ガソリンスタンドで働いていた頃、中身の入ったドラム缶を押しまくってたぜ!!
実際はナナメに傾けて、力点と作用点の吊りあうバランスを探して転がすんだがなw
総重量250キロまでは割となんとかなるんだが、ナナメにするのが大変。

ちなみに倒したら、一人で起こすのは無理。

894 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/11(金) 21:07:00 ID:YH3lbGmr
あのドラム缶って中身がはいっているのかな?
895 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/11(金) 21:15:22 ID:3lOZXhb8
意外と軽かったりしてね。30キロとか。
しかし中身がニトロだったりとかして、ショックを与えないようにゆっくり押してたりして…
896 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/12(土) 23:25:20 ID:g/ouzVsq
>>895
なんでそういう極端な発想するかなw
897 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/14(月) 12:16:32 ID:v7EnXNoJ
デスクルス版「恐怖の報酬」か……
898 名前:870[sage]投稿日:2010/06/15(火) 00:16:09 ID:/YF/Ru6k
「で、ミカ。ATL42というユニットで、歌でも歌っているのか?」

「はい。CD出しました♪」


「ほーぅ… デビューシングルのタイトルは?」

「『真ん中の扉』」


「・・・…。セカンドシングルは?」

「『リバース56』」


「……。サードシングルは?」

「『奈落』」

「行き先は結局ソコですかorz」

899 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/16(水) 00:47:01 ID:eY24ASKW
誰か説明してくれよ!!
900 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/17(木) 00:04:19 ID:V5FsJO16
>>898 42面はトラウマなんだからマジでやめて!
901 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/18(金) 03:30:23 ID:J1o3uK//
>>899
ロリウェイ!この僕の!ロリウェイ!思うまま!走れはんたのように〜

来月メタルマックス3が発売したら、また新規さんが入って来るかもね

そういう意味でも楽しみだわ
902 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/18(金) 23:59:15 ID:BT24VNvg
新規さんはこの違う意味で18禁…いや28禁くらいでいいスレをどう思うんだろうなw
903 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/19(土) 03:57:16 ID:98LHYg+B
新規流入 → 創作で盛り上がる → 下火 → 気づけばR30
904 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/27(日) 05:38:31 ID:+vOVsQyb
メタルサーガドキュメント・はんたのルーツ(題名は適当)

半分本当・半分大嘘。NHKの龍馬伝では散々な扱いのあの人です。


ttp://a-draw.com/contents/uploader2/src/a-draw1_22427.zip.html
905 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/27(日) 23:56:42 ID:MejYt3jr
おひさしぶり
あの人というとあの条例をぶち壊そうとしている変態を思い出してしまう
906 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/28(月) 18:30:54 ID:GqaLYzNA
あのドラマで真に酷い扱いなのは後藤象二郎だと思うw
幕末の偉人を露骨に悪役にしてしまう精神が分からんw
907 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/29(火) 00:31:04 ID:DGs4A2iR
↑船中八策でググれw
908 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/29(火) 11:23:43 ID:ANJ6EZHK
↑↑っていうか、
大概の史実物ドラマなんて主人公を異様に持ち上げて
敵対した相手を下げまくるのはデフォ
それが大河なら尚の事
所詮フィクションだと思うのが良い
……史実だと龍馬もそれほどは…ね?
909 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/29(火) 18:50:05 ID:52xdKNDb
「どーゆーことなの? はんた。」

「まず前置きだが… 後藤象二郎の最大の功績は、あの『大政奉還』のアイデアを主君山内容堂に進言し、

それが15代将軍徳川慶喜公に伝わり、江戸幕府260年の歴史の幕を下ろすキッカケとなったことだ。」

「それで?」


「ところが、その大政奉還のアイデア自体は、あの坂本龍馬の発案【船中八策】である…
という説が根強く人気でな♪ しかし、後藤象二郎は進言の際に龍馬の名を出さなかったとされている。」

「それって…」


「そう。後藤象二郎の偉業には、絶えず『パクリ疑惑・ネコババ疑惑』が付きまとうってことだ!
だからTVの龍馬伝でも、象二郎は必要以上に龍馬の才能や行動力を妬むアンチキャラとして描かれ、
それ故に『狡猾・陰険』というキャラ設定が為されているってワケさ♪」

