処女
君川　未菜
エイル
河野　菜乃葉
栗田　みつば
鷹杉　早茅

非処女
深幸　歩由

　はじめに断っておくと、この作品は一応独占ではあるが、未菜ルートはNGにしたいほどムカつくので、
　賢明な方はネタバレを読まずにこの作品のことは忘れることをオススメする。

　攻略可能ヒロイン6人の内、歩由のみ年上意味無し非処女で、エロシーンはすべて主人公とのみ。
　主人公以外の男が恋愛に絡んでくるのは未菜ルートと歩由ルートのふたつで、未菜ルートは長いので後述。

　（※歩由ルートの少しだけネタバレ）
　歩由は主人公の祖父である河野清一郎のことがずっと好きだった。しかし、その思いに気付いた清一郎は
　思いに答えることは出来ないからか一人旅に出てしまい、そのまま旅先で亡くなってしまう。
　そして、亡くなった清一郎の代わりに主人公が現れ、青葉館の管理人となり物語が始まる。
　研究者として優秀な歩由が、数々のヘッドハンティングを蹴ってまで祖父の研究を続けている理由は、
　好きだった清一郎とどこかで繋がっていることに幸せを感じているからだと主人公に吐露する。
　それから紆余曲折あって、主人公と歩由が結ばれた後のアフターシナリオでは、
　吉崎という院生時代の歩由のライバルが登場し、主人公と歩由が付き合っていることを知らない吉崎は、
　自分が歩由に好意を持っていることを主人公に告白。未だ大学生で、歩由のことを支え切れていない主人公は、
　優秀な吉崎に引け目を感じて、嫉妬から歩由に吉崎が勤める大学のオファーを受けたらいいとか言い出す。
　これ以降のネタバレは、特に話も拗れず解決するので省略する。

　（※未菜ルートのモロネタバレ）
　共通ルートで、主人公がみつばを迎えに学校へと向かうと、ゲーセンで未菜が学生服姿の男と一緒に居る処を目撃する。
　その日の夕食後、皿を購入するよう未菜が主人公に命令し、”何故か”頬を染めつつ「買い物に付き合ってあげてもいいわよ？」と
　未菜が主人公に提案。しかし主人公は彼氏に悪いからと断り、何のことだかさっぱりわからない未菜に夕方見たことを伝えると、
　勘違いして冷やかし続ける主人公に未菜が激怒。しばらく未菜の不機嫌な状態が続いたある日、未菜の祖父が経営する喫茶店に
　未菜と件の男子生徒・柳田くん（ぶっちゃけFateの間桐慎二みたいなの）が登場し、みんなの前で「いずれは正式に（未菜と）
　お付き合いをさせていただこうと思っています」と堂々と宣言して帰って行く。数日後には、主人公が未菜の忘れていった弁当を学校に届けに行くと、
　主人公と未菜の前に突然柳田が登場し、「君は未菜くんに似合う相手じゃない」だの「未菜くんのパートナーは僕のような男でないといけないんだ」
　だのと一方的に言い出し、チャイムが鳴ったのをいいことに未菜の肩に手を回して去ろうとする。主人公は当然未菜が怒ると思っていたら、
　未菜は怒りもせず主人公の方を一度だけ振り返って去っていく。その翌日には、青葉館まで柳田が現れ、主人公に未菜を呼んでくるよう命令。
　管理人なので仕方なく未菜を呼びに行くと、困った顔をした未菜が”実は柳田から映画へのデートの誘いをされている”ことを主人公に告白し、
　主人公にどうしたらいいかと試すように訊いてくる。二つある選択肢のどっちを選んでも変化はなく、はっきりしない主人公に業を煮やした未菜は
　柳田の元へと行ってしまい、二人は日曜にデートをする約束をする。ここで主人公は、未菜とみつばのどっちを選ぶか二択を迫られる。
　まずみつばを選んだ場合は、主人公は土曜日にみつばとデートをすることになり、そのデートの帰り道に買い物帰りの未菜に遭遇。
　未菜は二人がデートしてきたことを一発で看破し、乾いた笑いを浮かべて「そういうことなんだ･･･」と呟き走り去る。
　その夜から未菜はずっと主人公を無視し続け、翌日の柳田とのデートでは「やっぱり、あの人苦手なのよね」と早めに帰宅して終わる。

　次に、未菜ルートの場合は「柳田君お金持ちみたいだから、おいしいご飯ごちそうになろうかな」などと、未菜は主人公を煽るようなセリフを吐く。
　そして柳田とのデート当日、主人公は歩由に無理矢理連れられて二人の後をつけてみると、柳田は散々自分の家の自慢話をするだけで、
　歩由はかなり引き気味な様子。更に映画もつまらなかったらしく、歩由はずっと爆睡していた。これならば特に心配することもないので、
　主人公たちは未菜の祖父に報告しに行くと、未菜の祖父が倒れており入院することになる。祖父の居ない間も喫茶店を開店させようと
　一人頑張ろうとする未菜に、主人公が自ら手助けして二人の仲がいい感じに。しかし、そこへまたもや柳田が登場し、祖父が倒れたことを聴いた柳田は、
　金の力で未菜の手助けしようとするも、未菜は”自分の力で助けてくれた主人公とは違う”と柳田のことを遠回しに否定する。
　翌日、未菜と買い物する為に待ち合わせ場所へと向かう主人公の前に、昨日のことを根に持った柳田が不良達を引き連れて現れ、
　未菜にちょっかいを出すなと主人公を脅迫。今更そんな脅しに屈しない主人公であったが、そこへ未菜が現れ、柳田は「ボクと
　付き合うなら彼には何もしない」と未菜に提案。その提案を呑んだ未菜の肩に柳田が手を回し、主人公には「オマエはもう用なしだから帰れ」と吐き捨て、
　未菜も「じゃあね、今日はもうかえっていいわよ」と言い出す。主人公は無力感に苛まれながら青葉館に帰宅し、大分夜遅くなってから未菜も帰宅。
　洗面所で顔を洗っていた未菜に、柳田が何かしたんじゃないかと主人公が問いかけると、「柳田くんとは楽しく遊んだわ、お願いだからこれからは
　必要以上に私に関わらないで」と主人公を拒絶する。まあ、この日の翌日には主人公がやっと本音を見せ、未菜もツンデレの”デレ”を魅せるわけだが、
　柳田がその後どうしたのかは一切語られず仕舞。また、始末に負えないのが、”どのルートでも”未菜のデートイベントが発生する点。
　ただ、どのヒロインルートにおいても、未菜が柳田と付き合うはことは無く、アフターシナリオでは柳田の名前すら出てこない。

＞最後にポニーがボンボンになびいたっぽいＥＮＤあり。
これは多分未菜ルートのBADENDのことだと思うんだが、

未菜とみつばの間をフラフラしてると、未菜ルートで不良達に脅迫された日（※ネタバレ2/2参照）にBADEND突入。
内容的には、主人公が選択肢を間違えたことを未菜の祖父に愚痴り、前の選択肢からやり直したらどうよ？みたいな
ことを言われるエンド。まあ言い換えれば、そのエンドの未来では柳田と未菜が付き合うしかなくなるじゃんって話になる。