・初恋撫子（こいおとめ） [キャリエール]　　独占？
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　テキスト量が半端じゃなく、萌えあり感動あり（エロは薄いが…）と価格分は充分楽しめるであろう作品。
　メインの4人（真空・桔梗・瑠璃・萌黄）とエクルーは完全独占で、主人公に仕える蘇枋は得難いほど良くできた友人。
　瑠璃には、西神洋なる金髪ロンゲの自○党党首の息子とかいう一方的に決められた許嫁がおり、瑠璃ルートで登場してくるが、
　温厚な彼女から「考え得る限り、最も『私の結婚』と言う言葉から遠い人」と言わせしめるほど嫌悪されている。
　結論からいうと、こいつが瑠璃に指一本触れることはなく、最後には更にいい意味でのどんでん返しが待っているので全く気にすることはない。

　上の判定でクエスチョンマークを付けたのには千里に問題がある。共通ルートで、桔梗に拉致拘束された主人公が目を覚ますと
　桔梗と千里の会話が聞こえてきて、実験で千歳に媚薬漬けにされたらしい蘇枋と千歳の艶姿を目の前で見せられたらしく、桔梗は顔真っ赤。
　千歳がなにをしたかまでは明らかにされず定かではないのだが、桔梗に”私がやったように”主人公にもやってみなさいと促し、
　桔梗がしなだれかかって主人公の唇にキスしてくることから、蘇枋と千里がキスをしたであろうことは想像がつく。
　また千歳ルートでは、ある一件で入院することになった千歳の部屋へと向かうと、部屋から艶めかしい声が聞こえて来て、
　中を覗いてみればベッドの上で女装させられた蘇枋に、千歳が背後から首筋に三度キスをして太ももに手を這わせてるシーンに遭遇（CGあり）。
　その後に駆けつけて来た真空と桔梗にまで女装を見られ、居たたまれなくなった蘇枋は逃げ出すのだが、誰も来なかったらどうなってたことやら。
　蘇枋は普段から千歳のおもちゃにされているが、血は繋がっておらず孤児だった自分に母親のように育ててくれた千歳を家族として尊敬し、
　千歳ルートでは自分の大好きな二人が一緒になるというので、主人公と千歳の仲を心から祝福してくれる。
　千歳は休みが出来れば蘇枋の元を訪れて一緒に居たらしいのだが、”どこまで”していたかまではわからずじまいで、
　蘇枋の千歳に対する態度と千歳の信念から想像するに、軽いフレンチキスやペッティングはあったのかもしれないが、
　”家族”を逸脱した行為はしていないものと推測される。まあ、千歳については各々の独占基準の判断次第ということで。