「な〜るほど♪ って、酷いお話orz」

910 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/30(水) 00:12:06 ID:L7TT4qX5
GWキツイ orz
911 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/30(水) 19:57:15 ID:ZtwNadHa
>>910
ミカさん「ティエルの衝動の俺ガンぶりは一周して素敵だよ!皆もあんな作例作っちゃった黒歴史あるよね?」
912 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/06/30(水) 20:17:04 ID:qNpBXLz4
>>911 保管庫にミカさんの俺ガン(?)があるけどw
ttp://mseroparo.schoolbus.tv/archives/part4/part4_971.html
913 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/01(木) 00:58:58 ID:O+PsRlFR
ガンダム関係ねえええええええええええええええ!!

前も同じ書き込みした気がする

914 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/01(木) 01:26:41 ID:sGK2b1JV
>>911
はんた「ミカ…… 最近は“VSアストレイ”シリーズと言う素組みするだけで魔改造品が出来上がる
     トンデモな商品があってだな……
     ……まぁ、ミラージュフレームサードイシューのゲテモノっぷりは大好きだがな!」
915 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/01(木) 19:23:55 ID:gra42vCp
素組で魔改造とな!
916 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/03(土) 02:22:05 ID:2vvCwQa1
俺ガン…ああ!ガンガンガーンガンガン(中略)三体合体六変化!のアルベガスさんのことですね!
917 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/03(土) 02:37:16 ID:YN/Y3Xfd
キリヤ「アルベガスのヒロイン、可愛いよな♪」

はんた「このロリコンが…」


ミカ「ほたるちゃんですね♪ でも絵的に魅力的なのはOPだけですよ〜♪
本編は普通の『東映動画』な絵です♪」

キリヤ「なんだと!?」


ミカ「あと、声が『鶴ひろみ』さんですから、キャラも典型的な『東映仕様・鶴ひろみ』キャラです♪」

キリヤ「それは…」


はんた「どーせローズの性格とレイチェルの口調を合わせたような、『気のいい高飛車キャラ』なんだろ?」

ミカ「ピンポーン♪」

キリヤ(泣)「おまえら2人して人の妄想に水挿すんじゃねえよっ!!」

918 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/05(月) 21:35:30 ID:9JIT/Wl1
>>906-909
今週の龍馬伝、象二郎が凄いことになってたなww
919 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/06(火) 00:45:40 ID:4+CNDWJA
これでもメタルマックス3が出れば…
3が出ればナウなヤングの住人が増えてくれる…!
920 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/13(火) 23:52:30 ID:2ZSCxCVI
これどーよ

http://www.tamiya.com/japan/products/48209panther/index.htm

921 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/15(木) 02:08:22 ID:WP6fmXtl
いいなぁ
でもやっぱけっこう値は張るんだね
922 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/15(木) 18:36:45 ID:XAVtJs5f
RC戦車で一番面白いのは、「相撲」
923 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/17(土) 15:47:09 ID:zk6U7023
昔、安物の有線ラジコン戦車でやったね、相撲w
まぁ単なるド突き合いなんだけどねw
924 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/18(日) 03:48:30 ID:1MLmum1h
>>923
だが、それが良い(ニヤリ)
925 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/18(日) 16:56:28 ID:oqueuejB
>>920
メルカバ出たら買って赤く塗る。
926 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/18(日) 21:07:32 ID:NCb/YQZN
近代戦車なら、プロポのデザインも洗練しないと合わないなw
927 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/19(月) 00:56:29 ID:es0xnImi
ドライビングターボっぽく頼む。
928 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/30(金) 19:59:06 ID:U3Jvcyz5
加須
929 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/31(土) 00:44:25 ID:RbXzxzZ1
折角だから、久々にMM2をやり直してみたんだ。
そして俺は思ったワケよ。イリットかわええってな!!
930 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/31(土) 03:59:21 ID:J76YvW2b
俺はタンス開けたら「あ、どーも」って出てくる奴が
たまらんカッコエエ!って思うのさ。
931 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/31(土) 21:16:16 ID:7liM5yxr
MM3はすれ違いか?
932 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/31(土) 22:31:42 ID:BZensSxL
メタルマックス3終了のお知らせ

