男性。01年に「中溝大輔」名義で、フランス書院の「パピポC･Y大賞」にて奨励賞を受賞、商業誌デビューを果たす。後にペンネームを「カナコ」に変更。
更に「Lapis lazuli」名義で、晋遊舎の「第27回ポプリ大賞」においても準入選を獲得、同社の雑誌「ポプリクラブ」のレギュラー作家となる。自画像は「振り向いて『ん？』と言ってる男」。
絵柄はシャープで背景も細かいが、描き込みすぎて見辛くなっているコマも少なくない。女キャラは顔も体型もほぼハンコ。なぜか男のスネ毛と玉袋をやたら細かく描きたがる。
ポプリ作家の中でも処女率が非常に高く、しかもほぼ毎回出血・痛がり有りと、破瓜描写に関しては完璧といえる人物。
一方ストーリー面は奇をてらったものが少なく、「話に捻りが無い」「テンプレ作家」という酷評もある。
単行本は全巻Lapis名義で出しているが、旧ペンネーム時代の作品も収録されている（全てではない）。単行本のタイトルは毎回決まって英語。
07年に出た4冊目の単行本は、その週の売り上げベスト10に入るほど売れたが、その直後のポプリクラブ07年10月号を最後に突然姿を消した。
サイトは持っておらず、その後どうなったのかも不明。

・未収録
・処女
藤枝優花（空白の原稿）高校生
山城琴葉（相性占い）幼馴染、巫女コス