646 :名無しさん(ザコ):2010/07/31(土) 03:25:00 ID:rue/sod20

MM3
前半は忠実な後継にwktk
中盤にアレ?アレレ?前半の雰囲気はどこ逝った?
後半はまぎれもない地雷サーガの後継だった…orz
と吐露

最初だけしっかり作ってあって、徐々に手抜きになってる

最初はいいので地雷ってほどじゃないけど、とりあえず手元の限定版売ってくるか
PCにセーブデータ吸い出し保存して、値段下がった頃に中古で通常版を買い直そう
933 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/07/31(土) 23:21:19 ID:Rk7h+Y3m
そのかきこみを見るかぎり終わったね
934 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/01(日) 01:21:49 ID:y7gvmnhM
>>931
投下どうぞ!
935 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/01(日) 01:22:29 ID:Dctzggbg
現実>>932
936 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/01(日) 15:07:15 ID:ubwcNaQ2
本スレでもウケの悪かったアンチのコピペを真に受けるなよ・・・
終了してんのはここの住人だな('A`)
今まで続いてたのは驚きだけど、シリーズ新作出てコレじゃ
もうまともな人間にゃ忘れ去られてるのかなあ
937 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/02(月) 01:10:09 ID:LJDKwyCs
ちょっと検索すれば分かると思うが>>932は実際のネット上の感想
938 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/02(月) 13:17:51 ID:GdEU1h+K
やっべーこれ重患モノとかいけんじゃん
純愛から結構ニッチなジャンルまで対応可能だな

つーかスレ腐ってんな

別に立てるか
939 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/02(月) 13:18:55 ID:GdEU1h+K
ついでにこれ貼っとくか

ttp://news4vip.livedoor.biz/archives/51593187.html

940 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/02(月) 19:19:40 ID:ArdHFYJq
もう少しで1000だし、古参いるし、無理に急がないでええよ。
つーか、その前にSS書くのが先だぁな。
941 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/02(月) 22:33:50 ID:YSvAqdY+
今回いろいろと妄想の余地があっておいしいな
オルガ様ハァハァ
942 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/04(水) 22:25:51 ID:aCkGy5Ro
体型と髪型的に某バッボーイを連想した>オルガ様
メガネだし・・・まいっちんぐポーズで誘惑とか歳がバレますよ
でもロックブーケかと思いきや、♀キャラどころか犬にまで効く
節操のないテンプテーションやめてくだしあ
一人旅だと即全滅だし・・・
943 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/05(木) 00:20:02 ID:qRBR38b3
3も出て女キャラも多いし、
次スレからメタルシリーズ統合で良くね
944 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/05(木) 15:05:27 ID:hehJsFje
そうだな
人の分散は避けるべき
945 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/05(木) 18:45:18 ID:vsL6xF/6
まったく賛成ですw
問題はスレタイですね あんまり長くなりすぎるとハネられるし。
946 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/05(木) 20:07:00 ID:qRBR38b3
【マックス】 メタルシリーズ統合エロパロスレ part7 【サーガ】
とか

まぁメタルで検索して引っ掛かれば良いんじゃね

947 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/10(火) 11:14:02 ID:GMDTmki2
MM3で書く場合、主人公のデフォルトネームってやっぱ「はんた」がイイの?
それとも「ドラムカン」がイイのかな?
948 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/10(火) 17:11:52 ID:Tpe39lEA
ブレードトゥースだから刃牙じゃね?
949 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/10(火) 19:36:57 ID:yHbErQhR
いやトゥースだから「かすが」でいいよ
950 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/10(火) 21:28:46 ID:3CYmSHkZ
ぼかして書けりゃ一番いいんだろうけどなー
まぁドラムカンが堅いか?
951 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/10(火) 22:54:25 ID:jHRtwx9A
チョッパーにドラムカン号と書いてあったりしてな
952 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/10(火) 23:48:13 ID:lrxQFXGU
ジャガンナートたんとの3pきぼんぬ
953 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/11(水) 14:29:38 ID:i13mcmck
やっぱナースはエロいな、すごくエロい。
その反面、女メカニックはぐっと来ないな。
954 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/11(水) 23:23:56 ID:FXpTB6rW
アーチストのメスが直球エロで酷い
気が付いたらキズあとが7つくらい越えててエロすぎる
955 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/12(木) 09:59:49 ID:RgMyWxXt
何となく中華娘名前にしてしまった>アーチスト♀
956 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/12(木) 11:55:15 ID:HiMh4LN6
カトール娘といいメリーアンといい、3は陵辱コースまっしぐらな娘が多いよなw
957 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/14(土) 13:19:28 ID:hGW4MCRh
恋人に手榴弾遺してドミンゲスに殺られた女ハンターの話だけでイケた。
というかドミンゲスさんは3陵辱本が出るなら主演男優が張れる逸材。
958 名前:名無しさん@ピンキー[age]投稿日:2010/08/17(火) 19:12:36 ID:BuK+yeOn
ふむ
959 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/17(火) 21:33:12 ID:514eDrZS
ダフネさんにこいつ本当に野獣だって言われて襲いたくなった
960 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/17(火) 23:16:27 ID:hF/BWUvE
イヴリンを性奴隷にしたい
俺の事しか考えれない様に上書きしたい
バックで突きまくっておっぱい揉みながら中出ししたい
961 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/18(水) 18:33:12 ID:DaNhdSVx
>>960 良い心がけである。折角だから、その情念をSSに叩きつけるのだ!
962 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/19(木) 12:22:42 ID:8g96lAWk
ジャガンとナート戦でドラムカンが変身して二人に襲いかかり虜にしてジャガンナート強奪ENDという夢を見た

…俺は末期らしい

963 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/19(木) 12:28:16 ID:/rEFw4Ga
むしろジャガンとナートに誘惑されて虜ENDというのもなかなか
シエルタの始末が終わったら、超人さんももうこの船に用は無いだろうし
964 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/19(木) 19:57:48 ID:Z3BV3y5v
ロイドさんの人とか描写リアルで好きだったんだけどなー
砂塵の時はそこそこ賑わってたのになぁ
965 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/20(金) 23:43:25 ID:Wk3jro/z
荒野で鳴らした俺は、コーラに逃げられシエルタに逮捕されたが、
刑務所を脱出し新たな町へとに向かった。
しかし、ただ逃げ回っているような俺じゃあない。
筋さえ通りゃ金次第でなんでもやってのける命知らず、
不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、
俺たち戦車野郎メタルチーム!

「俺は、主人公のドラムカン・スミス。通称ブレードトゥース。戦車戦闘と変身の名人

 俺のような天才ハンターでなければ、百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらん」

「私はグラトノス。通称ジオング。自慢のルックスに、女はみんなイチコロだ

 ハッタリかまして、怪人から古代戦艦まで、何でもそろえてみせよう」

「さぁ、お待ちかね!私こそコーラ。通称オレノヨメ

 ヒロインとしての腕は天下一品!バイク?駆け落ち?それが何?」

「あてな、通称オカマ疑惑。メカの天才。ジャガーナートでもバラしてみせるさ!

 でも、マスドラだけは勘弁ね!」

俺たちは、道理の通らぬ世の中に敢えて挑戦する、

頼りになる神出鬼没の
戦車野郎メタルチーム!

 助けを借りたい時は、いつでも言ってくれ!”


発作的にやった。反省はしている
966 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/22(日) 19:58:01 ID:ZDNGzayK
ドミンゲスに犯されるメリーアン
アルメイダに犯されるイヴリン
オーロックに犯されるダフネ
オルガ・モードに犯されるコーラクローン
ムガデスに犯される……
ナンバーズで唯一女に関与してない
967 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/23(月) 00:49:18 ID:QNJKECYz
もうからっポリタンにぬめぬめ細胞詰めてればいいんじゃないかな
968 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/23(月) 01:38:35 ID:gcNEUHwf
タロミオに襲撃かけたのがムガデスだっけ?
……どっちにしろ女縁はなかったな
969 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/26(木) 12:02:52 ID:EFQq/A+P
今回の主人公って、ぶっちゃけ仮面ライダーだよな
970 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/26(木) 15:44:44 ID:7PuspzwG
ブレードトゥース ドラムカン・スミスは改造人間である。
彼を改造した冷血党は、地域征服を企む悪の暴徒集団である。
ドラムカンは人間の自由のために、冷血党と闘うのだ!

こんな感じか?

971 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/26(木) 20:23:13 ID:GX27dsKc
>>969-970
愛車もバイクだしそのまんまいけるよな
972 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/26(木) 21:22:10 ID:r1bGdbid
しかし、バイクはキャノンサイダーBとかだったら泣けるな。
もしくはコルレオーネ

……orz

973 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/08/31(火) 23:09:13 ID:N24EUszX
カトール娘のテントにしのびこんでカトール娘とその妹を犯して弟二人に見せつける
……またこんな夢を見た……
俺は何をしたいんだ……
974 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/09/02(木) 01:29:44 ID:PiQeYhOv
「ドラムカンさんの液体カトールのおかげで新しい店と家族が出来ました!」
975 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/09/05(日) 18:49:40 ID:akq6Vlyz
活性化期待しながら小ネタ

「アースのしっぽ、ですか……」

その日初めてドラムカンと共に行動する事になったフロレンスに
さっそく渡された装備は、そのアクセサリー1個だけだった。
今まで戦車中心で行動してたため、人間用装備を準備する金もなく
フロレンスのレベルが上がるまでは徒歩で活動も出来ないので
当面は戦車に篭って稼ぎつつレベルを上げてもらうから――との事らしいが。
「それなら初期装備だけでいいんじゃないですか」
「…………」
「……はぁ。分かりました」
真顔なのにムッツリとした視線を黙って向けるドラムカンにため息をつく。
この程度で動揺してるようでは、大破壊後の世界でナースなんてやってられない。
「……………んっ!」
アースのしっぽを握った手を白衣の下に潜り込ませて、少し逡巡してから
思い切ってショーツの中にその柄を滑り込ませ――ゆっくりと突きたてる。
「……くう、はぁ、ぐ、んくぅ……」
そこはナースなのが幸いし、脳内に直腸検診のアドバイスが浮かべて
懸命に息を吐き、力を抜いて内視鏡……ではなく、アースのしっぽをセットしていく。
そう、その名称通りアスホールへと――
「…………かは……入りましたが、何か?」
「…………」
硬い節くれが出口に噛み合えば、抜けないしっぽが締まりを妨害する。
苦痛に目が霞み、息を吐いていた口の端から唾が垂れたのを
拭っている自分をガン見されてるのに気がついて、憮然としながら尋ねると
ドラムカンは無言で戦車のひとつを示した。
これに載れと言うのだろう、レッドウルフの精悍な姿がそこにあった。
「ただのムッツリ変態かと思ってましたが……戦車はちゃんとしてますね」
皮肉半分、安心半分で戦車に乗り込むフロレンスだった。

――しかし彼女はまだ知らなかった。

アースのしっぽを装着したままでシートに座らされた上で
ドックシステムを多用して不整地を高速移動しまくったり
戦闘で無駄に反動の多い主砲を撃ちまくるよう指示される事に……
ドラムカンさんマジ地球最後の紳士。
976 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/09/05(日) 23:46:30 ID:WW6O1HFE
エロい!乙。
977 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/09/06(月) 04:14:01 ID:R2DzTkZV
マジ地球最後の紳士GJ
978 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/09/06(月) 21:01:31 ID:RuflWDr7
アースのしっぽって男女犬全員装備だよな・・・(ゴクリ
979 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/09/12(日) 01:01:30 ID:iAqHpw3V
保守
980 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/09/14(火) 03:22:04 ID:bZcAhrm9
ハッピーリングをクリにセットされたら気が狂う程乱れちゃった

なんてネタは爆撃されてこないモノか

981 名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2010/09/14(火) 14:42:03 ID:zqFP58dF
>>975
まんま、Assのしっぽ
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